各話あらすじ(2022年7月26日 (25日深夜)- 9月27日(26日深夜))全10話
第1話 2022年7月25日
「暇な人は聞いてくれ。これは俺の13年間の恋の話。」中学二年生の福田悠(大橋和也)は、シャーペンの芯を切らして困っていた隣の席に座る伊藤さとみ(福地桃子)に1本わけてあげた。すると半分に割った消しゴムを差し出して「ありがとう」と笑顔を見せた。その瞬間、福田はさとみに心を奪われた。これが、13年続く片思いになるとは知らずに…。板倉(藤原丈一郎)・森(小島健)との男同士の熱い友情、さとみとの別れと再会を繰り返す恋、長い長い青春ラブストーリーが今始まる―。
第2話 2022年8月1日
消しゴムをくれた女子・伊藤さとみに恋をして1年。中学最後の文化祭の出し物を決める為、福田(大橋和也)の家に集まる事になったクラスメイト。だが板倉(藤原丈一郎)の策略により福田とさとみ(福地桃子)は二人きりに。この状況にドキドキが止まらない福田は妄想が爆発。
あの日くれた消しゴムの片割れを、さとみも自分と同じ気持ちで大切に持っているのではないか?期待を込めて聞いてみるが、さとみは消しゴムの存在にすらピンと来ておらず、挙げ句の果てには「弟にあげてしまった」事が判明。現実の厳しさに激しく落ち込む福田。
第3話 2022年8月8日
消しゴムをくれた女子・伊藤さとみに恋をして3年。高校二年生になった福田は同じ高校に進学した板倉、森とつるみながら、相変わらずの厨二病と、あの日何も言わずに転校してしまったさとみへの想いを引きずったまま、冴えない日々を送っていた。
夏休み、板倉の祖母・玉子が営む釣り宿へバイトに来た3人は、同じく近くの旅館へバイトに来ていた杏里、梨花、ミイナと知り合う。彼女らと仲良くなった板倉と森。置いてきぼりをくらった福田は一人お得意の妄想に耽っていると目の前にさとみが…。
リアルな妄想に嫌気が差す福田だったが…、それはなんと“リアルさとみ”。杏里らと一緒にバイトに来ていたさとみと奇跡的な再会を果たすことに!
さとみら女子グループと仲良くなった3人は、ひと夏の思い出を作るべく、板倉の策により、福田はさとみと二人きりになる事に成功!浴衣姿のさとみを前に、純粋な気持ちと邪な気持ちとの間で悶々とする福田。告白のタイミングを探り続けるが、伏兵の登場で思いもよらぬ展開に!
第4話 2022年8月15日
消しゴムをくれた女子・伊藤さとみに恋をして3年。
高二の夏、海でさとみと偶然の再会を果たした福田だったが、相変わらずの厨二病っぷりでなかなか想いを伝えられず、朝から晩まで板倉の祖母・玉子が経営する釣り宿のバイトに明け暮れる毎日。
そんな福田たちを労い、漁師の海野太郎(アキラ100%)が女子たちも一緒に沖まで船を出してくれる事に。玉子から『白イルカを見たカップルは永遠の愛で結ばれる』『ブラピとアンジョリも見た』と聞いた福田は、藁にも縋る気持ちで、いざ船へ。
しかし、白イルカにも出会えず、告白もできず、宿でのバイトも終わりに迫る中、さとみが急遽東京へ帰る事に。連絡先も知らず、このままだと永遠の別れに成り兼ねないと頭ではわかっていながらも行動できない福田だったが、板倉と森、そして玉子からの激励に奮い立ち、既に駅へ向かってしまったさとみを、今度は逃がさぬよう自転車で追いかける。
「俺は伊藤が…」片思いから3年。ついにその瞬間が訪れる―。
第5話 2022年8月22日
消しゴムをくれた女子・伊藤さとみに恋をして5年。
高校二年の夏、海でさとみと偶然の再会を果たした福田はついに告白。だが、その場で返事をもらえず、渡した連絡先に音沙汰もないまま2年の月日が経過。
