2022年07月02日

雪女と蟹を食う TOP

『雪女と蟹を食う』(ゆきおんなとかにをくう)は、2022年7月9日(8日深夜)から同年9月24日(23日深夜)まで、テレビ東京系列の「ドラマ24」枠(毎週金曜24:12〜24:52)にて放送された。全12話。主演は重岡大毅。


各話あらすじ(2022年7月9日 - 9月24日)全12話
第1話 2022年7月8日「死にたい男とセレブ妻」
 冤罪で全てを失い、人生に絶望した男・北(重岡大毅)は命を絶とうとするがあと一歩が踏み出せずにいた。そんな時、グルメ番組を観て、人生で蟹を食べたことがないことに気づく。「蟹を食べてから死ぬ」と決意した北は、高級住宅街に住む人妻(入山法子)に狙いを定め、家に押し入った。そして金を要求するが、彼女の行動は全く予期せぬもので…。蟹を求め北海道へと向かう2人をロードムービー調で描く、文学的ラブサスペンス。

第2話 2022年7月15日「死より残酷な死」
 人生に絶望した男・北(重岡大毅)は、死ぬ前に北海道で蟹を食べるため、強盗に入った家の人妻・彩女(入山法子)と車で不思議な旅を始める。日光の街並みを走り抜け、中禅寺湖へ。湖畔のホテルで一泊し、会津若松に辿り着く。この旅を「大人の夏休み」と言い、ご当地グルメや観光地を楽しむ彩女に対し、どこか振り切れない様子の北。そして、二人は次なる目的地に山形の銀山温泉を選ぶのだが…。

第3話 2022年7月22日「自暴自棄な女」
 死ぬ前に蟹を食べるため北海道へ向かう北(重岡大毅)と同行する謎多きセレブ人妻・彩女(入山法子)は山形・銀山温泉を次の目的地に、北上していた。そんな中、体調を崩した彩女を目の前にした北は、ふと自分の辛い過去を振り返る。銀山温泉に到着し、彩女の看病をする北だったが、彩女が婚約指輪を付けていることに気づき複雑な気持ちに。さらに翌日、道中で書店に寄った北は、偶然彩女の夫・一騎(勝村政信)の小説を見つけ…。

第4話 2022年7月29日「似たもの同士」
 死ぬ前に蟹を食べるため北海道へ向かう人生に絶望した男・北(重岡大毅)と謎多きセレブ人妻・彩女(入山法子)。彩女が死ぬためにこの旅についてきたと知った北は、彩女の冷たい表情に何も言えなくなってしまう。函館へと向かうフェリーへ乗り込んだ2人だったが、狭い客室で気持ちがすれ違い…。そんな中、彩女は北に「本当は死ぬのが怖くなったのではないか」と問う。北が出した答えとは…。

第5話 2022年8月5日「違う景色 」
 死ぬ前に蟹を食べるため北海道へ向かう北(重岡大毅)と彩女(入山法子)。遂に二人は北海道へと到着する。フェリーで函館港に降り立った2人は、函館の朝市を巡ることに。その風景になんとなく既視感を覚えた北。そこはかつてテレビ番組で見た朝市だった。更に、彩女もその市場にはある思い入れがあり…。2人は人生最期の地を稚内と決め、さらに北へと向かうが、ホテルでのある会話をきっかけに想いがすれ違ってしまい…。

第6話 2022年8月12日「熊」
 ついに北海道までたどり着いた北(重岡大毅)と彩女(入山法子)だったが、札幌の地ではぐれてしまう。彩女は一人、教会で一騎(勝村政信)との過去を思い出す。その一方、彩女に会う手がかりを掴めない北は、札幌の街をさまよい自暴自棄になっていた。死ぬために蟹を食べようとするが、実行できず暑さと空腹により気を失ってしまう…。北が目を覚ますと、そこはマリア(久保田紗友)が働くすすきののニュークラブの控室で…。


第7話 2022年8月19日「生き甲斐」
 札幌で彩女(入山法子)と離れ離れになってしまった北(重岡大毅)は、路上で倒れていたところを再びマリア(久保田紗友)に拾われ、マリアの家に身を寄せていた。素性を明かさない北を「コタロー」と呼びながら、何気ない日常に幸せを感じるマリア。ある日、マリアから「生きがい」を問われた北はふと彩女のことを思い出す…。一方、彩女は夫・一騎(勝村政信)の編集担当・巡(淵上泰史)ととある教会で落ち合っていて…。


第8話 2022年8月26日「ヒーロー」
 ニュークラブで客の妻に襲われたところを北(重岡大毅)に助けられたマリア(久保田紗友)。北と一夜を共にした翌日、教会で彩女(入山法子)と再会する。そこで彩女の“待ち人”について聞いたマリアは、あまりにも「コタロー」に似ていることに驚き…。そんな中、店に呼び出された北。マリアは命を救ってもらったお礼として一人で北をもてなすことに。まっすぐに想いを告げる彼女に対し、北は自身の過去と犯した罪を打ち明ける。


第9話 2022年9月2日「覚悟」
 マリア(久保田紗友)から彩女(入山法子)の居場所を聞き、一心不乱に彩女の元を目指す北(重岡大毅)。再会した二人は小樽まで車を走らせる。海鮮丼を食べ、街を散策し、旅を楽しむ二人だが、北は、離れていた時間のことを一切尋ねてこない彩女に『蝉時雨』に出てくる妻を重ねていた。一方、一騎(勝村政信)は巡(淵上泰史)から彩女が男と北海道にいると聞かされ…。彩女と一騎の歪な夫妻関係。その過去が遂に明らかに…!


