各話あらすじ
第1話 2021年5月22日
立花夏美(橋ひかる)は11歳だった2010年春に母・京子(近藤奈保希)と死別。そんな時に女性の影をちらつかせる父・浩司(飯田基祐)を夏美は軽蔑し、妹の春(桜田ひより)をたった一人の家族として生きる決意をする。だが2020年冬、姉妹に舞い込んだ柊冬吾(工藤阿須加)との見合いによって妹との絆を揺るがす危機が。冬吾は遠縁にあたる相馬財閥の分家、柊家の三男。冬吾の母・聖美(高島礼子)が目を付けたのは春だった。
第2話 2021年5月29日
春(桜田ひより)の葬儀で「すぐ春のところに行くから」と声を掛けた夏美(高橋ひかる)。ところが、春の亡きがらが「冬吾さんは渡さない」と訴える幻影を見る。そんな中、冬吾(工藤阿須加)から「春の代わりに結婚してほしい」という信じがたい相談が。夏美は断るが、その直後、冬吾にある提案をする。
第3話 2021年6月5日
立花夏美(橋ひかる)が、妹の春(桜田ひより)への罪悪感から川に身を投げようとしたところを助けた柊冬吾(工藤阿須加)。その後、2人は互いへの興味を少しずつ高め合いながらも、今まで通り春とのデートの足跡を辿っていき、知らない春の本心に触れたりする。そうして次第に距離を縮めていく2人…。そして、自分が苦しむ柊家の境遇について本気で意見してくれた夏美に、冬吾は思わぬ行動に出る!
第4話 2021年6月12日
柊冬吾(工藤阿須加)からの好意を感じ、キスを受け入れそうなった立花夏美(橋ひかる)は、そんな自分を戒める。「春(桜田ひより)から冬吾さんを奪ってはいけない」と。夜、帰宅すると、両親から「聖美(高島礼子)から冬吾とはもう会わないで欲しいと忠告を受けた」と聞かされる。そもそも2人の交際は聖美の希望ではなかったのか…?動揺する夏美は、偶然、春がSNSに残したメッセージに気づく!
第5話 2021年6月19日
立花夏美(橋ひかる)は、春(桜田ひより)のブログに残された柊冬吾(工藤阿須加)への激しい恋心に触れ、改めて冬吾との決別を誓う。一方、母・聖美(高島礼子)から新たな婚約者を薦められた冬吾もまた夏美との別れを決意していた。2人は決着をつけるべくカフェで落ち合うが、別れ話は思わぬ方向へと展開し、言い争いに…。その後、店を出た冬吾は、電車に飛び込んだ女性の騒ぎを耳にして、夏美ではないかと不安に駆られる!
最終話 2021年6月26日
柊冬吾(工藤阿須加)が交通事故に遭ったことを知った立花夏美(橋ひかる)は、「春!冬吾さんを連れて行かないで!」と強く願いながら、急ぎ病院へ向かう。そこで冬吾が事故に至った思わぬ経緯を聞き、夏美は冬吾の愛の深さを噛みしめる。「お姉ちゃんには冬吾さんを渡さない」――そうブログに真意を綴っていた春(桜田ひより)に罪悪感を抱きながらも、“呪われた恋”に飛び込んでしまった夏美。冬吾との幸せな未来は訪れるのか…?
原作概要
『春の呪い』は、小西明日翔による日本の漫画作品。『月刊コミックZERO-SUM』(一迅社)にて、2016年1月号より2017年1月号まで連載された。
2016年、第6回「NEXTブレイク漫画RANKING BEST50」で9位に選ばれた。「このマンガがすごい!2017」ではオンナ編2位を受賞した。
ドラマ概要
「このマンガがすごい!2017 オンナ編第2位」を受賞した小西明日翔の同名人気漫画を、高橋ひかる主演で連続ドラマ化。最愛の妹を亡くしその妹の婚約者にひかれていく主人公・立花夏美に、同系ドラマ初出演にして初主演を務める高橋が扮し、バラエティーなどで見せている明るさとは全く真逆の暗く複雑な心模様を表現する。
ストーリー
立花夏美(高橋ひかる)は、溺愛する19歳の妹・春(桜田ひより)を病気で亡くしてしまう。春には柊冬吾(工藤阿須加)という婚約者がいた。財閥系の名家である柊家は代々血筋を重んじ、冬吾の結婚相手として遠縁の春に目を付けたのだ。しかし、春が他界すると冬吾は夏美に交際を申し込んできた。あきれた夏美はその申し出を拒否するが、ふと春の笑顔を思い出し、「春と一緒に行った場所に連れて行ってくれませんか」と口にする。
驚きつつも冬吾はその依頼を受け入れ、2人は春と冬吾の過去のデート現場を巡っていく。逢瀬を重ね、冬吾にひかれていく自分に罪悪感を覚える夏美に、次々と意外な事実が降りかかる。
キャスト
立花夏美
演 - 橋ひかる(11歳時:白鳥玉季)
一見、明るく社交的だが、胸の内には屈折した感情を抱えている女性。両親との間に確執があったこともあり、妹の春をただ1人の家族として溺愛してきた。春が病死し、春の婚約者だった冬吾に特別な思いを抱いていく。
柊冬吾
演 - 工藤阿須加
春の婚約者。財閥系の資産家の息子で、容姿端麗でもあるエリート銀行マン。どこか冷めた性格。
立花春
演 - 桜田ひより(幼少期:田中乃愛)
夏美の妹。物静かな大和撫子。小さな頃から夏美の愛情に守られて生きてきた。病気により、19歳で他界してしまう。
柊聖美
演 - 高島礼子
冬吾の母。
立花浩司
演 - 飯田基祐
夏美・春の父。京子が亡くなる前から芳江と関係があったことを看破していた夏美からは軽蔑されている。
立花芳江
演 - 河井青葉
夏美・春の継母。
柊真由子
演 - 結城モエ
柊篤実
演 - 薬丸翔
柊俊策
演 - 津村和幸
冬吾の父。
スタッフ
原作 - 小西明日翔 『春の呪い』(ZERO-SUMコミックス / 一迅社刊)
監督・脚本 - 落合正幸
チーフプロデューサー - 稲田秀樹(テレビ東京)
プロデューサー - 矢ノ口真実(The icon)、渋谷未来(The icon)
音楽 - 沢田完
主題歌 - tricot「いない」
制作協力 - The icon
製作 - テレビ東京
番組公式サイト
春の呪い - Wikipedia