2021年10月02日

お茶にごす。 TOP

『お茶にごす。』は、2021年10月8日(7日深夜)から同年12月24日(23日深夜)まで、テレビ東京系深夜ドラマ枠『木ドラ24』枠において毎週金曜0時30分 - 1時(木曜深夜)に放送された。全12話。

主演は単独での連続ドラマ初主演となる鈴木伸之。地上波での放送を前に同年3月5日よりAmazon Prime Videoにて全12話を一挙先行配信されている。


各話あらすじ(2021年10月8日 - 12月24日)全12話。
第1話 2021年10月7日
 中学最強の不良と恐れられ“悪魔(デビル)まークン”と呼ばれる船橋雅矢(鈴木伸之)は、高校入学をきっかけにもう喧嘩はしないと決心し、親友の山田(瀬戸利樹)からもアドバイスを受ける。ところが、不良に絡まれている夏帆(萩原みのり)を助けるため、つい手を出してしまい…。部活の新入生勧誘でも、船橋には誰も声をかけてこなかった。そんな中、唯一声をかけてきたのは茶道部の姉崎(久間田琳加)だった。

第2話 2021年10月14日
 中学最強の不良と恐れられ“悪魔(デビル)まークン”と呼ばれる船橋雅矢(鈴木伸之)は高校入学をきっかけに、もう喧嘩はしないと決心する。全校生徒が船橋を避ける中、唯一声をかけてくれた茶道部部長の姉崎(久間田琳加)が気になり、茶道部に入部することに。部活初日、姉崎から茶道の大切な言葉を教えられるが、船橋の事を信用していない夏帆(萩原みのり)に、絶対茶道部に揉め事を持ち込むから部活を辞めるようにと忠告され…。

第3話 2021年10月21日
 絶対に暴力は振るわないと決心した船橋雅矢(鈴木伸之)だったが、間違えて入った漫画部の部室で暴れる北沼(濱正悟)ら不良3人を返り討ちにしてしまう。暴力を振るわないよう見張るため、山田(瀬戸利樹)も茶道部に入部することに。ところが茶道部を自分だけの女の園として牛耳っていた顧問の縦島(野間口徹)は船橋と山田が気に食わずに入部させないように画策する。一方で、船橋にボコボコにされた北沼は漫画部員を呼び出し…

第4話2021年10月28日
 沢村(岩本晟夢)の大切にしている漫画原稿が北沼(濱正悟)にビリビリに引き裂かれたことを知った船橋雅矢(鈴木伸之)は、北沼を探して校舎を駆け回っていた。船橋と北沼の事情を知った夏帆(萩原みのり)は船橋を追いかけ、山田(瀬戸利樹)や智花(永島聖羅)たちも二人を探す。暴力の連鎖を止めるため喧嘩はしないと決めていた船橋だったが、北沼の家に乗り込むと、大切なバイクを見たいから神社に持ってこいと呼び出し…。

第5話 2021年11月4日
 何の躊躇いも無く北沼(濱正悟)のバイクを燃やした船橋雅矢(鈴木伸之)。だが周りに諭され徐々に罪悪感が芽生えはじめ、何が悪かったのか考えていた中、姉崎(久間田琳加)の一言に感銘を受ける。一方で夏帆(萩原みのり)は何が正しいのかを考え眠れぬ夜を過ごしていた。船橋は本格的に茶道について学んでいき、一見馴染んだように見えたが、バイクを燃やしたり威圧感のある船橋に部活を辞めてほしいという声が上がる。

第6話 2021年11月11日
 茶道部部長・姉崎(久間田琳加)の事を憧れだと思っていたが、本当は好きだと気づいた船橋雅矢(鈴木伸之)。山田(瀬戸利樹)の入れ知恵で姉崎に濃茶という回し飲みの作法がしたいと提案する。ところがこの日は顧問の縦島(野間口徹)含め男3人で濃茶を行うことになってしまい…。またある日、車に轢かれそうになった少年を姉崎が救い運転手に絡まれているところに、曲がったことが大嫌いな樫沢(山本直寛)が庇ったことから新たな恋も始まり…。

