各話あらすじ(2022年11月4日(3日深夜) - 12月23日(22日深夜))
第1話 2022年11月3日「パン子、年下ヤンキー・遼平と出会う」
飯野朋子(内田理央)、略してパン子(30歳)は岐阜で一人暮らしをしながら、上司のセクハラに悩みつつも、それなりに楽しい日々を過ごしていた。ある日、自転車のチェーンが外れて困っていると、長身のヤンキー・高橋遼平(鈴木伸之)が現れ、自転車を修理し早々と立ち去ろうとする。見た目は怖いが、イケメンで距離間が近い遼平にパン子はドキドキしてしまう…。休日、パン子は遼平の自転車屋を訪れると予想外の展開に…。
第2話 2022年11月10日「パン子、遼平の優しさに触れる」
遼平(鈴木伸之)はパン子(内田理央)を幼馴染の将やん(柾木玲弥)が営む中華料理店に連れて行く。そこでパン子は遼平の意外な一面を知ることに。翌日、同僚の山本(瀬口黎弥)と映画館デートに行くが、山本のありえない態度にパン子は自己嫌悪に陥ると涙が止まらない。そしてパン子は飼い犬・たもつに会いに田舎に帰るが、母・聡子(濱田マリ)とのぎくしゃくしたやりとりに、自分の居場所がないことを改めて知り、帰りの居酒屋で遼平に連絡する。
第3話 2022年11月17日「パン子、あんばよー なりました」 ※0:40〜
パン子(内田理央)は、遼平(鈴木伸之)の家で目が覚めると母との関係など悩みを吐露。パン子は遼平の優しさに触れ、2人は距離をさらに近づけると口づけを交わし、遼平に「あんばよーなったら教えて」と言われる。会社でパン子は、遼平を悪く言う山本(瀬口黎弥)に言い返す。日に日に強くなるパン子を笑って見るキミちゃん(長井短)は、妊娠を機に退職することを告げる。帰り道、涙がこぼれるパン子は偶然、遼平と出会う。
第4話 2022年11月24日「パン子、遼平に電話をする」
遼平(鈴木伸之)と付き合うことになったパン子(内田理央)は、勇気を出して自宅へと誘う。「あんばよー」なったのだ。しかし部屋にあった愛犬・たもつの写真をきっかけに幼少期の話になると、遼平は言葉を濁してしまい気まずい雰囲気に。ある日、母・聡子(濱田マリ)からたもつの容体が悪くなったと連絡がくる。急遽実家へと向かおうとするが、台風の影響で電車が動いていない…困り果てたパン子は、遼平に電話をするのだった…
第5話 2022年12月1日「パン子、居場所を見つける」
愛犬・たもつが危篤だと知らせを受けたパン子(内田理央)は、遼平(鈴木伸之)の車で実家へと向かう。到着するやいなや、自分の帰りを待っていたかのようにたもつは息を引き取る。最期を看取ることができ、火葬を済ませたパン子たちは岐阜に戻ることに。途中で晩ご飯を食べにレストランへ立ち寄ると、そこで遼平の父親とばったり出くわす。いままで知らなかった遼平の過去を、少し知ることになったパン子は戸惑うが…。
第6話 2022年12月8日「パン子、遼平とケンカする」
キミちゃん(長井短)の送別会に偶然隣の席に居合わせた遼平(鈴木伸之)。パン子(内田理央)に対し、好き勝手な態度をとる上司に我慢ができなくなった遼平は上司を投げ飛ばしてしまい、このことがきっかけで二人は喧嘩をしてしまう。相手を思いやるがゆえ、パン子と遼平は考え込んでしまい…。とある日、パン子は会社で遼平の悪口を耳にする。悲しみと怒りが抑えられなくなったパン子は、ついに会社を辞めると決意し…
第7話 2022年12月15日「遼平、山本の秘密を知る」
遼平(鈴木伸之)と「将ちゃん」を訪れたパン子(内田理央)は、会社の同僚だった佐由利(寺本莉緒)と偶然再会する。退職後の会社の状況やテルちゃん(木村文哉)との関係について話に花を咲かせていると、遼平の学生時代の同級生夫婦が現れる。遼平に対して馴れ馴れしい態度をとる同級生に嫌悪感を抱きながら、自分が知らない遼平の過去がある事にショックを受けたパン子は遼平と付き合っていく自信がなくなり…。そして、遼平は道に迷っていた山本(瀬口黎弥)の祖母を偶然助けたことをきっかけに山本が長年抱えていた秘密を知る。
最終話 2022年12月22日「パン子、遼平との出会いを思い出す」
パン子(内田理央)が東京へ引っ越すかもしれないと知った遼平(鈴木伸之)だが、自分の都合で引き止めるのは勝手すぎるのでは…と思い悩んでいた。一方、パン子は愛犬・たもつの遺品を弟・隼人(武知海青)へ届けるため父・志朗(近江谷太朗)の自宅を訪れる。隼人や飼い犬・タケルに対して威圧的な態度をとる志朗にパン子は我慢ができなくなり…。そして、ある事をきっかけにパン子は忘れていた過去の出来事を思い出す。
原作概要
『自転車屋さんの高橋くん』は、松虫あられによる漫画作品。2019年4月3日から、『トーチweb』(リイド社)にて連載中。単行本は既刊5巻(2022年5月26日時点)。2022年8月時点で累計100万部を突破している。
ドラマ概要
