各話あらすじ(2021年7月4日 - 9月12日)全11話 平均視聴率 13.60%
第1話 2021年7月4日「走る手術室!! 全ての命を守るため…危険に挑む救命チーム誕生」 ※初回25分拡大(21:00 - 22:19) 視聴率 14.1%
事故や災害の現場で患者を救う救命救急チーム「TOKYO MER」が発足した。その記念式典の最中、バスの衝突事故が発生。チームのチーフドクター・喜多見(鈴木亮平)らは現場へ急行する。そこには、命の危機にひんした大勢の患者がいた。喜多見らは、複数の患者を危険な現場で手術する前代未聞の課題に挑む。一方、喜多見の決断は厚生労働省で問題視されてしまう。
第2話 2021年7月11日「医者なら全力で命を救え!研修医の試練」 ※15分拡大(21:00 - 22:09) 視聴率 14.3%
厚生労働省医系技官でMERの医師でもある音羽(賀来賢人)が喜多見(鈴木亮平)の経歴に疑念を抱く中、中学生数人が落下した鉄骨の下敷きになる事故が発生。危機管理対策室室長の駒場(橋本さとし)は救助活動終了まで待機を指示するが、喜多見は治療の優先順位を決める「トリアージ」のため1人で中学生達に近づく。一方、研修医の比奈(中条あやみ)は危険な現場に足がすくみ…。
第3話 2021年7月18日「立てこもり事件発生病の人質少女を救え」 視聴率 14.4%
重病の少女を人質にした、立てこもり事件発生!繁華街に飛びかう銃弾…現場に急行したTOKYO MER・喜多見(鈴木亮平)は、少女に薬を渡さないと命に危険があると主張するが、警察はメンツを気にして口を出すなと対立。発作の危機が迫る少女の命を守るため、看護師の夏梅(菜々緒)は自ら身代わりを志願。そんな中、犯人が夏梅に発砲!極限状態の中で、命をあきらめない喜多見が下した驚くべき決断とは―
第4話 2021年7月25日「トンネル崩落!心臓移植へ命のリレー!」 視聴率 10.1%
喜多見(鈴木亮平)は妹・涼香(佐藤栞里)の計らいで、元妻で循環器外科医の高輪(仲里依紗)と食事をする。高輪は涼香に、音羽(賀来賢人)が喜多見の‘1年前’を探っていると忠告する。直後、高輪の担当患者が臓器提供候補1位に選ばれ、移植手術には勉強のため比奈(中条あやみ)も立ち会うことに。だが、提供予定の心臓を運んでいた緊急車両がトンネル崩落事故に巻き込まれる。
第5話 2021年8月1日「エレベーター火災!決死のオペで閉じ込められた妊婦を救え!」 ※『東京オリンピック 体操 種目別決勝』の放送時間延長(16:30 - 20:25)により、25分繰り下げ(21:25 - 22:19)視聴率 10.8%
MERを訪れた赤塚(石田ゆり子)は喜多見(鈴木亮平)に、‘空白の1年’を探る音羽(賀来賢人)の官僚としての動きを忠告。折しも、官僚が逆らえない政界の大物・天沼(桂文珍)が闇献金疑惑の追及を逃れ、東京海浜病院に入院していた。そんな中、小児科にいた涼香(佐藤栞里)は妊婦を介助。音羽と車いすの天沼とエレベーターで乗り合わせるが、トラブルで4人は閉じ込められてしまう。
第6話 2021年8月8日「山中で謎の失踪事件メンバーに命の危機…絆を引き裂く亀裂!」 視聴率 8.4%
18人の小学生が山中で突如として失踪する謎の事件が発生。現場に向かったTOKYO MERの喜多見幸太(鈴木亮平)は、子供たちを捜索し、治療するためメンバーを分散する決断をする。これまでチーム一丸でピンチを乗り越えてきたメンバー達は、バラバラに闘うことに…。
第7話 2021年8月15日「新たな敵は巨大警察組織−謎の爆破予告から弱き人々を救え!」 視聴率 15.0%
清掃会社で外国人労働者数人が体調不良を訴える事件が発生。出動要請を受けた喜多見(鈴木亮平)らが現場へ向かうと、そこには大勢の警察官が来ており、清掃会社の社長・谷中(春海四方)が彼らを追い払おうとしていた。喜多見らが外国人達の治療を始めると、そこに公安の月島(稲森いずみ)らが現れ、患者の身柄を渡すよう要求。そんな中、突然、清掃会社の建物で爆発が起こる。
第8話 2021年8月22日「医療機器が全停止!危機に臨むチームの絆を裂く禁断の過去…」 視聴率 14.5%
