各話あらすじ 平均視聴率 3.32%
第1話 2023年1月18日「一歩踏み出せば人生はいつだって変えられる」 ※初回15分拡大(22:00 - 23:09) 視聴率 4.1%
大陽(竜星涼)は、挫折した人や夢を諦めた人などを再生に導く、自称‘人間投資家’。中卒で前科がある虎魂(吉野北人)も大陽からの出資でゲームアプリを開発し、成功した起業家だ。ある夜、大陽は虎魂らといたクラブで、林田(小手伸也)と出会う。子会社に出向中ながらメガバンク次長時代の名刺を使ってホステス相手に自慢話をする林田に、大陽は興味を抱く。
第2話 2023年1月25日「全てを失った男が気づく大切な事と特別な1日」 視聴率 3.8%
大陽(竜星涼)が「三ツ星重工」社長で兄の大海(小泉孝太郎)と対峙(たいじ)する数カ月前。大陽はイベント会社副社長のあかね(岡本玲)に声をかける。同社は社長の東城(野村周平)とあかねで起業したが、今では大きなイベントは全て東城の仕切り。さらに東城は自身の持ち株比率80%の子会社を勝手に作り、彼女をそこに追いやる。同じ頃、大陽は大学生の隼人(水沢林太郎)と知り合う。
第3話 2023年2月1日「娘と母の黒い記憶…欲求ビジネスのあるべき姿」 視聴率 3.7%
大陽(竜星涼)は、起業家と銀行をつなぐ会社を起こした林田(小手伸也)を同級生の御手洗(内藤秀一郎)と引き合わせる。家業でパチンコグループを経営する御手洗は、社内起業し、遊技と交流の場を兼ねた複合施設を作ろうとしていた。事業計画書を読んだ林田は、銀行からの融資は可能と判断。ところが、林田の元部下で銀行の融資担当の羽賀(山下美月)は融資を拒む。
第4話 2023年2月8日「会社は何の為にある?売却して知る本当の想い」 視聴率 3.2%
大陽(竜星涼)の投資でゲームアプリ会社を起こした虎魂(吉野北人)は、業績は順調だが過酷な制作環境下で疲弊する社員達に心を痛めていた。行きつけの居酒屋で店主に「社長をやめたい」とこぼす虎魂にM&Aアドバイザーだという野本(竹財輝之助)が、第三者に株式を売却して利益を得る‘イグジット’を提案。虎魂は大陽に相談するが、反対されて納得できず…。
第5話 2023年2月15日「俺達は錆びた部品じゃない! 心動かす地方創生」 視聴率 3.4%
三星大陽(竜星涼)は、三ツ星重工をリストラされた元社員・武藤浩(塚地武雅)がスタートアップするための準備を手伝っていた。武藤は、三ツ星重工の造船所事業の現場責任者だったが、造船所閉鎖の決定に最後まで反対運動を続け、大陽の兄である三ツ星重工社長・大海(小泉孝太郎)によってリストラされた男だった。事業計画書の作成を任されていた林田利光(小手伸也)は、楽しそうに何やら作業を続けている大陽と武藤が気になって仕方がない。
第6話 2023年2月22日「失敗を恐れるな! 倒産危機と地元を救う挑戦!」 視聴率 3.3%
大陽(竜星涼)は武藤(塚地武雅)と起業するため、「三ツ星重工」元常務・山口(高橋克実)とその元部下・加賀谷(鈴木浩介)の‘山谷コンビ’に声をかけた。目指すは、三ツ星が売却予定の造船所跡地を巨大なネットスーパーとしてよみがえらせること。大陽らは、土地購入に手を挙げている水産会社社長・豊光(小沢和義)に会う。一方で、大陽は大海(小泉孝太郎)がピンチだと知る。
第7話 2023年3月1日「迷惑動画で経営危機! 復活の鍵は人のつながり」 視聴率 2.5%
スイーツコンクールの世界大会で優勝した実力者で洋菓子店社長の凛子(白石聖)が、大陽(竜星涼)に出資を求めてきた。彼女の姉で大陽の幼なじみの絵美(大西礼芳)は、老舗洋菓子店を父親から継いだが、会社は赤字状態。凛子も同社で働いていたが、絵美とけんかして独立した経緯があった。大陽は具体的な戦略がない凛子に出資はできないと言い、絵美への出資も断ったことを明かす。
