各話あらすじ(2022年11月16日 - 2023年1月18日)全9話
第1話 2022年11月15日「天から舞い降りたフェロモン彼氏!の巻」
水川黎 (島崎遥香) は新卒から勤めていた不動産会社を辞め、友人である桃井美織 (森カンナ)、大河内衛 (堀井新太) とともにアートのサブスク会社を起業。訪れたコワーキングオフィスで、年下イケメンカメラマンの有馬柊人 (渡邊圭祐) と出会う。柊人に対して最初こそ特別な印象もなかった黎だが、一緒にサウナに入り、整ったときにはすっかり恋に落ちてしまっていた。「オフィスでサウナに入る時代だよ、こういう突然の恋の始まりだってアリかもしれない」と5才年下の柊人と付き合う。
新しい仕事に踏み出したら新しい恋も降ってきた!と舞い上がる黎だが… 付き合って1か月経っても、2か月経っても、セックスどころか、キスもしてくれない!? 「やっぱこれおかしいよね」と悶々とする黎だったが、ある晩ついに柊人に「今晩、黎さん家泊っていいかな?」と誘われて……
第2話 2022年11月22日「フェロモン彼氏とドキドキ1泊旅行!の巻」
付き合って2か月、一晩同じベッドに寝ても手を出さない柊人にモヤモヤが募る黎 (島崎遥香)。衛 (堀井新太) には「草食系男子なだけじゃない?」と言われたり、美織 (森カンナ) には「他に女がいるんじゃない?」と言われたりで、一喜一憂する黎。シてくれない彼氏への謎は深まるばかりだった。
そんな中、黎は柊人が撮影の仕事でお世話になったというデトックスリゾートに1泊旅行に訪れていた。「露天風呂もあるしさ、ゆっくりしよ」という柊人の言葉に、「今夜こそ、スるということでよろしいですか!?」と黎の期待は高まるが……。
久しぶりの柊人との2人きりの時間を楽しむ黎だったが、バーベキューの最中、挨拶にきたリゾートオーナー・蜷川圭吾 (田村健太郎) を見て驚く。なんと圭吾は、黎が5年間つきあっていた元カレで……。さらに、柊人のスマホに届いた怪しげな女からのメッセージを見てしまった黎は、どんどんと気持ちが落ち込んでしまい、「フェロモン彼氏との1泊旅行」は思わぬ展開を迎えてしまう……!!
第3話 2022年11月29日「フェロモン女と大修羅場!の巻」
旅行先に押しかけてきた女・榊原ひとみ (中田青渚) との突然の修羅場に、黎 (島崎遥香) はパニック状態を通り越してもはや現実逃避。しかしそんな中でも「黎さんは俺の世界で一番大切な人だから」という柊人 (渡邊圭祐) の一言に舞い上がってしまう。
旅行から帰宅し、話を聞いた美織 (森カンナ) はシてないことから目を逸らし始めた黎に、柊人とちゃんと話し合うようにと釘を刺す。
そんな矢先、コワーキングオフィスの撮影ブースに柊人とひとみの姿が…。
ひとみの正体は、なんと人気インフルエンサーだったのだ。
仕事でひとみの撮影を引き受けたという柊人にイライラを募らせる黎は、「何が世界で一番だよ、だったらひとみさんのこともちゃんと切ってあげなよ」とつい本音をぶつけてしまい…。
一方の柊人は、衛 (堀井新太) から「シてないことを黎が不安に思ってる」と聞き、ある決心を固めたようで… !?
第4話 2022年12月6日「禁欲プチ同棲生活、到来 !? の巻」
柊人 (渡邊圭祐) の決心など知らない黎 (島崎遥香) は、まさかの「シない」宣言をしてしまう。そんな中、柊人のマンションで水漏れが発生し、1週間泊めて欲しいと頼まれた黎は、「禁欲プチ同棲生活」をスタートすることに。
その話を聞いた美織 (森カンナ) と衛(堀井新太)。「もっと黎を大事にしてほしいよなぁ」という思いがけない衛の発言に驚く美織で……
そんな2人の心配をよそに黎と柊人とのプチ同棲は、順調。“おうち世界一周旅行”と称し、コスプレをしたり各国の料理を作ったり、旅行気分で楽しい時間を過ごす黎と柊人。「なんでこれでセックスしないんだろう…」そんな一抹の疑問には蓋をして、幸せを噛みしめていた黎だったが……
ある日、黎は柊人のタブレットを借りようといじっているとある衝撃的なモノを発見してしまう。そんな中、帰宅した柊人からついに、「キスしてもいいかな?」と言われた黎は…!?
