各話あらすじ(2023年1月17日 - 3月21日)全10話 平均視聴率 6.26%
第1話 2023年1月17日「出逢い。青春を思う時、なぜ人はせつなくなるのだろう。」 ※初回15分拡大(22:00 - 23:12) 視聴率 8.0%
九州の片田舎で育った空豆(広瀬すず)は、目前に控えた結婚式の打ち合わせをするため、幼なじみで婚約者の翔太(櫻井海音)を追って上京していた。そして、パソコンで楽曲制作をする「コンポーザー」としての成功を目指す音(永瀬廉)と偶然、出会うことに。その後、翔太との待ち合わせ場所のカフェを訪れた空豆は、翔太から思いも寄らない話を切り出される。
第2話 2023年1月24日「まさかの恋が、始まった!」 視聴率 6.6%
「とっくに恋に落ちているのに、なかなか恋が始まらない」運命的で衝撃的な出逢いを果たした浅葱空豆(広瀬すず)と音(永瀬廉)。それっきり、もう一生会うことはないと思っていた2人だったが、不思議な運命の巡り合わせから、空豆と音は共同生活をおくる事に。そして、まさかの恋が始まる!
第3話 2023年1月31日「いつか、この夢が咲く」 視聴率 5.9%
ひとつ屋根の下、共同生活を送る浅葱空豆(広瀬すず)と海野 音(永瀬廉)。それぞれの恋を見つけていく2人。そんな中、空豆は「人生が大きく変わるかも」と思える、心沸き立つ夢の種に出会う! 運命の出会いをきっかけに、動き出す空豆と音の新たな道。
第4話 2023年2月7日「秘密のキス」 視聴率 6.2%
空豆(広瀬すず)は響子(夏木マリ)に、自分で稼げるようになると宣言。千春(伊原六花)からは好きなことをやった方がいいと助言されるが、ぴんと来ない。そんな折、空豆がセレクトショップに飾られたドレスを眺めていると、店員から声をかけられる。空豆は店員の薦めでドレスを試着させてもらい、そのブランド名を知る。一方、音(永瀬廉)の曲がレコード会社に認められ…。
第5話 2023年2月14日「私たちの正しい距離」 視聴率 6.3%
「とっくに恋に落ちていた。」
自分の中にある微妙で複雑な感情を言い出せないまま、ひとつ屋根の下、家族のように暮らす浅葱空豆(広瀬すず)と海野 音(永瀬廉)。そんな中、空豆は響子(夏木マリ)とともに、ファッションブランド「アンダーソニア」を手掛けるデザイナー久遠(遠藤憲一)に会いに行く。また、音は一緒にユニットを組む歌姫をイソベマキ(松本若菜)と探す事に。それぞれの夢が始まるのだが、そこには試練が!?
第6話 2023年2月21日「君が好き」 視聴率 5.9%
「手の届かん人になると?」
お互いの夢に向かって歩む中で、浅葱空豆(広瀬すず)と海野 音(永瀬廉)の2人の距離が少しずつ変わっていく。空豆はデザイナー見習いとして久遠(遠藤憲一)のもとで全てをデザインに打ち込む日々を過ごし、音は一緒にユニットを組む新たな歌姫と出会い才能が輝き始める。そんな中、空豆はデビュー間近の音が遠くに行ってしまう気がしてきて…
第7話 2023年2月28日「別れに、手をつなぐ」 視聴率 6.0%
浅葱空豆(広瀬すず)と海野 音(永瀬廉)が出会った歌姫菅野セイラ(田辺桃子)。ひとつ屋根の下で一緒に暮らし夢を追うが故に、なかなか自分の気持ちに素直になれないでいる空豆と音の関係に、突然、セイラが加わることに。空豆は、音とセイラが一緒にいる姿を見るたびに、夢を追う音を応援しながらも自分の気持ちに戸惑い始めて…
第8話 2023年3月7日「愛を無くす」 視聴率 5.4%
引っ越しの準備をしていた音(永瀬廉)は、空豆(広瀬すず)に頼みたいことがあると伝える。一方、“おはじきドレス”でファッションショーデビューを果たした空豆の元に、大物からある依頼が舞い込む。そんな中、新たなアイデアが思い浮かばない久遠(遠藤憲一)は、葉月(黒羽麻璃央)に空豆を手伝うよう指示する。
第9話 2023年3月14日「本当にさよならだ」 視聴率 5.9%
浅葱空豆(広瀬すず)は、海野 音(永瀬廉)がセイラ(田辺桃子)を抱きしめているのを偶然見てしまいその場を去る。一方、音は空豆と葉月(黒羽麻璃央)が付き合い始めたと勘違いしており…。とっくに恋に落ちているのに、すれ違い続ける空豆と音に、本当の別れがやってくる。
最終話 2023年3月21日「音の消えた世界」 視聴率 6.4%
デザイナーとしての夢のために、空豆(広瀬すず)は母親・塔子(松雪泰子)と一緒にパリへと旅立つ日が近づいていた。運命的な出会いから、忘れられない日々を一緒に過ごした空豆と音(永瀬廉)の、胸を締め付ける切ない恋の行方とは!?