喜多見(鈴木亮平)は、MERの皆に過去を明かすよう促す涼香(佐藤栞里)に頼み事をする。一方、与党幹事長の天沼(桂文珍)は総選挙前に赤塚(石田ゆり子)とMERを潰すよう白金(渡辺真起子)らに厳命。程なく、公安刑事の高松(馬場徹)が喜多見を訪ね、音羽(賀来賢人)はそれを知って動揺する涼香に気付く。そんな中、病院で停電による電源喪失事故が発生。MERに出動要請が来るが…。
第9話 2021年8月29日「大使館で命の危機!突入すれば国際問題…迫られる究極の選択」 視聴率 15.0%
喜多見(鈴木亮平)は高輪(仲里依紗)から連絡を受け、病院の赤塚(石田ゆり子)の元へ。音羽(賀来賢人)は久我山(鶴見辰吾)から、白金(渡辺真起子)を見限り天沼(桂文珍)につこうと誘われていた。程なく、MER基地を訪れた赤塚は、喜多見の過去を隠し通してほしいと頭を下げる。ちょうどその時、大使館での二酸化炭素噴出事故の報が入った。一同は赤塚に政治的交渉を委ねようとするが…。
第10話 2021年9月5日「最終章−非情テロで遂に死者が…誰よりも守りたい人」 視聴率 13.5%
涼香(佐藤栞里)が久我山(鶴見辰吾)のわなにはまり、喜多見(鈴木亮平)の過去が流出。ヒーローから一転、‘国民の敵’だと批判が殺到し、MERは活動休止を要求される。喜多見がそれを拒否する一方で、音羽(賀来賢人)は涼香と対峙(たいじ)。そんな折、医科大学内に爆弾を仕掛けたとの書き込みが見つかった。病院職員の参加が不可能になる中、喜多見と音羽は2人で出動する。
最終話 2021年9月12日「東京が燃え落ちる…絶体絶命ピンチに響く最後の言葉」 ※15分拡大(21:00 - 22:09) 視聴率 19.5%
比奈(中条あやみ)らは体調を崩した喜多見(鈴木亮平)に、最終審査会は喜多見抜きで参加し、MER存続を訴えてくると伝える。だが、涼香の件で自責の念に駆られる喜多見は、MERは解散すべきと吐露。存続への協力を求められた音羽(賀来賢人)もそれを拒否する。一方、椿(城田優)による爆破テロが頻発。椿は腐った政治の改革を掲げ、若者を中心に支持を集め始めていた。
概要
「TOKYO MER」という救命救急のプロチームを舞台にしたヒューマンドラマ。最新の医療機器とオペ室を搭載した大型車両(ERカー)で危険な現場に駆け付け、負傷者にいち早く救命処置を施す医師たちの奮闘を描く。
ストーリー
最新の医療機器とオペ室を搭載した大型車両(ERカー)で、重大事故・災害・事件現場に駆け付け、負傷者にいち早く救命処置を施す「TOKYO MER」の発足をマスコミの前で発表する赤塚梓東京都知事(石田ゆり子)。盛大な音楽とともにMERのチーフドクター・喜多見幸太(鈴木亮平)、研修医の弦巻比奈(中条あやみ)、看護師の蔵前夏梅(菜々緒)、麻酔科医・冬木治朗(小手伸也)、臨床工学技士・徳丸元一(佐野勇斗)らはステージへ。
一方、MERメンバーで医系技官の音羽尚(賀来賢人)は、厚生労働省で中継を見ていた。式典が続く中、赤塚がMERの使命“1人も死者を出さないこと”を表明した途端、緊急アラームが鳴り響く。
キャスト
TOKYO MER
東京海浜病院内に設置された、試験運用中の都知事直轄救命救急プロフェッショナルチーム。
喜多見幸太(きたみ こうた)〈38〉
演 - 鈴木亮平(幼少期:桑名愛斗)
本作の主人公。救命救急医。救命救急チーム「TOKYO MER」の専任チーフドクター。5年前に高輪と離婚してバツイチ。ニューヨーク医療大学卒業。
「待っているだけじゃ、助けられない命がある」のポリシーの下、危険な環境の現場に自ら乗り込み救命活動を行う。そのため、暇を見つけては筋トレに励んでおり、医者らしからぬ屈強な肉体を誇る。
国際医療機関の医師団に所属し設備が充分ではない戦地で救命活動に従事していた経験から医者としての技術・判断力は非常に高く、負傷者が何十人といる中でも優先順位を瞬時に判断して迅速な処置を行っている。
医者としての責任感や使命感は非常に強く、目の前の患者を救うためならば立場が上の人物相手でも物怖じせず意見や進言を申し出る。
海外で医療従事していた際、銃撃されたテロリストのエリオット椿を患者として匿ったことから、テロリストの仲間の嫌疑がかけられ、1年の間海外の刑務所に収監されていた。
1992年、ペンシルベニア州の銃乱射事件で両親を目前で亡くしている。
音羽尚(おとわ なお)
演 - 賀来賢人
厚生労働省の若手エリート医系技官。表向きは「TOKYO MER」の評価を行うためにMERに加入し、救命現場では喜多見とのバディワークで医師として的確な腕を発揮するが、その裏では白金厚生労働大臣からのMER解体の密命を受けており、官僚としての保身と医療従事者としての良心に揺れ動く。
