2023年04月02日

帰ってきたぞよ! コタローは1人暮らし TOP

『帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし』(かえってきたぞよ コタローはひとりぐらし)は、テレビ朝日系「オシドラサタデー」枠で(毎週土曜23:00〜23:30)で2023年4月15日から同年6月10日まで放送された。全9話。

前作
『コタローは1人暮らし』は、2021年4月24日から6月26日まで、テレビ朝日系「オシドラサタデー」枠で放送された。主演は本作が連続ドラマ初主演となる横山裕。


各話あらすじ
第1話 2023年4月15日「隣人は訳あり6歳児!! コタロー小学生になる!」 ※初回30分拡大(23:00 - 翌0:00)
 とある街にある昔ながらの佇まい『アパートの清水』――。

 そこでは今日も、売れない漫画家・狩野進(横山裕)が締め切りを迎えて早々に彼女にフラれるところを同じ階の秋友美月(山本舞香)に冷めた目で目撃され、その騒がしさの中でも、訳あって1人暮らし中の少年・さとうコタロー(川原瑛都)は静かに朝の準備を進めていた。

 この春からめでたく小学校に入学したコタロー。ランドセルを背負い、1人で小学校に通っていく姿を、狩野や美月、そして1階の田丸勇(生瀬勝久)は頼もしくも少し寂しい気持ちで見送るのだった。

 そんなある日、コタローは突然「しょくぎょうくんれん」を始めると言い出す。美月が働く喫茶店や大家の清水のばーさん(イッセー尾形)、そして親友の岩永佑(松島聡)のもとを訪ねては、さまざまなことを学ぼうとするコタロー。意図がわからず困惑する狩野だったが、その理由が「いつ“優しき者からの寄付”が終わってしまうかわからないので自分の力で生き抜くために手に職をつけたい」というものだと知り、「俺の仕事も手伝ってみるか?」と声をかける。

 さっそく締め切り直前の狩野の作業を手伝い始めたコタローだったが、ちょっとしたミスから原稿が台無しになってしまう出来事が…! 焦ったコタローは、そのまま何も言わず原稿とともに姿を消してしまい…?


第2話 2023年4月22日
 ある日突然、さとうコタロー(川原瑛都)の前に現れた謎の大学院生・宇田桃葉(白洲迅)。『アパートの清水』の103号室に引っ越してきたというこの男は、コタローいわく「父上の存在を知りながら母上をゆーわく致した"母上ゆーわく男"」――つまり「父上の敵」だというのだ。

 コタローがこれほどまでに人を嫌う姿を初めて目にした狩野進(横山裕)は、住人の秋友美月(山本舞香)と田丸勇(生瀬勝久)、コタローの親友の岩永佑(松島聡)、そして弁護士の小林綾乃(百田夏菜子)を緊急招集。みんなで事情を探ってみるとともに、コタローの身に危険が及ばぬよう警戒することを誓い合う。

 そんな中、学校から帰宅したコタローを見て、ふと変化に気づく狩野たち。なんだかここ数日で急激に太ったように見えるコタローを心配した狩野と美月は、ちょうど学校で開かれる給食の試食会に保護者として参加してみることに…。さらにコタローは足の痛みも訴え始め…?


第3話 2023年4月29日
 『アパートの清水』に入居し、狩野進(横山裕)らに「覚悟を持ってここに来た」と語った宇田桃葉(白洲迅)。さとうコタロー(川原瑛都)が会いたくないと思っていることもわかっていた、という宇田の真意をはかりかねる狩野たちは、「コタローが嫌なら追い出してやってもいい」と話すが、コタローは「1カ月くらいなら様子を見てあげてもよい」と予想外の反応を見せる。母の小夜梨(紺野まひる)が宇田の前でだけは楽しそうに笑っていたことをコタローは覚えていたのだ…。

 当の宇田はそんなコタローや住人たちの思いなど意に介す様子もなく、飄々とした態度。そんな中、狩野のもとに弁護士の鈴野牧男(光石研)から「宇田のことについて話したいことがある」と連絡が入る。秋友美月(山本舞香)が働く喫茶店で鈴野と会った狩野は、そこで宇田がコタローに危害を及ぼすような人物ではないと聞くのだが…。