概要
脚本家・北川悦吏子が夢と恋愛をテーマに紡ぐ、とっくに恋に落ちているのに、なかなか恋が始まらない、夢追う2人の青春ラブストーリー。主演に広瀬すずを迎え、20代のまだ何者でもない男女が、それぞれの夢に向かって支え合うかけがえのない時間を描く。
ストーリー
九州の片田舎で伸び伸びと育った野生児のような浅葱空豆(広瀬すず)は、幼なじみの婚約者・矢野翔太(櫻井海音)を追って上京した先で、大学卒業後、就職せずに音楽の道を選び、フリーターをしながら“コンポーザー”として成功を目指す海野音(永瀬廉)と、運命的で衝撃的な出会いを果たす。
元画家で資産家の雪平響子(夏木マリ)の古民家「雪平邸」に下宿する音は、響子によって拾い上げられた空豆と一つ屋根の下で暮らすことに。そんな折、響子の一人息子で、起業家として単身ニューヨークに住む雪平爽介(川上洋平)が一時帰国。この帰国で結婚相手を探す爽介は、自身の家に下宿している空豆と出会う。
キャスト
浅葱空豆(あさぎ そらまめ)〈23〉
演 - 広瀬すず(幼少期:池谷美音、幼児期:室伏凛花)
主人公。宮崎の片田舎で育ったデザイナー志望の女性。婚約者を追って上京するが、一方的に別れを告げられる。
人気ファッションデザイナー・浅葱塔子と天才画家・菱川誠二の間に生まれ、両親のデザインセンスを受け継ぐ。
海野音(うみの おと)〈23〉
演 - 永瀬廉(King & Prince)
DTMやボカロで楽曲制作するコンポーザーとしてメジャーデビューを目指す青年。神戸出身。
セイラが歌唱する「きっと泣く」のMVがバズると、雪平邸からレコード会社が所有するマンションに引っ越す。
雪平邸
空豆と音が暮らす下宿先。
雪平響子(ゆきひら きょうこ)
演 - 夏木マリ
家主。元画家で資産家。廃業予定の銭湯を買い取ってオーナーとなり、番台を務める。
雪平爽介(ゆきひら そうすけ)
演 - 川上洋平([Alexandros])
響子の一人息子。ニューヨーク在住の起業家だが、一時帰国。
大野屋
「雪平邸」の近所にある蕎麦店。
丹沢千春(たんざわ ちはる)
演 - 伊原六花
店員。空豆のアルバイト仲間。
丹沢博(たんざわ ひろし)
演 - 酒向芳
店主。千春の父。響子の幼馴染。
ユニバースレコード
音が所属する大手レコード会社。
磯部真紀子(いそべ まきこ)
演 - 松本若菜
A&R(アーティストの発掘、育成担当)。音の担当。通称「イソベマキ」。
アリエル
演 - 内田理央
音楽ユニット「ズビダバ」のボーカリスト。「ユニバースレコード」の所属アーティスト。長髪のセクシー系キャラ。
マンボウが引退したため、ショートボブの清楚系キャラにイメチェンし、音との新ユニット「ソイラテ」を結成、ソイを名乗る。
しかし好きなマンボウとの結婚を考え彼の福井の実家に押しかけ、「きっと泣く」のレコーディングをドタキャンする。
マンボウ
演 - 増田貴久
「ズビダバ」のギタリスト。音楽活動中は仮面を付け、素顔を隠している。本名はサトシ。
先の見えない芸能界に怖気づき「ズビダバ」を解散し、福井の実家の家業である眼鏡のツルを作る工場を受け継ぐ。
アンダーソニア
空豆の憧れるファッションブランド。
久遠徹(くおん とおる)
演 - 遠藤憲一
天才デザイナー。響子とは美大時代の同級生の間柄。周囲からは「テツ」と呼ばれる。大阪の河内長野出身。
空豆のデザインした衣装やコンセプトを彼女に無断でアンダーソニアのパリコレに出品しようとし、空豆にそのことがばれると土下座するが、強引に丸め込む。
葉月心(はづき しん)
演 - 黒羽麻璃央
チーフパタンナー。空豆の理解者で、久遠が空豆のデザインを盗用したことに抗議するも取り合おうとしなかったため、アンダーソニアを辞め、空豆を支えようとする。
柾
演 - 小久保寿人(第4話 - )
