各話あらすじ
第1話 2021年4月30日「気シリーズ復活! テレビコメンテーター連続殺人! 全員溺死と3本のアネモネの謎」
ワイドショーの辛口コメンテーターが手足を縛られ、水たまりに顔を押し付けられ殺害された。そして遺体の周りには花が…。冬彦(小泉孝太郎)と寅三(松下由樹)が現場に駆けつけると管理官の保科玲(中山美穂)に出くわす。玲は冬彦の科警研時代の先輩だったが、なぜか冬彦と寅三に冷たくあたる。その後、同様の手口で2件目の殺人が起き、またも花が…。冬彦となんでも相談室は辛口コメンテーター連続殺人事件を解決できるのか?
第2話 2021年5月7日「生放送で公開殺人! TVの闇… 毒親不審死 凍る池に浮かぶ美女の3死体」
ゼロ係の管轄内で連続殺人事件が起き、コメンテーターの横川(小宮孝泰)の遺体が見つかる。致命的なミスを犯した冬彦(小泉孝太郎)。管理官の保科玲(中山美穂)との約束通り、寅三(松下由樹)は冬彦とのバディを解消する。何も知らない冬彦は殺された3人が過去にアナウンサーの久保田(小手伸也)と共に同じ番組に出演していた事実を知る。その一方、玲はネット上で犯行予告をしていたのが岡田(増田修一朗)であると突き止める。
第3話 2021年5月14日「フィギュアスケート競技中殺人! 溶けない氷の謎と"3分間"のトリック」
ゼロ係への依頼でフィギュアスケート大会に向かった冬彦(小泉孝太郎)と寅三(松下由樹)。すると、フィギュアスケーターの逢沢莉穂(安藤美姫)が演技をしている最中に突如停電が起こる。電気はすぐに復旧するがバックヤードでは、出番を待つ増田栞(八木アリサ)が何者かに殺されていた…。冬彦たちはすぐにアリーナを封鎖し所持品検査をするも凶器は出てこず。犯行時刻にアリバイのない松嶋大吾(桜木那智)が捜査線上に浮かぶが…。
第4話 2021年5月21日「カリスマ漫画家殺人事件」
人気漫画「怪滅の八重歯」の作者・長谷川ヒロシ(林和義)が作業部屋で血を流して倒れているところを発見される。しかし発見したアシスタントが背後から襲われ気を失っている隙に、血痕を残し長谷川の姿が忽然と消えてしまう。出血の量から、冬彦(小泉孝太郎)と寅三(松下由樹)は既に亡くなっていると睨むが、その後、漫画の編集部宛に「長谷川を助けたければ、30億を寄付しろ」という書類が届く。さらに最終回のネームも届き…。
第5話 2021年5月28日「容疑者・文平」
ある日、杉並自然公園で金融業者で働く黒崎(笠原紳司)の刺殺体が見つかる。防犯カメラには、なんとナイフを持って、現場から立ち去る太田文平(戸塚純貴)が映っていた…。驚く冬彦(小泉孝太郎)と寅三(松下由樹)。すると冬彦の元に文平から電話がかかってくる。すぐさま発信元の駅の公衆電話に向かうがすでに文平の姿はなく…。そこで謎のメモを見つける冬彦。さらに押収した文平のパソコンから交際相手・工藤愛美(坂東希)の存在が浮かび上がり…。
第6話 2021年6月4日「人気プロレスラー毒殺事件」
なんでも相談室への依頼でプロレス興行を訪れた冬彦(小泉孝太郎)と寅三(松下由樹)。リングサイドで観戦していると悪役レスラーの村田(佐々木大輔)が必殺技である目つぶしの毒霧を放ったあと、対戦相手の阿久津(上野勇希)が苦しみだし、村田と共に倒れてしまう。その後、阿久津は死亡、村田は意識不明の重体に。毒霧には青酸カリが含まれていたことが判明し冬彦と寅三が捜査を始めると、二人は複数の人間から恨みをかっていたことがわかり…!
