各話あらすじ( 2022年7月13日 - 8月31日)全8話
第1話 2022年7月12日
人の運命が決められた通り進んでいるか監視する“あの世”の組織「運命警察」。
ミュージシャンとしての道を歩み始めた矢先、他人の飛び降り自殺に巻き込まれて死んでしまったとある男は、新人刑事・セブン(片寄涼太)としてこの「運命警察」に配属された。そしてリーダーのゼロ(水野美紀)に呼び出され、とある女性の運命を監視するよう命じられる。
長野命(江藤萌生)は清掃会社でアルバイトする23歳。これから先も浮き沈みのない平凡な人生を歩むという運命を定められている。彼女の運命が予定通りに進むかどうか監視するのがセブンの役目だったが、緊急事態発生!命は「新人女優オーディション」の広告を目にしてしまう。命は「女優になりたい」という諦めかけていた夢を再び追いかけると決意することに。「運命が狂いはじめると、取り返しのつかないことになる!」ゼロはセブンを福田七男として彼女の運命を元通りにするよう命じ、地上に送り出す…!
第2話 2022年7月19日
人の運命が決められた通り進んでいるか監視する“あの世”の組織「運命警察」。
新人刑事・セブン(片寄涼太)はリーダー・ゼロ(水野美紀)の命令により、長野命(江藤萌生)が女優になる運命を阻止するべく、福田七男として再び地上に降り立った。そして命が務める清掃会社クリクリーンの新人アルバイトとして潜入することに。そうとは知らず女優への夢を叶えるためオーディションに応募する決意を固める命。
しかし、次の清掃先として向かうことになったのは、命にとって辛い思い出がある勤務先だった。かつて、命の夢を笑い飛ばした上司・早川(福田温子)と再会したことで夢を追いかける気持ちが薄れていく命。そんな命に対して七男はとんでもない行動に…!
第3話 2022年7月26日
とある銭湯での清掃中。女優オーディション一次審査の結果を待つ長野命(江藤萌生)は合否を知らせるスマホが鳴るのを今か今かと待っていた。合格の通知が来ると知っている運命警察のリーダー・ゼロ(水野美紀)は、命が女優になる運命をなんとしてでも阻止するため、セブン(片寄涼太)に命のスマホを奪うように指示をする。
命と村西徹(後藤剛範)と共に銭湯の清掃へ向かったセブン/福田七男は、隙を見つけて命のスマホを盗もうと画策するが、それを邪魔する人間が!?運命警察と敵対する組織「非運命分子」とは?
第4話 2022年8月2日
決められた運命に反して女優への道を一歩ずつ前進していく長野命(江藤萌生)は、オーディションの二次審査を控えていた。命が女優になるのを阻止するため、失敗が許されないセブン(片寄涼太)が運命警察のリーダー・ゼロ(水野美紀)から指示されたのは、命を二次審査に行かせないことだった。
福田七男として命と村西徹(後藤剛範)と共にホストクラブの清掃に向かったセブンは、飛び降り自殺をしながらも一命をとりとめた新人ホスト・幹夫(平井亜門)の話を耳にする。そんな中、命を屋上に閉じ込めることに成功したセブンだが、突然屋上に幹夫が現れて…。
第5話 2022年8月9日
p>屋上から飛び降りる寸前の幹夫を救ったセブンこと福田七男(片寄涼太)は、長野命(江藤萌生)をオーディションの二次審査へ送り出す。またしても命の運命を元に戻せなかったセブンに対して、ゼロ(水野美紀)は決められた運命を狂わすことがどれだけ恐ろしいことなのか痛感させると言い放つ。七男が命と村西徹(後藤剛範)と共に清掃に向かったのは、村西が妻と出会った思い出の居酒屋だった。
妻・マナ(荒木まどか)に鼓舞された村西は、仕事を辞めて再び映画を作る夢を追いかけると宣言。夢に向かって歩き出す村西を快く送り出す命。しかし、村西が七男だけに語った衝撃の事実はあまりにも悲しく残酷なものだった…。決められた運命を狂わすことへの代償とは?
