2021年10月02日

和田家の男たち TOP

『和田家の男たち』(わだけのおとこたち)は、2021年10月22日から同年12月10日まで、テレビ朝日系「金曜ナイトドラマ」枠(毎週金曜23:15〜24:15)で放送された。全8話。主演は相葉雅紀。


各話あらすじ
第1話 2021年10月22日「脚本大石静が贈る!! 息子父祖父…マスコミ三世代家族の物語!」
 会社が倒産し、デリバリーサービスの配達員をする優(相葉雅紀)は、疎遠だった父親・秀平(佐々木蔵之介)、祖父・寛(段田安則)と配達先で遭遇し、一緒に暮らすことに。テレビ局報道マンの秀平は、26年前に他界した優の母親・りえ(小池栄子)の再婚相手で、新聞社元社長の寛はその父親。同居を始めた矢先、優に後輩・三ツ村(正門良規)からネットニュース記者の仕事が舞い込む。

第2話 2021年10月29日
 寛(段田安則)は優(相葉雅紀)を相手に、恋人・亜蓮(草刈民代)との間の出来事と‘男の意地’について語る。一方、優には元恋人のルリ(片山萌美)から結婚式の招待状が届いた。寛は優を招くルリを悪趣味だと非難するが、秀平(佐々木蔵之介)に言わせると別れた相手は‘遠い親戚’のような存在。寛の礼服を借り、式場に出向いた優は、ルリから友人のほのか(宮澤エマ)を紹介される。

第3話 2021年11月5日
 優(相葉雅紀)は、漏れ聞こえた寛(段田安則)と秀平(佐々木蔵之介)の会話が気になる。初入閣する2世議員・清宮(高橋光臣)の話題に亡き母・りえ(小池栄子)の名が出たのだ。そんな中、三ツ村(正門良規)に促されて清宮の妻で元女優の麗奈(橋本マナミ)の記事を書いた優は、その後、「カッパ祭り」の取材で千葉へ。一方、秀平の番組では、発生したトンネル崩落事故の取材が続いていて…。

第4話 2021年11月12日
 「お母さんを死に追いやったのは清宮恭介(高橋光臣)とその父親だ」――父・秀平(佐々木蔵之介)からりえ(小池栄子)の死に関する新事実を聞かされた和田優(相葉雅紀)は、あまりの衝撃に動揺を隠せずにいた。ずっと知りたかったことを知ることができた一方で、「あまり突っ込みすぎると命の危険にさらされる」という秀平の言葉も重くのしかかる。寛(段田安則)からも、「容易に動くんじゃないぞ」と念を押され、ますます自分の身の危うさを自覚する優だった。

第5話 2021年11月19日
 優(相葉雅紀)に格上のインターネットニュースサイトから専属契約の話が舞い込む。三ツ村(正門良規)に拾われた義理があるとためらう優に対し、寛(段田安則)は不義理をしても羽ばたいた方がいい時もあると助言する。実際に会った担当の片岡(野間口徹)は、アクセス数よりも記事の個性が大切と、三ツ村とは真逆の考え。同僚の志麻(石川恋)にも背中を押され、優は転職を決意する。

第6話 2021年11月26日
 食品会社代表の有美(かとうかず子)が失踪し、30歳年下の夫・雅人(鶏冠井孝介)が口を閉ざし続けている件を、マスコミは連日騒ぎ立てていた。そんな折、優(相葉雅紀)は‘町中華’の記事を書くため、寛(段田安則)がかつて通いつめたという店へ。一方、秀平(佐々木蔵之介)は先日、歯科医でもめた文子(堀内敬子)と遭遇。文子がスクープを連発している週刊誌の編集長だと知る。

第7話 2021年12月3日
 以前、自分をすごい勢いで振ったほのか(宮澤エマ)が突然訪ねてきて、優(相葉雅紀)は戸惑う。一方、志麻(石川恋)から、明後日の打ち合わせの後、2人だけで食事に行こうと誘われた優だが、当日は三ツ村(正門良規)と印田(駒木根隆介)の誘いを断り切れず、3人で飲む羽目に。秀平(佐々木蔵之介)は急接近した文子と連絡を取り、バーで初デートにこぎ着ける。