第7話 2021年6月11日「有名進学校立てこもり事件」
有名進学校である、杉並中央高校で生徒を人質にした立てこもり事件が起こる。その様子は教室からライブ配信され、犯人は前担任・奥寺(矢島舞美)の自殺の真相を明らかにしろと要求。冬彦(小泉孝太郎)と寅三(松下由樹)が捜査を始めると、学校では最近、セクハラや教師いじめが起きていたことがわかり…。タイムリミットは3時間!指揮を執る管理官の玲(中山美穂)がSITの突入を命じる中、冬彦が犯人への交渉を始め…!?
第8話 2021年6月18日「大食いタレント殺人事件」
杉並みやび商店街のお祭り・プリン大食いバトルでフードファイターの黒田(伊島空)が毒殺される。ランダムに配膳された毒入りプリンは、黒田の対戦相手であるしていた高山(馬場園梓)、森崎(脇知弘)、野田(護あさな)、ゼロ係の夏彦(石田明)も食べる可能性があったことから無差別殺人の線が浮かぶが、冬彦(小泉孝太郎)は黒田への怨恨を疑う。さらに、脳無し死体事件を巡り、冬彦と玲(中山美穂)の関係は大きく変化していき…。
第9話 2021年6月25日「最終章 脳なし殺人事件 前編」
冬彦(小泉孝太郎)の元にマリオネットを名乗る人物から犯行予告が届き、再び脳を抜き取られた女性の遺体が見つかる。10年前にも同様に脳がない3人の女性の遺体が見つかる未解決事件が起きていた中、冬彦は全ての遺体が身元不明であることから犯人は身寄りのない女性を狙ったのではないかと捜査を開始。すると、被害女性たちの過去にはある共通点が。さらに、一匹の亀が事件を新たな展開へと導き…。冬彦たちゼロ係が謎多き未解決事件の闇に挑む!
最終話 2021年7月2日「最終章 脳なし殺人事件 前編」
脳が抜き取られた女性の連続殺人事件の捜査に当たっていた冬彦(小泉孝太郎)と寅三(松下由樹)は、舞(金澤美穂)の捜索中、保護司の松永(鼓太郎)の遺体を見つける。管理官の玲(中山美穂)は司法解剖を行った科警研の大平(長谷川朝晴)に疑いの目を向けていた。冬彦は法医学顧問・飯塚(近藤芳正)に助言を求めるが、刑事部長・権藤(小木茂光)は冬彦が捜査をすることを許さず…。ゼロ係を待ち受ける衝撃のクライマックスとは…!
概要
『警視庁ゼロ係〜生活安全課なんでも相談室〜』(けいしちょうゼロがかり せいかつあんぜんかなんでもそうだんしつ)は、テレビ東京とTBSスパークル(旧・ドリマックス・テレビジョン)の共同制作により、2016年からテレビ東京系「金曜8時のドラマ」枠(毎週金曜20:00〜20:54)で放送されている刑事ドラマシリーズ。
原作は富樫倫太郎の「生活安全課0係」シリーズ。主演は小泉孝太郎。
FIRST SEASON
『警視庁ゼロ係〜生活安全課なんでも相談室〜』のタイトルで、2016年1月15日から同年2月26日まで、毎週金曜日20:00 - 20:54に、テレビ東京系の『金曜8時のドラマ』で放送された。全7話。
SECOND SEASON
『警視庁ゼロ係〜生活安全課なんでも相談室〜 SECOND SEASON』のタイトルで、2017年7月21日から同年9月15日まで、毎週金曜日20:00 - 20:54に、テレビ東京系の『金曜8時のドラマ』で放送された。全8話。
THIRD SEASON
『警視庁ゼロ係〜生活安全課なんでも相談室〜 THIRD SEASON』のタイトルで、2018年7月20日から同年9月14日まで、毎週金曜日20:00 - 20:54に、テレビ東京系の『金曜8時のドラマ』で放送された。全7話。
SEASON4
『警視庁ゼロ係〜生活安全課なんでも相談室〜 SEASON4』は、2019年7月20日から同年9月6日まで、毎週金曜日20:00 - 20:54に、テレビ東京系の『金曜8時のドラマ』で放送。全8話。
ストーリー
