各話あらすじ(2023年4月10日 - 5月29日)全8話
第1話 2023年4月10日「包まない餃子でかしましめし」
上司のパワハラで心が折れ、仕事を辞めた千春(前田敦子)。婚約破棄されたばかりのナカムラ(成海璃子)。恋人との関係がうまくいかないゲイの英治(塩野瑛久)。同級生の死をきっかけに再会したアラサーの3人は、それから定期的に集まっては一緒にご飯を食べるようになり…。仕事でやりきれないことがあっても、恋愛で挫けても、美味しいごはんをみんなで分け合えば救われる。そんな3人の、愛おしく“かしましい”日常生活。
第2話 2023年4月17日「引っ越し揚げでかしましめし」
千春(前田敦子)の家に越してきたナカムラ(成海璃子)と英治(塩野瑛久)。片付けがひと段落すると、ナカムラの卓上フライヤーで好きな具を串に刺して揚げる“引っ越し揚げ”で引っ越し初日の食卓を囲む。ある日、千春の提案で花見に出かけた3人。千春は蓮井(渡部篤郎)と会い、英治は友人と合流し、一人になったナカムラの前にナンパもどきの田口(倉悠貴)が現れる。田口の軽妙なやりとりに少し心を開くナカムラだったが…?
第3話 2023年4月24日「チュクミでかしましめし」
アラサーの英治(塩野瑛久)は、不本意な異動をさせられても、恋人の辰也(吉村界人)の浮気に気が付いても、笑ってやり過ごしてきた。ある日、音信不通だった辰也が突然帰ってくるが…。一方、新たな仕事が舞い込むも迷いを感じる千春(前田敦子)と職場で思うような仕事ができずにいるナカムラ(成海璃子)。二人が気晴らしにスーパーで買い物をしていると、美大の同級生キクヨ(サーヤ)が雑誌の表紙を飾っていて…!?
第4話 2023年5月1日「ランチパーティーでかしましめし」
千春(前田敦子)とナカムラ (成海璃子)と英治(塩野瑛久)が住む家に、美大の同級生の榮太郎(若林拓也)がやってくる。榮太郎に恋心を抱く英治が自慢の手料理を振る舞い、4人は賑やかなランチを過ごす。そんなある日、家に戻らない英治を彼氏の辰也(吉村界人)が迎えに来て…。一方、ナカムラも恋人の田口(倉悠貴)と過ごす時間にどこか違和感を抱きはじめていた。そして、千春は仕事で取材を受けることになるのだが…。
第5話 2023年5月8日「シュクメルリでかしましめし」
蓮井(渡部篤郎)を招待した日の夜、ナカムラ(成海璃子)は蓮井から千春(前田敦子)と再会した夜の出来事を聞く。その中で、自分たちが一緒にいることは千春にとってよくないのでは…と思い始めるナカムラ。その頃英治(塩野瑛久)は、榮太郎(若林拓也)と仕事上のパートナー・土屋(坂東希)の希望に満ち溢れた夢の話を聞いて、自分も絵を描きたいと決意した矢先、車が飛び出してきて…!?一方、千春は元上司である沢渡(田村健太郎)から連絡が来ていることをナカムラに打ち明けるが…。
第6話 2023年5月15日「お好み焼きでかしましめし」
沢渡(田村健太郎)と会ったことから、過去の傷を思い出し、朝になっても帰って来ない千春(前田敦子)。蓮井(渡部篤郎)と一緒にいると知り、安心する英治(塩野瑛久)だが、ナカムラ(成海璃子)はどこか落ち着かずにいた。その頃、千春は蓮井から思いがけない言葉を聞く。一方、再びイラストを描き始めた英治にも新たな悩みが…。ナカムラは自分の気持ちを確かめるため恋人の田口と旅行にでかけるが…?
