続編
『おいハンサム!!2』は、2024年4月6日から同年5月25日まで、東海テレビ制作・フジテレビ系列の「土ドラ」枠(毎週土曜夜23:40-24:35)で放送された。全8話。主演は吉田鋼太郎。
各話あらすじ(2022年1月8日 - 2月26日)全8話
第1話 2021年1月8日「恋とゴハンと三姉妹。伊藤家の大問題」
ペットボトルから注いだだけのウーロン茶で何百円もカネを取る最近の風潮を嘆く伊藤源太郎(吉田鋼太郎)は、妻・千鶴(MEGUMI)と東京の長い商店街の外れの一軒家に住んでいた。3人の娘はそれぞれ独立して立派に暮らしている、はずだったが… 長女・由香(木南晴夏)は独身で不倫に走りがち。エリートっぽい男性と結婚したはずの次女・里香(佐久間由衣)も離婚の危機。三女・美香(武田玲奈)は独身で売れそうにない漫画家と同棲中。男を見る目の全然ない愛する娘たちの幸せのため強いパパ・源太郎が立ち上がる!
第2話 2022年1月15日「木曜日にコンパに出かけ金曜日は別れ話」
娘たちを心配する源太郎(吉田鋼太郎)は取引先の大森(浜野謙太)を気に入り酔った勢いで自宅に連れてくるが、大森は長女・由香(木南晴夏)が「ブサイクだからふった」元カレだった。翌朝、千鶴(MEGUMI)や娘たちは何事もなかったかのように朝を迎える。そんな中、由香は不倫相手の竜也(久保田悠来)と修羅場を展開、次女・里香(佐久間由衣)は夫・大輔(桐山漣)と焼き鳥をめぐってひと悶着。ダメ男・ユウジ(須藤蓮)と別れきれない三女・美香(武田玲奈)はハイスペック男・大倉学(高杉真宙)と出会い、いきなり人生のドピークをむかえる。伊藤家の三人娘の明日はどっちだ!?
※第2話は『土曜プレミアム・映画コンフィデンスマンJPプリンセス編』(フジテレビ制作、21:00 - 23:40)の放送のため、30分繰り下げ(翌0:10 - 1:05・日曜日になってからの放送)の予定だったが、放送途中の午前0時15分にトンガ沖火山噴火に伴う津波警報が奄美群島・トカラ列島に発令されたため、0:33から放送中断特設ニュースを挟み2:10 -2:42に続きから放送された。
第3話 2022年1月22日「冷蔵庫の片隅にネギ7センチ。」
源太郎(吉田鋼太郎)は大森(浜野謙太)と渡辺さん(太田莉菜)が仕事の途中に買ったというシジミに触発され、恋に悩む長女・由香(木南晴夏)に「貝を買いなさい」とアドバイスする。次女・里香(佐久間由衣)は夫の大輔(桐山漣)への不満をつのらせる一方、主婦として冷蔵庫の食材を効率よく使いきれるか悩む。三女・美香(武田玲奈)は運命の出会いをした学(高杉真宙)といい雰囲気になりつつも、かすかな違和感を覚え始める。源太郎は冷蔵庫のすみっこにある「残り7センチのネギ」が象徴する限りある時間、限りある人生について妻・千鶴(MEGUMI)に打ち明ける。仕事や恋や夫婦関係や毎日の献立に悩む人に贈る!伊藤家メンバーの愛すべき日々に共感と爆笑間違いなし‼︎
第4話 2022年1月29日「別れ話にコーヒーゼリー食べる男と五番街のマリー」
