各話あらすじ(2023年1月10日 - 3月14日)全10話
第1話 2023年1月10日「八代将軍吉宗・水野祐之進編 (1)」 ※初回15分拡大(22:00 - 23:00) 視聴率 6.6%
若い男にのみ感染し、致死率80%に及ぶ奇病「赤面疱瘡(あかづらほうそう)」が蔓延し、男の数が激減した江戸時代。男子の多くが、種馬としての人生を送っていた。一方、女は労働を担い、将軍職も女へと引き継がれていた。そんな中、貧乏な旗本の息子・水野祐之進(中島裕翔)は、幼馴染・信(白石聖)との結婚を諦めようと、大奥入りを決意。そこで、8代将軍・徳川吉宗(冨永愛)から最初に声がかかるのだが…。
第2話 2023年1月17日「三代将軍家光・万里小路有功編 (2)」 視聴率 5.2%
謎の奇病「赤面疱瘡(あかづらほうそう)」が流行り始めた頃、3代将軍・徳川家光が死亡。家光の乳母である春日局(斉藤由貴)は、将軍の死を隠そうと、実の息子である稲葉正勝にあることを告げる。その6年後、美しき僧・万里小路有功(福士蒼汰)は、継目祝いで訪れた江戸城で、春日局から無理やり還俗を迫られ大奥入りをすることに。有功がそこで出会った将軍・家光(堀田真由)は、なんと少女であった…
第3話 2023年1月24日「三代将軍家光・万里小路有功編 (3)」 視聴率 5.5%
有功(福士蒼汰)は、家光(堀田真由)から贈られた猫に『若紫』と名付ける。若紫の存在で家光と有功の距離は次第に縮まっていく。一方で、有功の部屋子・玉栄は有功のことを良く思わない者たちから嫌がらせを受け始める。有功もまた玉栄の変わった様子が気がかりになっていく。そんな中、有功と家光を繋ぐ若紫を巻き込んだある事件が起こってしまうのであった…
第4話 2023年1月31日「三代将軍家光・万里小路有功編 (4)」 視聴率 4.8%
思いを寄せ合い始めた有功(福士蒼汰)と家光(堀田真由)。しかし有功は春日局(斉藤由貴)からとある宣告を受ける。そして春日局は新しい家光の相手候補・捨蔵を大奥に呼び寄せてしまった。一方、有功から報告を受けた家光は、激しく取り乱すも、しばらくして、家光は捨蔵との子・千代姫を出産。母となった家光は、ある決断を行うのであった…
第5話 2023年2月7日「三代将軍家光・万里小路有功編 五代将軍綱吉・右衛門佐編 (5)」 視聴率 4.4%
嫉妬に苦しむ有功(福士蒼汰)は、家光(堀田真由)にある訴えをする。有功の気持ちを知った家光は、有功にとある役目を授ける。そして、時は流れ―5代・徳川綱吉(仲里依紗)の時代。綱吉は奔放な将軍で、大奥だけに留まらず城の外でも男を漁るほど。そんな中でも綱吉との間に子を持てずにいた御台が大奥に呼び込んだのは、大奥中が噂をするほどの美青年・右衛門佐(山本耕史)で…
第6話 2023年2月14日「五代将軍綱吉・右衛門佐編 (6)」 視聴率 5.0%
綱吉(仲里依紗)は桂昌院(竜雷太)の反対を押し切り、右衛門佐(山本耕史)を側室候補にしようとする。しかし、右衛門佐はとある理由から、綱吉への忠義を示すことのできる役目を懇願する。一方、側用人・柳沢吉保(倉科カナ)と桂昌院は、綱吉が気にかける右衛門佐をなんとか失脚させようと、あらゆる手を尽くし…。そんな折、綱吉の一人娘・松姫に悲劇が襲い、綱吉の人生の歯車が狂い始めていく。