スタッフ。久遠が空豆のデザインを無断で拝借すると、アシスタントのデザインをチーフデザイナーが作品として完成させることがファッション業界ではルールと言ってもいいくらいだと空豆に説明する。
香織
演 - 田中真琴(第4話 - )
パタンナー。新人ながら久遠に優遇される空豆に対抗意識を持つ。
コルザ
世界的ファッションブランド。
浅葱塔子(あさぎ とうこ)
演 - 松雪泰子(特別出演、第3話 - )
デザイナー。空豆の母親。空豆が幼いころ、パリコレやパリのメゾンで働くチャンスを掴むため、彼女と離別している。
天才画家・菱川誠二と結婚し空豆をもうけるが、空豆が赤ん坊のころ菱川とモデルに駆け落ちされ、彼が40歳のときに死別している。
自分のコレクションを開くための資金の借用に現れた空豆に、コルザのセカンドラインとして、パリコレでコレクションを開催する話を持ち掛ける。
その他
菅野セイラ(かんの セイラ)
演 - 田辺桃子
音がアルバイトをするカフェで出会う女性。音に「一目ぼれした」と告げ、電話番号が書かれた紙を渡す。
保育士で、公園で園児たちに「いつも何度でも」をハープを奏でながら歌う姿を目撃した音から「きっと泣く」の歌唱をオファーされ、音楽ユニット「Beat Per Miniute」を結成する。
母親に気持ち悪いと虐待され衝動からリストカットしており、「きっと泣く」のMV撮影時にリストカットの跡がバレるのではないかと不安になり過呼吸となるが、空豆の準備したリストバンドを付けて克服する。
同性愛者で空豆のことが好きであったが、思いが通じなかったため、空豆が葉月と交際していると音に嘘をつき、当てつけで空豆にフラれた自分は気持ち悪いかと音に泣きつき、彼に抱擁される様子を空豆に見せつける。
矢野翔太(やの しょうた)
演 - 櫻井海音(幼少期:高木波瑠)
空豆の幼馴染で婚約者。IQ140の天才。宮崎の大学を卒業後、上京して起業する。
高校時代、空豆に指輪を渡しプロポーズしていたが、東京にやってきた彼女に「好きな人が出来た」と別れを切り出す。
七海
演 - 横田真悠
翔太の交際相手。
浅葱たまえ(あさぎ たまえ)
演 - 茅島成美
空豆の祖母。ファッションデザイナーの夢のために空豆を預けた娘の塔子とは絶縁状態。
ゲスト
第1話
子ども
演 - 松野晃士
宮崎発東京行きの夜行バスで空豆の隣のシートに座る男の子。爆睡する空豆の口の中に蜘蛛の形をしたグミを入れる。
運転手
演 - 白畑真逸
宮崎発東京行きの夜行バスの運転手。爆睡して東京に到着しても起きない空豆を起こす。
受付
演 - 黒澤はるか
パレスタワーホテルの受付。一泊35万円の部屋で宿泊しようとする空豆を怪しがる。
ウェイター
演 - 久保田かずのぶ(とろサーモン)
パレスタワーホテル内の中華料理店のウェイター。
のりこ
演 - 上地春奈(第2話・第3話)
空豆の叔母。たまえの娘。
みゆき
演 - 岡林愛
空豆の親戚。
第2話
工事業者
演 - オラキオ
宮崎の実家のエレベータ設置費用300万円を来月までに入金するよう、空豆に電話連絡する。
港区女子のモデル
演 - 山下美月(乃木坂46)
千春が港区女子を目指して婚活を行ってはどうかと空豆に提案。その際に港区女子の例として紹介した「東京カレンダー 2023年1月号」の表紙のモデル。
悠人
演 -
音がバイトするカフェ「TOMIGAYA COFFEE」の店主。
異業種交流会の参加者
演 - 才川コージ、大津尋葵、渡辺潤、乙木勇人、石明日香、緒方ありさ
爽介が空豆を誘った異業種交流会という名目の婚活パーティーの参加者たち。
親子
演 - 木村悠里、磯村アメリ
異業種交流の会場の外にいた母親とその娘。母親がコンタクトレンズのズレを直しいる間、空豆は娘とボールで遊ぶ。
第3話
編集者
演 - 佐藤みゆき
塔子にインタビューする雑誌編集者。
付き人
演 - 玉井らん(第4話)