第4話 2023年5月6日
 ある日の学校帰り、ロングコートダディという漫才コンビの路上ライブのチラシを見つけたさとうコタロー(川原瑛都)。その日は最前列でライブを鑑賞し、この先一週間はここでライブをしていることを確認したコタローは、「また来るぞよ」と言い残して帰っていく。

 一方、漫画のネタ探しに頭を悩ませる狩野進(横山裕)は、離れ離れに暮らす息子のことで悩む田丸勇(生瀬勝久)の話にも満足に耳を傾けられない状況。あてにならない狩野に頼るのをやめた田丸は、帰宅したコタローに相談を持ちかけ…?

 翌日も、その翌日もロングコートダディのライブにやってきては最前列に陣取るコタロー。しかし一向にクスリともしないだけでなく、肝心のライブには目を向けずになぜか一緒に来た同伴者のほうばかりを見ているコタローに、ロングコートダディの2人も疑問を抱く。

 ついに業を煮やした2人は、コタローに「冷やかしならもう来ないでいいよ」と告げる。すると、コタローが毎日通ってきていた理由を聞いていたマネージャーの井野口(佐々木史帆)はその驚きの事実を告げ…?


第5話 2023年5月13日
 さとうコタロー(川原瑛都)の”竹馬の友”、岩永佑(松島聡)が20歳の誕生日を迎えることになり、コタローはサプライズでの誕生日会を企画する。しかし当の佑は浮かない表情。狩野進(横山裕)も「佑くんの誕生日は1週間後では…?」と不思議に思う。
 実は佑が「誕生日」としていた日は児童養護施設『空の家』に拾われた日。しかし施設にいた頃にたまたまそのことを知ったコタローは、佑の本当の誕生日を祝おうと考えたのだ。

「拾ってくれた日があったから今がある。だから誕生日は”拾われた日”」と思っているがゆえに、コタローの気持ちを素直に受け取ることができない佑。そんな佑を銭湯に誘った狩野は、コタローが去年の誕生日に話していた、あることを佑に伝える…。

 コタローと仲直りをしなくてはと思いながらも、なかなか踏み切れない佑のもとに、ある日コタローがやってくる。実はコタローは佑が働くスーパーで売っているキャラメルが好きで、よく買いに来ていたのだ。そのキャラメルには、コタローと父親(滝藤賢一)を繋ぐ、ある秘密が隠されており…?


第6話 2023年5月20日
 さとうコタロー(川原瑛都)の友だちを集め、一緒にクッキー作りを楽しんでいた秋友美月(山本舞香)。作りすぎたクッキーを狩野進(横山裕)におすそ分けしに来ていたところへ、美月を訪ねて1人の年配の女性が現れる。
 その女性はなんと、美月の母・皐月(田中美佐子)。しかもよりによって美月が狩野に押し倒されているかのような場面を目撃されてしまい、いきなり誤解を生んでしまうことに…。

 以前のように、ダメ男に引っかかっていないか、仕事は上手くいっているか――美月を心配し、遠く鳥取から様子を見にやってきた皐月だったが、美月はそんな母親と素直に向き合うことができず…。そんな美月に、腹を割って話させようとビールを手渡したコタローだったが、それがまさかの事態を招いてしまう!

 一方、コタローのもとに毎月の生活費を届けに来ている弁護士の小林綾乃(百田夏菜子)も、家族の関する悩みを抱えていた。ある会話をきっかけに、思わずそのことをコタローに話してしまった綾乃。コタローは、それぞれが抱える家族の問題を知り、1つの決断を下す――。


第7話 2023年5月27日
 『アパートの清水』の前に置かれているサボテン――そのサボテンをこの場所で2年ほど前に育てていた女性を狩野進(横山裕)は知っていた。
 101号室に住んでいたその女性は、まだ夜も明けきらない朝早くにゴミを出し、人目を避けるように生活していた。『アパートの清水』を退去する際、大家の清水のばーさん(イッセー尾形)にそのサボテンを託していったその女性が、誰なのか狩野はまだ知る由もない。

