各話あらすじ(2021年10月16日 - 12月18日)全10話 平均視聴率 7.53%
第1話 2021年10月16日「最強最悪の中学受験塾講師!痛快人生攻略ドラマが始まる!」 視聴率 9.2%
中堅中学受験塾「桜花ゼミナール」。社長の白柳(岸部一徳)はてこ入れのため、名門塾のカリスマ講師だった黒木(柳楽優弥)を吉祥寺校の校長に迎える。黒木は全員を志望校に合格させると豪語。さらに「子どもを合格へ導くのは父親の経済力と母親の狂気」と言い切り、新任の佐倉(井上真央)はあぜんとする。一方、黒木の前の職場の後輩・灰谷(加藤シゲアキ)は突然の移籍に困惑し…。
第2話 2021年10月23日「塾は営利目的の企業です!」 視聴率 7.9%
新学期が始まったばかりの桜花ゼミナール吉祥寺校。校長・黒木蔵人(柳楽優弥)の過激な言動に圧倒されながらも、新任塾講師として働き始めた佐倉麻衣(井上真央)だったが、担任を任されたRクラスの新学期のテストは散々な結果…。中でも、授業中いつもボーっと窓外を眺めている加藤匠(山城琉飛)の答案は白紙の0点だった。
第3話 2021年10月30日「転塾!?放っておきましょう」 視聴率 8.0%
成績優秀で塾内でも女王様的存在の花恋(田中絆菜)が、母親の麗子(高岡早紀)と、黒木(柳楽優弥)の前の職場の名門塾に入っていくのを木村(今井隆文)が目撃。転塾の可能性が濃厚で、講師陣に衝撃が走る。ところが、黒木は放っておこうと言う。先日、個別指導の件で花恋から非難された佐倉(井上真央)は、自分のせいではないかと気をもむ。そんな中、麗子が塾へやって来る。
第4話 2021年11月6日「中学受験は課金ゲーム!!」 視聴率 6.8%
ゴールデンウイークの特別講習を控えた桜花ゼミナール吉祥寺校。6年生全員の申し込みがノルマだと言う校長・黒木蔵人(柳楽優弥)だったが、佐倉麻衣(井上真央)が担任のRクラスは申し込みをしていない生徒がまだ数名いる状況…。成績が低迷している生徒がいるRクラスは特にこの特別講習が不可欠だと、佐倉は黒木から圧をかけられる。
第5話 2021年11月13日「塾では道徳は教えません!」 視聴率 7.4%
夏を迎えた桜花ゼミナール吉祥寺校では、中学受験の天王山とよばれる夏期講習が始まる。「夏は学力を上げる最後のチャンス。これを逃したらもう二度と挽回できる機会がないと思ってください」という校長・黒木蔵人(柳楽優弥)からの激励。そんな中、桂歌子(瀧内公美)は佐倉麻衣(井上真央)に、暑さや緊張から子供たちに起きるトラブルの対処法を手ほどきする。
第6話 2021年11月20日「夏合宿少女に何が起きた!」 視聴率 8.8%
不登校のまるみ(玉野るな)が、塾の夏期合宿への参加を決めた。黒木(柳楽優弥)に頼まれた紗良(住田萌乃)が自分の体験を話したからで、まるみは紗良が通う自由な校風の難関女子校を第1志望にしようと思い始める。佐倉(井上真央)は紗良から、黒木の指導で受験した経緯について聞く。一方、Ωクラスに上がったまるみは、合宿で樹里(野澤しおり)らと同室になって…。
第7話 2021年11月27日「勉強しない子は塾やめろ!」 視聴率 6.9%
佐倉(井上真央)のクラスの王羅(横山歩)は勉強に熱心でなく、橘(池田鉄洋)も気に掛けている。夫と死別した母親・美枝子(岩崎ひろみ)によると、通わせているのは塾が一番長い時間預かってくれるからだという。そんな中、王羅が自習室にゲーム機を持ち込み、同じクラスの礼央(粟野咲莉)ともめた。一方、紗良(住田萌乃)に誘われた佐倉は、黒木(柳楽優弥)に呼ばれた灰谷(加藤シゲアキ)と遭遇する。