第8話 2023年3月8日「何の為に働きますか? 心の中に宿る栄冠とは?」 視聴率 3.0%
大陽(竜星涼)の元を「三ツ星重工」社長室長の高島(戸次重幸)が訪れ、「三ツ星銀行」で働いていた時の上司・轟(佐野史郎)を紹介。轟の再就職先探しを依頼された大陽は快諾するが、轟の条件は‘自分の能力や経歴にふさわしい会社’というものだった。一方、会社に戻った高島は、社長の大海(小泉孝太郎)、副社長の義知(反町隆史)に呼ばれ、社長室長の席をある人物に明け渡すよう告げられる。
第9話 2023年3月15日「何の為に働きますか? 心の中に宿る栄冠とは?」 視聴率 2.9%
武藤(塚地武雅)らの会社で使う在宅状況把握システムを虎魂(吉野北人)らが改良し、音野(安達祐実)のシニア向けマンションで実用性が証明された。大陽(竜星涼)は新システムをベンチャーサミットで紹介する武藤を、来場した叔父で三ツ星重工副社長の義知(反町隆史)と見守る。終了後、投資家を探す大学生の三上(田鍋梨々花)と准教授の河野(星野真里)が大陽に声を掛ける。
第10話 2023年3月22日「社長解任! 閃きと繋がりが兄弟の絆を動かす!」
三星大陽(竜星涼)は、小野田虎魂(吉野北人)、林田利光(小手伸也)、音野奈緒(安達祐実)とともに、立山隼人(水沢林太郎)が操作するドローンが映し出す映像を見ていた。隼人は、この技術を使って、新たなビジネスを展開したいらしい。そこに、大陽の専属秘書・M(雨宮天)から緊急の連絡が入る。三ツ星重工で長年に渡り検査不正が行われていたという記事が出たのだ。
最終話 2023年3月27日
三星大陽(竜星涼)は、『三ツ星重工』の社長の座を追われた兄・大海(小泉孝太郎)に、「スタートアップしよう!」と持ちかける。小野田虎魂(吉野北人)や林田利光(小手伸也)、羽賀佳乃(山下美月)、武藤浩(塚地武雅)、山口浩二(高橋克実)、加賀谷剛(鈴木浩介)の面々など、これまで大陽が出会ってきた最高の仲間と言う名の“資産の力”を結集させて、国交省による次世代型インフラ長寿化技術のプロポーザル<企画競争入札>に応募し、『三ツ星重工』に勝とうというのだ。
原作概要
『スタンドUPスタート』は、福田秀による日本の漫画作品。『週刊ヤングジャンプ』(集英社)にて、2020年29号から連載中。
ドラマ概要
福田秀の同名人気漫画を、竜星涼主演で連続ドラマ化。自称“人間投資家”の主人公が、会社組織でうまくいかない人や生きづらさを抱えている人々に、起業を持ちかけ、それぞれの持つ可能性を見いだすことで、生きる希望を取り戻させていくビジネスストーリー。
ストーリー
三星大陽(竜星涼)は、投資会社「サンシャインファンド」の社長で、「資産は人なり。資産を手放す投資家はいない!」という理念を持つ、自称“人間投資家”。過去の栄光にすがる中年や前科者、就業経験のない主婦、就職活動に挫折した大学生など、さまざまな事情を抱えた“訳あり人材”へ投資する。会社組織でうまくいかない人や、生きづらさを抱える人に「スタートアップ(起業)しよう!」と声を掛け、思いもよらないアイデアでそれぞれの持つ可能性を見いだしていく。
キャスト
三星大陽(みほし たいよう)
演 - 竜星涼
投資会社「サンシャインファンド」の社長。「資産は人なり。資産を手放す投資家はいない!」という理念を持つ、自称“人間投資家”。会社組織でうまくいかない人や生きづらさを抱える人々に「スタートアップ(起業)しよう」と声を掛け、可能性を引き出していく。熱い信念を持ち、思いもよらないアイデアで新規事業を興しながら、関わる人たちの人生を明るい未来へと導く。大胆不敵で、おとこ気がある。
三星大海(みほし たいが)
演 - 小泉孝太郎