第7話 2023年2月21日「五代将軍綱吉・右衛門佐編 (7)」 視聴率 4.7%
右衛門佐(山本耕史)は、綱吉(仲里依紗)が松姫を失った悲しみを隠し、これまでにないほどの奔放なふるまいをしていたことを知る。それでもなお桂昌院(竜雷太)から世継ぎを生むことを求められ、父の願いを懸命に応えようとする綱吉。江戸市中では赤穂事件や生類憐みの令も手伝って評判が下落し、善政をしけず世継ぎも作れない自分はなぜ生きているのかと慟哭(どうこく)する彼女を、大奥総取締・右衛門佐は優しく抱きしめる。
第8話 2023年2月28日「八代将軍吉宗・水野裕之進編 (8)」 視聴率 5.0%
時は、8代・徳川吉宗(冨永愛)の時代へ。吉宗は久通(貫地谷しほり)から村瀬(石橋蓮司)の死を知らされる。それと同時に、吉宗が読んでいた『没日録』の続きが紛失。吉宗は村瀬の死と『没日録』の紛失に何か関係があるかもしれないと怪しむ。その一方で、吉宗は苦しむ民の為に「上米の制」や「目安箱」など様々(さまざま)な政策を打ち出し、いよいよ『赤面疱瘡』の解決へ動き出していくのであった。
第9話 2023年3月7日「八代将軍吉宗・水野祐之進編 (9)」
吉宗(冨永愛)は、江戸で発生した『赤面疱瘡』に効くかもしれないと、ある物を試してみるが、敗北に終わる。この一件に責任を感じた水野(中島裕翔)からの訴えで、吉宗は大きな決断を下すことに。それと同時に吉宗を悩ませるのが、長女の家重(三浦透子)。家重は、体を思うように動かせない苛立ちから周囲を困らせることが多いのであった。そんな中、新たに家重の小姓となった龍(當真あみ)は将棋であることに気づく。
最終話 2023年3月14日「八代将軍吉宗・水野祐之進編 (10)」
吉宗(冨永愛)は、大岡忠相(MEGUMI)からの手紙と、村瀬(石橋蓮司)の死と同時に行方の分からなくなっていた没日録を受け取る。戻ってきた没日録を読んだ吉宗は、これまで隠されていた衝撃の事実を知ることに。その後、吉宗は将軍の座を家重(三浦透子)に引き継ぎ、後世へと希望を託すのであった…。
概要
男女が逆転した江戸パラレルワールドを描いたよしながふみによる同名漫画を連続ドラマ化。脚本は森下佳子が手掛け、男女逆転・大奥の世界に新風を吹き込む。物語は、中島裕翔演じる水野祐之進が大奥入りを決意し、冨永愛扮する8代将軍・徳川吉宗に見初められるプロローグからスタート。
その後、さまざまな改革に乗り出した吉宗は、男女逆転の謎の解明と、家光の時代に日本中に広がった奇妙な病「赤面疱瘡(あかづらほうそう)」撲滅に尽力していく。
すべての始まり「3代・徳川家光×万里小路有功 編」には福士蒼汰、堀田真由らが出演。続く5代綱吉の治世「5代・徳川綱吉×右衛門佐 編」では、仲里依紗、山本耕史らがその葛藤を表現する。
ストーリー
江戸幕府3代将軍・徳川家光の時代、「赤面疱瘡(あかづらほうそう)」と呼ばれる奇妙な病が日本中に広がっていった。この病は“若い男子にのみ”感染し、感染すれば“数日で死に至る”恐ろしい病。対処法も治療法も発見されず、結果として男子の人口は女子の4分の1にまで激減し、日本の社会構造は激変する。