第7話 2023年5月22日「豚しゃぶ祭りでかしましめし」 ※第7話は30分繰り下げ(23:36 - 翌0:25)
蓮井(渡部篤郎)から絵のモデルを頼まれた千春(前田敦子)。“描かれる側”に立つことに戸惑う千春だったが、ナカムラ(成海璃子) と英治(塩野瑛久)に背中を押され引き受けることに。一方、“自分には何もない”という気持ちを抱えるナカムラは、旅行に行って以来、距離を置いていた恋人の田口(倉悠貴)と再会する。更に、再び絵を描き始めた英治は、想いを寄せる榮太郎(若林拓也)から作品を見せてほしいと頼まれるが…。
最終話 2023年5月29日「私たちのかしましめし」 ※23:06〜23:55
心が折れて仕事を辞めた千春(前田敦子)。婚約破棄されたばかりのナカムラ(成海璃子)。恋人との関係がうまくいかないゲイの英治(塩野瑛久)。同級生の自死をきっかけに再会したアラサーの同級生3人は、定期的に集まってご飯を食べるうちに、一緒に住むように。仕事や恋愛で挫けても、“美味しいごはん”をみんなで分け合えば、救われる。そんな3人の、愛おしくも“かしましい”日常生活を描いた物語。
原作概要
『かしましめし』は、 おかざき真里による日本の漫画作品。『FEEL YOUNG』(祥伝社)にて、2016年3月号より連載中。
ドラマ概要
共感度抜群のセリフと、作中に出てくるおいしそうな料理のレシピの数々にファンが多い、おかざき真里の同名コミックを映像化。美大を卒業後、同級生の自死をきっかけに再会したアラサーを前田敦子、成海璃子、塩野瑛久が演じる。3人はそれぞれの人生に悩みながらも、にぎやかな“おうちごはん”を囲みながら癒やしを得ていく。
原作のレシピが映像で再現され、魅力的な料理が続々登場するのも見どころの一つ。ドラマ24「今夜すきやきだよ」(同系)や連続テレビ小説「ごちそうさん」(NHK総合)、映画「かもめ食堂」などを担当するフードスタイリスト・飯島奈美が料理監修を務める。
ストーリー
憧れの会社でデザイナーとして働くも、上司のパワハラで心が折れて仕事を辞めた小田千春(前田敦子)。結婚願望が強いバリキャリだが、男でつまずく中村聖子(成海璃子)。恋人との関係がうまくいかないゲイの雨海英治(塩野瑛久)。美大時代の同級生の自死をきっかけに再会したアラサー3人は、定期的に集まってご飯を食べるうちに、一緒に住むようになる。
仕事でやりきれないことがあっても、恋愛でくじけても、おいしいご飯をみんなで分け合えば救われる。そんな3人の、いとおしくも“かしましい”日常が始まる。
キャスト
小田千春
演 - 前田敦子
美大を卒業後に憧れの会社でデザイナーとして勤務するが、上司からのパワハラにより心が折れて退職。気分転換としての“料理”に活路を見いだす。かつて恋人だった美大時代の同級生が自死し、それをきっかけに中村、英治と再会する。人のために料理をするのは好きだが、1人の時はコンビニエンスストアの食事で構わないタイプ。
中村聖子 / ナカムラ
演 - 成海璃子
自死した同級生が所属していたラグビー部の元マネジャー。千春、英治と再会し、一緒に暮らすように。美大を卒業後は、化粧品メーカーで宣伝部に勤務。古風な堅い家庭で育ち、「結婚はするもの」という価値観で生きてきたため、結婚願望が強い。同じ部署にいた婚約者から突然、婚約破棄されてしまう。
雨海英治
演 - 塩野瑛久
自死した同級生の“元カレ”で、千春らと一緒に暮らすように。美大を卒業後、広告代理店のデザイナーとして働くが、営業に回され、自分のやりたいことが分からなくなってしまう。「ゲイを親にカミングアウトする時は、最後まで“楽しい人生”を演じ続ける覚悟がなきゃダメ」というゲイの先輩の信条を胸に生きている。
周辺人物
蓮井亮史
演 - 渡部篤郎
画家。千春たちの美大予備校時代の講師。
田口祐也
演 - 倉悠貴
ナカムラが婚約破棄後に出会う会社の同僚。恋愛関係に発展する。
瀬川榮太郎
演 - 若林拓也
写真家で千春たちの美大の同級生。英治が新たな恋の予感を感じる。
宮島沙耶
演 - 工藤綾乃
千春の中学の同級生。お絵描き教室の先生。ドラマオリジナルキャラクター。
ゲスト
第1話
沢渡俊介
演 - 田村健太郎(第2話)
千春の元上司で有名デザイナー。
バンド
演 - 浪漫革命
第2話
横浜辰也
演 - 吉村界人
英治とうまくいっていない音信不通の恋人。
志村大貴
演 - 白石隼也
ナカムラの元婚約者。
望月薫
演 - 山科圭太
英治の営業部の上司。
スタッフ
原作 - おかざき真里『かしましめし』(祥伝社フィールコミックス)
脚本 - 玉田真也、今西祐子
音楽 - 東川亜希子(赤い靴)
主題歌 - KIRINJI「nestling」(Verve / ユニバーサル ミュージック)
エンディングテーマ - kojikoji「頬にひと口」(A.S.A.B / BrothWorks)
監督 - 松本佳奈、ふくだももこ
フードスタイリスト - 飯島奈美
音楽プロデューサー - 福島節
チーフプロデューサー - 大和健太郎(テレビ東京)
プロデューサー - 藤田絵里花(テレビ東京)、白石裕菜(ホリプロ)、宮森翔子(ホリプロ)
制作 - テレビ東京、ホリプロ
製作著作 - 「かしましめし」製作委員会
番組公式サイト
かしましめし - Wikipedia