各話あらすじ(2022年10月5日 - 11月30日)全9話 平均視聴率 3.80%
第1話 2022年10月5日「予測不能の二重人格サスペンス!消えた3日間の記憶!別人格の僕が殺人犯」 ※初回15分拡大(22:00 - 23:09) 視聴率 4.5%
大学生のエイジ(山田涼介)は、15年前の「LL事件」の連続殺人犯・八野衣(早乙女太一)が父親であることを周囲に隠している。自殺した八野衣の保護司だった浦島(遠藤憲一)の養子として育ったエイジは、京花(門脇麦)という恋人もできて気楽な毎日を送っていたが、ある日、LL事件と酷似した殺人事件が発生。刑事の桃井(桜井ユキ)から話を聞いたエイジは、被害者の失踪期間中、自分の記憶が全くないことに気付く。さらに、被害者やその友人・ナミ(川栄李奈)らが働くデートクラブを運営する佐井(尾上松也)から連絡を受け…。
第2話 2022年10月12日「浮上する新たな容疑者!手に汗握る命懸けの潜入…!」 視聴率 3.5%
浦島エイジ(山田涼介)は、半グレ集団『スカル』のリーダー“サイ”こと佐井社(尾上松也)に呼び出され、彼らが根城にしているクラブを訪れる。そこには、傷を負ったナミ(川栄李奈)と、拷問を受けたと思われる男性の姿があった。スカルの金を盗んだ犯人を追っていたサイたちは、その過程で、その男性とナミがこっそり付き合っていることを知ったのだという。「大事な商品に手を出した」と怒るサイは、エイジにその男を拷問するよう指示。サイたちの信用を失わずにもう一人の自分である“B一”の情報を聞き出さなければならなかったエイジは、覚悟を決め…。
第3話 2022年10月19日「第一章完結恋人に伸びる魔の手!今夜消えるのは誰だ」 視聴率 3.7%
大学教授の白菱(佐野史郎)から、ある人物が葉子(浅川梨奈)を暴行する動画を見せられたエイジ(山田涼介)。ナミ(川栄李奈)は憤るが、そこに‘B一’が関与していたと分かり、エイジは心苦しい。一方、桃井(桜井ユキ)は、サイ(尾上松也)が‘LL’を崇拝して事件を模倣した疑いがあると上司の猿渡(高嶋政宏)に報告。そんな中、エイジの元に、拘束された京花(門脇麦)の動画が届く。
第4話 2022年10月26日「新章開幕!姿を見せる別人格…!また一人誰か消える」 視聴率 3.6%
目を覚ましたエイジ(山田涼介)は、3日間の記憶がなく、再び‘B一’が現れたことを察知する。B一が連絡を取りそうな白菱(佐野史郎)は電話に出ず、エイジはナミ(川栄李奈)に呼ばれて彼女と落ち合う。そんな中、エイジは京花(門脇麦)と共に浦島家を訪問。その帰り、京花に亀一(遠藤憲一)の養子になった経緯を話したエイジは、京花からB一についての思わぬ事実を知らされる。
第5話 2022年11月2日「悲しき真実恋人の衝撃の秘密とは遂に犯人が明らかに」 視聴率 3.9%
ナミ(川栄李奈)は、葉子(浅川梨奈)の事件に抱いた疑念を桃井(桜井ユキ)や犬飼(岩男海史)ら警察に訴える一方で、エイジ(山田涼介)のことを気に掛ける。同じ頃、エイジは京花(門脇麦)を守りたいという思いを一層強くし、改めて彼女と向き合っていた。エイジの言葉に涙を見せた京花は、彼を団地の一室に案内。そこで明かされた話に困惑するエイジを衝撃の事態が襲う。
第6話 2022年11月9日「復讐編開幕15年燃やした復讐心殺人鬼はすぐそばに」 視聴率 3.4%
浦島家では、京花(門脇麦)の状況を知った亀一(遠藤憲一)と珠代(阿南敦子)が、エイジ(山田涼介)を心配し、不安に駆られていた。同じ頃、ナミ(川栄李奈)はついにエイジのもう一人の人格‘B一’と対面。エイジの壮絶な過去を聞かされて胸を痛めつつも、葉子(浅川梨奈)の事件について知っていることを話すよう、B一に訴える。すると、B一はナミに自らの目的を明かし…。
第7話 2022年「許さない…父親を殺したのは誰だ消された衝撃の真実」11月16日 視聴率 4.4%
エイジ(山田涼介)の別人格‘B一’は、15年前に猿渡(高嶋政宏)や桃井(桜井ユキ)らが調べていた連続殺人事件について、当時の思わぬ事情を知る。そんな中、B一は亀一(遠藤憲一)と会うことに。逃亡中のエイジを気遣う亀一は、ずっと抱えてきた胸の内を告白。ナミ(川栄李奈)は、エイジのふりをするB一に罪悪感はないのかと憤る。一方、桃井は猿渡に調査の協力を求め…。