実利主義な性分で馴れ合いを好まず、喜多見と対立する事も珍しくない。かつて母親を経済的理由や医療制度の不備で充分な医療を受けさせる事ができずに亡くした過去があり、そういった医療制度の不平等を是正したいと考え、医師免許を持ち官僚を志している。
喜多見の経歴の「空白の1年」がテロリストの嫌疑で海外で1年間刑務所に収監されていた事実を掴むが、白金にはその1年は喜多見が重症型のデング熱の感染で闘病していたと虚偽の報告を行い、MERの解体を回避する動きに転じる。
その後MER正式運用後、MERの統括官となる。
弦巻比奈(つるまき ひな)〈25〉
演 - 中条あやみ
循環器外科医を目指す東京海浜病院の研修医。万全の体制で患者や家族としっかり向き合う医療と現場での瞬時な判断が要求される救命救急とのギャップに苦しみ、TOKYO MERとの兼任に不満を持っていたが、危険な現場に自ら飛び込み患者の命を救う喜多見の姿勢を通じて、目の前の命に向き合う医者としての使命感を強く持ち、次第に成長していく。
蔵前夏梅(くらまえ なつめ)〈33〉
演 - 菜々緒
看護師。外科病棟副看護師長との兼務。オペ時の器械出しはもとより、時に医師である比奈をもリードする。シングルマザーで、娘・桃花がいる。絵本で読んだナイチンゲールに憧れてMERへ加入しており、そのことを周囲に知られるのを恥ずかしいと思っている。
冬木治朗(ふゆき じろう)〈46〉
演 - 小手伸也
麻酔科医。病棟の麻酔科医と兼務。麻酔科医としての技量は高く、チーム最年長でチームの雰囲気が悪くなりかけた時は率先して場を取り持つムードメーカー。既婚者だが、妻とは仕事の忙しさですれ違いが続き、1年ほど前から病院の近くに部屋を借りて家族とは別居状態になっており、息子の壮太とはたまにしか会えていなかったが、山中での壮太の遭難事件を契機に自宅に戻るようになる。息子の壮太に見栄を張り、MERの副チーフだと言っていたことを喜多見が知ると、MERの副チーフということにされる。
徳丸元一(とくまる もといち)〈27〉
演 - 佐野勇斗
臨床工学技士、救命士。ERカーの運転手で医療機器のスペシャリスト。病棟の医療機器の保守点検業務と兼務。バイクの運転もこなし、ドローンの操縦技術も有する。
ホアン・ラン・ミン〈28〉
演 - フォンチー
ベトナム出身の看護師。外科病棟との兼務。経済連携協定で来日。日本で最先端の医療を学び、ベトナムへ普及しようと考えている。若干訛りはあるものの、日本のことわざや故事成語をよく口にして、周囲を感心させる。
東京都
赤塚梓(あかつか あずさ)
演 - 石田ゆり子
東京都知事。「TOKYO MER」の創設者。報道記者出身。喜多見をMERのチーフドクターに抜擢した。MERが出動の際は危機管理対策室に現れ、時には現場の状況を見て自ら指示を下す事もある。
突発性拡張型心筋症を患い、時折、胸の痛みに襲われるが、MERの承認と国政選挙を控えていることからそのことを秘密にして高輪から特別診察室で診察を受けていたが、診察中に倒れてしまう。そのためMERの指揮系統を危機管理対策室に移し、対策室長の駒場に全権を委ねる。
駒場卓(こまば すぐる)
演 - 橋本さとし
「TOKYO MER」を管理する危機管理対策室室長。元東京消防庁ハイパーレスキュー隊隊長。10年前に救助活動中に負傷したことで下半身が不自由となり、車椅子を用いる。
清川標(きよかわ こずえ)
演 - 工藤美桜
危機管理対策室のメンバー。被害状況を「TOKYO MER」に連絡し、情報を共有する。MERが出動した成果(軽傷者、重傷者、死者の人数)を報告する。
目黒大知(めぐろ だいち)
演 - 猪塚健太
危機管理対策室のメンバー。「TOKYO MER」に出動要請を伝令する。
東京消防庁
千住幹生(せんじゅ みきお)
演 - 要潤(第1話・第2話・第4話 - 第7話・第9話・最終話)
東京消防庁レスキュー隊の最精鋭集団である即応対処部隊隊長。階級は消防司令。当初は救命のために危険な救助現場にも飛び込む喜多見と対立するが、救命現場でともに窮地を切り抜けたことで信頼関係を強めていく。
