最終回翌週となる3月28日22:15 - 23:09に特別編を放送予定。
各話あらすじ(2022年1月17日 - 3月21日)全10話 平均視聴率 8.89%
第1話 2022年1月17日「誤診です!謎の女性天才的診断で命を救う医療ミステリー開幕」 ※初回15分拡大(22:00〜23:09) 視聴率 11.4%
医療ジャーナリストの将貴(柄本佑)は公園で倒れている女性(浜辺美波)を見つけ、幼なじみの内科医・麻里亜(瀧本美織)が働く病院へ運ぶ。目覚めた女性は白夜と名乗り、将貴の体調不良の理由や誤診を言い当てるなど医学知識があったが、それ以外の記憶は失っていた。将貴は友人で刑事の淳平(宮田俊哉)に素性調査を頼み、白夜を妹の晴汝(岡崎紗絵)と暮らす自宅へ連れ帰る。
第2話 2022年1月24日「細菌感染!?命を蝕む隠れた大病を暴け!」 視聴率 10.1%
高森総合病院では、院長の娘・麻里亜(瀧本美織)を中心に総合診断協議チーム(CDT)を発足。医療知識を買われた白夜(浜辺美波)は補助スタッフとして参加し、将貴(柄本佑)がサポートすることに。だが医師が集まらず、麻里亜は皮膚科医の夏樹(勝地涼)の勧誘に乗り出した。すると同行した白夜が夏樹の患者の腫れた脚に着目。細菌感染だとする夏樹の誤診を指摘する。
第3話 2022年1月31日「子供に潜む病魔の謎確定診断で命を救え」 視聴率 10.4%
麻里亜(瀧本美織)、白夜(浜辺美波)ら総合診断協議チーム(CDT)の定例会議が開かれる。ところが病名を協議すべき患者がまだおらず、CDTの密着記事を任された将貴(柄本佑)は頭を抱える。そんな中、頭部を打ち、小児科に検査入院している優馬(森島律斗)が倒れた。だが脳に異常はなく、CDTで病名を協議することに。一方、白夜の保護者を名乗る女性が現れる。
第4話 2022年2月7日「研修医の恩師に余命絶対諦めないチーム」 視聴率 7.5%
肝臓血管腫の入院患者・鳥羽(橋爪淳)の手術を控え、白夜(浜辺美波)は鳥羽の病態と術式を説明する外科部長の真壁(小手伸也)に誤診だと指摘し、彼を怒らせる。鳥羽は、研修医の佐久間(高橋文哉)が高校時代に所属した合唱部の顧問で、今も続けていた。術後、合唱部の生徒達が鳥羽の見舞いに来る。その場にいた白夜は、‘歌’という概念に初めて触れて感動する。
第5話 2022年2月14日「悪魔の仕業!?謎の病AI診断対決で救え」 視聴率 8.1%
グラビアアイドルの日比谷カンナ(水崎綾女)が、撮影中に突如錯乱状態に陥り、失神。高森総合病院に運ばれてくる。協力要請を受けたCDTは早速、不可解な症状を解明しようと診断協議を始めるが、その矢先、真壁(小手伸也)からチームの解散を宣告されてしまう。真壁は病院の経営を立て直す名目で、JMAと呼ばれる医療分野に特化した経営コンサルを招へい。彼らが開発した最新のAI診断システムを活用して“総合診断科”を新設し、CDTを排除しようと考えたのだ。
第6話 2022年2月21日「生死分ける謎の腹痛チーム最大の試練!」 視聴率 8.4%
CDTとの診断対決に負けた経営コンサルタントグループ代表の藤島(安井順平)は、CDTを解散させるため白夜(浜辺美波)らを引き抜くことを真壁(小手伸也)に提案する。白夜や将貴(柄本佑)らを自宅に招待した藤島が、白夜を勧誘する中、藤島の息子の誠(青木凰)が階段から転落して頭部を強打。病院に運ばれ、頭部の検査を受けるが、直後、腹部の痛みを訴え始める。
