2021年3月FODで配信ドラマ化されたものを地上波でも放送。
各話あらすじ(2021年8月30日 - 11月15日)全12話
第1話 2021年8月30日
恋人だと思っていたコウイチ(浅香航大)にフラれてしまったユミ(古畑星夏)。実は遊ばれていたことを知り、泣きながら夜の街を歩いていると、恋に泣く女性のために、最低な男性に同じ痛みを味わせて復讐(ふくしゅう)する「スイートリベンジ社」にたどり着く。恋愛の達人という社長のマリコ(夏菜)は、コウイチが恋の人脈作りに利用しているという異業種交流会に潜入する。
第2話 2021年9月6日
マリコ(夏菜)は、ターゲットのコウイチ(浅香航大)を着実に恋に落としていく。だが依頼人のユミ(古畑星夏)は、そんなコウイチを見て嫉妬心が芽生えてしまう。一方、コウイチはマリコにのめり込み、結婚を考えるまでに。いよいよ計画の最終局面、マリコはコウイチを地獄に落とす“ある作戦”を実行する。
第3話 2021年9月13日
15歳年下のバーテンダー・ヒロシ(柾木玲弥)に浮気されたという、アラフォーのクニコ(雛形あきこ)が依頼にやって来る。マリコ(夏菜)はヒロシのタイプという社長令嬢に、ユミ(古畑星夏)がその秘書に扮(ふん)しヒロシに接触、計画通り恋に落としていく。
第4話 2021年9月20日
ヒロシ(柾木玲弥)は、マリコ(夏菜)の秘書であるはずのユミ(古畑星夏)が「スイートリベンジ社」から出てくるところを目撃していた。クニコ(雛形あきこ)は依頼を取り下げようとするが、そんなクニコに金の無心をたくらむヒロシが再び近づいてくる。マリコはヒロシのバーへ乗り込み、“ある作戦”を決行する。
第5話 2021年9月27日
既婚者の編集者・タツヤ(袴田吉彦)と付き合っている作家のリサ(中村静香)は、離婚すると偽って関係を続けるタツヤとの別れを決意。しかし、タツヤはリベンジポルノで強引に関係を続けようとし、リサは「スイートリベンジ社」を訪れる。ケンジ(森永悠希)らがリサに同情し依頼を受けようとする中、マリコ(夏菜)は引き受けようとしない。
第6話 2021年10月4日
タツヤ(袴田吉彦)の落としに失敗したユミ(古畑星夏)に代わって、依頼を引き受けたマリコ(夏菜)。ターゲット好みの女性としてマリコが変身したのは、これまでのような美女とはまるで違う、地味なオタク風の“サブカル女子”。タツヤは自分と同じフィールドで話が出来る相手を求めていると仮説を立てたのだ。マリコは合コンでタツヤに接触すると、二人にしか分からないようなマニアックな文系ネタで盛り上がり、タツヤを恋に落としていく。
第7話 2021年10月11日
新事務所へ移転した[スイートリベンジ社]に、OL・アサミ(小川紗良)が依頼に来る。アサミは元恋人の公務員・ミツヒロ(入江甚儀)から、ストーカー行為を受けているという。
付き合っていた時は、結婚まで考えていたが、ミツヒロの異常な執着心が怖くなって、アサミから別れを切り出した。“失恋で泣く女性”の為に調査を引き受けるスイートリベンジ社にとって、異例の“男の失恋で泣く女性”の為、調査に取り掛かる事に。ケンジ(森永悠希)の調査では、ミツヒロに怪しい動きは見られないが、アサミはいつもミツヒロに監視されている様な不気味さを感じ苦しんでいる。
何かを見抜いたマリコ(夏菜)が、ユミ(古畑星夏)をアサミの部屋へ調査に向かわせると、ミツヒロのある恐ろしい疑惑が浮上する。マリコは、これまでに無い作戦でターゲットに接触すべく、予想だにしない姿に変身する…
第8話 2021年10月18日
“警察官に扮したマリコ(夏菜)は、ターゲットのミツヒロ(入江甚儀)に職務質問で接触する。ストーカー行為を咎めつつも優しい言葉を掛けて、ミツヒロの懐に入り込むマリコは、警察官とストーカーの禁断の恋愛を仕掛ける。
マリコはミツヒロを、元恋人・アサミ(小川紗良)との過去に向き合わせ、自分との想い出で過去を上書きさせる作戦で恋に落とし、アサミは、ミツヒロからのストーカー行為が無くなり、次の恋に進み始める。
しかし、アサミへの想いを断ち切ったかに見えたミツヒロは、アサミに新しい恋人が出来た事を知ると、嫉妬に駆られストーカー行為を再開する。一生ミツヒロから逃れられないと涙するアサミに詫びるマリコは、新たな作戦を企てる…”
第9話 2021年10月25日
ネットアイドル・リリサ(莉子)は、“世直し動画”の配信で人気のオレキング(相馬理)に騙され、“枕営業アイドル”としてネットに捏造動画を拡散されたと訴え、「オレキングは悪魔」だと言い、[スイートリベンジ社]に助けを求める。
しかしオレキングは、ルールを守らない、迷惑を掛けるなど、世の中の悪を退治する善人キャラで話題の人気動画配信者。ケンジ(森永悠希)とユミ(古畑星夏)が調査を始めるが、オレキングの悪事を暴けない。そんな中、ユミはマリコ(夏菜)の助言で、オレキングの被害者はリリサ以外に複数いる事に気付く。
仮説を立てたマリコは、オレキングに接触する為に、今までに無い奇抜なキャラに変身して、動画配信を始める…
第10話2021年11月1日