以前、仲間のレスキュー隊を救命された借りを喜多見に返すため、パルナ共和国大使館での救助作業で高濃度の二酸化炭素が充満する地下駐車場で身を挺して作動した駐車場の防火シャッターを解放した際、二酸化炭素を吸い込み倒れて心停止状態に陥るが、レスキュー隊に救助された後に喜多見の蘇生処置により息を吹き返す。
厚生労働省
白金眞理子(しろかね まりこ)
演 - 渡辺真起子(第1話・第2話・第5話 - 最終話)
厚生労働大臣。医系技官出身。日本初の女性総理大臣を目指す政敵である赤塚が創設した「TOKYO MER」の解体を目論む。
心筋症で意識不明となる直前の赤塚知事から政治家を志した際の医療技官の初心を思い起こさせられ、天沼幹事長が全国臨床学会からの闇献金疑惑から逃れるのに仮病で入院した間に入手した政治献金の収支報告書をコピーした切り札を持を使い天沼に見切りをつけ失脚させ、MERを厚労大臣として認可し、大臣の権限をフル活用し、爆弾テロの負傷者を近隣の医療機関から導入させて救助に当たらせる。
久我山秋晴(くがやま しゅうせい)
演 - 鶴見辰吾(第1話・第2話・第5話 - 最終話)
医政局局長。白金の懐刀で、音羽を「TOKYO MER」へ送り込む。理想の日本を造る力を得るために何よりも官僚として出世することが重要という考えから、政治家に尻尾をふる。更に音羽を裏切りMERを解体させようと企んでいる。
与党・民自党
天沼夕源〈73〉
演 - 桂文珍(特別出演)(第5話・第7話・第8話・第10話・最終話)
民自党幹事長。現・厚生労働大臣・白金の後ろ盾。自身が厚生労働大臣時代に闇献金を受け取っていたことが発覚しそうになり、病気を理由に東京海浜病院に入院、雲隠れする。入院時、乗り合わせたエレベーターが火災によりに緊急停止し閉じ込められてしまい、蔓延する煙で一酸化炭素中毒に陥りそうになると同乗した妊婦の彩乃たちを見捨て、我先に逃げだそうとするが、エレベーターに乗り込んできた喜多見の酸素吸入を手伝わされ、成り行きで妊婦の帝王切開手術のアシストをすることになる。事故から救出された後は、赤塚知事の計算で事実に反してMERを出動要請し、自身も負傷しているのに関わらず妊婦の救助を優先したヒーローとしてマスコミに拡散されたことに気をよくし、MERへの妨害行為は控えるよう白金に指示を出している。
江戸川区の清掃会社で発生したテロリストによる身代金10億円を目的とした神経ガス・爆弾テロの脅迫事案に対し、白金からの差し金で赤塚知事を総理官邸に呼び出し、テロリストの疑いがある外国人労働者を東京消防庁やMERに救助活動させるかの政治判断を迫り、救出活動中に時限爆弾の爆発で死者が発生した場合の責任を赤塚に擦り付け、政治的失脚を狙う。
警視庁
月島しずか
演 - 稲森いずみ(第7話 - 第9話・最終話)
公安部外事第四課長。階級は警視正。東京大学法学部卒業、国家公務員第T種(現在の国家公務員総合職)試験合格による警察庁採用。喜多見の「空白の1年」の秘密を知る人物。目的のためには手段をも問わないクールでハードボイルドな人物。
高松
演 - 馬場徹(第7話 - 第9話)
公安部の刑事。月島の部下。外国人労働者のカルナを一方的にテロリストと決めつけて威圧的な態度で取り調べた。
東京海浜病院
高輪千晶(たかなわ ちあき)
演 - 仲里依紗(第1話 - 第5話・第8話 - 最終話)
循環器外科医。比奈の指導医で、心臓移植の名医として知られる憧れの存在。5年前に別れた喜多見の元妻。
涼香を爆弾テロで死亡させた自責の念からMERを離れることを決意した喜多見のマンションを訪れ、「医師として自分ができることに最善を尽くすこと」を教えてくれたのは喜多見であったと、爆弾テロで救命に向かったMERの加勢に向かうよう喜多見を発奮させる。自身は心筋症で意識不明となった赤塚知事を助けることができる可能性のあった許認可が下りていない心筋組織の移植手術を決行し、手術を成功させ赤塚の命を救う。
深沢陽斗(ふかさわ はると)
演 - 佐藤寛太(第1話 - 第5話・第9話 - 最終話)
研修医。比奈と同期。
喜多見涼香(きたみ すずか)
演 - 佐藤栞里(幼少期:田中侑亜)(第1話・第3話 - 第6話・第8話 - 最終話)
幸太の妹。小児患者とその家族をサポートするNPO法人のスタッフとして東京海浜病院に出入りする。兄の活動を応援している。兄と高輪を復縁させたいと考えている。