 ある日、寝ぼけ眼の狩野のもとを、小学社の編集者・矢野来夢(戸塚純貴)が訪ねてくる。そこで告げられたのは、現在連載中の週刊誌が来月号をもって休刊するということ! 他誌で連載を継続できるよう調整中だというが、差し当たってはしばらくの間「無職」になってしまうため、狩野は岩永佑(松島聡)の紹介でコンビニでバイトを始めることに…。
 だが、自分の漫画を楽しみにしてくれているコタローに、無職になってしまったことが言いづらく、佑や秋友美月(山本舞香)に、「コタローには黙っててくれ」と頼むのだった。

 思いの外ハードな連日のバイトに疲れを見せる狩野。そんな狩野を見たコタローは、自分に何か隠し事をしているのではないか、と尋ね…。そんな中、2人は幼稚園の頃にお世話になった教諭・花輪景介(西畑大吾)に再会する! 3人はコタローの家で一緒にご飯を作って食べることになるが…?


第8話 2023年6月3日
 さとうコタロー(川原瑛都)の「みんなでどこかへ行きたい」という提案で海にやってきた狩野進(横山裕)、秋友美月(山本舞香)、岩永佑(松島聡)、宇田桃葉(白洲迅)、そして田丸勇(生瀬勝久)。初めての海に大はしゃぎするコタローを笑顔で見守る狩野たちだったが、一方で急に自分から誘ったりみんなを労るような行動を見せるコタローの様子に、どこか違和感も抱いていた。

 海を大満喫し、アパートに戻ったコタローは「もう思い残すことはない」とつぶやき、一同に衝撃の事実を打ち明ける。
――「父上から手紙が届いた。わらわと一緒に暮らしたいと」。

 コタローの父(滝藤賢一)からの突然の申し出に、驚きを隠せない狩野たち。これまでの父親の行動を思い返すと、更生したとは簡単に信じることはできない。

 それでも父親と暮らしたいというコタローの思いを汲み、アパートを去っていく日までの時間を過ごす中で、狩野はある事実に直面することになってしまい…?


最終話 2023年6月10日
 母・和宮小夜梨(紺野まひる)の死の事実を受け止め、ようやく狩野進(横山裕)の前で泣くことができたさとうコタロー(川原瑛都)。いよいよ父親(滝藤賢一)と暮らすための準備に取り掛かっていく中、弁護士の鈴野牧男(光石研)は狩野を通して、小夜梨の遺品であるスマホをコタローに渡す。「いつかコタローが自分の死を知った時に見せてほしい」と小夜梨からスマホを託されていた鈴野は、コタローに「大事なのは今の気持ち。どうしたいのかよく考えて」と伝える。

 パスコードとともにスマホを渡し、部屋を去ろうとする狩野に「ここにいてくれぬか」と頼むコタロー。狩野が見守る中、母のスマホに遺された写真や動画をじっくりと確かめていったコタローは、最後に小夜梨が遺した「幸せになってね…」というメッセージを聞き、「幸せとは何か」を考え込んでしまう。

 ”幸せ”がわからないというコタローに、半ば自分にも言い聞かせるように、「父親と暮らすことが幸せなんじゃないか?」と語って聞かせる狩野。秋友美月(山本舞香)や田丸勇(生瀬勝久)にも「あいつ(コタロー)には絶対に幸せになってほしい」と明かす狩野だったが、どうしても寂しさは拭えないのだった…。


原作概要
『コタローは1人暮らし』(コタローはひとりぐらし)は津村マミによる日本の漫画作品、およびそれを原作とするテレビドラマ。『ビッグコミックスペリオール』(小学館)にて、2015年第7号から連載中。「電子コミック大賞 2018」男性部門賞を受賞した。2022年9月時点で紙と電子書籍を合わせた累計部数は170万部を突破している。