福田と板倉は同じ大学へ、森はカメラマンを目指し全員が上京。福田は初めての一人暮らしをスタートさせる。板倉が准教授・熊井(鷲見玲奈)に一目惚れした事をきっかけに彼女のゼミを受講する事になった福田はそこで水野一美(武田玲奈)と知り合う。熊井をものにしたい板倉を先導に、時に課題に、時に飲み会に勤しむ福田や一美たち。
ラーメン、カラオケ、ボーリング…同じ時間を過ごすうち、一美に対し友達以上の感情を抱くようになった福田。いつものメンバーでのいつもの宅飲み、いつもの雑魚寝の最中、手が触れ合う福田と一美。どちらからともなく唇を重ね、二人は付き合う事に。
幸せの時間が1年続いたある日、一美とデートを楽しむ福田はその視界の隅に、運命の裾を捉えるー。
第6話 2022年8月29日
消しゴムをくれた女子・伊藤さとみに恋をして5年。
大学生になった福田は、初めての彼女・水野一美とのデートの最中、さとみらしき人影を目撃。その日から、しまっていたさとみへの想いが騒ぎ出した事に気づかないフリをする福田。自分を真っ直ぐ見つめてくれる一美を愛おしく思いながらも、その幸せに集中できない。
そんな折、電車の中でさとみと二度目の偶然の再会を果たすー。
2年ぶりの再会に喜びながらも、あの日の告白の返事、何よりなぜ何の連絡もくれなかったのか、怖くて聞けない福田。さとみの方から返事を切り出そうとするが、それを遮り、今は何とも思ってないと嘘をつく。短い再会の中でなんとか連絡先を交換した福田は、躊躇しつつもさとみと連絡を取り、会う約束をしてしまう。
さとみからもらった消しゴムの片割れ、渡せなかった手紙と共に捨てきれていなかったさとみへの想い。一美への罪悪感はありながらも、さとみの顔を見る度に想いは増し、親友である板倉、森にも相談できぬまま、さとみとデートを重ねてしまう…。
第7話 2022年9月5日
消しゴムをくれた女子・伊藤さとみに恋をして5年。
彼女である一美の大切さを痛感した福田は、中二から大切にしまっていた、さとみとの恋の始まりである“消しゴムの片割れ”を池に捨てる。
とにかくさとみを忘れようと、一美との楽しい日々を送り始めるが、忘れようとすればするほど、さとみの輪郭は濃くなり、夢を見たり、思い出したりする毎日。そんな自分を最低だとわかっているからこそ、板倉、森にも相談できないまま不安定な日々が続いていた…。
そんな中、板倉が熊井(鷲見玲奈)に告白し撃沈。今まで見たこともないほど落ち込む親友の姿に居ても立っても居られない福田は、熊井を問い詰めるが、熊井の恋愛に対する考え方に福田自身、思い当たる節があり何も言い返せない。そんな自分の現状をなんとか抜け出す為、あの時の告白の返事を聞こうと再びさとみとの接触を図るが、その事が板倉、森にバレてしまい…。
第8話 2022年9月12日
消しゴムをくれた女子・伊藤さとみに恋をして5年。
板倉(藤原丈一郎)、森(小島健)にさとみ(福地桃子)との全てを打ち明けた福田(大橋和也)は、遂に一美(武田玲奈)との別れを決意する。
しかし、いざ別れ話をしようとすると、それを察するかのように福田との会話を避ける一美。初めての彼女、初めて手をつなぎ、初めてキスをした彼女。まして嫌いになったわけではない一美に、福田は半ば強引に別れの一歩を切り出す。それはさとみへの想いにケリをつける為の一歩でもあった。
第9話 2022年9月19日
消しゴムをくれた女子・伊藤さとみに恋をして11年。
厨二病男・福田悠(大橋和也)も26歳となりメンテナンス会社で働く中堅社員に。
ただでさえ忙しい日々の中、新入社員の竜也(三浦獠太)、松平(石川瑠華)の面倒も見る事に。
それぞれの道を進んだ板倉(藤原丈一郎)、森(小島健)とも中々会えなくなり、ストレスを抱える散々な日々を送っていた。そんな松平が自分に好意を抱いている事を知る。久しぶりの“恋の予感”に、しまっていた想いが顔を出す。