第5話 2022年12月13日「セックスが原因で破局ってそんなんアリ?の巻」
やっとキスしてくれたのに、柊人 (渡邊圭祐) からのまさかの「違った」発言で叩きのめされた黎 (島崎遥香)。思わずマンションから飛び出した矢先、黎は衛 (堀井新太) からもキスされ、しかもそれを柊人に目撃されてしまうのだった。
黎と美織 (森カンナ) とひとみ (中田青渚) が集まり、「緊急キス対策本部」が開催されるが、柊人を好きな気持ちに変わりない黎の気持ちは晴れない。
そんな翌日、黎が仕事でアトリエを訪れると、そこに現れたのは柊人だった―!しかも衛までやってきて、「気まずすぎる」恋の三角関係が繰り広げられることに。
その日の夜、衛と黎が一緒に黎の部屋に入っていく姿を目撃してしまった柊人は大ショックを受けて…。一方の黎もシてくれない柊人への想いがついに爆発してしまい――!?
第6話 2022年12月20日「消えたフェロモン彼氏!性欲はアウトソーシング!?の巻」
シてくれないことに対するモヤモヤをついに爆発させてしまった黎 (島崎遥香) は柊人 (渡邊圭祐) と口論になりそのまま振られてしまう…。
柊人が出て行ってしまい茫然自失の黎…さらに、衛 (堀井新太) からは黎のことが好きだから「シたい」と告白され、最早何がなんだか訳がわからない状況に。
しかもその翌日、柊人が南の島に旅立ってしまったことを黎は人伝に聞く。落ち込む黎を、美織 (森カンナ) はある場所へと連れて行き…!?
そこで美織から紹介されたのはなんと、女性用風俗だった!? セラピストと呼ばれる男性たちの存在に黎の頭はパニック寸前。しかしこの出来事をきっかけに「性欲はアウトソーシングすればいい」という価値観の文明開化が黎の中で起こり…!?
第7話 2023年1月3日「シてくれないフェロモン彼氏と結婚!?の巻」 ※27分繰り下げ(1:25 - 1:55)
柊人 (渡邊圭祐) からの突然のプロポーズに驚く黎 (島崎遥香) だったが、柊人の熱い思いを聞いてOKの返事をする。出会って数ヶ月だし、まだセックスもシてないという信じられない状況は抜きにしても、幸せになる気満々の黎。
黎は衛 (堀井新太) にもそのことを報告するのだが、心ここにあらずの衛。美織 (森カンナ) はまだシてもいないのに、それでいいのかと懐疑的。だが、セラピスト効果で文明開化を果たした黎にとっては、シてないことなんて些事。そんな幸せに邁進する黎をよそに 、美織と衛の間には何とも言い難い緊張感が漂っており…。
そんな中、柊人の母・美智子 (渡辺真起子) が上京してくることに。黎は美智子の気さくな人柄に緊張しながらも打ち解けていく。すると、美智子は、黎が気付いていなかった柊人の本当の性格を話はじめ…!?
第8話 2023年1月10日「形勢逆転!?今スるとかなんか違う!?の巻」
ついに柊人 (渡邊圭祐) から「今晩一緒に過ごしませんか?」と誘われた黎 (島崎遥香)。ずっと望んできたことのはずなのに、素直に喜べない黎。そんな黎の戸惑いを見透かしたかのように生理がきて、その晩は一旦保留となるも、黎は自分の気持ちにモヤモヤ。
その出来事を美織 (森カンナ) と衛 (堀井新太) に相談していた黎は、話の流れから美織と衛がシたことをカミングアウトされ驚愕。好きな女性としかシないと決めていたのにも関わらず、衛は美織とのセックスが忘れられずにいた。
そんなある日、黎と柊人は柊人の憧れの写真家で写真を始めるキッカケにもなった伊坂俊介 (山中聡) の個展を訪れていた。すると、ひょんなことから柊人は伊坂が下積み時代に働いていた写真館でバイトをすることに。だが、そこで柊人の写真を見た伊坂からは厳しい言葉が…。
ふたりは、それぞれの心に決着を付け、ついに“その日”を迎えることができるのか…!?
最終話 2023年1月17日「恋もセックスも人生も前途多難なのです。の巻」 ※15分繰り下げ(1:13 - 1:43)
ついにスることに緊張する黎 (島崎遥香) と柊人 (渡邊圭祐) だったが、その時間は楽しく過ぎていき2人はお互いが好きの気持ちでいっぱいだった。
幸せな気持ちでいっぱいの黎は、仕事でも「借りるえ展」の開催を発案しやる気に溢れていた。しかし、一方の柊人は幸せのあまり腑抜け状態に…そんなあまりにもお花畑になっている柊人の様子を知った美織から黎は、「セックスで腑抜けになるのは結局男だ。気を付けないと今がピークになる」と忠告されてしまう。
一方、悩みに悩んだ衛は美織にセフレにしてほしいと頼み込むが、美織からはある条件を提示され…。
そんな中、柊人に伊坂 (山中聡) から、写真集を出すためにアシスタントとして1年程海外での撮影に同行しないかと話を持ちかけられる。だが、黎と離れ離れになりたくない柊人は即答で断ってしまい……
そのことを知った黎は、ある決断をするのだった。
シてくれないからこそたどり着いた2人なりの幸せの形とは――!?
