各話あらすじ(2021年7月4日 - 9月12日)全10話 視聴率 5.33%
第1話 2021年7月4日「殺し屋は標的を殺すか? 恋するか?」 視聴率 5.8%
両親亡き後、清掃会社を営む丈一郎(藤木直人)に育てられた柊(中川大志)。ある夜、突然引退宣言をした丈一郎が射殺されてしまう。混乱する柊は、幼い頃から顔なじみの刑事・詩織(水野美紀)から、丈一郎が警察の極秘組織の任務を請け負う‘伝説の殺し屋’だったと教えられる。犯人が人気漫画家の美月(新木優子)と知った柊は、殺し屋となり、丈一郎の敵を討つと決意する。
第2話 2021年7月11日「花火デートで暗殺!? 禁断の恋が動き出す」 視聴率 6.0%
殺しの標的である美月(新木優子)からボディーガードを頼まれた柊(中川大志)は、表向きは秘書兼雑用係として働くことに。一方、殺し屋‘デス・プリンス’ことモデルの流星(鈴木伸之)が美月に接近。柊は敵意をむき出しにする。そんな中、幼なじみ同士の恋愛漫画を描こうと考える美月が、新作のため花火大会に行きたいと言い出した。柊は美月殺害のチャンスと奮起する。
第3話 2021年7月18日「キャンプで大波乱!?殺意と恋の三角関係」 視聴率 5.1%
殺しのターゲットの美月(新木優子)と初恋の人・葵の面影が重なり、思わずときめいてしまった柊(中川大志)。彼は、丈一郎(藤木直人)の仇である美月を殺さなければならないと気を引き締める。そんな中、映画化される『ハリネズミ探偵・ハリー』に、流星(鈴木伸之)の出演が決定し、美月の仕事場に流星が訪れる。柊は、流星が美月を殺しに来たのではないかと警戒する。
第4話 2021年7月25日「暴かれる衝撃真実!殺意が恋に変わる時」 視聴率 4.6%
美月(新木優子)が初恋の相手・葵だと確信し、暗殺に迷いを感じる柊(中川大志)。そんな中、詩織(水野美紀)が柊の父の知人を名乗り、美月の仕事場に現れた。母・京子(榊原郁恵)について尋ねる詩織を、美月は警戒する。柊は美月が初恋の相手だと詩織に明かし、真相を確かめたいと主張。だが、丈一郎(藤木直人)の死を無駄にするなと返されてしまう。映画の撮影が始まり、現場では原作者の美月と出演者の流星(鈴木伸之)、くるみ(谷まりあ)との対談取材が予定されていた。美月は柊らと現場の古い洋館を訪れるが、そこには流星のわなが…。
※2021年8月1日は『東京オリンピック2020』中継(9:00 - 23:00)を放送のため、休止。
第5話 2021年8月8日「秘密編開幕!本当の黒幕は一体誰なのか」 視聴率 4.7%
鳴宮美月になりすましていた葵(新木優子)から経緯を聞いた柊(中川大志)は、葵を清掃会社の事務所にかくまう。同じ頃、本当は葵である美月に切ない思いを抱く流星(鈴木伸之)に思わぬ指令が。そんな中、柊は丈一郎(藤木直人)との思い出の水族館に葵を連れ出し、葵を守ると約束する。一方、風岡(中尾明慶)から仕事の再開を懇願された葵は、美月として映画の制作発表に臨むことに…。
第6話 2021年8月15日「訳あり許嫁登場で大波乱!?涙の衝撃告白」 視聴率 4.9%
葵(新木優子)が本当に丈一郎(藤木直人)を殺したのか確かめようとして追い返された柊(中川大志)。そんな柊の前にいいなずけを名乗る莉奈(松本穂香)が現れた。莉奈は財閥の令嬢で、結婚は丈一郎と莉奈の亡き父の約束だった。一方、葵は休業を宣言し、千景(田中みな実)が用意したホテルに身を隠す。そして、柊は詩織(水野美紀)から、葵をどうするのか考えるよう決断を迫られる。