第8話 2022年11月23日「殺人鬼LL衝撃の正体が暴かれる物語は最終局面へ!」 ※『2022 FIFAワールドカップ モロッコ×クロアチア』の放送(18時40分 - 21時10分)に伴う特別編成により10分繰り下げられ、22:10 - 23 :04の放送 視聴率 2.5%
エイジ(山田涼介)の別人格‘B一’は、京花(門脇麦)が口にした、生きていた‘LL’の正体について探るため、京花が刺されるまでの3日間の足取りを追うことに。復讐への思いにのめり込むB一を、ナミ(川栄李奈)は止めることができない。やがて、B一とナミは京花が大学を休んで向かった場所があるとつかむ。その住所を目指す中、京花が病院から移送されると分かり…。
最終話 2022年11月30日「最終回!黒幕との最後の対決!悲しき復讐の果て…」 視聴率 4.7%
エイジ(山田涼介)の別人格である‘B一’は、‘LL’の正体が亀一(遠藤憲一)だったことをナミ(川栄李奈)に打ち明ける。B一と対峙した亀一は、その推理に感心しながらも「まだ満点はやれないな」と告げる。そして、エイジの父・八野衣(早乙女太一)が売春組織から少女たちを救ったのは、人のためや罪滅ぼしのためではなく、女性を食い物に仕事をしなければならない惨めな現実から目をそらしたかっただけだと言い、‘殺人鬼・LL’がどのようにして生まれたのかを話し始める。
原作概要
『親愛なる僕へ殺意をこめて』(しんあいなるぼくへさついをこめて、英語: My Dearest Self with Malice Aforethought)は、原作:井龍一、作画:伊藤翔太による漫画作品。『週刊ヤングマガジン』(講談社)にて2018年23号から2019年36・37合併号まで連載。その後、ウェブコミック配信サイト『コミックDAYS』(同社)に移籍し、2019年8月5日から2020年9月7日まで全97話が配信・連載された。2022年6月時点で累計部数は120万部を突破している。
ドラマ概要
同名人気漫画を、Hey! Say! JUMPの山田涼介主演でドラマ化。連続殺人犯を父に持つ大学生・浦島エイジ(山田)が、自らが二重人格だと気付き、“もう1人の自分”がある殺人事件の犯人かもしれないという不安から、その事件の真相を探っていく二重人格サスペンス。
ストーリー
明京大学2年の浦島エイジ(山田涼介)は、毎日ヘラヘラ仲間と過ごすお気楽大学生。だが一方で、実の父・八野衣真(早乙女太一)が連続殺人事件の犯人だったという過去を持ち、少年時代はいじめやひどい嫌がらせに遭うなど過酷な人生を歩んできた。そんなエイジにとって、彼女の雪村京花(門脇麦)との時間だけは、嫌なことを忘れて心から笑うことができた。
ある日、父が起こした事件と酷似する猟奇的殺人事件が起こる。だがエイジには、その事件が起こったとされる期間の記憶がない。さまざまな状況を鑑み自身が二重人格であることに気付いたエイジは、“もう1人の自分”が犯人かもしれないと恐怖と不安を抱き、事件の真相解明を決意する。
キャスト
浦島エイジ
演 - 山田涼介 (幼少期:小山蒼海)
明京大学の大学生。浦島亀一の養子。実の父親・八野衣真は連続猟奇殺人事件の容疑者。
B一(ビーイチ) / 八野衣 エイジ(はちのい エイジ)
エイジのもう一人の人格。
ナミ
演 - 川栄李奈
半グレ集団「スカル」が運営するデートクラブ「アリス」で働く女性。
ドラマオリジナルキャラクターで、原作の真明寺麗の設定を内包する。
雪村京花
演 - 門脇麦(幼少期:志水心音)
エイジと同じ明京大学に通う女子大生。
白菱正人
演 - 佐野史郎
帝東大学の教授。
エイジの家族
浦島亀一
演 - 遠藤憲一(幼少期:小林空叶)
エイジの養父。エイジの実父・八野衣真の保護司であった。
浦島珠代
演 - 阿南敦子
エイジの養母。
浦島乙
演 - 夏子(幼少期:浅田芭路)
エイジの義姉。
八野衣真
演 - 早乙女太一
エイジの実父。15年前に発生した連続殺人事件の犯人とされている。別名「殺人鬼・LL」。警察に追い詰められ焼身自殺を図ったとされている。
八野衣真美
演 - 都丸紗也華
エイジの実母。世間の批判の声に耐えられなくなり、首を吊って自殺した。
警察関係者
桃井薫
演 - 桜井ユキ
刑事。新人時代に15年前の連続殺人事件を担当している。
猿渡敬三
演 - 嶋政宏
警視庁の管理官。桃井の上司。
犬飼
演 - 岩男海史
桃井とコンビを組む刑事。
鑑識官
演 - 福澤重文(第1話)
SKALL(スカル)
半グレ集団
佐井社
演 - 尾上松也