MERを潰すために兄・幸太の過去を探ろうとする音羽のことは当初警戒していたが、ともにエレベーターに閉じ込められた際にその人となりに触れたことで次第に好意をいだくようになった。しかし久我山にその好意を利用され、音羽が厚労省を辞めることになると脅されたため、それを防ぐために幸太がテロリストの容疑で1年間海外の刑務所に収監されていた秘密を明かしてしまう。
兄・幸太に命を救われた知り合いと椿から接触され、彼に渡された水筒型の爆弾の爆風に巻き込まれ負傷し、ERカーで幸太たちから処置を受けるも息を引き取り、MER発足後初の死者となってしまった。
その他
エリオット椿(エリオット つばき)
演 - 城田優(第7話 - 最終話)
喜多見と因縁のある日系人。世界的なテロ組織「Lasting Peace 9」(通称:LP9)のテロリスト。清掃会社で発生した神経ガス・爆弾テロに出動した救急隊に紛れ、日本理科大の薬品庫に清掃で出入りする外国人労働者・マルジの指の腹の指紋部分を切り取り、指紋認証のセキュリティーロックを突破して薬品庫に侵入、保管されている神経ガスの原料となる有機リン系化合物を略取する。
過去に海外で銃撃を受けた際、喜多見のいた野戦病院に搬送され彼に命を救われた上、匿われたことから追手の政府関係者の追跡をかわしており、翌日病室から逃亡している。
満面の笑みで理想を語る喜多見に対し、世の中の不条理を知らしめるという理由から水筒を改造した爆弾を使い妹の涼香の命を奪う。
ゲスト
第1話
長島芽衣
演 - 鈴木結和
バスとトラックの衝突事故の被害者。心停止状態に陥るが喜多見の処置で一命を取り留める。
上野誠
演 - 荒川大三朗
バスと衝突事故を起こしたトラック運転手。衝突事故で危篤状態に陥るが、喜多見の事故現場での処置で一命を取り留める。居眠り運転で事故を起こした嫌疑がかけられていたが、車道に飛び出した小学生をかわすために発生した事故であることが、当事者の親子が出頭したことで証明された。
実歩
演 - 入来茉里
上野誠の娘。「TOKYO MER」を訪問し父を救命してくれたことに感謝するとともに、父が居眠り運転で事故を起こしていなかったことを伝える。
小学生
演 - 森田拳
歩道から上野誠が運転するトラックの前に飛び出したため、トラックとバスとの衝突事故の発生原因となってしまう。
根津雅弘〈31〉
演 - 奥野瑛太
東京消防庁即応対処部隊員。解体作業現場で発生したガス爆発事故の生存者確認をしていた際、再び発生したガス爆発で吹き飛ばされ、太ももに鉄筋が刺さり身動きが取れなくなっていたが、ガス爆発の危険を顧みず救命に現れた喜多見と音羽に動脈を処置され救出される。
第2話
足立明音〈14〉
演 - 伊礼姫奈
鉄骨落下事故に巻き込まれた女子中学生。左足を鉄骨で圧迫されたことからクラッシュ症候群を発症し、一時心停止状態に陥るがトリアージでクラッシュ症候群の発症を予見していた喜多見と、近隣病院から喜多見の指示で透析液を調達した音羽により一命を取り留める。
吹上里奈〈46〉
演 - Yoshiko
神社の祭り会場で屋台の燃料タンクが爆発炎上し幼い息子ともども負傷した母親。下腹壁動脈からの大量出血により瀕死の状態に陥るが、ERカーで比奈が開腹手術で腸間膜を止血し、爆発事故の救命措置を終え駆けつけた喜多見と音羽が腎動静脈の確保を行い一命を取り留める。
第3話
蔵前桃花
演 - 北平妃璃愛
夏梅の娘。
真純
演 - 橘美緒
桃花が通う保育園の保育士。
渋谷日葵〈6〉
演 - 加藤柚凪
香織と品川の娘。実父の品川に人質に取られた。1型糖尿病であり食前にインスリンを定期投与しているため、食事をとらないと低血糖発作を発症する危険があり、夏梅が立てこもり現場でブドウ糖液を投与するなどして処置する。アーモンドの食物アレルギーがあり、品川がアーモンドチョコを食べさせていたためにアナフィラキシーショックに陥り呼吸困難となるが、ERカーに搬送後、喜多見にアドレナリンを気管内投され一命を取り留める。
渋谷香織〈37〉
演 - 森脇英理子
日葵の母。元夫の品川からの暴力がひどく、日葵を連れて逃げだし、飲食店に住み込みで働いていた。品川から刃物で大網の動静脈を3カ所切断されるが、喜多見に処置され加温輸血で一命を取り留める。
品川樹
演 - 川島潤哉