男子は希少な種馬として育てられ、女子はかつての男子の代わりとして労働力の担い手となり、あらゆる家業が女から女へと受け継がれるようになる。江戸城でも3代将軍・家光以降、将軍職は女子へと引き継がれ、大奥は将軍の威光の証しであるがごとく希少な男子を囲い、俗に美男3000人などと称される男の世界が築かれていく。
キャスト
8代・徳川吉宗×水野祐之進 編
徳川吉宗(とくがわ よしむね) / 信(のぶ)
演 - 冨永愛(少女期:清水香帆)
紀州藩主・徳川光貞の三女で、8代将軍。男女逆転した現在の世を疑問に思い、御右筆の村瀬を訪ねる。死の直前、田沼意次に赤面疱瘡の解決を託し、亡くなる。
水野祐之進(みずの ゆうのしん) / 進吉(しんきち)
演 - 中島裕翔
貧しい旗本の息子。幼馴染みのお信のことが好きだが、身分が違うため結婚は諦めており、彼女への想いを断ち切るためと家計を助けるために大奥にあがる。御三の間に配属された後、御中臈に昇進した。吉宗のご内証の方に選ばれ、公には死罪になったが、吉宗の計らいで新しい名を与えられ、町人「進吉」として生きることになる。お信と結婚して田嶋屋の婿となり店を手伝っている。
杉下(すぎした)
演 - 風間俊介
御三の間のひとり。大奥に仕えて10年経つ古参。水野を何かと助け、彼の御中搶ク進に伴い部屋子となる。その後、温厚で真面目で忠実な人柄を買われ、吉宗の御中揩ノなる。また、家重の時代には、大奥総取締に昇進。早くに「父」を亡くした、家重の父代わりを務める。
加納久通(かのう ひさみち) / おみつ
演 - 貫地谷しほり(少女期:後藤由依良)
吉宗の幼馴染。紀州時代から吉宗に仕える片腕的存在。
藤波(ふじなみ)
演 - 片岡愛之助
7代将軍・徳川家継の代から大奥総取締を務める男。
信(のぶ)
演 - 白石聖
水野の幼馴染。裕福な商家、薬種問屋「田嶋屋」の跡取り娘。祐之進のことが好きで、彼が大奥に上がった後も忘れられず両親からの婿取りの話を拒み続けていた。後に進吉となって帰ってきた祐之進と結婚する。
松島(まつしま)
演 - 橋本淳
御中臈のひとり。
柏木(かしわぎ)
演 - 井上祐貴
御中臈のひとり。藤波のお気に入り。
村瀬正資(むらせ まさすけ)
演 - 吉宗編・綱吉編:石橋蓮司、家光編:岡山天音
御右筆。家光の時代より、春日局の命で大奥での出来事を「没日録」という名の日記に記す。吉宗の時代に至り老人となるまで大奥におり、訪ねてきた吉宗に「没日録」を渡し、彼女の大奥に対する疑問に答える。第8回の冒頭で突然の死去、同時に綱吉死去後部分の「没日録」紛失が明らかになり、吉宗に疑念を抱かせる。
水野の母
演 - 大西智子
副島(そえじま)
演 - 植木祥平
御三の間のひとり。新入りの水野をいじめる。
白河(しらかわ)
演 - 佐々木陽平
御中臈のひとり。
垣添(かきぞえ)
演 - 山時聡真
呉服の間。吉宗と対面するに際し、水野に裃のデザインの希望を尋ねる。
御中臈(おちゅうろう)
演 - 長森要、奥ア海斗、土屋翔、重松直樹
御錠口(おじょうぐち)
演 - 大越晴護
吉宗が総触れを行うにあたり、錠口の解錠を行う。
吉宗の侍女
演 - 宮下咲
間部詮房(まなべ あきふさ)
演 - 国分佐智子
将軍の側近として、6代将軍・徳川家宣や7代将軍・徳川家継と2代にわたり幕政を主導してきた側用人。財政難なのに豪華な着物を誂えたことを咎められ、吉宗に解雇される。
徳川家重(とくがわ いえしげ)
演 - 三浦透子