第8話 2021年12月4日「先生!僕、受験をやめます」 視聴率 5.6%
激しい物音と悲鳴の後、突然切れてしまったΩクラス島津順の母・優子(遠藤久美子)の電話。ただ事じゃない様子に、黒木(柳楽優弥)と佐倉(井上真央)は桜花を飛び出して島津家へ駆けつけると、家の前にはパトカーが数台停まっていた。家の中は家具や調度品が散乱していて、その中にただ一人座り込む父・弘(金子貴俊)の姿があった。弘が言うには順(羽村仁成)と優子は家を出て行ったと…。
第9話 2021年12月11日「ぼくの未来はぼくが決める」 視聴率 7.0%
受験本番まであと三ヶ月。黒木(柳楽優弥)は配布した「絶対合格カレンダー」に家族と話し合って決めた志望校を記入し提出するよう生徒たちに指示する。Ωクラスの上杉海斗(伊藤駿太)は、意を決し、開成を受験したいことを母の麻沙子(馬渕英里何)に打ち明け、これまで優秀な双子の弟と比べられ続けてきた海斗の思いを初めて打ち明ける。
最終話 2021年12月18日「いざ決戦!受験本番の日」 視聴率 7.7%
新年を迎えた桜花ゼミナール。二月の受験本番までいよいよ残り一カ月となり、本命校の受験前に予行演習として「一月受験」をする生徒たち。受験会場前では佐倉(井上真央)や桂(瀧内公美)に見送られ、緊張しながらも次々と会場に入って行く子供たち。黒木(柳楽優弥)は、島津(羽村仁成)が急遽受験することになった学校へ応援に駆けつける。可能性は五分五分のチャレンジ校ではあったが、黒木はそこで目にした島津の精悍な姿に合格を確信する……。
原作概要
『二月の勝者-絶対合格の教室-』は、高瀬志帆による漫画。『週刊ビッグコミックスピリッツ』(小学館)にて、2018年1号から連載されている。2021年10月時点で累計発行部数は200万部を突破している。
ドラマ概要
中学受験の実態をリアルに描いた同名人気漫画を、柳楽優弥の主演で映像化した人生攻略ドラマ。「中学受験は課金ゲーム」「親はスポンサー」「子どもを合格に導くのは、父親の経済力と母親の狂気」など、過激な言動で波紋を投げ掛け、常に周囲を圧倒するも「全員を志望校に合格させる」と断言する最強で最悪のスーパー塾講師・黒木蔵人を柳楽が演じる。
ストーリー
難関校合格者を数人出してはいるものの、合格実績はあまり振るわない中堅中学受験塾「桜花ゼミナール」。生徒一人一人に合った指導と進路指導を展開していたが、今年は御三家(開成、麻布、武蔵)合格者はゼロという惨敗に終わっていた。
そんな「桜花ゼミナール」に、テコ入れのため新たな塾長として黒木蔵人(柳楽優弥)がやって来る。彼は業界最大手の名門中学受験塾「ルトワック」の元カリスマ講師で、着任早々「塾は“子どもの将来”を売る場所。生徒は“金脈”、その親たちは“スポンサー”だ」と言い放つ。さらに、生徒たちの前で、「ここにいる全員を絶対に第一志望校に合格させる」と宣言する。果たして黒木はどう生徒を導くのか。
キャスト
桜花ゼミナール吉祥寺校
成績不振の中堅受験塾。
講師
黒木蔵人〈34〉
演 - 柳楽優弥
「桜花ゼミナール」吉祥寺校校長。業界最大手の名門中学受験塾「ルトワック」から迎えられたスーパー塾講師。着任早々「絶対に全員を第一志望に合格させる」と宣言。超現実的で本音主義。受験塾はサービス業、子どもの将来を売る場所だと言い切り、その鋭い洞察力と行動力で個々の生徒の本質を見抜き、親の不安を解決に導いていく。