日葵の父。自分の元から逃げ出した香織と日葵を連れ戻そうと香織が働く飲食店に乗り込み、刃物や拳銃でその場にいた人を無差別に襲い負傷者を出し、日葵を人質にとって立てこもる。警察官を負傷させ、夏梅を人質にとるなどした後、SITのスナイパーに腹部を狙撃され、突入したSITに身柄を拘束される。狙撃された自分を処置した夏梅に自分を殺すよう挑発するが、「本当は殴りたいが、治療が面倒だから。」と拒否され搬送される。
新井将兵
演 - 山田純大(最終話)
警視庁SIT隊長。立てこもり事件の現場に救命のため立ち入ろうとする喜多見と一時は対立するが、命がけで日葵や中野の命を救おうとする喜多見に全面的に協力する。品川に対して日葵の症状を緩和するためにエピペンを探させることで注意をそちらに引き付ける陽動作戦を立案し日葵救出のきっかけを作り、中野主任救出を目的としたERカー突入オペレーションでは防弾盾による同車両防護の陣頭指揮を執る。
都内で爆弾テロが発生し多数の負傷者が発生した際、MERの救命の加勢に現れる。
中野悟志〈31〉
演 - 濱正悟(最終話)
SIT主任。品川から夏梅を奪還する際、路上で品川に左鎖骨下動脈を狙撃され失血死の危機に陥るが、SIT隊が盾となり、路上で動脈を縫合されERカーに搬送後、立てこもり現場で報道関係者から献血を募り確保したA型の血液を輸血され一命を取り留める。
都内で爆弾テロが発生し多数の負傷者が発生した際、隊長の新井とともにMERの救命の加勢に現れる。
SIT狙撃手
演 - 敬太
SITのスナイパー。品川を狙撃し、腹部に被弾させる。
住吉
演 - 白石朋也
警視庁理事官。立てこもり現場に医療従事者に変装させた女性警官を送り込む指示を出すが、状況に応じてブドウ糖と薬剤を投与する必要があるとの喜多見からの意見で医療従事者である夏梅が送り込まれる。一般人を巻き込むリスクと警察のメンツを考慮して一時は対立したが、都知事・赤塚の言葉で態度を変えMERと合同でSIT主任の中野を救出する作戦を許可する。
特殊犯罪対策官
演 - 大西武志
立てこもり犯に人質として民間人の夏梅を差し出すことは警察の恥として制止しようとする。
参事官
演 - 中田春介
立てこもり犯への対応で失敗すれば総監の首だけではすまないと夏梅を派遣することに難色を示す。
捜査一課長
演 - 森下じんせい
立てこもり犯の元に夏梅を送り込むと警察組織の信用が地に落ちると女性警察官を立てこもり現場に派遣させようとする。
第4話
小山希望〈32〉
演 - 高橋ユウ
東京海浜病院の医師。汐里に移植する心臓を移送中にトンネル崩落事故に巻き込まれ、崩落した天井に押しつぶされた車内に閉じ込められ負傷する。崩落中のトンネル内に埋もれ捜索が難航するも、乗り込んだ千住ら即応対処部隊と喜多見、蔵前たちにより救助されERカーで処置をうけ、一時心停止状態に陥るが一命を取り留める。
平野汐里
演 - 福室莉音
心臓移植のドナーを待つ患者。移植手術開始直前にトンネル崩落事故が発生し、運搬中の移植心臓が予定時間に到着しないトラブルに見舞われるが、保存リミットぎりぎりの心臓が徳丸と弦巻によってバイクで運搬され、一時心停止状態に陥るが無事移植手術が成功する。
汐里の両親
演 - 水野智則、澤口夏奈子
移植予定の心臓がトンネル崩落事故で到着していないことを高輪から説明されるが、移植を逃すと娘は助からないと、高輪に移植手術の実施を涙ながらに懇願する。
高田憲明〈40〉
演 - 森本のぶ
移植ネットワークの医師。移植する心臓を搬送中にトンネル崩落事故に巻き込まれる。車外に出て負傷したため、レスキュー到着後すぐに救出された。
深沢
演 - 坂口和也
東京海浜病院の心臓移植手術チームの医師。
辰巳亮、湊佳宏、小菅康人
演 - 谷遼、高木慧一、湯川尚樹
崩落中のトンネルに取り残された小山医師を救出するため即応対処部隊から千住に選抜されたメンバー。階級は辰巳と湊が消防士長、小菅は消防副士長。
第5話
立花彩乃〈39〉
演 - 河井青葉
東京海浜病院に妊娠高血圧症と子宮頸管長の短縮から帝王切開手術を控え入院していた妊婦。涼香が搬送する車椅子に乗せられ、天沼夕源、音羽とエレベータに乗り合わせ、火災により緊急停止したエレベーターに閉じ込められる。エレベーター内で破水し、臍帯脱出により胎児が心肺停止で死亡する危機に直面するが、エレベーター内で音羽と喜多見により帝王切開手術を受け、音羽による懸命の心臓マッサージで取り上げられた胎児は心肺停止の状態を乗り越え、一命を取り留める。
第6話
冬木壮太
演 - 潤浩(第7話)
