2022年07月01日

ちょこっと京都に住んでみた。 TOP

『ちょこっと京都に住んでみた。』(ちょこっときょうとにすんでみた)は、テレビ大阪製作により「年末スペシャルドラマ(以下、年末SP)」としてテレビ東京列6局ネットで2019年12月29日の11時25分から12時50分に放送されたテレビドラマ。主演は木村文乃。

2022年7月7日(6日深夜)から同年8月11日(10日深夜)テレビ大阪開局40周年記念ドラマ(以下、連続ドラマ)として、テレビ大阪で木曜(水曜深夜)0時 - 0時30分(JST)、テレビ東京で木曜(水曜深夜)2時35分 - 3時5分(JST)に続編(全6回)が放送された。


年末SPあらすじ
仕事を辞めて実家に戻り暇にしていた江東佳奈は、母から怪我をしたという大叔父・大賀茂の身の回りの世話をするよう頼まれて東京から京都へとやってくる。大叔父の怪我は大したことはなかったが、せっかくだからと佳奈はしばらく京都に滞在することにする。

長く京都に暮らしさまざまなこだわりを持つ大叔父からお使いを頼まれた佳奈は、渡された手描きの地図を頼りに自転車に乗って大叔父こだわりの店々を連日訪ねる。さらに、自分の好きなものは自分で探すようにという大叔父の言葉に、美味しい和菓子屋や隠れた絶景を求めて勘を頼りに京都の街を気ままに巡る。

訪れた先々で出会う人々との穏やかな会話、住むことで初めて目に触れる「若い女子」には目新しい奥深い京都の生活文化、ゆったりと静かに流れる時間。好きなデザイナーの職を辞め人生に失敗したと言う佳奈に、大叔父は人生はもっとシンプルに、何でもやって好きなこと1つずつ増やしていけばいいと語る。5日間の滞在を通じて次第に佳奈の心はほぐれていき、「ちょっと大人になった」と東京へと戻っていく。


連続ドラマ各話あらすじ(2022年7月6日 - 8月10日)全6話
第1話 2022年7月6日
長期出張で大阪に通うことになった佳奈は、再び京都の大叔父の家に滞在することに。早速おじさんからお使いを頼まれ、地図を片手に自転車を使って積極的に京都の街に繰り出す。帰ってくるとおじさんから友人の小山と吉田を紹介され、お使いで買ってきたものを並べて語り合う。そんな佳奈の京都に来たもう一つの理由。賑やかなパーティーに参加しているときに感じた「寂しい気持ち」とは…


第2話 2022年7月13日
茂に言われ早起きした佳奈。そこに小山と吉田がやって来て佳奈を連れ出す。
松ヶ崎の山から朝の空気が澄んだ京都の町を眺めたり、レトロな喫茶店で朝食を食べたりと早朝の京都の楽しみ方を二人から教わる。
その後いつものようにおじさんからお使いを頼まれる佳奈。一件は箒(ほうき)の直し。ものを直しながら大切に使う京都の文化に感心する。もう一つの行き先は小山の店。茂がかつてフランスに住んでいたことを聞かされ驚く。
その夜、佳奈のスマホに友人からのメッセージが…


第3話 2022年7月20日
朝食のパンを金網で焼く茂。ガスの火が柔らかくなって美味しくカリッと焼けると言う。食べた佳奈も美味しさを感じる。
茂は「京都の人はパンも好き」と説明。ずっと都だった京都は新しいものに敏感で、京都が日本初のものはたくさんあり、新しいものを受け入れる気質があると説明する。仕事の帰り、佳奈は結婚する友人へのプレゼントとして茂がパンを焼いていた金網を買いに行く。ついでにバッグや雑貨のデザインをしている吉田の店をのぞいてみることに。そこで吉田から茂との出会い、さらに茂の意外な過去を聞くことになる。