佐倉麻衣〈29〉
演 - 井上真央
「桜花ゼミナール」吉祥寺校に採用された新人講師。6年Rクラスの担任で、算数を担当。中学教員の経験があり、冷徹な黒木の発言や指示に何かと反発するも、黒木の才腕にはいつもかなわない。子どもの頃から教師に憧れており、黒木との出会いと塾での経験を通し成長していく。
橘勇作〈44〉
演 - 池田鉄洋
Ωクラス担任。算数・理科担当。
桂歌子〈33〉
演 - 瀧内公美
Aクラス担任。国語・社会担当。
木村大志〈30〉
演 - 今井隆文
国語・社会担当。
森あおい
演 - 寺川里奈
国語担当。
朽木伸明
演 - 今里真
算数・理科担当。
梅原拓
演 - 亀岡孝洋
国語担当。
平松創
演 - 内藤聖羽
社会担当。
桐谷尚也
演 - 小熊樹
理科担当。
栗田頼子
演 - 三木美加子
算数担当。
経営陣
白柳徳道〈65〉
演 - 岸部一徳
「桜花ゼミナール」社長。黒木をヘッドハンティングし、佐倉を黒木に引き合わせた陰の立役者。
生徒
Ωクラス(偏差値57以上)
島津順
演 - 羽村仁成(ジャニーズJr.)
前田花恋
演 - 田中絆菜
直江樹里
演 - 野澤しおり
藤原昴
演 - 田野井健
黒田翼
演 - 坂本龍之介
馬場亜蘭
演 - 白石葵一
本多華鈴
演 - 山田花凛
村上一真
演 - 尾形颯太
毛利光
演 - 芹沢凜
Aクラス(偏差値49〜56)
柴田まるみ
演 - 玉野るな
上杉海斗
演 - 伊藤駿太
大内礼央
演 - 粟野咲莉
大友真千音
演 - 垂水文音
伊達智弘
演 - 細井鼓太
北条香梨奈
演 - 堰沢結愛
福島圭
演 - 生駒星汰
根津沙羅々
演 - さとる
丹羽由美里
演 - 長島優月
原秀道
演 - 中村朗仁
田中利休
演 - 大貫慧佑
三好伸
演 - 高梨理央
Rクラス(偏差値48以下)
浅井紫(あさい ゆかり)
演 - 市川ぼたん
三浦佑星
演 - 佐野祐徠
加藤匠
演 - 山城琉飛
武田勇人
演 - 守永伊吹
石田王羅
演 - 横山歩
明智珠洲
演 - 大里菜桜
伊東章太郎
演 - 森川貴
今川理衣沙
演 - 渡邉心結
山本佳苗
演 - 川島夕空
渡辺太郎
演 - 小籏海王
ルトワック
超名門中学受験塾
灰谷純
演 - 加藤シゲアキ
超名門中学受験塾「ルトワック」のトップ講師。黒木の元部下。尊敬していた黒木が突然塾を辞め他校へ移籍したことに困惑し、裏切り行為と責めている。黒木の真意や本当の目的を探る。
井の頭ボウル
桜花ゼミナール吉祥寺校の講師たちの憩いの場
大森紗良〈15〉
演 - 住田萌乃
支配人・大森新平の一人娘。「二葉女子学院」高等部1年生。ドラマオリジナルのキャラクター。
大森新平〈37〉
演 - 加治将樹
支配人。紗良の継父。
学校法人クロトン国際学園
新設校
五十嵐勉
演 - 寺井義貴(第4話 - )
教務企画部部長。灰谷や黒木に自身の学校を塾の生徒に勧めることを依頼する。
ゲスト
第1話
三浦一葉
演 - 西田尚美
三浦佑星の母。
三浦信二
演 - 水橋研二(最終話)
三浦佑星の父。
第2話
加藤涼香
演 - 堀内敬子
加藤匠の母。
加藤
演 - 東根作寿英
加藤匠の父。
前田麗子
演 - 高岡早紀(第3話)
前田花恋の母。娘の花恋の選ぶ道を尊重し、支えているがルトワックの体験入塾を機に勉強に打ち込みすぎる彼女を心配している。
第3話
ルトワックS1クラスの生徒
演 - 中田華月