リーダー。通称「サイ」。デートクラブ「アリス」の経営者。
ダム
演 - 宮澤佑
江口
演 - 才川コージ
佐伯ヒロカズ
演 - 堀丞
西
演 - 小島久人
沢井
演 - 町田悠宇
王川
演 - 三木崇史
ドド
演 - 續木淳平
その他メンバー
演 - 塩崎翔太
演 - 高尾悠希
演 - 新井優也
演 - 椎名寛太
周辺人物
雪村真須美
演 - 高橋ひとみ
雪村京花の母。
サトル
演 - はじめしゃちょー
エイジの大学の友人。
柏木
演 - 岩本晟夢
エイジの大学の友人。
畑葉子
演 - 浅川梨奈
ナミの友人。何者かに殺される。
白菱凜
演 - 工藤美桜
白菱正人の娘。連続殺人事件の被害者。
ゲスト
第1話
司会
演 - 金剛地武志
ワイドショー司会者。
図書館司書
演 - 藤本静
B一が調べものをしていた図書館の司書。
学生食堂の大学生
演 - 山脇辰哉、押田岳
喫茶店Y店長
演 - 津村和幸
B一が畑葉子と会っていた喫茶店の店長。
倉持ミク
演 - 黒木麗奈(第2話・第8話・第9話)
殺人鬼LLの被害者。
第2話
学生
演 - 中川紅葉、大熊花名実
教室で噂話をする。
第4話
高橋
演 - 梅沢昌代
雪村京花が幼少期を過ごした児童養護施設 エルロイ's ホーム職員。
野島
演 - ジャン・裕一(第5話・第6話・第9話)
西宮メンタルクリニック医師。
病院スタッフ
演 - 池津祥子(役名:瀬川)、風見梨佳
西宮メンタルクリニック。
桜井
演 - 森下能幸(第5話)
西宮メンタルクリニック患者。B一と京花が一緒に診察に来ていたとエイジに話す。
助手
演 - 柾賢志
白菱の部下。ナミが居る白菱の部屋に入ってくる。
第6話
花坂トオル
演 - 遠藤雄弥(第7話)
売春クラブ「ホワイトラビット」運営会社の社長。5年前に顧客リストを持って姿を消した。
山勝
演 - 宮河愛一郎
「ホワイトラビット」の元従業員。
警察官
演 - 長友郁真
スピード違反摘発でナミの運転する車を止める。
ユカリ
演 - 北澤舞悠
CLUB LUSTSのホステス。畑葉子の友達。
花坂の妻
演 - 町田マリー
B一に夫が残した荷物を見せる。
関東医療センター
負傷した雪村京花が入院する病院
医師
演 - 中川あきら
看護師
演 - 今藤洋子、川畑光瑠(第8話)
警察官
演 - 辻京太
雪村京花の病室の警備をしていたが睡眠薬入りコーヒーを飲んで眠ってしまう。
レポーター、キャスター
演 - 笠井美穂、石坂美樹、村山千代(第3話)
第7話
老婦人
演 - 金沢きくこ
15年前「八野衣真らしき人物を近くの別荘地で見掛けた」と警察に通報した。
女性職員
演 - 市原茉莉
秩父中央警察署女性職員。目撃者の老婦人に最初に対応する。
係長
演 - 画大
15年前の秩父中央警察署・係長。
刑事
演 - 鈴木悠貴
15年前、桃井にLLからの脅迫状が入った郵便を届ける。
警察官
演 - 藤井仁人
秩父中央警察署。15年前に猿渡敬三に八野衣真を見たという老婦人が署に来ていると伝える。
第8話
オバタサチ
演 - あめくみちこ
栃木県塩沼市益沢町若塚のスナック「路」のママ。LL事件当時小樽のスナック「幸」のママをしており、そこでマナという偽名で働いていた白菱凛のことを京花とエイジに話す。
刑事
演 - 塩顕治
雪村京花の入院する病院に詰めていたが、火災警報器が鳴っている間に京花が襲われてしまった。
リポーター
演 - 水谷悠莉
浦島乙の逮捕事件をリポートする。
留置所係員
演 - 得田舞美
乙に会いに来た亀一に、乙は面会拒否だと伝える。
第9話
検察官
演 - 佐伯新
雪村京花被告の殺人及び死体遺棄事件の検察官。
裁判官
演 - 矢嶋俊作
雪村京花被告の殺人及び死体遺棄事件の裁判官。
母、娘
演 - あこ、吉原悠莉
刑務所の前に咲くキンモクセイを見上げる。
スタッフ
原作 - 原作:井龍一、作画:伊藤翔太『親愛なる僕へ殺意をこめて』(講談社『ヤングマガジン』刊)
脚本 - 岡田道尚
音楽 - ☆Taku Takahashi(m-flo)
主題歌 - Hey! Say! JUMP「ウラオモテ」(ジェイ・ストーム)
警察監修 - 大澤良州
医療監修 - 山本晶督
法律
監修 - 阪口采香(an法律事務所)
総合演出 - 松山博昭
演出 - 西岡和宏、浅見真史、保坂昭一
プロデューサー - 草ヶ谷大輔
制作著作 - フジテレビ
番組公式サイト
親愛なる僕へ殺意をこめて - Wikipedia