最終話 2021年12月10日
 ついに母・りえ(小池栄子)の死の真相にたどり着いた和田優(相葉雅紀)と秀平(佐々木蔵之介)。26年前、りえを殺したのは現国土開発大臣の清宮恭介(高橋光臣)だったのだ! 秘書の証言をもとに真実を報道しようと動き出す秀平だったが、寛(段田安則)は、その結果秀平が窮地に立たされる可能性もあることを危惧。「秀平は矢面に立たされ、『フロンティアニュース』も終わるかもしれない」と忠告するが、秀平の決意は固く、とうとうその思いを尊重することに…。


概要
ネットニュース記者の息子、テレビ局報道マンの父、新聞記者の祖父という、3世代がそれぞれ異なったメディアに携わっているマスコミ一家の和田家を舞台に、男だらけの家族が織り成す異色のホームドラマ。主演は相葉雅紀が務め、コロナ禍で失業し、後輩のツテでネットニュース編集部の記者として新たに歩み始めた和田優を演じる。その父・秀平に佐々木蔵之介、祖父・寛に段田安則が扮する。


ストーリー
15年勤めた会社がコロナ禍で突然倒産し、デリバリーサービスの配達員をしながら生活する37歳の和田優(相葉雅紀)は、配達先でたまたま20年以上ぶりに祖父・寛(段田安則)と再会。さらに居合わせた父・秀平(佐々木蔵之介)に「一緒に住まないか」と提案されたことで、3人は一つ屋根の下で生活することに。

配達員を続けながら、和田家の家事全般を担っていたある日、優は大学の後輩のツテでネットニュース編集部の記者に転職。くしくも、テレビ局で報道番組のプロデューサーを務める秀平、論説委員として新聞にコラムを寄稿している寛と、和田家には異なったメディアに携わる男が集うことになる。


キャスト
和田優(わだ ゆう)〈37〉
演 - 相葉雅紀(幼少期:潤浩)
ネットニュース編集部の記者。37歳。コロナ禍で15年勤めた会社が倒産。デリバリーサービスの配達員をしていたが、後輩のツテで現職に就き新たな道を歩み始める。配達先で20年以上ぶりに祖父・寛と再会し、父・秀平も居合わせたことから3人で暮らすことに。秀平は25年前に亡くなった母・りえの再婚相手。

和田秀平(わだ しゅうへい)
演 - 佐々木蔵之介
優の父。テレビ局勤務。報道番組「フロンティアニュース」の総合プロデューサー。27年前、先輩記者だった優の母・りえに恋をし、結婚。しかしほどなくして事故でりえを亡くしてしまう。優とは大学卒業と就職を機に疎遠気味になっていたが、再び一緒に暮らすように。同じマスコミに携わる人間として価値観の議論を戦わせていく。

和田寛(わだ かん)
演 - 段田安則
秀平の父で、優の義理の祖父。長く新聞記者を務め、大手新聞社の社長にまで登りつめる。現在は論説委員として週に1回コラムを寄稿している。妻を亡くして以来独り身だが、女性の影が後を絶たない。新聞記者としての誇りを今でも持ち続け、テレビマンの秀平、ネットニュース記者の優の取材、報道へのスタンスには常に苦言を呈する。

和田りえ(わだ りえ)
演 - 小池栄子
優の母。テレビ局の報道番組「フロンティアニュース」の記者。秀平の先輩。故人。

「バズとぴ」編集部
志麻さと美(しま さとみ)
演 - 石川恋
ネットニュース「バズとぴ」編集部の編集者。

印田吾郎(いんだ ごろう)
演 - 駒木根隆介
ネットニュース「バズとぴ」編集部の事務。

三ツ村翔星(みつむら しょうせい)
演 - 正門良規(Aぇ! group)
ネットニュース「バズとぴ」編集部の記者。

フロンティアニュース
滝口剛(たきぐち つよし)
演 - 岡部たかし
報道番組「フロンティアニュース」のデスク。

井上智子(いのうえ ともこ)
演 - 宮澤美保
報道番組「フロンティアニュース」のディレクター。

スタッフ
脚本 - 大石静
音楽 - ワンミュージック
ゼネラルプロデューサー - 中川慎子(テレビ朝日)
プロデューサー - 残間理央(テレビ朝日)、本郷達也(MMJ)、布施等(MMJ)
監督 - 深川栄洋
制作 - テレビ朝日、MMJ


番組公式サイト
和田家の男たち - Wikipedia

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