第4話
武田香織
演 - 星野真里
武田勇人の母。
武田正人
演 - 塚本高史(最終話)
武田勇人の父。スマホゲームに夢中になっていて息子の教育にあまり関心がない。原作ではゲームの名前は不明だがドラマでは『レジェンド・ウォーリアー』と設定されている。課金額は毎月2万円弱でお小遣いの範囲内でやっている。
武田ヒロト
演 - 白髭善(最終話)
武田勇人の弟。
第5話
島津弘
演 - 金子貴俊(7話・8話)
島津順の父。体育会系かつワンマンで典型的な毒親で成績の低下している順を頭ごなしに怒鳴り散らしたり、順が塾で怪我したことを見逃した優子に激しく激怒する等、父親としても人間としても優しい心を持たない冷酷な男。順と喧嘩した生徒達をクズ呼ばわりしたり、順を庇う優子に通報騒ぎを起こす程の暴力を振るう等、道徳面に問題がある。優子に暴力を振るったことに悪びれる様子もないどころか、黒木から自身の経験と努力は順の勉強の役に立っていないと気遣いの言葉をかけなかったことを指摘されても「甘っちょろいことを言うな」と居直り聞く耳を持たず、最後まで自己中心的かつ傲慢な態度を崩さなかった。
島津優子
演 - 遠藤久美子(7話・8話・最終話)
島津順の母。暴力的で冷酷な弘と違い、温厚で心優しい性格で弘から教育虐待を受ける順を庇っているが、弘の暴力的圧力に萎縮し、行動力を失っている。
第6話
柴田美佐子
演 - 月船さらら
柴田まるみの母。
直江杏里
演 - 木乃江祐希
直江樹里の母。
直江翔太
演 - 上野純
直江樹里の父
第7話
石田美枝子
演 - 岩崎ひろみ
石田王羅の母。
石田静枝
演 - 青木和代
石田王羅の祖母。
今川紹子
演 - 春日井静奈(9話・最終話)
今川理衣沙の母。
大友秀樹
演 - 大内厚雄
大友真千音の父。
福島友美
演 - ハマカワフミエ
福島圭の母。
毛利秀美
演 - 高田郁恵
毛利光の母。
大内成美
演 - 川田希
大内礼央の母。
第8話
高橋静子
演 - 夏川さつき(最終話)
島津順の祖母。
伊達乃里香
演 - 小野川晶
伊達智弘の母。
渡辺真麻
演 - 乾りさこ
渡辺太郎の母。
渡辺譲二
演 - 吉田智則
渡辺太郎の父。
田中利一
演 - 岩戸秀年
田中利休の父。
田中多香子
演 - 森脇由紀
田中利休の母。
根津綾子
演 - 北ひとみ
根津沙羅々の母。
山本織江
演 - 山田キヌヲ
山本佳苗の母。
上杉麻沙子
演 - 馬渕英里何(9話・最終話)
上杉海斗の母。
第9話
浅井千秋
演 - ザンヨウコ(最終話)
浅井紫の母。
スタッフ
原作 - 高瀬志帆 『二月の勝者-絶対合格の教室-』(小学館「週刊ビッグコミックスピリッツ」連載中)
脚本 - 成瀬活雄
音楽 - 小西康陽
演出 - 鈴木勇馬、国本雅広、久保田充、山田信義
主題歌 - DISH//「沈丁花」(ソニー・ミュージックレコーズ)
テーマソング - NEWS「未来へ」(Johnny's Entertainment Record)
サウンドデザイン - 石井和之
中学受験塾監修 - ジーニアス(松本亘正)
学校監修 - 石濱勝
学習指導 - 中村雄一
塾取材協力 - 創研学院、ちくしの進学教室
チーフプロデューサー - 三上絵里子
企画プロデューサー - 高明希
プロデューサー - 次屋尚、浅野大輝、大塚英治(ケイファクトリー)
制作協力 - ケイファクトリー
製作著作 - 日本テレビ
番組公式サイト
二月の勝者-絶対合格の教室- - Wikipedia