エリートキャリアで究極のKY刑事・小早川冬彦(小泉孝太郎)と、ベテラン刑事・寺田寅三(松下由樹)の“迷コンビ”が所属する、警視庁杉並中央署生活安全課なんでも相談室、通称・ゼロ係に新しい仲間・大林夏彦(石田明)が入る。
そんな中、氷に埋められた死体が発見され、杉並中央署に設けられた捜査本部に管理官の保科玲(中山美穂)がやって来る。玲は10年前に冬彦が科学警察研究所にいた頃のチーム長で、将来は科警研を背負うと目されていた人物だったが、冬彦が勝手に捜査に首を突っ込み、警察との間に軋轢を生んだため、責任を取らざるを得なくなり科警研から異動。そんな過去があったことで冬彦を毛嫌いしていた。
キャスト
小泉孝太郎 /小早川冬彦 役
警視庁杉並中央署生活安全課なんでも相談室(通称・ゼロ係)の刑事。階級は警視で上級キャリアだが出世には興味がない。趣味でまとめた警察の裏金に関するレポートが上層部の目に留まり、その抹消と引き換えに現職に配属。プロファイリングを得意とし、相手の表情やしぐさの変化からうそを見抜いたり心情を読み取ったりすることができる一方で、事実をそのまま発言するため周りからは、空気が読めない“KY”とあきれられている。
松下由樹 /寺田寅三 役
冬彦とは対照的なノンキャリアのたたき上げで、古いタイプの刑事。階級は巡査長。男の子が生まれると思い込んだ父親に「寅三(とらみ)」という名前を付けられた。刑事としては優秀だが、男まさりの性格で口が悪い。酒に酔うと、情に厚い本来の性格をのぞかせる。コンビを組む冬彦にいつも振り回されているが、階級が上なので強く言えず我慢している。
安達祐実 /本条靖子 役
なんでも相談室の事務員。常に毒舌で一番偉そうに振る舞う。ズケズケと自分の思ったことを言うため、トラブルに巻き込まれることが多々あるが、本人は全く気にしていない。寅三とはいつも意見が合わず、絶えずいがみ合っている。仕事に興味はないが、困った時は頼りになる姉御肌気質という面も。
戸塚純貴 /太田文平 役
ゼロ係の刑事で、階級は巡査長。岩手なまりが抜けない、ゆとり世代の超マイペース人間。元警視庁サイバー課の刑事だったが、自分を嫌う上司のパソコンにハッキングをかけ、不倫の証拠をつかんだ結果、ゼロ係に飛ばされた。地道な捜査や体力勝負は苦手だが、パソコンやモバイルを用いた捜査では本領を発揮する。
石田明 /大林夏彦 役
ゼロ係の新メンバー。捜査一課に配属されたが、事もあろうに警視庁の参事官を誤認逮捕してしまい、不本意ながら「なんでも相談室」に異動してくる。階級は巡査長。スイーツと黄緑色をこよなく愛するナルシストで、静岡県警須那署の「よろこんで相談室」に勤務する大林秋彦の双子の弟にあたる。
中山美穂 /保科玲 役
警視庁刑事部捜査一課の管理官。10年前、冬彦が科学警察研究所にいた時のチーム長。将来は科警研を背負うと目されていた人物だったが、冬彦が勝手に捜査に首を突っ込み警察との間に軋轢を生んだために、責任を取らざるを得なくなり科警研から異動。そのことから冬彦を毛嫌いしている。
片岡鶴太郎 /横山建夫 役
ゼロ係の係長。名前の通り、上が横だと言えば、縦のものを平気で横と答える事なかれ主義の人物。しかし、酒を一滴でも飲むと傍若無人な振る舞いをするため、都内各署を渡り歩かされてきた。頼りないがゼロ係の父親的存在。通販が好きで、購入した物が事件解決のヒントになることも。
スタッフ
脚本:吉本昌弘、船橋勧
監督:倉貫健二郎、竹村謙太郎
プロデューサー:濱谷晃一、松本拓、加藤章一、松本桂子
主題歌:tomorrow/徳永英明
番組公式サイト
警視庁ゼロ係〜生活安全課なんでも相談室〜 - Wikipedia
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