正樹(中島裕翔)のもとに、服役中の元同僚・加賀美(眞島秀和)から手紙が届いた。手紙には「すぐそばに禍が迫っている。過去からは、逃れられない」と書かれていた。加賀美と接見した正樹は、手紙の言葉の意味を尋ねた。加賀美はそれには答えず、愛菜美(比嘉愛未)との結婚や、現在、正樹が冴(吉川愛)と交際していることに触れ、「あの時、俺が言った通りになったな」と告げる。
一方、路加(佐藤隆太)は、『セカプリ』の顧客情報流出の責任をとり、代表の座を退くと発表する。冴は、行方がわからない木之本(清水伸)が関係しているのではないかと路加に告げる。だが路加は、「カリスマ社長をやるのも飽きてきた」などと言って出て行ってしまう。
『モノリスエステート』社長の賢治(光石研)は、路加の謝罪動画を見て喜んでいた。「これでもう私がこの会社にいる必要はないのでは?」と賢治に問う正樹。すると賢治は、「これが最後だ」といって正樹に書類を渡す。それは、正樹の父・秀雄(神保悟志)が理事長を務めていた学校法人『立秀学園』の土地の売買契約書だった。
アルバイトから戻った冴は、自室に静(富田靖子)がいることを知って驚く。だが、冴が部屋を出て行こうとすると、背後で突然、静が倒れた。冴は、静が搬送された病院で、彼女が3年前に胃がんの手術をしており、昨年再発したと聞かされる。
そんな中、賢治からの指示を受けた正樹は、5年ぶりに実家を訪れるが……。
第1話 2022年7月14日「教師と生徒、禁断の愛が不協和音を巻き起こす」
第2話 2022年7月21日「殺人事件の犯人が明らかに!二人の純愛の行方は?」
第3話 2022年7月28日「純愛・青春・サスペンスの第一部終幕。物語は5年後へ」
第4話 2022年8月4日「形を変えた禁断の愛妻の愛憎が波乱の渦を巻き起こす」
第5話 2022年8月11日「結婚記念日、試される妻への愛」
第6話 2022年8月18日「過去へのけじめ…運命の選択」
第7話 2022年8月25日「夫婦の崩壊、覚悟のキス」
第8話 2022年9月1日「壊れる絆、純愛と泥沼は紙一重」
第9話 2022年9月8日「過去の因縁、新たな禍い」
最終話 2022年9月22日「この純愛は運命か宿命か」
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