たまたま昔の恋人の近況を知った源太郎(吉田鋼太郎)は酔って想い出の歌『五番街のマリーへ』を口ずさんだところを妻・千鶴(MEGUMI)に聞かれてしまう。長女・由香(木南晴夏)は年下イケメンの青山(奥野壮)から唐突な告白、さらに元カレから十年ぶりに唐突な電話などモテ期到来。なのに大森(浜野謙太)は由香を痛烈に批判する。次女・里香(佐久間由衣)は夫・大輔(桐山漣)の浮気がほぼクロと確定し再び実家・伊藤家へ戻る。三女・美香(武田玲奈)は学(高杉真宙)との厳しめのデートや偶然知った会社の先輩・シイナ(野波麻帆)の秘密に動揺の日々。三姉妹のモヤモヤや苛立ちは父・源太郎の『五番街のマリーへ』への想いに一斉に向けられる。
第5話 2022年2月5日「冷麺で女を試す男と体重計でマウンティングする女など」
部下をねぎらうため焼き肉をご馳走する源太郎(吉田鋼太郎)は『焼肉と白いゴハン』問題に突き当たる。夫・大輔(桐山漣)と関係修復できない次女・里香(佐久間由衣)は『冷やし中華男』と出会う。長女・由香(木南晴夏)も立ち寄ったバーで思わぬ出会いをするがその一部始終を大森(浜野謙太)に目撃されていた。学(高杉真宙)にプロポーズされた三女・美香(武田玲奈)はなぜか別れたユウジ(須藤蓮)を想い出す。そしてやってきた美香の学の実家訪問。それは美香や伊藤家にとって衝撃的な体験で…。
第6話 2022年2月12日「明かされるタンメンの秘密と侵入者のビンゴ」
源太郎(吉田鋼太郎)のオフィスでの大きい会議にドーナッツを手にカジュアルに出席した男は会議中にビンゴを楽しみビンゴをゲットして帰る。大森(浜野謙太)や渡辺(太田莉菜)も気づきながら見逃してしまった男の目的は?! そしてついに学(高杉真宙)からプロポーズされた三女・美香(武田玲奈)。両家の顔合わせはビンゴ男のせいで源太郎が中抜けすることになるが妻・千鶴(MEGUMI)にも気になることがあって… 長女・由香(木南晴夏)は売れないミュージシャン・リョータ(青柳塁斗)からプロポーズ!されたが将来がやはり不安。離婚寸前で実家にいる次女・里香(佐久間由衣)や源太郎と話し合うべく夫・大輔(桐山漣)が伊藤家を訪れた。伊藤家はいろいろ大変なのであった。
第7話 2022年2月19日「失ってからではもう遅い!? 本当の恋と町中華」
良心的な個人経営・家族経営の商店や飲食店が次々と閉店する世を嘆きなんとかしたいと考える源太郎(吉田鋼太郎)。長女・由香(木南晴夏)は男を見る目がない自分を変えようとルックスをあえて無視して太めの料理男子を選びつき合い始めるが元カレの大森(浜野謙太)は「料理には2種類ある」と警告する。次女・里香(佐久間由衣)は酔って見知らぬ男の小説を間違って持ち帰る。読み進める内にその続きが気になり…。スマホの買い替えで学(高杉真宙)と一時的に連絡が取れなくなった三女・美香(武田玲奈)はそのことになぜか喜びを感じる。さらにユウジ(須藤蓮)と出くわしなぜか交番に連行され…。父・源太郎は迷える三姉妹にどんなアドバイスをするのか!?
最終話 2022年2月26日「伊藤家、三姉妹最後の選択は?! 恋とおでん」
伊藤家で以前買った宝くじのことを思い出した源太郎(吉田鋼太郎)。妻・千鶴(MEGUMI)と確認した宝くじの結果は?! 大森(浜野謙太)は部下の渡辺(太田莉菜)がおでんを注文する作法に運命を感じる。そんな2人の様子に長女・由香(木南晴夏)は…。次女・里香(佐久間由衣)は古本屋から待っていた連絡を受け、三女・美香(武田玲奈)は学(高杉真宙)との直接対決を終え、さらにユウジ(須藤蓮)を訪ねるがすれ違ってしまう。最終回も恋と家族とゴハンの物語は止まらない! 源太郎は最後に何を語るのか!?