概要
起業した30歳の女性が、フェロモンだだ漏れの年下彼氏が“シてくれない”ことに翻弄されながらも、自らの価値観をアップデートしようと奮闘する“寸止めラブストーリー”。セックスどころかキスもしてくれない彼氏に振り回される主人公・水川黎を島崎遥香、黎の彼氏で、欲や執着がなく、性欲に関しても“凪”な今どき男子のフリーカメラマン・有馬柊人を渡邊圭祐が演じる。
ストーリー
30歳の水川黎(島崎遥香)は新卒で入社した不動産会社を辞め、友人である桃井美織(森カンナ)、大河内衛(堀井新太)と共にアートのサブスク会社を起業。訪れたコワーキングオフィスで、フリーカメラマン・有馬柊人(渡邊圭祐)と出会う。柊人に対して最初こそ特別な印象もなかった黎だが、一緒にサウナに入り、ととのった時にはすっかり恋に落ち、5歳年下の柊人と付き合うことに。
“新しい仕事に踏み出したら新しい恋も降ってきた!”と舞い上がる黎だったが、柊人は付き合って2カ月たっても、セックスどころか、キスもしてくれない。悶々とする黎だったが、ある晩、ついに柊人に「今晩、黎さんの家泊っていいかな?」と誘われる。
キャスト
水川黎(みずかわ れい)
演 - 島崎遥香
アートのサブスク会社を起業した30歳の女性。新卒で入社した不動産会社を辞め、友人の美織に誘われるがまま会社を立ち上げた。コワーキングオフィスで出会った5歳年下のフリーカメラマン・柊人と付き合うも、何もしてこない彼に翻弄される。
有馬柊人(ありま しゅうと)
演 - 渡邊圭祐
フリーのカメラマン。黎の彼氏。一見軽やかな余裕のあるモテ男だが、欲や執着がなく、性欲に関しても“凪”な今どきの新人類男子。「なぜ付き合ってるのにシてくれないんだ!?」と黎を混乱状態へと突き落としていく。
周辺人物
大河内衛(おおこうち まもる)
演 - 堀井新太
黎と一緒にアートのサブスク会社を起業した男友達。黎と美織とは大学時代のアルバイト仲間で、色恋とは無縁な“よき友達”。黎から、柊人について赤裸々な恋愛相談をされるうちに、自分の中の男が覚醒。“未来永劫人畜無害”のレッテルを剥がすべく、黎にアプローチを開始する。
桃井美織(ももい みおり)
演 - 森カンナ
黎と衛に起業しようと持ち掛け、共に立ち上げたアートのサブスク会社の社長。黎の親友で、“恋とセックスの師匠”でもある。恋愛において独自のポリシーがあり、「恋とセックスは別腹」がモットーで、複数のセックスフレンドがいる。
榊原ひとみ(さかきばら ひとみ)
演 - 中田青渚
柊人の大学の後輩。「あざとくて何が悪いの?」を地で行くインフルエンサー。大学時代の“ある出来事”をきっかけに、柊人に5年間片思いし続けている。自身のフェロモン攻撃が全く効かない柊人に5歳年上の彼女ができたと聞き、黎に宣戦布告する。
南俊基(みなみ としき)
演 - 本田康祐(OWV)
フリーWEBディレクター。
才原陽平(さいはら ようへい)
演 - 長友郁真
フリーのイラストレーター。
佐藤春菜(さとう はるな)
演 - 久田莉子
フリーのアプリデザイナー。
ゲスト
ep.2
蜷川圭吾
演 - 田村健太郎
デトックスリゾートのオーナー。黎の元カレ。
蜷川早希
演 - 呉城久美
圭吾の妻。
平真太郎
演 - 神尾楓珠(写真出演)
アートレンタル・エシェアに連絡してきたアーティスト。
ep.6
拓也(たくや)
演 - 内藤秀一郎
女性用風俗店の男性セラピスト。
ep.7
有馬美智子(ありま みちこ)
演 - 渡辺真起子
柊人の母。
ep.8
伊坂俊介(いさか しゅんすけ)
演 - 山中聡(ep.9)
カメラマン。柊人がカメラマンを志すきっかけとなった存在。
ep.9
コウタ
演 - 林田洋平(ザ・マミィ)
ひとみの彼氏。
スタッフ
脚本 - 舘そらみ
オープニングテーマ - 703号室「バケモノ。」(OFFICE WALKER INC.)
エンディングテーマ - Hiplin「タキ
シード」(Goosebumps Music)
クリエイティブスーパーバイザー・演出 - 永田琴
演出 - 濱野大輝、野英治、相羽めぐみ
プロデューサー - 吉藤芽衣、大河原美奈
配信プロデューサー - 大原拓真、今井夏木
制作プロダクション - TBSスパークル
製作 - 『私のシてくれないフェロモン彼氏』製作委員会
番組公式サイト
私のシてくれないフェロモン彼氏 - Wikipedia