最終話 2022年9月26日
消しゴムをくれた女子・伊藤さとみに恋をして11年。
さとみ(福地桃子)と三回目の奇跡の再会を果たした福田(大橋和也)。これは運命の恋なのか、それとも神様の気まぐれか。「消しゴムをくれた女子を好きになった。」男の13年にも及ぶ片思いが、遂に完結。
原作概要
『消しゴムをくれた女子を好きになった。』は、FUKUDA(W)による日本の恋愛小説。2012年2月22日にPHP研究所から刊行された。
ドラマ概要
FUKUDA(W)による実話を基にした青春ラブストーリーを、なにわ男子・大橋和也の主演で連続ドラマ化。大橋が、たった1人の女性を13年間思い続ける、いちずでどこか憎めない主人公・福田悠の中学生から社会人までを演じ切る。中学2年の時、シャープペンシルの芯のお返しに、消しゴムを半分に切って差し出した隣の席の女子・さとみに心奪われ、“運命”と呼びたくなるような再会と別れを繰り返しながら13年間片思いする福田と、彼を支える親友との熱い友情も見どころとなる。
ストーリー
中学2年の時、隣の席に座る女子・伊藤さとみ(福地桃子)がシャープペンシルの芯を切らして困っているのに気付いた福田悠(大橋和也)は、自分の芯ケースをさとみに渡す。すると、さとみは消しゴムを半分に割って、その片方を福田に差し出して笑顔を見せる。
一瞬にしてさとみに心を奪われた福田は、天然キャラだが頭がよくしっかり者の彼女とお近づきになりたいと思うが、チャンスは訪れない。それから1年。くじ引きで、さとみと文化祭のステージ発表を務めることになった福田は、親友の板倉和希(藤原丈一郎)と、一度もしゃべったことはないが断らなそうな森友彦(小島健)を巻き込み、さとみへの告白のチャンスをうかがう。
キャスト
福福田悠 - 大橋和也(なにわ男子)
中学から社会人まで運命の恋を追い求め、さとみをいちずに思い続けている。何かと格好つけたがりの自意識過剰で、厨二病をこじらせているが、なぜか憎めないかわいい男。
伊藤さとみ - 福地桃子
中学から社会人までの13年間、福田が恋する相手。天然キャラだが頭がよく、実はしっかり者。
板倉和希 - 藤原丈一郎(なにわ男子)
福田の小学校からの親友。テンション高めのお祭り男だが、人を細かくケアできる優しい一面もある。
森友彦 - 小島健(Aぇ! group/関西ジャニーズJr.)
福田と板倉の中学からの親友。何があっても動じないわが道をいく性格。何げない言葉が親友2人を救う。眼鏡をはずすとイケメン。少女漫画とカメラが好き。
その他
山本夏樹 - 日下玉巳
役名不明 - 菊地姫奈
野村杏里 - 久保乃々花
河合ミイナ - 秋谷百音
板倉玉子 - ふせえり
海野太郎 - アキラ100%
水野一美 - 武田玲奈
熊井奈緒 - 鷲見玲奈
板倉美鈴 - 薄幸(納言)
松平ひなた - 石川瑠華
ゲスト
第1話
中学生 - 朝比奈弥栗
スタッフ
原作 - FUKUDA(W)「消しゴムをくれた女子を好きになった。」(PHP研究所)
脚本 - 片岡翔
音楽 - 岩崎慧
主題歌 - なにわ男子「Timeless Love」(ジェイ・ストーム)
監督 - 草野翔吾、小室直子、中里洋一
編成企画 - 安島隆、鈴木淳一
コンテンツプロデューサー - 藤澤季世子
プロデューサー - 藤森真実、伊藤美緒、妙円園洋輝
協力プロデューサー - 鈴木将大、宇田川寧、杉山葉香
チーフプロデューサー - 三上絵里子、島本講太
制作プロダクション - ダブ
製作著作 - 日本テレビ、ジェイ・ストーム
番組公式サイト
消しゴムをくれた女子を好きになった。 - Wikipedia