第7話 2021年11月18日
 樫沢(山本直寛)の行動や言葉遣いが気に入らない船橋(鈴木伸之)は、樫沢の青ひげが濃いことを“ブルー”と茶化していた。その場にいた姉崎も不覚にも笑ってしまい、その罪悪感から部活を休んでしまう。船橋は山田(瀬戸利樹)と共にブルー樫沢の元を訪れ、姉崎に部活に戻ってもらうよう画策する。そして部活に戻った姉崎は、船橋の行動を諭すが……。一方でブルー樫沢は、船橋を喧嘩の場に引きずり出そうと動き出す。

第8話 2021年11月25日 ※0:45〜
 船橋(鈴木伸之)に馬鹿にされたことに腹を立てたブルー樫沢(山本直寛)は、軽挙高校の不良と手を組み船橋に喧嘩をさせるよう仕向ける。下校中、突然不良に絡まれた船橋は夏帆(萩原みのり)と約束した“非暴力の誓い”を守る為何とか喧嘩をせず逃げ切ろうとするが…。そんな様子を見ていた山田(瀬戸利樹)は、夏帆に船橋のことを褒めてあげてほしいとお願いする。そして、船橋は姉崎(久間田琳加)に言われた一言に過去のある出来事を思い出していた。

第9話 2021年12月2日
 山田(瀬戸利樹)と下校中、突然の腹痛に襲われ公衆トイレへと駆け込んだ船橋(鈴木伸之)。用を足していると外からブルー樫沢(山本直寛)と不良達が喧嘩をしている声が聞こえてくる。個室の中で様子を伺っていた船橋だったが「優しい人になって」と言う姉崎(久間田琳加)の言葉を思い出し樫沢を助けるも樫沢からは予想外の言葉が…。そんな時、見知らぬ女子高生が助けを求め声をかけてくる。人生で初めて助けを求められ気合が入る船橋だったが…。

第10話 2021年12月9日
 船橋(鈴木伸之)が軽挙高校の生徒にカツアゲをしている所を目撃してしまった夏帆(萩原みのり)は、船橋に「部活をやめてほしい」と告げる。突然の出来事に他の茶道部員が唖然とする中、副部長・慎大寺(仁科かりん)から意外な一言が!果たして、船橋がカツアゲをした真意とは!?
そして、軽挙高校の矢瀬(楽駆)は、「船橋を倒してほしい」と二年のキング・吉田(佳久創)に助けを求める。一方、姉崎(久間田琳加)の身の回りでは不審な人の姿が…。

第11話 2021年12月16日 ※深夜1:10〜
 “1年生が企画をし、3年生を驚かす”というのが毎年恒例だという文化祭の出し物を考えていた茶道部員だったが、船橋(鈴木伸之)の様子がおかしい。山田(瀬戸利樹)が問いただすと、船橋は「自分と一緒にいるとみんなが危険な目に遭うから文化祭は休む」と言い出す。一方、部長の姉崎(久間田琳加)が文化祭で部活を引退することを知った夏帆(萩原みのり)はなんとか船橋を文化祭に参加させようとするが……!?

最終話 2021年12月23日
 無事に迎えた文化祭当日、船橋(鈴木伸之)と山田(瀬戸利樹)が茶席へついた瞬間、昔ゴミ虫扱いされた事を根に持つ不良2人組に絡まれてしまう。好き勝手に暴れる2人組を前に、姉崎(久間田琳加)から教わった茶道の掟を守ろうとする船橋。その姿を見た夏帆(萩原みのり)と姉崎は…。そして文化祭が終わり、姉崎が部活を引退するが、船橋は姉崎を避け続けていた。煮え切らない船橋を見た夏帆がとった行動とは!?