概要
何かと融通が利かない父と、男を見る目がない3姉妹、そしてのんびり屋の母が織り成す、家族×食×恋をテーマにした令和の新たなホームドラマ。原作として伊藤理佐の人気漫画「おいピータン!!」などの作品群からさまざまなエピソードをミックスし、吉田鋼太郎が、娘たちの幸せを願って奮闘する“昭和の頑固おやじの生き残り”のような主人公を演じる。
個
ストーリー
東京の一軒家で、伊藤源太郎(吉田鋼太郎)は妻の千鶴(MEGUMI)と暮らしている。娘は3人とも実家を出ており、長女の由香(木南晴夏)は独身で仕事は順調だが不倫気質。次女の里香(佐久間由衣)は、高学歴なダイスケ(桐山漣)と結婚して大阪に住んでいるが離婚寸前。そして三女の美香(武田玲奈)は、念願の一人暮らしを始めたが売れそうもない漫画家志望のユウジ(須藤蓮)と半同棲状態だった。
男を見る目がない娘たちが心配でならない源太郎は、娘たちの好みを完全に無視し、気に入った男性を深夜に突然自宅に連れてきて一方的に娘たちを紹介する。源太郎は知らないが、実はその男性は由香の元カレで…。
キャスト
伊藤源太郎〈58〉
演 - 吉田鋼太郎
伊藤家の父。ややこしいが情に厚く憎めない、令和の頑固おやじ。おちゃめなところや弱いところもある。その日の出来事で寝相が変わる。
伊藤由香〈30〉
演 - 木南晴夏、羽鳥心彩(幼少期)
伊藤家の長女。広告会社の中堅社員。未婚。おいしい物と酒が大好き。好みのタイプは優しい人。不倫気質。
伊藤里香〈25〉
演 - 佐久間由衣、榊原友梨花(幼少期)
伊藤家の次女。元出版社社員。おいしい物と酒が大好き。姉妹の中で一番モテてきた。夫のダイスケと大阪に在住だが離婚寸前。
伊藤美香〈22〉
演 - 武田玲奈、三好菜子(幼少期)
伊藤家の三女。食品関係の会社に勤務。未婚。おいしい物と酒が好き。早く結婚するのが夢だが、夢を追う人がタイプ。漫画家志望のユウジと半同棲状態。
伊藤千鶴〈48〉
演 - MEGUMI、森谷菜緒子(独身時代)
夫の源太郎を立てつつ一家を仕切る。映像記憶に優れる。怒るとうどんを打つ。源太郎が絶対に頑固おやじになると確信しつつ結婚した。
大森利夫
演 - 浜野謙太
源太郎の取引相手。ちょっと味のある男。
大倉学
演 - 高杉真宙
エリートサラリーマン。合コンで美香と出会う。
ユウジ
演 - 須藤蓮
自称漫画家、美香の彼氏。
浅利大輔
演 - 桐山漣
銀行員で里香の夫。
竜也
演 - 久保田悠来
由香の不倫相手。
楠山
演 - 山中聡
美香が勤務する給食会社社長。昔、エリートシュウエキ堂に勤めていたが、なんだかなぁと思いこの仕事を始めたら、もっと大変で家族バラバラ一家離散した。
青山
演 - 奥野壮
フリーライター。
山下
演 - 京典和玖
大森の会社の新入社員。
渡辺
演 - 太田莉菜
大森の会社の同僚
シイナ
演 - 野波麻帆
美香の会社の同僚。いい大学出てる。
ミチル
演 - 藤田朋子
伊藤家のご近所さん
サエ(2話-)
演 - 紗都希
由香の後輩
ゲスト
第1話
役名不明
演 - 梅沢昌代
蕎麦屋「あみや」のおばあちゃん
喜多
演 - 結城モエ
源太郎の部下
品川
演 - 西本銀二郎
源太郎の部下
高井
演 - 一ノ瀬竜
源太郎の部下
役名不明
演 - 米盛有彩
源太郎の部下
役名不明
演 - 日中泰景
源太郎の部下
役名不明
演 - 駒水健
源太郎の部下
役名不明
演 - 中井さくら