“世直しギャルのマリチャン”に変身し、動画配信で人気者になったマリコ(夏菜)の元へ、オレキング(相馬理)からコラボ依頼のメールが届く。それは、マリチャンの人気を落とす為にオレキングが仕組んだ“ヤラセ企画”の罠だった。
しかしマリチャンは、オレキングの上を行く対応でかわし、更なる人気を獲得する。怒りに震えるオレキングは、マリチャンをリリサ(莉子)と同じ目に合わせ様と企むが、逆にマリコの戦略にハマり恋に落とされる。
マリチャンとオレキングは、生配信で交際宣言をしようと約束するが、それこそがマリコが用意したリベンジの舞台だった…
第11話 2021年11月8日
ユミ(古畑星夏)が手紙を置いて突然居なくなり、困惑する[スイートリベンジ社]。ユミの裏切りを疑うマリコ(夏菜)にケンジ(森永悠希)は反発し、二人の空気はギスギスし始める。
そんな折、マリコは街中でカットモデルになって欲しいと、美容師・サトル(稲葉友)に声を掛けられる。きのこマニアだというサトルは、巧みなやり口でマリコの心を掴んでいく。
サトルと出会ってから、落とし屋の仕事に身が入らないマリコは、ターゲットを落とす事よりも、サトルとのデートを優先してしまう。ケンジは「落とし屋失格だ」と、厳しい言葉でマリコを責める。
落とし屋マリコは、サトルに恋に落とされてしまったのか…
第12話 2021年11月15日
マリコ(夏菜)は、サトル(稲葉友)に落とされてはいなかった。ユミ(古畑星夏)がアキナガ(武田航平)に弱みを握られて、[ビターリベンジ社]に捕らわれている事も、サトルがアキナガの放った刺客である事も、マリコは見抜いていた。
マリコはアキナガとの戦いに勝つ為に、サトルに落とされているフリをしていた。アキナガもマリコを地獄に落とすと闘志を燃やしている。マリコとアキナガには、深い因縁がある様で――遂にマリコは、サトルと互いに落とし合う“落とし屋バトル”に臨む。
サトルに密かに指示をするのはユミ。[スイートリベンジ社]に潜入し、誰よりも近くでマリコを見続け、マリコの落としテクニックを知りぬいたユミの力を借りて、サトルはマリコを巧みに落としに掛かる。
マリコは、サトルとユミを操るアキナガとの勝負に決着を付けられるのか…
原作概要
『スイートリベンジ』は、原案:澤田賢一、漫画:柏屋コッコによる漫画作品、および配信ドラマ。FOD(フジテレビジョン)にて連載中。
配信ドラマ
2021年3月に配信ドラマ化、全6話。同年8月に続編6話が放送された。
概要
FOD発の同名オリジナルコミックを夏菜主演でドラマ化。男性にひどいフラれ方をした女性からの依頼を受けた主人公が、同じ痛みを与えることで失恋の恨みを晴らす“恋愛復讐ドラマ”。さえない地味な姿と、ターゲットの男性にほれさせてから容赦なく振る“落とし屋”という二つの顔を持つ主人公・マリコを夏菜が熱演する。
ストーリー
男性を研究材料としか見ていない風変わりなマリコ(夏菜)にとって、彼らは“モルモット”であり、恋愛は“実験”。普段は地味で恋愛とは縁が遠そうなマリコだが、実は「スイートリベンジ」の社長として、ひどいフラれ方をした女性から依頼を受け、同じ痛みを男性に与えて復讐することを稼業としている。マリコは、独自の研究から導き出した方法でターゲットを自分にほれさせ骨抜きにしてから、完膚なきまでに振って地獄に落とすのだ。
ある日、女遊びの激しいコウイチ(浅香航大)にもてあそばれた挙句に、ひどいフラれ方をしたというユミ(古畑星夏)が、マリコのもとに相談に訪れる。
キャスト
マリコ
演 - 夏菜
「スイートリベンジ」の社長。普段はさえない地味な女性だが、男性にひどいフラれ方をした女性から依頼を受けて復讐することを稼業としている。ターゲットを自分にほれさせ、骨抜きにしてから容赦なく地獄に落とす“落とし屋”。彼らの好みに合わせて、服装からしゃべり方、性格まで七変化する恋愛の達人だが、男性のことは研究材料としか見ていない。
ケンジ
演 - 森永悠希
「スイートリベンジ」のスタッフ兼調査員。情報屋としてターゲットの素行調査や、マリコが男性を落とす姿を映像に収めるなど、マリコのために身を粉にして働く健気な頑張り屋。
ユミ
演 - 古畑星夏
「スイートリベンジ」に相談に来る依頼者。エリートサラリーマンにもてあそばれた挙句にひどいフラれ方をした。次第にマリコの恋愛テクニックやアプローチ手法に憧れを抱くようになる。情熱的で人情家。
キョウコ
演 - 小島梨里杏
アキナガ
演 - 武田航平
ゲスト
第1話〜2話 浅香航大
第3話〜4話 雛形あきこ、柾木玲弥
第5話〜6話 中村静香、袴田吉彦
第7話〜8話 小川紗良、入江甚儀
第9話〜10話 莉子、相馬理(真夜中の12時)
第11話〜12話 稲葉友
スタッフ
原作 - 澤田賢一(原案)・柏屋コッコ『スイートリベンジ』
脚本 - 守口悠介、大原夕季
演出 - 中前勇児、日暮謙、船谷純矢
主題歌 - Tielle『Sweet Love』
音楽 - 佐藤優介
編成企画 - 枝根聡樹
プロデューサー - 村上崇、高橋優子
チーフプロデューサー - 澤田賢一
企画・プロデュース - 野村和生
制作協力 - 俳優座、カーツメディアワークス
制作著作 - フジテレビジョン
番組公式サイト
スイートリベンジ - Wikipedia