吉宗の長女で、9代将軍。言語・排尿障害などの障害があるため、周囲からは廃嫡を望む声も出ていた。しかし知能は正常なため、周囲の偏見や悪意に触れ、性格が歪んでしまう。男には手が早く、気まぐれ。いつも酒を飲んでいる。将棋が得意。
大岡忠相(おおおか ただすけ)
演 - MEGUMI
吉宗の側近、江戸の町奉行。
小川笙船(おがわ しょうせん)
演 - 片桐はいり
医者。吉宗が設置した目安箱に施薬院の開設を嘆願する投書を行ったところ、許可され、小石川養生所が設立された。
大岡忠光(おおおか ただみつ)
演 - 岡本玲
家重の小姓頭。
龍(たつ)
演 - 當真あみ
家重の小姓。のちに田沼意次となる。
対馬守、和泉守、河内守
演 - 小柳友貴美、三浦純子、二木咲子
老中たち。「市中より直に米を買い上げ、米の値を上げることとしたい」という吉宗の施策を担当することを固辞したため、お役御免となる。
卯之吉(うのきち)
演 - 吉田庸
お半下の者。美男子ではないが、清掃の仕事をしている時に吉宗の手がついた。後に吉宗の長女・家重の父であると告げられる。
医師
演 - 山崎美貴
吉宗が長女・家重を出産した時の担当医。
助手
演 - 江守沙矢
小川笙船の助手。
松平乗邑(まつだいら のりさと)
演 - 黒沢あすか
老中。左近将監。吉宗に「次期将軍は長女・家重ではなく、次女・宗武が相応しい」と進言する。
徳川宗武(とくがわ むねたけ)
演 - 松風理咲
吉宗の次女。見目麗しく、聡明。周囲から世継ぎとして望まれる。
小夜姫(さよひめ)
演 - 竹野谷咲
吉宗の三女で、後の徳川宗尹。子女に徳川治済がおり、また、その子である徳川家斉は、11代将軍で孫にあたる。
一平太
演 - 保坂凛駆
赤面疱瘡にかかって小石川養生所に運ばれてきた子供。
かよ
演 - 橘芳奈
一平太の母。
左近
演 - 内田裕大
お幸の方(おこうのかた)
演 - 吉田大輝
家重の側室で、お世継ぎである家治の父。
徳川家治(とくがわ いえはる)
演 - 落井実結子(幼少期)、森山のえる(15歳時)
家重の長女で、父はお幸の方。また、吉宗の孫にあたり、後に10代将軍となる。
堀田正亮(ほった まさすけ)
演 - 佐藤みゆき
老中首座。
西尾忠尚(にしお ただなお)、本多正珍(ほんだ まさよし)
演 - 渕野陽子、山本祐子
老中。
小姓
演 - 黒田和将
3代・徳川家光×万里小路有功 編
徳川家光(とくがわ いえみつ) / 千恵(ちえ)
演 - 堀田真由(幼少期:宝辺花帆美)
徳川家光の娘。男性の家光が赤面疱瘡により亡くなってしまったため、彼の身代わりとして生活することとなる。
万里小路有功(までのこうじ ありこと) / お万(おまん)
演 - 福士蒼汰
公家出身の僧だったが、春日局によって還俗させられ、家光の側室「お万の方」となる。春日局の死後、大奥総取締となり、大奥の基盤を築いていく。
春日局(かすがのつぼね)
演 - 斉藤由貴
家光の乳母で、大奥総取締。男性の家光の死後、彼の死による国家の混乱を防ぎ徳川家の存続をはかるため、事実の隠蔽と日本国の鎖国政策、大奥内の男女逆転を発想し実行に移させた張本人である。
玉栄(ぎょくえい) / お玉(おたま)
演 - 奥智哉
有功の弟子の僧侶。有功と共に還俗し、大奥で彼の部屋子を務めることとなる。後に有功の嘆願により家光の側室「お玉の方」となり、徳子(徳川綱吉)をもうける。