冬木治朗の息子。府中桜小3年。治朗が見栄を張りMERの副チーフと言ったことを信じ、周囲に父のことを自慢する。オリエンテーリング中に山中でスズメバチに襲われたことから登山道を離れ、避難の際に足を骨折した友人のために添え木を探しに出た先でスズメバチに刺されたショックでダウンする。過去に父親子共々スズメバチに刺されたことから次にハチに刺されるとハチ毒アレルギーで重篤な状態になる恐れがあったことから治朗が山中を懸命に捜索し、スズメバチに刺されながらも連れ戻され、喜多見によりERカーに搬送され開頭手術による頭部減圧の処置、更にはERカーに戻ってきた弦巻たちに心膜開窓術の処置を受けたことで一命を取り留める。
冬木の妻
演 - 小林音子(第7話)
夫・治朗とは仕事のすれ違いで別居状態であったが彼のMERでの活躍は報道を通じ確認しており、壮太の遭難事件を契機に治朗に自宅に戻ってくるように連絡を取る。
和田一久
演 - 宇都宮太良
府中桜小3年。壮太の学友。遭難していたところにMERが救命に来たことを声を上げて喜ぶ。
大崎拓也
演 - 柳下晃河
府中桜小3年。壮太の学友。スズメバチに襲われ登山道を離れ山中で遭難する。
小島駿介
演 - 加藤瑛斗
府中桜小3年。壮太の学友。オリエンテーリング中にスズメバチに襲われ避難した際、足を骨折してしまう。
清水
演 - 久保田南美
府中桜小の壮太の担任。オリエンテーリング中にスズメバチに襲撃され、引率していた壮太たちが遭難してしまったことを冬木に謝罪する。
第7話
カルナ
演 - BREEZE
「谷中清掃」の外国人労働者。日本理科大の清掃員。テロリストから日本理科大の薬品庫にある有機リン系化合物を盗み出して現金と交換する取引を持ち掛けられるがそれを断る。後日、清掃会社でのテロで発生した神経ガスにより体調不良に陥るが、MERに介抱される。社長の谷中に威圧され黙らされていたが、兄のマルジ含む不法就労の外国人16人が爆発した建物内に取り残されていることをMERに打ち明ける。
マルジ
演 - ATRE
カルナの兄。16人の不法就労外国人の1人。日本理科大の清掃員。清掃会社で発生した神経ガス・爆弾テロの巻き添えに遭い、瓦礫の下敷きとなって右の肺が潰れてしまうが、後から到着したERカーでの緊急手術により一命を取り留める。その救急救命活動の際、指紋認証のセキュリティーを突破する目的で椿に人差し指の先端、指の腹の部分を切り取られている。
谷中
演 - 春海四方
清掃会社「谷中清掃」社長。16人の不法就労外国人を働かせていたことから、そのことを隠蔽するため、就労ビザをもつカルナが神経ガスで体調不良に陥った際も食中毒と言い張りMERを追い払おうとし、何度もカルナを威圧して黙らせていたが、カルナが爆発した建物内に神経ガスで苦しんでいる兄たちが取り残されていることをMERに打ち明けると、彼の顔を殴ったため音羽に取り押さえられる。カルナの告発を基に尋問されると「俺以外にも他の会社もやっている」と不法就労させていたことを認めるが、音羽に「不法就労を正当化する言い訳にならない」と切り捨てられ連行された。
第8話
西原真琴
演 - 黒田こらん
八王子にある野沢病院の看護師長。停電による電源喪失で生命維持装置が使用できなくなった患者の処置を駆け付けたMERのメンバーと協力して対応する。
野沢
演 - 諏訪太朗
八王子にある野沢病院の医院長。虫垂炎の葉月を手術していたが、術中に停電による電源喪失事故が発生し、手術の中断を余儀なくされ、手術室の自動ドアを開くことができなくなり外部への搬送もできなくなっていたところ、駆け付けた喜多見たちに救助される。患者の葉月をERカーに搬送中、停電で暗い病院内で転倒し頭部を負傷するが、看護師長の西原たちと取り残された患者の処置対応を行う。
関口葉月〈16〉
演 - 渡辺優奈
虫垂炎の患者。虫垂炎で開腹直後、電源喪失のため手術が中断してしまい虫垂破裂で汎発性腹膜炎を発症、敗血症性ショックの誘発で命の危機に瀕するが、ERカーに搬送され虫垂切除術と洗浄ドレナージ術の処置を受け、一命を取り留める。
葉月の母
演 - 今藤洋子
第9話
アロンソ・カルロ・メンデス〈51〉
演 - INGO