概要
津村マミの同名漫画を、2021年に関ジャニ∞・横山裕の主演で連続ドラマ化したハートフル・コメディー「コタローは1人暮らし」(同系)の続編。子連れ入居禁止のアパートで自堕落な日々を送っていた売れない漫画家・狩野進(横山)は、隣に当時5歳のさとうコタロー(川原瑛都)が引っ越してきたことを機に大人としての責任や思いやりの大切さを実感し、少しずつ成長。

コタローが小学生になった今作では、1人で立派に小学校に通うコタローに寂しさを感じる狩野とアパートの住人たちの思い、そして再び両親と暮らすために鍛錬を続けるコタローが抱える問題に焦点を当てる。


ストーリー
子連れ入居禁止のアパート「アパートの清水」で、自堕落な日々を送っていた売れない漫画家・狩野進(横山裕)が、ある日突然、隣の部屋に引っ越してきた訳ありな1人暮らしの5歳児・さとうコタロー(川原瑛都)と衝撃的な出会いを果たしてから1年。狩野は大人としての責任や人を思いやる気持ちの大切さをあらためて実感し、少しずつ成長。そして、誰よりもしっかりしながらも、時折子どもらしい本音をのぞかせていたコタローも小学校に入学していた。

1人で立派に小学校へ出かけていくコタローの姿を見て寂しさを感じる狩野とアパートの住人たち。しかし、そんなコタローにもひそかな悩みがあった。


キャスト
横山裕 /狩野進 役
「アパートの清水」の住人。出版社の漫画賞を受賞して以降、鳴かず飛ばずの売れない漫画家。1日中、家に引きこもって自堕落な生活を送っていたが、コタローが5歳で1人暮らしをするために隣の部屋に引っ越してきてから、何かと世話を焼いている。コタローの悲しい過去と厳しい現実を知り、コタローに時々優しいうそをつく。

川原瑛都 /さとうコタロー 役
「アパートの清水」の住人。小学1年生。子連れ入居禁止のアパートに5歳の時に1人で越してきて、再び両親と暮らすために1人暮らしをしている。実は母親はすでに亡くなっており、弁護士が届ける保険金で生活をしているが、本人は知らない。大好きなアニメ「とのさまん」のまねをして、「わらわ」「おぬし」といった殿様語を話すが、子どもらしからぬ言動が多く、笑顔もほとんど見せない。

山本舞香 /秋友美月 役
「アパートの清水」の住人。元キャバクラ嬢。一度はアパートを出て行ったが、狩野やコタローの強い希望もあり、戻ってきて近所の純喫茶「ピュアウォーター」で働いている。コタローをかわいがっている。

百田夏菜子 /小林綾乃 役
「鈴野法律事務所」の弁護士。真面目で優秀、正義感が強い。「優しい人からの寄付」という名目で、コタローの母親の生命保険金をコタローに毎週届けることで生活を支えている。実は子どもが苦手。

松島聡 /岩永佑 役
コタローの児童養護施設時代の親友。コタローのことを何かと気にかけており、定期的に「アパートの清水」にやって来て一緒に過ごしている。

白洲迅 /宇田桃葉 役
「アパートの清水」に引っ越してきた大学院生。コタローとは昔からの知り合いの様子。

滝藤賢一 /コタローの父親 役
自分のDVが原因で、コタローへの接近禁止命令が出ているコタローの父。かつては大手スーパーマーケットの営業をしていた。

イッセー尾形 /清水のじーさん・ばーさん 役
「アパートの清水」の大家。おしどり夫婦だが、しょっちゅうけんかをしている。面倒くさいことが嫌いなため「アパートの清水」への子連れ入居は禁止していた。

生瀬勝久 /田丸勇 役
「アパートの清水」の住人。大の子ども好きで、コタローを“コタローきゅん”と呼んで溺愛している。

スタッフ
脚本:衛藤凛
監督:飛田一樹
監督:樹下直美
ゼネラルプロデューサー:三輪祐見子
プロデューサー:都築歩、尾花典子、松野千鶴子、岡美鶴、小田彩、小林麻衣子
主題歌:未完成/関ジャニ∞


番組公式サイト
コタローは1人暮らし - Wikipedia

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