第4話 2022年7月27日
大阪の会社へ出勤した佳奈。仕事を終え、結婚する親友、結と会う時間まで大阪の街をブラブラする。結と会う佳奈。気が合い、ずっと相談に乗ってもらった結が結婚することは嬉しいことなのだが……佳奈はどうしても淋しいという想いが先行し、祝福できないでいた。二人で話をすると、結から同じような思いをしたことがあると聞かされ、少し心が楽になる。家に帰ると茂が小山と話をしている。茂はかつての仕事仲間と誤解が生じて友情が壊れたと語る。


第5話 2022年8月3日
家でリモート作業をしている佳奈は、茂が花を活ける準備をしていることに驚く。佳奈が「どこかで習ったの?」と聞くと「自分の家やから好きなようにしてるだけ」と答える茂。茂から「時間あったらおつかいへ行ってきてほしい」と植物と番茶のお使いを頼まれ、佳奈は京都の町へ繰り出すことに。お使いを終え、並んで花を活ける二人。コーヒーを淹れ一息ついたところで、佳奈が、結婚する親友に会って寂しいという思いを素直に伝えることを後押ししてくれたことを、茂に感謝する。その言葉を聞いて、茂自身も背中を押され、かつて誤解から友情が壊れてしまった仕事仲間・藤沢と再会することを決意する。


最終話 2022年8月10日
明日は結の結婚式。同じ日に藤沢の葬儀も行われる。茂は葬式に、佳奈は結婚式に向かう。

お互い式の終わりに落ち合い、二人ですき焼き店へ。「藤沢とここによく来た」と話す茂。茂の若い頃の話を新鮮な気持ちで聞く佳奈。佳奈は「パーティで感じた淋しさの正体を知りたいと思ってた」という話をする。「おじさんは一人で淋しくない?」と茂に問うと帰ってきた答えは「ただ、一緒に寄り添うんや。上手に付き合うだけや」と。

その言葉を聞き、佳奈は「淋しい」という気持ちは、ただネガティブなだけでないと思う。
そして佳奈は茂の家を間もなく出ていくことを告げる。


キャスト
江東佳奈〈27〉
演 - 木村文乃
東京でデザイナーをしていたが挫折したことにより寮から実家に戻る。大叔父・茂が怪我をしたとの知らせに京都へとやって来る。(年末SP)
2年後には東京の別のデザイン事務所に再就職しており、長期出張で大阪支社へ通うため京都の茂の家へひと月の間滞在する。(連続ドラマ)

大賀茂〈70〉
演 - 近藤正臣
佳奈にとっての母方の大叔父。京都にやって来た佳奈に色々と頼みごとをする。
グラフィックデザイナーで、かつてパリで生活していた。

小山一紫
演 - 古舘寛治(連続ドラマ)
中古バイクショップ経営者。大阪出身。
学生時代にヨーロッパをバイク旅行した際、当時パリ在住だった茂と出会い、彼とはそれ以来の付き合い。茂には彼の愛車である赤いキャトルの整備を頼まれることもある。

吉田宗忠
演 - 玉置玲央(連続ドラマ)
グラフィックデザイナー。静岡出身。京都の大学に入学して以降、京都在住。
先輩グラフィックデザイナーの茂を慕い、70年代のデザインについて教えてもらうため交流を持つようなった。小山とは茂を介して知り合いになっている。
買い付けた払い下げのロンドンバスのロールサインを材料に、自身がデザインしたカバンを京都の職人に縫合してもらい販売している。

三島結
演 - 徳永えり(連続ドラマ)
佳奈の親友。元同僚。近々、大阪で結婚する予定。
「おめでとう」という気持ちと共に、「寂しい」という正直な気持ちを佳奈から伝えられ、自身も佳奈の様に親しい友人の結婚に、同様な気持ちを感じたことがあったと佳奈に伝える。

藤沢
演 - 桜木健一(連続ドラマ)
茂の仕事仲間。誤解から茂との友情が壊れ、没交渉となっていたが、佳奈が結に伝えたい気持ちを伝えたことに触発された茂が歩み寄り、友情を回復する。しかし程なくして亡くなってしまう。