第7話 2021年8月22日「殺意と恋の四角関係今夜、真犯人が発覚」 視聴率 5.0%
流星(鈴木伸之)に救われた葵(新木優子)は彼を千景(田中みな実)の元へ連れていく。その頃、柊(中川大志)は詩織(水野美紀)から鳴宮美月の正体を聞かされていた。そして、葵は兄の武尊(小池徹平)を詩織らの組織に殺され、復讐のため自ら丈一郎(藤木直人)を狙ったというのだ。柊は今度こそ葵を殺さねばならないと思い詰める。一方、莉奈(松本穂香)は丈一郎の思いを柊に伝える。
第8話 2021年8月29日「最強コンビ逆襲開始全ての謎が明らかに」 視聴率 5.9%
柊(中川大志)をかばって撃たれた葵(新木優子)は、手術を受けるも意識不明の危険な状態。丈一郎(藤木直人)と再会して混乱する柊は、彼を撃ったのが詩織(水野美紀)だと聞き衝撃を受ける。一方の詩織は、千景(田中みな実)の恋人だった武尊(小池徹平)が残したデータを狙って警察組織を動かし、データが隠された万年筆を押収。柊と丈一郎、千景は葵を守る作戦を開始するが…。
第9話 2021年9月5日「最終章!すれ違う心誰が味方で敵なのか」 視聴率 5.9%
柊(中川大志)が鳴宮美月殺害未遂の疑いで指名手配されたと知り、葵(新木優子)は動揺。丈一郎(藤木直人)は、美月の引退会見を開き、その場で柊の無実を証明して詩織(水野美紀)の不正を公表する計画を立てる。風岡(中尾明慶)も協力する中、柊は葵に、詩織が完全な敵とは思えないことを吐露。葵はそんな柊を理解できない。一方、流星(鈴木伸之)は莉奈(松本穂香)に接触する。
最終話 2021年9月12日「暴かれる最後の謎衝撃結末を見逃すな」 視聴率 5.4%
鳴宮美月引退会見が行われる中、柊(中川大志)と葵(新木優子)は、詩織(水野美紀)に追い詰められて絶体絶命の危機に。2人を人質に取られた丈一郎(藤木直人)は、会見を止めるしかなかった。詩織は、丈一郎が来るのを待っていた。みんなまとめて始末すると冷酷に告げる詩織。さらに彼女は、SOSのためには人も殺すと言い放つ。柊は、優しかった詩織が殺人を犯したことが信じられない。
※第5話の放送を前に8月4日(水)13:30 - 13:55に『日曜ドラマ「僕の殺意が恋をした」 秘密編開幕!第5話8月8日(日)放送SP』と題したダイジェスト・番宣特番を全国ネットで放送した。
概要
殺しの才能が0点という最高に“間が悪い”イケメン殺し屋が、標的の女性をなぜか守って恋までしてしまう、殺意と恋が入り交じるスリリング・ラブコディー。主人公で新米殺し屋・男虎柊を演じるのは、地上波ゴールデン・プライム帯の連続ドラマ初主演となる中川大志。身体能力抜群だが肝心なところでヘマをしてしまい、ターゲットに恋してしまうピュアな男を愛嬌たっぷりに演じる。その柊の標的となるも、柊に守られることで次第にひかれていく、秘密を抱えた漫画家の鳴宮美月に新木優子が扮する。そして、柊の育ての親で伝説の殺し屋・男虎丈一郎役で藤木直人が出演。父親としての温かさと、クールな殺し屋の両面を表現する。
ストーリー
両親亡き後、その親友である男虎丈一郎(藤木直人)に育てられ、現在は両親が残した清掃会社で丈一郎と働く男虎柊(中川大志)。2人の日課は肉体鍛錬をすること。柊は抜群の身体能力、甘いルックス、優しい性格とモテ要素しかないが、決定的に間が悪かった。「お前は肝心な時に必ず失敗する」と丈一郎にも口酸っぱく言われていた矢先、丈一郎が殺害されてしまう。