原作概要
『お茶にごす。』(おちゃにごす、英語: A BADBOY DRINKS TEA!)は西森博之による少年漫画作品。『週刊少年サンデー』(小学館)2007年18号から2009年35号まで連載された。単行本は全11巻。


ドラマ概要
「今日から俺は!!」や「天使な小生意気」など、数多くのヒット作を生み出してきた漫画家・西森博之の同名漫画を、鈴木伸之主演でドラマ化。
鈴木が演じる主人公・船橋雅矢は、こわもてで威圧的な雰囲気のためにけんかを売られ無敵の不良として恐れられていたが、高校入学をきっかけに平穏な日々を過ごしたいと茶道部に入部。茶道の心得を知る中で少しずつ変わっていく船橋の周囲で巻き起こるドタバタ劇が描かれる。


ストーリー
こわもてで威圧的な雰囲気の船橋雅矢(鈴木伸之)は、その見た目からむやみやたらとけんかを売られ“悪魔(デビル)まークン”と呼ばれていた。高校入学を機に平穏な日々を過ごしたいと意気込む船橋だったが、入学初日にけんかを売られ、中学時代の悪名により周りの生徒から避けられてしまう。

そんな中、部活勧誘で唯一声をかけてきてくれた茶道部の部長・姉崎奈緒美(久間田琳加)のことが気になった船橋は、茶道部に入部することに。親友の山田航(瀬戸利樹)や新入部員の浅川夏帆(萩原みのり)たちと関わり、茶道の心得を知る中で少しずつ変わっていく。果たして、船橋は暴力を卒業し平穏な日々を手に入れることができるのか。


キャスト
船橋雅矢 - 鈴木伸之(少年時代 - 林田悠作)
開架高校1年生。こわもてで威圧的な雰囲気から、やたらにけんかを売られる不遇な人生を過ごし、周りからは“悪魔(デビル)まークン”と呼ばれている。高校入学と茶道部入部を機に、暴力の連鎖から抜け出そうしている。

山田航 - 瀬戸利樹
開架高校1年生。船橋の親友でよき理解者。

浅川夏帆 - 萩原みのり
開架高校1年生。茶道部員。不良相手にも物おじしない強気な性格の持ち主。

姉崎奈緒美 - 久間田琳加
開架高校3年生。茶道部の部長。人を見た目で判断せず、船橋に対して優しく接してくれる唯一の部員。

飯倉智花 - 永島聖羅

慎大寺珠美 - 仁科かりん

奥沼民子 - 平川結月

樫沢光輝 - 山本直寛

北沼 - 濱正悟

縦島洋 - 野間口徹

ゲスト出演
サラリーマン - 古屋隆太(1)

沢村崇 - 岩本晟夢(1、2、3、4、11)

柏井卓 - きづき(2、3、4、5、11)

工事作業員 - 鈴木将兵、鈴木涼平(まんざらでもねぇ)(1、2、12)

横浜 - 石川雄也(3)

竹田 - 阿見201(3)

演出家 - 古澤健(4)

バイク屋の主人 - 清水伸(5)

バイク屋の嫁 - 岩見美映(5)

水道業者のおじさん - 佐藤誓(6)

桂木 - 高橋雄祐(7、8、12)

村上 - 桑島ダンテ(7、8、9)

中島 - 三浦獠太(7、8、9)

小林 - 金平武蔵(7、8、9)

船橋の父 - 川瀬陽太(8)

船橋香奈 - あけみみう(8)

真夜 - 森田想(9)

若菜 - 山之内すず(9)

矢瀬 - 楽駆(9、10)

幅部 - 奥田夢叶(9、10)

古田 - 佳久創(10)

尾上 - 上田耀介(11、12)

スタッフ
原作 - 西森博之(「週刊少年サンデー」連載)
監督 - 古澤健、土浩二
脚本 - 加藤拓也、幸修司
音楽 - 林祐介
OP主題歌 - 湘南乃風 「茶柱立つ」(ユニバーサルJ)
ED主題歌 - iScream 「Maybe…YES」(LDH Records)
茶道指導 - 北見宗幸
劇用漫画協力 - musikunn
プロデューサー - 滝山直史(テレビ東京)、中里友樹(デジタル・フロンティア)
制作 - テレビ東京、デジタル・フロンティア
製作著作 - 「お茶にごす。」製作委員会


番組公式サイト
お茶にごす。 - Wikipedia

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