第7話 2022年2月28日「恋敵を襲う重病とは遂に迫る白夜の正体」 視聴率 7.8%
将貴(柄本佑)に自分が覚えていることを全て明かした白夜(浜辺美波)は、「俺が絶対に守る」と改めて告げられ、喜びを感じる。一方、麻里亜(瀧本美織)の元恋人・伊勢崎(時任勇気)が来院。体調が悪いが、病名が分からないという。CDTで協議し、伊勢崎は心理カウンセリングを受けることに。そんな中、白夜も疲れや食欲不振、心臓付近の痛みなどの体調不良を訴えて…。
第8話 2022年3月7日「突然胎児が消えた!?命をつなぐ希望の涙」 視聴率 8.1%
巌(石坂浩二)が末期のスキルス胃がんで余命わずかだと知った白夜(浜辺美波)は、寝る間も惜しんで治療法を模索する。積極的治療は行わず、最後まで院長としての責務をまっとうすることが巌の意志だったが、白夜は「命を救うために最後まで全力を尽くすのが医療の仕事だ」と教えてくれた巌を何としても救いたかったのだ。
第9話 2022年3月14日「最終章!過酷な運命から大切な人を守れ」 視聴率 8.4%
白夜(浜辺美波)を狙っているのは実業家の海江田(石橋凌)−−。将貴(柄本佑)が白夜にまつわる全ての真相に海江田が関係していると確信した矢先、淳平(宮田俊哉)が突然異動を命じられ、晴汝(岡崎紗絵)も何者かに連れ去られそうになる。白夜は、腫瘍が悪化している晴汝にこれ以上ストレスをかけないためにも、騒動の発端となった自分は施設に戻ると言い出し、2人は初めてケンカに。
最終話 2022年3月21日「最終回さよなら白夜…正体の全貌がついに涙の宿命」 視聴率 8.7%
勇気(毎熊克哉)による晴汝(岡崎紗絵)の手術が行われる中、将貴(柄本佑)は白夜(浜辺美波)と共に海江田(石橋凌)を尾行し、海江田の娘が療養する別邸にたどり着く。将貴は海江田に、全ての罪を認めて謝罪するように求める。同じ頃、麻里亜(瀧本美織)はCDTのメンバーに白夜と勇気について知っていることを打ち明けていた。そんな時、麻里亜の携帯電話が鳴る。
特別編 2022年3月28日 ※22:15 - 23:09
将貴(柄本佑)とともに父・海江田(石橋凌)と対峙し、自らの出生の秘密を知り、自由を手に入れた白夜(浜辺美波)。高森総合病院は院長である真壁(小手伸也)のもと、かつての活気を取り戻し、白夜もCDTで働きながら、亡くなった前院長の巌(石坂浩二)との約束を果たすべく、医者を目指して勉強に励んでいた。
原作概要
『ドクター・ホワイト』は、樹林伸によるシリーズ小説。2015年11月2日にKADOKAWAから刊行され、のちに『ドクター・ホワイト 千里眼のカルテ』(ドクター・ホワイト せんりがんのカルテ)と改題されて、2019年8月23日に文庫化された。さらに続編となる『ドクター・ホワイト 神の診断』(ドクター・ホワイト かみのしんだん)が2019年11月21日に文庫判として刊行された。
ドラマ概要
大ヒット漫画「金田一少年の事件簿」などを手掛けた樹林伸の医療小説を原作にした、1話完結の医療ミステリードラマ。同系連続ドラマ初主演となる浜辺美波が、記憶喪失で社会性が皆無にもかかわらず、天才的な診断能力を持ち、現役医師の誤診を正す謎の女性・雪村白夜役で医療ドラマに初挑戦する。
ストーリー