佳奈が訪れた店
年末SP
鎌田川魚店(京都市上京区東町七本松西入東町45-1)
とようけ屋山本(京都市上京区七本松一条上ル滝ヶ鼻町429-5)
七味唐辛子 長文屋(京都市北区北野下白梅町54-8)
梨木神社(京都市上京区寺町通広小路上ル)
麩嘉本店(京都市上京区西洞院堪木町上ル東裏辻町413)
WEEKENDERS COFFEE(京都市富小路六角下ル西側骨屋之町560)
グリル生研会館(京都市左京区下鴨森本町15 生産開発科学研究所ビル1F)
画餅洞(京都市上京区今出川通り六軒町西入 西上善寺町190-16)
町家古本はんのき(京都市上京区鳳瑞町225)
大黒屋鎌餅本舗(京都市上京区阿弥陀寺前町25〈出町桝形商店街の北〉)
株式会社𠮷廼家(京都市北区小山東大野町54)
カフェ ビブリオティック ハロー!(京都市中京区二条通柳馬場東入ル晴明町650)
天ぷら・鯖寿司 天忠(京都市左京区田中上玄京町52-2)
STOCK ROOM(京都市上京区西三本木通荒神口下ル上生洲町229-1 1F)
西本酒店(京都市中京区姉小路西洞院西入ル宮木町480)

連続ドラマ
第1話 2022年7月7日 中村製餡所 京都市上京区一条通御前西入大東町88
加藤みそ 京都市上京区蛭子町400
まるまん内藤豆腐店 京都市下京区万寿寺町新町西入材木128
ANTIQUE belle 京都市中京区姉小路通御幸町東入丸屋町334

第2話 7月14日 COFFEE ユニオン 京都市中京区室町通二条下る蛸薬師町283
桔梗利 内藤商店 京都市中京区中島町112

第3話 7月21日 辻󠄀和金網 京都市中京区堺町通夷川下る亀屋町175
かみ添 京都市北区紫野東藤ノ森町11-1
今西軒 京都市下京区横諏訪町312
やっこ 京都市中京区冷泉町76

第4話 7月28日 夜長堂 大阪市北区天満3-4-5
西天満竹井 大阪市北区西天満1-13-4
御舟かもめ ー

第5話 8月4日 岡田梅寿堂 京都市上京区千本今出川西北角
花政 京都市中京区河原町三条上がる東入 恵比須町443
ホホホ座 浄土寺店 京都市左京区浄土寺馬場町71
こっとう画餅洞 京都市上京区今出川通り六軒町西入 西上善寺町 190-16
のと正 京都市東山区弓矢町31

最終話 8月11日 すき焼キムラ 京都市中京区寺町四条上る大文字町300
WIFE&HUSBAND 京都市北区小山下内河原町106-6
日日 gallery nichinichi 冬夏 tearoom toka 京都市上京区信富町298
錦湯(※閉店)

スタッフ
特記なき場合、年末SP、連続ドラマ共通。

企画・原案 - 清水啓太郎(連続ドラマ)
監督 - 吉見拓真
脚本 - 横幕智裕
音楽 - ベンジャミン・ベドゥサック
主題歌 - miwa「あたりまえに」(Sony Records)(連続ドラマ)
挿入歌 - 阿児万寿美「Les couleurs de l'autome」「Prends-moi la main」(年末SP)
技術協力 - IMAGICA Lab.、ビデオサービス
チーフプロデューサー - 金岡英司(テレビ大阪)(年末SP)
プロデューサー - 岡本宏毅(テレビ大阪)、清水啓太郎(松竹撮影所)、東島真一郎(松竹撮影所)
制作プロダクション - 松竹撮影所
製作著作 - テレビ大阪


番組公式サイト
ちょこっと京都に住んでみた。 - Wikipedia

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