塔子の付き人。
第4話
ジェシー
演 - 馬場徹
空豆が一目ぼれしたドレスがディスプレイされていたブティック「オスカー・デ・ラ・レンタ」の店員。
熱心にドレスを見ていた空豆にそのドレスを試着させる。
第5話
ゴスロリシンガー
演 - 風見和香
ゴスロリファッションの歌手志望の女性。スポンサーの娘でイソベマキがデビューの事実だけを作るのに音の楽曲を唄わせようとするが、素人に勝負曲「きっと泣く」を歌わせたくないと音は激怒し、曲を引き上げる。
真子
演 - 馬場園梓
磯部の大学時代からの友人であるシンガー。ゴスロリシンガーに音の勝負曲「きっと泣く」を唄わせることを阻止するため、ユニバースレコードの社長の前で歌唱してもらい、曲をアピールする。
ファストファッションバイヤー
演 - 津田篤宏
第6話
犀賀涼平(さいが りょうへい)
演 - 大友康平
有名俳優。アンダーソニアのクライアントで久遠の友人。病気を患い車椅子生活を強いられている。宮崎出身。
レコーディングスタッフ
演 - 増田雄二
「きっと泣く」のレコーディングに現れないソイ(アリエル)が逃げたのではないかとぼやく。
第7話
撮影監督
演 - 馬上亮
「きっと泣く」のMV撮影で、空豆がデザインしたおはじきのボタンがアクセントのセイラの衣装にOKを出す。
第8話
ナタリー
演 - Kristina P
空豆がデザイナーデビューを飾ったファッションショウの外人モデル。
真壁
演 - 奥村アキラ
アンダーソニアに出入りする生地屋。生地見本を搬入にデザイン事務所を訪れる。
第9話
淀橋美代
演 - アンミカ
「日本のアナ・ウインター」と呼ばれる日本ファッション界の有名人。
アンダーソニアを辞めた空豆にハーローズはスポンサーに付いてくれないが、自前で500万円ほど準備して勝手にコレクションを発表する分には問題ないと教える。
最終話
司会者
演 - 日比麻音子(TBSテレビアナウンサー)
「Beat Per Miniute」が紅白歌合戦へ初出場する発表記者会見の司会者。
「Beat Per Miniute」のファン
演 - 日下玉巳、岡林愛
「Beat Per Miniute」福岡公演の会場へ移動する際、空豆にぶつかり、彼女が手にしていたコーヒーをこぼさせてしまう。
「Beat Per Miniute」の事務所スタッフ
演 - 周本絵梨香
音の招待で「Beat Per Miniute」福岡公演に訪れた空豆を、音の託けでライブ終了後の打ち上げに案内するが、彼女に帰られてしまう。
小林
演 - ムーディ勝山
「Beat Per Miniute」福岡公演のイベントプロモーター。
スタッフ
脚本 - 北川悦吏子
音楽 - 眞鍋昭大
主題歌 - ヨルシカ「アルジャーノン」(Polydor Records)
エンディング曲 - King & Prince「Life goes on」(Johnnys’Universe)
演出 - 金井紘(storyboard)、山内大典(共同テレビ)、淵上正人(共同テレビ)
エンディングディレクター - 池田大
エンディングプロデューサー - 山下裕太
エンディング振付 - Oguri(s**t kingz)
音楽監修 - 山ア吉史
劇中制作曲 - 松室政哉
コーディネート協力 - 川口祐子
劇中衣装デザイン - 藤本大輔
ファッション監修 - 宮井雅史
音楽コーディネーター - 溝口大悟、笹原綾
ピアノ監修 - 野上剛
DTM監修 - 石山惠之亮
演奏監修 - 大川修治
絵画指導 - 三好大和
方言指導 - 岡林愛、山下由奈
台本デザイン - 竹内高
プロデューサー - 植田博樹、関川友理、橋本芙美(共同テレビ)、久松大地(共同テレビ)
編成 - 三浦萌
制作協力 - 共同テレビジョン
製作著作 - TBS
番組公式サイト
夕暮れに、手をつなぐ - Wikipedia