早朝の公園で、素肌にたった1枚、白衣だけを身に着け倒れている女性(浜辺美波)を発見した医療雑誌の記者・狩岡将貴(柄本佑)は、幼なじみの医師・高森麻里亜(瀧本美織)が勤務する高森総合病院へ運び込む。
透き通るような白い肌と整った顔立ちを持つその女性は、自身を“白夜”と名乗るだけで、過去の記憶や社会常識を持ち合わせていなかった。そんな彼女だが、なぜか驚異的な医学知識と天才的な診断能力を持ち、その才覚を認めた院長の高森巌(石坂浩二)は、新設した「総合診断協議チーム」(CDT)にスカウト。しかし、各科を横断し知識を集結させたはずのCDTのメンバーは、実は癖の強いはみだし者たちの集まりだった。
キャスト
雪村白夜(ゆきむら びゃくや)
演 - 浜辺美波(幼少期:秋本月椛)
早朝の公園で発見された謎の女性。過去の記憶を失っており、社会一般常識には欠けるが、異常なまでの医学知識を持つ。
雪村という苗字の由来は、狩岡将貴の母親の旧姓。
狩岡将貴(かりおか まさき)
演 - 柄本佑
「月刊メディカルサーチ」記者。総合診断協議チーム(CDT)に取材を兼ね参加している。
高森麻里亜(たかもり まりあ)
演 - 瀧本美織
高森総合病院の内科医で高森巌院長の娘。総合診断協議チーム(CDT)リーダー。
狩岡晴汝(かりおか はるな)
演 - 岡崎紗絵
狩岡将貴の妹。脳動脈瘤を患っている。
西島耕助(にしじま こうすけ)
演 - 片桐仁
高森総合病院の精神科医。恐妻家であり、妻に頭が上がらない。第3話で総合診断協議チーム(CDT)の医師となり、精神科と兼任することとなった。一応医師ではあるが、白衣は滅多に着ない。
仙道直樹(せんどう なおき)
演 - 高橋努
高森総合病院の脳神経外科医。第4話からは、第3話で診断会議に協力した総合診断協議チーム(CDT)の医師となり、脳神経外科と兼任することとなった。
佐久間新平(さくま しんぺい)
演 - 高橋文哉
高森総合病院の総合診断協議チーム(CDT)・研修医。総合診断協議チーム(CDT)の研修医になる前は、皮膚科の研修医として患者の診察を担当していた。第4話では外科の研修を受ける。
夏樹拓実(なつき たくみ)
演 - 勝地涼(第2話 - )
高森総合病院の皮膚科医。外科や内科の専門知識もあり、外科手術の経験もある。下戸であるため酒が全く飲めず、そのため合コンの際にも酒は一切飲まない。
奥村淳平(おくむら じゅんぺい)
演 - 宮田俊哉(Kis-My-Ft2)
捜査二課・刑事。狩岡将貴と高森麻里亜が中学の頃からの友人。
高森勇気(たかもり ゆうき)
演 - 毎熊克哉
高森麻里亜の兄。かつて高森総合病院の外科医を務めていたが、数年前に失踪している。
真壁仁(まかべ ひとし)
演 - 小手伸也
高森総合病院の外科部長。高森巌の死後、院長になる。
牧田真一(まきた しんいち)
演 - 七瀬公
高森総合病院の外科医。
高森巌(たかもり いわお)
演 - 石坂浩二
高森総合病院院長。スキルス胃がんを患っている。
三田村
演 - 西ノ園達大
「月刊メディカルサーチ」編集部。
海江田国男
演 - 石橋凌(第4話 - )
実業家。ミレニアム通信代表取締役会長。全国医療連盟理事。真壁と偶然バーで出会う。
ゲスト
第1話
山野辺信吾(やまのべ しんご)
演 - 小杉幸彦
救急搬送された患者。
霧島教授
演 - 緒方賢一
がんゲノム医療を研究している。
第2話
村木健哉
演 - 石田佳央