実は丈一郎は殺し屋で、ターゲットだった人気漫画家・鳴宮美月(新木優子)に返り討ちに遭ったのだという。理不尽な殺害に正義感の強い柊は復讐のために立ち上がる。しかし、持ち前の間の悪さを発揮して、なかなか殺すことができず、それどころか何度も美月を救ってしまう。
キャスト
男虎柊(おのとら しゅう)〈25〉
演 - 中川大志(幼少期:柊木陽太)
本作の主人公。男虎丈一郎に育てられた青年。丈一郎の仇を討つため、家業を継ぎ殺し屋になることを決意する。
幼い頃から、良かれと思って取った行動が裏目に出てしまうなどの「間の悪さ」が悩みの種。
丈一郎が殺害された現場の防犯カメラに映っていた美月を仇として狙うが、生まれつきの「間の悪さ」などが原因で失敗が続き、更には憎き相手であるはずの美月に恋心を抱いてしまう。
ひょんな事から美月の雑用係として働く羽目になるが、やがて彼女が幼い頃の初恋相手である「葵ちゃん」だと知る。
葵への恋心と丈一郎の仇としての殺意の間で葛藤した末に彼女を殺そうとするが、密かに詩織が待機させていた殺し屋に狙われた自分を庇って葵が重傷を負ったことに動揺し、死を偽装していた丈一郎と再会したことを機に、丈一郎を撃った真犯人の詩織に自分が騙され続けていたこと等を知る。
鳴宮美月(なるみや みつき)/ 葉山葵(はやま あおい)〈26〉
演 - 新木優子(幼少期:高松咲希)
本作のヒロイン。ペンネームで活動する人気漫画「ハリネズミ探偵・ハリー」を創作する覆面作家。丈一郎、柊の暗殺ターゲット。本名は葉山葵で、柊の幼少期の初恋相手。母親は重病で入院中。
実は無名の漫画家で、大成する機会を得られず苦悩する中、"本物の鳴宮美月"から「自分の身代わりになってくれれば、漫画家デビューと母親の治療費を保障する」と影武者を依頼されていた。
柊の関係者
男虎丈一郎(おのとら じょういちろう)〈48〉
演 - 藤木直人
柊の育ての親。表向きは清掃会社の経営者だが、裏では「五黄(ごおう)のトラ」と呼ばれる伝説の殺し屋。
柊を育てるうちに自分の生き方を見つめ直し、殺し屋を引退することを決意し、最後に鳴宮美月をターゲットにした仕事で返り討ちに遭い殺害されたと思われたが、後に生存していたことが判明する。
柊の両親とは家族同然の親密な関係であり、自身が殺し屋であることを柊に内緒にしつつ、殺し屋家業で習得した毒物の種類などの知識を柊に教えていた。
八乙女流星(やおとめ りゅうせい)〈27〉
演 - 鈴木伸之
殺し屋界のエース。別名「デス・プリンス」。表向きは海外で活躍中の大人気モデル。殺しを「芸術」として捉えており、遠隔地で音楽をかけて踊りながら事前に仕掛けたトラップを遠隔操作し、ターゲットを葬り去ろうとする。
柊とは別の経緯で美月の暗殺を企てており、彼とライバル関係となるが、ある出来事を機に美月に恋愛感情を抱き始める。
美月の暗殺に何度も失敗したことで任務を外されロサンゼルスに発つが、程なく帰国し、丈一郎の仇として柊に殺されそうになった美月の前に現れて「ラブ・プリンス」として彼女を守ることを宣言し、柊を麻酔で眠らせ美月を連れ去る。
美月に案内された先で千景と対面し、彼女たちの素性と目的、そして自分に"鳴宮美月(葉山葵)の暗殺"を依頼していたのが詩織であることを知る。
綿谷詩織(わたや しおり)〈45〉
演 - 水野美紀