源太郎が迷って入ったお店のお客
役名不明
演 - 蒲生麻由
源太郎へ手土産を渡す
役名不明
演 - 原田翔平
役名不明
演 - 大賀太郎
第2話
女社長(影がヘン)
演 - 平栗あつみ
占い師
演 - 光宗薫
竜也の不倫相手
演 - 桐生美希
竜也の妻
演 - 岩井尚子
役名不明
原あや香、西堀亮(マシンガンズ)、持田加奈子、道岡桃子、璃乃
第3話
米山
演 - 金田明夫
役名不明
菅井智美、持田加奈子、水谷彩咲、児玉宣勝、大塚りこ、免出知之、師岡紗帆、山口弥希
第4話
小浦
演 - 中村晴日
美香の同僚。ヤギ飼ってる。
バーのママ
演 - 松本圭未
源太郎の友人
演 - 金田誠一郎
古澤木の実
演 - 江田友莉亜
源太郎の昔の恋人
知野くん
演 - 田中康寛
由香の高校時代の彼氏
ケンカするカップル
演 - 松岡里英、今村輝大
ヒロミ
演 - 三浦萌
大輔が浮気心で連絡を取っていたが、里香にバレて、渋々コーヒーゼリーを食べながら別れ話をした相手。高校時代に付き合っていた。
山田タカシ
演 - 渡辺英雄
伊藤家のお茶の間のテレビで声と手元のみの出演。作家。千鶴の昔の恋人で、かつて作ってあげたピータンスープを紹介していた。
役名不明
演 - 和木亜央
由香にバーでカッコいいですね、と声をかけた男性?
役名不明
梅津翔、コッセこういち、なうみ
第5話
リョータ
演 - 青柳塁斗
ストリートミュージシャン
マスター
演 - 入江甚儀
占い師
演 - 光宗薫
宮野原ショウ
演 - 川野直輝
里香の小学校の同級生。冷やし中華を関係を持った女性に作ってもらうことで、より深い関係になれるかどうかということを決めていた。
多田
演 - 日向丈
由香の上司。牛丼つゆだく男。
学の父
演 - 岸田真弥
学の母
演 - 武藤令子
キヨ
演 - 玉井らん
学の妹
朝比奈
演 - 伊勢みはと
由香と多田の取引相手。家畜の勢いで伸びてると言った女。
ノーリ
演 - 小山莉奈
由香の後輩。23才の新人
バーのマスターの妻
演 - 竹内渉
タクシードライバー
演 - 岸博之
ユカリ
演 - 阿比留あんな
ショウに冷やし中華を作ってあげたのに、一度ヤっただけでポイ捨てされた女。由香の隣人。
メグ
演 - 水野瑛
里香の友人
ショウの母(回想)
演 - 中野麻衣
ショウの妹(回想)
演 - 高尾日歌
ショウ(幼少期)
演 - 前田琉碧
タカ
演 - 松島由依
「朝から決めてたことだから」と話しながら、伊藤家の前を通って通学していた小学生。
役名不明
加田穂乃華、持田加奈子、横山利彦
スタッフ
企画 - 市野直親(東海テレビ)
原作 - 伊藤理佐 『おいピータン!!』『おいおいピータン!!』(講談社「Kiss」連載)/ Special Thanks:『渡る世間はオヤジばかり』(講談社 KissKC 所載)、『チューネン娘。』(祥伝社フィールコミックス)、『あさって朝子さん』(マガジンハウス)
脚本・演出 - 山口雅俊(ヒント)
エグゼクティブプロデューサー - 宮川朋之(日本映画放送)
プロデューサー - 山口雅俊(ヒント)、遠山圭介(東海テレビ)、塚田洋子(日本映画放送)、藤井理子(日本映画放送)、森正文(ヒント)
オープニングテーマ - 和田アキ子「YONA YONA DANCE」(ユニバーサルミュージック)
製作 - 東海テレビ、日本映画放送
番組公式サイト
おいハンサム!! - Wikipedia