第6話 2022年8月16日
セブン(片寄涼太)は運命警察リーダーのゼロ(水野美紀)から長野命(江藤萌生)の運命を元に戻すよう命じられているが、女優を目指すひたむきな姿に胸打たれ、徐々に命を応援し始めていた。そんな中、清掃会社クリクリーンに新人アルバイト・影山健太(若林元太)が加入することに。3人が清掃先で作業をしていると、七男は突如何者かから拘束されてしまう。
七男を拘束した男・天川文哉(栗原類)は、運命警察と敵対する組織「非運命分子」のリーダーだった。天川が明かす自身の生い立ち、そして運命警察との過去の因縁とは?一方、影山と二人きりになった命に、危機が迫りくる…。
第7話 2022年8月23日
なんとか三次オーディションを突破した長野命(江藤萌生)。次の最終オーディションでどうしても着たい服があるという命を実家へ送り届けることになった七男(片寄涼太)。そこで、命には6歳下の妹・玉子(加藤しおり)がいることを知る。久しぶりに再会した命と玉子。しかし、ある事情により、命のせいで両親が離婚したと思い込む玉子は、命のことをひどく恨んでいた。
玉子から言い放たれる心無い言葉と冷たい態度にすっかり心が折れてしまった命は自信喪失し、オーディションを辞退するという。すべてはゼロ(水野美紀)の思惑通りに進んでいた。一方、七男は非運命分子のリーダー・天川(栗原類)から自分の死についての真実を聞かされる…。
最終話 2022年8月30日
ついに最終オーディションまで到達した長野命(江藤萌生)。自身に課せられた使命を投げ捨て、命の夢を応援することに決めた七男(片寄涼太)だが、「非運命分子」のリーダー・天川文哉(栗原類)によると、命がオーディションに落ちる運命は変わっていないという。七男はゼロ(水野美紀)の思惑を阻止するため、ある計画を企てる。そんな中、遂に迎えた最終オーディション。
果たして命は、「運命警察」が管理している決められた運命を辿ることになるのか、運命に抗うことはできるのか…!?いよいよ命の女優への道、最終決着!
概要
同局で放送中の「〜夢のオーディションバラエティー〜Dreamer Z」から誕生した新ドラマ。地上波ドラマ初主演となるGENERATIONS from EXILE TRIBEの片寄涼太と、オーディションを勝ち抜いた新人・江藤萌生がダブル主演を務める。水野美紀、後藤剛範、栗原類らが共演者として名を連ねるほか、今回惜しくも主演の座を獲得できなかった加藤しおりと、セミファイナルで敗退した荒木まどか、戸知理絵も出演する。
片寄と水野が演じるのは、“運命警察”というあの世の組織のエージェント。現世を監視している彼らは、ある日、江藤演じる長野命の運命がずれ始めていることに気付き、それを阻止しようとする。
ストーリー
一度死んだ者たちが所属するあの世の組織・運命警察。この世界には「すべての人の人生は運命によって決まっており、それを変えてはならない」というルールがあり、組織のエージェントであるコードネーム・セブン(片寄涼太)とその上司・ゼロ(水野美紀)の任務は、現世の人々の運命が、事前に決められた通りに進んでいるかを監視することだった。
ある日2人は、「女優になる」という夢を胸にしまい込みながら清掃会社で働く長野命(江藤萌生)の運命がずれ始めていることに気付く。それを阻止するため、福田七男として現世に降り立ったセブンは、命の夢と人生、そして運命に関わっていく。
キャスト
福山七瀬/福田七男(セブン)
演 - 片寄涼太(GENERATIONS)
運命警察のエージェント。長野命の運命のずれを阻止するため、現世に福田七男として降り立つ。
生前、TikTokで「運命」という曲をバズらせているが、飛び降り自殺に巻き込まれて亡くなっている。
女優オーディションの最終審査に現れ、合格を諦めかけていた命を励まし、彼女の運命を変えるが、その代償として地上に降り立ち命の前に現れることができなくなる。
長野命(ながの みこと)〈22〉
演 - 江藤萌生
ヒロイン。「女優になる」という夢を胸にしまい込みながら清掃会社「クリクリーン」で働く女性。
浮き沈みの無い平凡な人生を歩む運命が、女優の夢を再び追いずれ始める。
最終審査でセブンに夢を諦めないよう励まされ、運命に打ち勝ち、女優オーディションに合格する。
村西徹
演 - 後藤剛範
清掃会社「クリクリーン」のリーダー。
映画監督になることを夢見て助監督を務め、作品を制作する機会に恵まれるが酷評され、人生に腐っていたところを妻になるマナの助言で考えを改める。
二人の子供たちが小学生になったことから清掃会社を退職し、映画製作の世界に復帰すると七男や命たちに告げるが、本当はレベル4の膵臓ガンにかかっていることが判明したことから、闘病生活のために退職を決めていた。この過酷な運命は、セブンが命とホストの幹夫の運命を変えたしわ寄せが降りかかったことが原因であるとゼロは告げる。
その後、病床で制作した映画がミニシアターで異例の大ヒットをする運命を辿る。
ゼロ
演 - 水野美紀