松虫あられによる同名コミックを映像化した、大人の胸キュンピュアラブストーリー。世話好きの年下ヤンキー・高橋遼平を鈴木伸之が演じ、人付き合いが苦手で自分の意見をはっきりと言えないアラサー女子のパン子こと飯野朋子に内田理央が扮する。
ストーリー
東京出身の飯野朋子(内田理央)、略してパン子は30歳。岐阜で1人暮らしをしながら、会社勤めをしている。人付き合いが苦手で自分の意見をはっきりと言えない朋子は、会社では上司から微妙なセクハラを受けたり、同僚からの誘いを断れなかったりと、悩む日々を送っていた。
ある日、自転車で街に出かけた朋子は、チェーンが外れたことをきっかけに近所の自転車店を営む高橋遼平(鈴木伸之)と出会う。イケメンだが見た目がヤンキーでちょっと強引な遼平を怖いと感じる朋子だったが、悩んでいることを否定せず、優しく寄り添ってくれるところに徐々にひかれていく。
キャスト
高橋遼平(たかはし りょうへい)〈26〉
演 - 鈴木伸之
主人公。岐阜の自転車店「タカハシサイクル」を営むヤンキーの青年。下戸。
飯野朋子(はんの ともこ)/ パン子〈30〉
演 - 内田理央(少女時代:吉田帆乃華)
ヒロイン。岐阜で一人暮らしする会社勤めのアラサー女性。東京(立川)出身。
周辺人物
遼平の関係者
清水将也 / 将やん〈26〉
演 - 柾木玲弥
遼平の高校の同級生。中華料理屋「中華飯店 将ちゃん」の跡取り。
清水将太〈4〉
演 - 近江晃成
将也の息子。
三輪照幸 / テルちゃん〈26〉
演 - 木村文哉
遼平の高校の同級生。アニメと漫画好き。
高橋惣司
演 - 斉木しげる
遼平の祖父。憎まれ口を叩きながらも、遼平の朋子との恋愛を応援する。
朋子の関係者
佐藤貴美子 / キミちゃん
演 - 長井短
朋子の同僚。同期入社の間柄。
朋子を田中課長のハラスメントから守ってきたが、交際相手との子供の妊娠を機に退職する。
山本耕起〈30〉
演 - 瀬口黎弥(FANTASTICS from EXILE TRIBE)
朋子の同僚。朋子と同じく東京(多摩)出身。
世間体でなく自分の気持ちが大切との朋子の言葉に後押しされ、祖母に同性愛者と明かす。
河村佐由利
演 - 寺本莉緒
朋子の後輩。本当は特撮好き女子だがウケ狙いと思われるのが嫌で、美容とファッション好き女子を演じている。
特撮のコミュニティーで知り合ったテルちゃんと交際している。
田中宏明
演 - 山口森広
朋子の上司。セクハラ、パワハラ課長。
飯野聡子
演 - 濱田マリ
朋子の母親。
たもつ
演 - パリン、リボン
飯野家の飼い犬。グレートピレニーズの老犬。
「株式会社たいまつ」の社員
演 - 秋田卓郎、河合良輔、今泉良彦、市野倖大、渡邊裕也、来夏、松山理映、平野美奈
朋子の同僚たち。
ゲスト
第2話
岡田悠仁、今堀未央
演 - 早乙女駿治、大峰ユリホ
朋子が山本に誘われて観に行った恋愛映画「ハルジオンの約束」の主演キャスト。
ダニエル・カール
演 - ダニエル・カール
朋子が立川の実家に帰省した時に見ていたテレビ番組「YOUは何しに日本へ?」のナレーター。
第5話
近所のおばさん
演 - 野路ももこ
朋子の実家の近所のおばさん。たもつが人に吼えないことに感心する。
高橋進司
演 - 大沢健
遼平の父親。女装癖のある同性愛者で、失踪して岐阜の家庭を捨てている。
朋子と東京から岐阜に帰ろうとしていた遼平が立ち寄った飲食店に偶然居合わせ、遼平と再会する。
第7話
山口美香、さとし
演 - 星野奈緒、福地展成
遼平の高校の同級生たち。酔っぱらて「将ちゃん」に来店し、美香は遼平にヤリチンと絡んでくる。
清子(せいこ)
演 - 大澤洋子
山本耕起の祖母。大量の見合い写真を持参し耕起を訪ねて岐阜までやって来る。
しかし、耕起から同性愛者と明かされ、何度もひ孫が見たいと圧力をかけてしまったと詫びる。
最終話
青木志朗
演 - 近江谷太朗
朋子の父親。自分勝手で、自分の考えを周囲に押し付ける人物。
青木珠美
演 - 金沢雅美
志朗の再婚相手。隼人の母。
青木隼人
演 - 武知海青(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)
朋子の異母弟。たもつの元々の飼い主。ひきこもりの青年。
タケル
演 - こまち
青木家の飼い犬。ウェルシュ・コーギー。
スタッフ
原作 - 松虫あられ『自転車屋さんの高橋くん』(リイド社刊)
脚本 - 北川亜矢子
音楽 - 坂本秀一
オープニングテーマ - THE BEAT GARDEN「初めて恋をするように」(Universal Sigma)
エンディングテーマ - 鈴木伸之「フタリノリ」
監督 - 太田勇(テレビ東京)、八重樫風雅、山下久義
プロデューサー - 太田勇(テレビ東京)、森永恭平(レプロエンタテインメント)、後藤和弘(isai)
企画協力 - LDH JAPAN
制作協力 - isai
制作 - テレビ東京、レプロエンタテインメント
製作著作 -「自転車屋さんの高橋くん」製作委員会
番組公式サイト
自転車屋さんの高橋くん - Wikipedia