建築コンサルタント会社社長。足の腫れを細菌感染と診断される。
香織
演 - 工藤美桜
村木健哉の秘書。
綾花
演 - 中島亜梨沙
村木健哉の婚約者。
豊崎健一
演 - 森岡豊(第8話)
厚労省役人。
第3話
沙月
演 - 堀未央奈
小児科医。
小児科ナース
演 - 青島心、森南波
岡本優馬
演 - 森島律斗
小児科に検査入院する患者。
岡本絵美里
演 - 野波麻帆
優馬の母。
岡本健司
演 - 吉田朋弘
岡本優馬の父(故人)。
田辺美和子を名乗る女性
演 - 原扶貴子(第4話)
たんぽぽの園 児童指導員の名刺を持って白夜を連れ戻しに来たが、実在しない人間だった。
吉崎
演 - 井上尚(第4話)
久我山署刑事。白夜の連れ戻しに失敗した当日に退職。
第4話
鳥羽泰三
演 - 橋爪淳
佐久間の高校時代の恩師。肝臓血管腫と診断される。
鮎川琴美
演 - 三島あよな
鳥羽泰三が指導する合唱部部長。
山田
演 - 田村飛呂人
同合唱部部員。
第5話
日比谷カンナ
演 - 水崎綾女
撮影中に突如錯乱状態に陥り、失神したグラビアアイドル。
藤島大器
演 - 安井順平(第6話)
医療分野に特化した経営コンサルグループ、ジャパンメディカルアドバイザーズ(JMA)代表。
不破実貴子
演 - 罍陽子
JMA医療スタッフ。
滝隆太郎
演 - 大村わたる
日比谷カンナの写真集の編集担当。
留奈
演 - 新原ミナミ
カンナのマネージャー。
加賀美拓也
演 - 加藤啓
業界で権力を持つカメラマン。写真集の撮影で日比谷カンナを連れまわす。
第6話
藤島誠
演 - 青木凰
藤島大器の息子。階段から転落し意識を失う。
神足学人
演 - 朝井大智
JMAがエージェント契約を結んだ心臓外科医。昔の同僚である夏樹をJMAに誘う。
倉田
演 - 田中康寛
JMAがエージェント契約を結んだ総合内科医。
第7話
伊勢崎隼人
演 - 時任勇気
投資会社のCEO。高森麻里亜の元彼。
向井
演 - 政修二郎
西東京医療研究所副所長。高森勇気の直属の上司だった人物。
第8話
東堂絵馬 (とうどう えま)
演 - 華優希
産婦人科医。妊婦の子宮内にいた胎児が、突然消えたとCDTに相談を持ち掛ける。
大場藍子
演 - 皆本麻帆
妊婦。卵巣がんと卵巣妊娠を併発している。
大場太一
演 - 古谷佳也
大場藍子の夫。
第9話
水橋
演 - 尾崎右宗(最終話)
警視庁捜査二課刑事。高森勇気を追っている。
古川
演 - 松嶋健太(最終話)
警視庁捜査二課刑事。
最終話
沢木朝絵(さわき ともえ)
演 - 浜辺美波(二役)
海江田の娘。難病を患っている。
スタッフ
原作 - 樹林伸『ドクター・ホワイト 千里眼のカルテ』『ドクター・ホワイト 神の診断』(角川文庫(KADOKAWA)刊)
脚本 - 小峯裕之
音楽 - 福廣秀一朗
主題歌 - Ado「心という名の不可解」(ユニバーサルミュージック / Virgin Music)
作詞・作曲・編曲 - まふまふ
医療監修 - 田村浩一(東京逓信病院)、大久保敏之(東京逓信病院)、寺下勇祐(東京逓信病院 寺下医学事務所)
リーガルアドバイザー - 芦原愛一郎
オープニング協力 - 田中雅文、澤本崇
オープニングタイトル絵師 - 0楼
プロデューサー - 河西秀幸、小林宙
演出 - 城宝秀則、河野圭太、北坊信一
制作 - カンテレ、共テレ
番組公式サイト
ドクター・ホワイト - Wikipedia