駐日パルナ共和国大使。大使館の地下駐車場で自動車のエンジンメンテナンスをしている際に消火設備の故障で噴出した高濃度の二酸化炭素を多量に吸い込み倒れてしまう。その後、腹部大動脈瘤破裂による大量腹腔内出血を発症するが、自動車のバッテリーの火花に引火して消火設備が作動し、駐車場内に閉じ込められてしまい、救助に駆け付けた喜多見と千住に駐車場内のワゴン車の中でカテーテルによる止血処置を行われ、千住が身を挺して高濃度の二酸化酸素が充満する地下駐車場の作動した防火シャッターを解放した間に1本しかない酸素ボンベを装着された上で喜多見に担がれ屋外に連れ出され、レスキュー隊に救助される。
点検業者
演 - 林和義
大使館の消火設備を点検に来ていた業者のひとり。設備故障で噴出した高濃度の二酸化炭素を吸い込んでしまい倒れてしまう。
第10話
大杉円佳〈22〉
演 - 大幡しえり
関東医科大学の医学部4年生。椿が大学内に仕掛けた爆弾に被爆し負傷、大量腹腔内出血と左の大量血胸による重度の出血性ショックで心停止となる。第二の爆発が起こるかも知れない中、公安によりテロリストの内通者を確保するため外部から施錠されて逃げ出せなかったが、懸命に命を救おうとする様子がライブ配信されたことで喜多見のテロリストの嫌疑が晴れ施錠を解除され、後から現場に駆け付けたMERのメンバーたちにERカーに搬送され、アドレナリンを投与されて息を吹き返す。感染症の流行のために仕送りがなくなりバイトもできなくなり、退学を決めた時にSNSで知り合った椿に懐柔され、椿の内通者となる。椿に対して、救命に現れた喜多見の様子を逐一スマホを使い報告していた。
中里
演 -
関東医科大学講師。椿が大学構内に仕掛けた爆弾に被爆し、頭部と胸部の外傷で意識障害とショック状態となる。
関東医科大学の医学生たち
演 - 樫尾篤紀、黒木ひかり、岡田龍太郎、増田朋弥、岡田愛、小平大智、池田匡志
関東医科大学の医学部4年生。SNSの情報で救命に駆け付けた喜多見のことをテロリストとみなして準備室に医療器具を調達に出た際に彼を室内に監禁するが、音羽に講師の中里の命を救うには喜多見の協力が必要であることを叱責され、喜多見の監禁を解いた後はMERの救命活動や中里と大杉たちを校舎の外に搬送することに協力する。
南
演 - 三浦誠己(最終話)
警視庁公安部外事第四課 理事官。月島の右腕的存在で、本部にいる月島に代わり関東医科大学で発生した爆破事件で捜査の現場指揮を執る。椿の捜査のために渡米した過去がある。当初は月島同様、喜多見をテロ容疑者と見なしていたが、現場で通信傍受した喜多見の言動と学生たちの反応に触れ負傷者の救出に手を貸すことを決心する。「国民の命を守ること」を自身の職分と捉えており、涼香の死亡が確認された直後には怒りを露にし、椿の日本国内でのアジト割り出しに全力を挙げるよう捜査員に指示する。
三好
演 - 内村遥
公安部の刑事。南の部下。
病院長
演 - 藤田宗久
東京海浜病院 院長。喜多見にテロリストの嫌疑がかかり、世間から問題視されたことから、MERの解散か存続が最終審査会で結論が出るまで、MERの活動を休止できないかと喜多見に迫る。
副院長
演 - 小野塚老
東京海浜病院 副院長。喜多見にテロリストの嫌疑がかかり、病院の前にマスコミが集まり、批判の電話やメールも相次いで事務職員が対応に苦慮する状況で、このままでは患者にも迷惑がかかると喜多見に苦言を呈する。
最終話
天沼夕源の秘書
演 - 桜井聖
天沼夕源の秘書。
宮坂宏樹
演 - 大塚ヒロタ
厚生労働省 大臣官房秘書課の役人。MER解体が決定したと爆弾テロで負傷した男性をERカーで処置させず近隣病院に搬送するよう指示をだすが、白金大臣がMERを認可したことからERカーでの処置を認める。
スタッフ
脚本 - 黒岩勉
企画 - 高橋正尚
音楽 - 羽岡佳、斎木達彦、櫻井美希
主題歌 - GReeeeN「アカリ」(ZEN MUSIC/UNIVERSAL MUSIC JAPAN)
医療監修 - 関根和彦、浅利靖、長谷川剛
医事指導 - 北里大学病院 救急救命・災害医療センター
看護指導 - 堀エリカ
消防監修・協力 - 東京消防庁
レスキュー指導 - 幾田雅明
消防防災アドバイザー - サニー カミヤ
警察指導 - 伊藤鋼一
サウンドデザイン - 石井和之
特殊造型 - 松井祐一
アクション - 川澄朋章
プロデュース - 武藤淳、渡辺良介(大映テレビ)、八木亜未(大映テレビ)
演出 - 松木彩、平野俊一、大内舞子、泉正英
製作・著作 - TBS
番組公式サイト
TOKYO MER〜走る緊急救命室〜 - Wikipedia