大陽の兄。家業である財閥系企業「三ツ星重工」の代表取締役社長。会社が抱えていた数千億の巨額負債を、社長就任後すぐ、過去最大のリストラや数々の社内改革を断行して返済。窮地から会社をよみがえらせた。頭脳明晰で常に冷静、会社のためなら心ない決断も下す。大陽とは立場や考え方が異なるため、対立することも。
三星義知(みほし よしとも)
演 - 反町隆史
「三ツ星重工」の副社長で、大陽と大海の叔父。大海が社長に就任する前の先代の頃から仕える重鎮。聡明で会社のあらゆることを熟知している。昔から三星兄弟のことをよく知っており、今では若き経営者となった大海を陰で支える一方、大陽とは何か因縁がある謎多き人物。
三ツ星重工
高島瑞貴(たかしま みずき)
演 - 戸次重幸
「三ツ星重工」の社長室長。相当な切れ者で仕事においての必要な知識やスキルは超一流、大海の右腕として会社を支えてきた1人。大海を完璧にサポートできるのは自分しかいないと強烈に思い込んでいる。
山口浩二(やまぐち こうじ)
演 - 高橋克実
「三ツ星重工」の常務。加賀谷とは“山谷コンビ”と呼ばれ、大海が社長として掲げる新たな改革のために、最前線に立って会社を引っ張る。常務となった今も現場に出て実務をやりたいタイプ。
加賀谷剛(かがや つよし)
演 - 鈴木浩介
「三ツ星重工」のグローバル推進事業部本部長。現場のたたき上げで数多くの好成績を残してきており、山口とは“山谷コンビ”と称されるほど。上司への気遣いと、叱咤激励をしながらも後輩への思いやりもあり、社内評価が高い。
サンシャインファンド
M(エム)
声 - 雨宮天
大陽の専属秘書。電話やリモートで大陽をサポートし、決して姿を現さない。
周辺人物
小野田虎魂(おのだ どらごん)
演 - 吉野北人(THE RAMPAGE)
ゲーム会社「ハイパースティック」の社長。スマートフォン向けゲームアプリの開発者で、大陽から出資を受け、若くして起業で成功した。大陽のことを実の兄のように慕う。金髪で派手な服を好んで着ることが多い。一見、明るくて自信満々のようにも見えるが、中卒の前科持ちという過去があるため、自分の経歴にコンプレックスを抱いている一面も。
林田利光(はやしだ としみつ)
演 - 小手伸也
「リリーフ保険」の部長。メガバンクであるみその銀行融資部門の次長として働いていたが、あることがきっかけで左遷され、出向して現職に。過去の栄光話ばかりしており、みその銀行からはお荷物扱いをされ、子会社である今の職場でも部下から煙たがられている。大陽と出会い、起業しないかと声を掛けられる。
羽賀佳乃(はが よしの)
演 - 山下美月(乃木坂46)
「みその銀行」の融資部門の行員。
立山隼人(たてやま はやと)
演 - 水沢林太郎
起業を目指す大学生。大学の起業サークルに所属。
武藤浩(むとう ひろし)
演 - 塚地武雅
「三ツ星重工」の元社員。造船所の現場責任者として貢献していたが、大海が断行したリストラで失業する。
音野奈緒(おとの なお)
演 - 安達祐実
シニア向けマンションの管理人。就業経験ゼロの専業主婦。
スタッフ
原作 - 福田秀『スタンドUPスタート』(集英社『週刊ヤングジャンプ』連載中)
企画 - 狩野雄太
脚本 - モラル、伊達さん(大人のカフェ)
音楽 - 瀬川英史
主題歌 - JUJU「Bet On Me」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
演出 - 瑠東東一郎、久万真路、的場政行、松下敏也
監修 - 上野豪(DRONE PILOT AGENCY株式会社 代表取締役)
プロデュース - 清家優輝(ファインエンターテイメント)、庄島智之
制作協力 - ファインエンターテイメント
制作著作 - フジテレビ
番組公式サイト
スタンドUPスタート - Wikipedia