第10話 2022年9月9日「嘘」
 北(重岡大毅)と彩女(入山法子)は、ついに“最期の地”と決めた稚内までたどり着く。ホテルのロビーで一編の詩に出会い「生」に想いを巡らせる北。北とは対照的に「死」への強い決意を感じさせる彩女。部屋に向かう途中、ふとブライダルサロンが目に入り、北は彩女が結婚式を挙げていないことを知る。彩女の表情からウエディングドレスへの憧れを感じた北は、なんとかして彩女にドレスを着させようとスタッフに掛け合うが…。


第11話 2022年9月16日「あなたのような人」
 彩女(入山法子)の死への決意を変えることができず葛藤する北(重岡大毅)。「明日、一緒に蟹を食べて、そして一緒に死ぬのよ」と言った彩女を思い出していると、彩女から特選蟹フルコースの予約が取れたと報告される。北は、彩女を救うため、自ら命を絶とうとしていた時のことを思い出すが、その中で自分は彩女によってとっくに救われていたことを実感し...;。そして2人は、遂に"蟹を食べる日"を迎えてしまう。


最終話 2022年9月23日「旅の締めくくり」
 死ぬ前に蟹を食べようと北海道まで旅をしてきた北(重岡大毅)と彩女(入山法子)。北の想いは届かず、彩女は自ら海に入っていった。北はなんとか彩女を浜に引き上げるが彩女の意識は戻らないまま…。残された北は彩女から託された日記を読み、彼女の本当の想いを知る。そして、彩女を訪ねてきた一騎(勝村政信)がホテルへやってくると、北は一騎を海へ連れていき…。北と彩女の不思議な二人旅はどんな結末を迎えるのか…?


原作概要
『雪女と蟹を食う』は、Gino0808による漫画作品。『週刊ヤングマガジン』(講談社)にて、2019年9号より2020年46号まで連載。その後『コミックDAYS』(同)にて、2020年11月から2021年1月2日まで連載。自殺を決意した男性と高級住宅街に暮らす女性を描いた物語。

その後、本編後を描く『雪女と蟹を食う 沖縄編』(ゆきおんなとかにをくう おきなわへん)が2022年31号から2022年43号まで短期集中連載された。


ドラマ概要
ジャニーズWEST・重岡大毅主演で“えん罪により人生が狂った男”と“謎多きセレブな人妻”のミステリアスな2人旅を描く、サスペンスフルなラブストーリー。原作は、新進気鋭の漫画家・Gino0808による同名作品。主人公と一緒に北海道まで旅する謎多き人妻を入山法子が演じる。


ストーリー
サラリーマンの北(重岡大毅)は、痴漢のえん罪をかけられ失業。家族や婚約者に見放され人生に絶望し、自殺しようと考えるがどうしてもあと一歩が踏み出せずにいた。そんな時、テレビのグルメ番組を見て人生でカニを食べたことがないと気付き、「北海道でカニを食べてから死ぬ」と決意。

しかし、北海道でカニを食べるのに十分な金がない北は、図書館で出会った高級住宅街に住む人妻・雪枝彩女(入山法子)に狙いを定め、家に押し入る。そして彩女に金を要求するが、彼女の行動は全く予期せぬものだった。


キャスト
北(きた)〈27〉
演 - 重岡大毅(ジャニーズWEST)
本作の主人公。冤罪により人生に絶望し、蟹を食べたうえで自殺を決意する。

雪枝彩女(ゆきえだ あやめ)〈38〉
演 - 入山法子(高校時代:坂口風詩)
本作のヒロイン。ベストセラー作家を夫にもつ人妻。

雪枝一騎(ゆきえだ かずき)〈57〉
演 - 勝村政信
彩女の夫。ベストセラーを数多く手掛ける小説家。

マリア〈24〉
演 - 久保田紗友
北海道で活動するホステス。北と彩女にとってキーパーソンとなる。

巡健人(めぐり けんと)〈39〉
演 - 淵上泰史
一騎の担当編集者。

涼香
演 - 橋本萌花
マリアの同僚、「すすきのニュークラブ」のホステス。

美弥妃
演 - ほのかりん
マリアの同僚、「すすきのニュークラブ」のホステス。

柴田
演 - 木村知貴
「すすきのニュークラブ」の店長。

谷内
演 - 齋藤里菜

森晴香
演 - 堂ノ下沙羅(第10話)
ウエディングプランナー。

空知由美
演 - 街田しおん(第10話)
ウエディングプランナー。

役名不明
大山真絵子、後藤龍馬、骨川道夫、尾道絵菜、河野新、優太

スタッフ
原作 - Gino0808『雪女と蟹を食う』(講談社「ヤンマガKC」刊)
脚本 - まなべゆきこ、イ・ナウォン、灯敦生
監督 - 内田英治、柴田啓佑、松本優作
音楽プロデューサー - 田井モトヨシ
音楽 - Teje×田井千里
主題歌 - ジャニーズWEST「星の雨」(Johnny's Entertainment Record)
エンディングテーマ - ヒグチアイ「悪い女」(ポニーキャニオン)
ロゴデザイン - hive
チーフプロデューサー - 祖父江里奈(テレビ東京)
企画・プロデューサー - 松本拓(テレビ東京)
プロデューサー - 勝俣円(DASH)、尾関玄(DASH)、新谷朋成(DASH)
制作 - テレビ東京、DASH
製作著作 - 「雪女と蟹を食う」製作委員会


番組公式サイト
雪女と蟹を食う - Wikipedia

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