生活安全課の刑事。裏の顔は殺し屋組織「シークレットオペレーションサービス」(通称SOS)の責任者。男虎丈一郎殺害の犯人を鳴宮美月と断定する。実は捏造した動画を利用して鳴宮美月(葉山葵)を丈一郎殺害の犯人に仕立て上げ、自身の不正を嗅ぎつけた記者であった葵の兄・武尊も葬っていた。
藤堂莉奈(とうどう りな)
演 - 松本穂香(第6話 - )
藤堂財閥の令嬢。親同士の約束として突如柊の前に婚約者を名乗り現れる。
莉奈の父・藤堂繁信は、過去に多くの悪事を働いていた事から「SOS」にマークされていたものの、丈一郎の取りなしによって難を逃れていた。しかし本性を現した詩織から「私に協力しなければ、藤堂繁信の悪事を公表して藤堂一族を葬る」と脅迫され、柊たちが働いていたクリーニング屋に盗聴器入りのコケシを仕掛けるなど詩織の命令に従わされていた。
柊を庇って「SOS」の殺し屋に撃たれ重傷を負った葵を殺すよう詩織に指示されるが、柊の大切な人の命を奪うことへの罪悪感に堪えきれず中止する。
美月の関係者
水瀬千景(みなせ ちかげ)/ 鳴宮美月(なるみや みつき)〈34〉
演 - 田中みな実
美月のチーフアシスタント。天真爛漫な振る舞いを見せる一方で、探偵を雇い柊の素性を調べるなど不穏な動きを見せる。その正体は本物の鳴宮美月。
風岡樹生(かざおか たつき)〈32〉
演 - 中尾明慶
美月の担当編集。出世欲が強く、思い込みが激しい。
江村隼也(えむら としや)〈27〉
演 - 永田崇人
美月のアシスタント。動画配信マニア。
皆川真希(みながわ まき)〈24〉
演 - 小西はる
美月のアシスタント。写経が趣味。
葉山京子(はやま きょうこ)
演 - 榊原郁恵(第2話 - )
美月の母。重い病で入院生活を送っている。
赤坂武尊(あかさか たける)
演 - 小池徹平(第6話 - )
美月の兄。両親が離婚して別々に育てられたため、苗字が違う。水瀬千景の恋人。記者で綿谷の不正を追っていたため、綿谷に葬られてしまう。
その他
大竹千尋(おおたけ ちひろ)〈30〉
演 - 吉住
八乙女流星の担当マネージャー。最近担当になったばかりで必死に流星のペースについて行こうとしているが、天然ボケが災いとなりいつも周囲に迷惑をかけている。
『ハリネズミ探偵・ハリー』
劇中で鳴宮美月が執筆する大人気漫画
ハリネズミ探偵・ハリー
声 - 内田真礼
探偵を目指す大学生の琴音と力を合わせて、次々と難事件を解決するハリネズミ。
ゲスト
第4話
七瀬くるみ(ななせ くるみ)
演 - 谷まりあ
実写映画化される「ハリネズミ探偵・ハリー」内のキャラクター・琴音を演じる女優。
スタッフ
脚本 - 徳永友一、三浦希紗
演出 - 星野和成、宝来忠昭
音楽 - 大間々昂、田渕夏海
主題歌 - Vaundy「花占い」(SDR)
法律監修 - 室谷光一郎
トリック監修 - 能塚裕喜
化学監修 - 関根嘉香
武器協力 - 乙夜
劇中漫画「ハリネズミ探偵・ハリー」制作 - ユーナ株式会社(鈴木愛美、たこ焼き、梅★純、ノビタ)
アクションコーディネーター - 劔持誠
ガンエフェクト - 早川光
警察監修 - 古谷謙一
医療監修 - 中澤暁雄
技術協力 - アップサイド、サウンドライズ
美術協力 - テレビ朝日クリエイト、KFライズ
チーフ・プロデューサー - 岡本浩一
プロデューサー - 中間利彦、石田麻衣(ホリプロ)、小島祥子
共同プロデューサー - 三上絵里子(日本テレビ)
制作協力 - ホリプロ
製作著作 - 読売テレビ
番組公式サイト
ボクの殺意が恋をした - Wikipedia