稲葉正勝(いなば まさかつ)
演 - 眞島秀和
春日局の息子。千恵の影武者。
角南重郷(すなみ しげさと)
演 - 田中幸太朗
御中臈のひとり。有功のライバルで、和田・勝田と示し合わせて有功や玉栄に嫌がらせをする。その後、嫌がらせに耐えかねた玉栄の策略によって、家光や有功の愛猫である若紫殺害の嫌疑を掛けられ、春日局より切腹する様に命じられる。
和田正隆(わだ まさたか)、勝田頼秀(かつた よりひで)
演 - 佐藤祐基、水間ロン
御中臈。有功のライバルで、角南と共に有功や玉栄に嫌がらせをしていたが、彼の死後は有功を尊敬し、改心する。
松平信綱(まつだいら のぶつな)
演 - 山中聡
老中。赤面疱瘡の流行により、苦肉の策で秘密裏に娘を男装させ、自身の跡取りとして振舞わせていた。
澤村伝右衛門(さわむら でんえもん)
演 - 児玉純一
武術の指南役。明慧を斬り殺す。
朽木稙綱(くつき たねつな)
演 - 永井大
明慧(みょうけい)
演 - 齊藤友暁
有功のお付きの僧侶。有功が江戸に残ることを拒むと、春日局の命で有功の目の前で殺される。
捨蔵(すてぞう) / お楽(おらく)
演 - 濱尾ノリタカ
家光と有功の間に子が授からなかったことから、春日局が家光の新たな相手候補として大奥に連れてきた人物。家光との子である千代姫誕生後に、家光より「お楽」と名付けられる。
溝口左京(みぞぐち さきょう) / お夏(おなつ)
演 - 押田岳
捨蔵の次に家光の相手候補として招かれた人物。家光に、日に焼けた肌をしていることからの連想で「お夏」と名付けられる。家光の側室として玉栄を送り込んだ有功に嫌味を言い、後の世にまで影響するほど玉栄と険悪になる(この時の嫌味の発言内容が、玉栄には許しがたく、家宣(お夏の孫娘)を綱吉の後継とすることに反対する一因となった)。
松平輝綱(まつだいら てるつな)
演 - 富山えり子
松平信綱の娘。男装し、朔日の祝賀を述べるために登城するなど、松平家の跡取りとして振舞う。
中根正盛(なかね まさもり)
演 - 西嶋陽一
千代姫(ちよひめ)
演 - 和田葵
家光の長女で、父は捨蔵 / お楽の方。後の4代将軍・徳川家綱。
松子(まつこ)
演 -
家光の次女で、父は溝口左京 / お夏の方。後の甲府藩主・徳川綱重。また、子女に6代将軍となる徳川家宣がいる。
5代・徳川綱吉×右衛門佐 編
徳川綱吉(とくがわ つなよし) / 徳子(とくこ)
演 - 仲里依紗(少女期:岡本望来)
家光の三女で、館林藩主を経て、5代将軍となる。
右衛門佐(えもんのすけ) / 水無瀬継仁(みなせ つぐひと)
演 - 山本耕史
綱吉の御台所・信平が京より呼び寄せた貧しい公家出身の上臈御年寄。後に綱吉から「曲者」と気に入られ、大奥総取締の職を賜る。
桂昌院(けいしょういん)
演 - 竜雷太
玉栄の後の姿。綱吉の父であり、家光の死後に落飾しているが、吉保と性的関係を持つ。
柳沢吉保(やなぎさわ よしやす) / おもと
演 - 倉科カナ(少女期:田中悠愛)
綱吉の側用人で、彼女の館林時代から幼少の頃より小姓として仕えている。
鷹司信平(たかつかさ のぶひら)
演 - 本多力
綱吉の御台所。京より右衛門佐を呼び寄せる。
伝兵衛(でんべえ) / お伝(おでん)