運命警察「エリア7777」のリーダー。常にペロペロキャンディを携えている。
「運命wiki」の情報に対し、ずれが生じた人間がいないか監視し、発見した場合、エージェントを地上に派遣し、ずれを修正するよう天国からエージェントに指示を送る。
生前のセブンの運命をエージェントとして監視しており、決められた運命通りセブンがホストの幹夫の飛び降り自殺に巻き込まれ亡くなる人生に干渉しなかった。
天川文哉
演 - 栗原類(第6話 - )
「非運命分子」のリーダー。元運命警察でコードネームはワンであった。
母子家庭で7歳の時施設に預けられ、施設で出会いかわいがってくれた「エリ姉ちゃん」に初めて稼いだ給料で時計をプレゼントしようとした日、交通事故で亡くなっている。
死後、運命警察としてエリ姉ちゃんを殺すことになる運命の強盗の監視を任され、運命通りエリ姉ちゃんを殺したことで、運命警察の仕事に疑問を抱くようになり、「非運命分子」になる道を選ぶ。
セブンが死ぬことになったのは、セブンの運命を監視していたゼロが運命通りの人生を歩ませたためであると、セブンに告げる。
命が女優オーディションに合格したのを見届けると、運命警察に出頭し、命の合格した運命と相殺し、他人の運命への干渉を防ぐ。
ゲスト
第1話
幹夫
演 - 平井亜門(第3話 - 第6話)
新人ホスト。
ホストクラブでのいじめや、交際女性に騙され500万円以上の借金を負わされたことに耐え切れず飛び降り自殺するが、巻き添えになったセブンだけが亡くなり自身は生存する。
先輩ホストに暴力をふるわれたことから再び飛び降り自殺をしようとするがセブンに制止され、死ぬはずだった運命を変えられた。
第2話
早川
演 - 福田温子
命がかつて働いていた会社の上司。ピアニストになる夢を挫折した過去を持つ。命をバカにして女優になりたい夢をあきらめさせた。
第3話
上田、徳さん
演 - 二階堂新太郎(第8話)、大津尋葵(第8話)
銭湯の従業員に変装した「非運命分子」の構成員。
命にオーディション通過の連絡を受けさせるため、連携してセブンが命のスマホを盗み出すことを妨害する。
命を最終オーディションに合格させるためテレビ局に現れるが、地上に現れたゼロに撃退される。
第4話
先輩ホスト
演 - ジェントル、上村健也
ホストクラブの幹夫の先輩。交際女性に騙され借金を背負わされた幹夫を嘲り、客からの売掛金を回収できないことを叱責し、額にマジックで「死」と落書きする。
ホストクラブの経営者
演 - 伊藤竜也
清掃を終えた命たちにフルーツサンドを差し入れし、セブンから幹夫のことを質問され「パッとしない奴」と答える。
第5話
村西マナ
演 - 荒木まどか
徹の妻。人生に起こることには意味があると徹に助言し、助監督生活に腐っていた徹の考えを改めさせる。
居酒屋の店員
演 - 戸知理絵
村西が妻のマナと出会った居酒屋の店員。「クリクリーン」の清掃現場になり、清掃に来た村西に、小学生になった彼の子供の誕生日のお祝いを渡す。
第6話
影山健太
演 - 若林元太(第8話)
「クリクリーン」の新人アルバイト。セブンが命の運命を変えようとすることを見越してゼロが送り込んだ運命警察のエージェント。
命の運命を元に戻すため、オーディションの3次審査を受けられないよう清掃現場で荷物の下敷きにして重傷を負わせようとするが、セブンに妨害される。
第7話
玉子
演 - 加藤しおり
命の6歳年下の妹。高校2年生。命が父の浮気を母に告げたことが原因で両親が離婚したと思い、自分をかわいがってくれた父と離別することになったと命を恨んでいた。
これまで女優オーディションに落選していた命の妹であることが恥ずかしいと命に嫌味を言うが、村西の様に命が女優になることを期待している人間がいることをセブンに教えられ発奮した命から、次のオーディションに合格すると言われたことで、これまでの姉に対する非礼な言動を詫びる。
第8話
神山
演 - タカハシシンノスケ
命が挑んだ女優オーディションの最終審査での芝居の相手役。
米倉リエナ
演 - 米倉リエナ
命が挑んだ女優オーディションの最終審査での審査員。演出家。
田辺日太
演 - 田辺日太
命が挑んだ女優オーディションの最終審査での審査員。俳優。
祖父江里奈
演 - 祖父江里奈
命が挑んだ女優オーディションの最終審査での審査員。プロデューサー。命の審査時にゼロと入れ替わる。
スタッフ
原案・脚本 - 鈴木おさむ
監督 - 滝本憲吾
メイキングディレクター - 道本咲希
音楽 - 牧戸太郎
オープニングテーマ - iScream「Catwalk」(LDH Records)
エンディングテーマ - 石川花「空に咲いて」(SONIC GROOVE)
挿入歌 - 福山七瀬(片寄涼太)「運命」(作曲:Tani Yuuki)
プロデューサー - 祖父江里奈(テレビ東京)、森田美桜(AOI Pro.) 、平林勉(AOI Pro.)
制作協力 - AOI Pro.
製作著作 - テレビ東京
番組公式サイト
運命警察 - Wikipedia