演 - 徳重聡
綱吉の側室で、お世継ぎである松姫の父。身分の低い黒鍬者(くろくわもの)からの成り上がりで、捨て子からの成り上がりである桂昌院に気に入られる。
秋本(あきもと)
演 - 中川大輔
右衛門佐の部屋子。眼鏡をかけている。
お江、お美
演 - 渡辺江里子、木村美穂(阿佐ヶ谷姉妹)
江戸の町に暮らす女性たち。眼鏡をかけている。
松姫(まつひめ)
演 - 戸簾愛(幼少期)、中村乙葉(幼児期)
綱吉の一人娘で、父は伝兵衛 / お伝の方。次期将軍候補であったが、高熱により亡くなる。
牧野邦久(まきの くにひさ) / 阿久里(あぐり)
演 - 吉沢悠
成貞の夫。
牧野成貞(まきの なりさだ)
演 - 内田慈
綱吉の側用人。家族を綱吉に奪われてしまい、そのことが原因で心身を病み、領地を返上し辞職する。
牧野貞安(まきの さだやす)
演 - 三宅亮輔
成貞の息子。後に、父・邦久と共に大奥にあがるが、病死する。
市川団十郎
演 - 西川扇里治
隆光(りゅうこう)
演 - 山本學
護国寺の住職。かつて大奥にあがる前の桂昌院に将軍の父になると予言した僧侶で、桂昌院が若かりし頃に生き物を殺したと言い当てる。
大典侍(おおすけ)
演 - 一色洋平
桂昌院が呼び寄せた公家出身の側室。
新典侍(しんすけ)
演 - 神田穣
右衛門佐が呼び寄せた公家出身の側室。
上様の念者
演 - 池田航、織部典成
徳川光貞(とくがわ みつさだ)
演 - 飯島順子
紀州藩主で、綱教・頼職・吉宗の母。幼い信(徳川吉宗)を含めた3人の子女を連れて登城し、綱吉に謁見する。
大石内蔵助(おおいし くらのすけ)
演 - 福井博章
吉良上野介(きら こうずけのすけ)
演 - つかもと景子
瓦版
演 - 麻生子八咫
赤穂浪士四十七士の討ち入りを報じる。
甲府の間者
演 - 松村龍之介
寝所で綱吉の命を狙ったが、秋本に阻止される。
徳川綱教(とくがわ つなのり)、徳川頼職(とくがわ よりもと)
演 - 君島光輝、坂上梨々愛
紀州藩主・徳川光貞の長女と次女で、信(徳川吉宗)の姉にあたる。
母・光貞と共に登城し、綱吉自身のはからいにより信(徳川吉宗)も含めた3姉妹で彼女に謁見する。その際、綱吉より土産として彼女が若い頃に使用していた簪を賜る。
老中
演 - 潮田由香里、藤本沙紀(阿部正武)、金谷真由美、氏家恵、比佐廉、安藤瞳
医療編・幕末編
青沼・平賀源内・黒木の3名は「Season1」終盤に事前予告なしで登場した。
青沼(あおぬま)
演 - 村雨辰剛
蘭学者。長崎でオランダ人男性と遊女との間に生まれた混血児。
「Season1」サプライズ出演時の役名は謎の男で、危篤になった吉宗が夢の中でその姿を幻視する。
平賀源内(ひらが げんない)
演 - 鈴木杏
本草学者。
「Season1」サプライズ出演時の役名は旅人。
黒木良順(くろき りょうじゅん)
演 - 玉置玲央
大奥にて御三の間奉公の後、右筆助となる。
スタッフ
原作 - よしながふみ『大奥』
脚本 - 森下佳子
音楽 - KOHTA YAMAMOTO
主題歌 - 幾田りら「蒲公英」
演出 - 大原拓、田島彰洋、川野秀昭
制作統括 - 藤並英樹
プロデューサー - 舩田遼介、松田恭典
制作・著作 - NHK
番組公式サイト
大奥 (2023年のテレビドラマ) - Wikipedia