各話あらすじ 平均視聴率 14.82%
第1話 2021年4月25日「型破り弁護士復活!偏差値30からの大逆転自分を変えるなら今!お前ら東大へいけ!」 ※初回25分拡大予定(21:00 - 22:19) 視聴率 14.8%
偏差値32の「龍海学園」は経営破綻寸前。教頭・高原(及川光博)は、かつて落ちこぼれ校から東京大学合格者を輩出して一躍時の人となった元暴走族の弁護士・桜木(阿部寛)による再建を提案する。だが、理事長の久美子(江口のりこ)は自由な校風を理想とし、進学校化に反対していた。そこへ、桜木の元教え子で同じ法律事務所で働く弁護士・水野(長澤まさみ)が現れる。
第2話 2021年5月2日「己の弱さを認めろ!挫折から学ぶ再起の鍵東大は五輪より簡単」 ※15分拡大(21:00 - 22:09) 視聴率 13.9%
龍海学園に東大進学を目指す特別クラス・東大専科が設立された。専科の設立も桜木(阿部寛)のやり方も気に入らない理事長の久美子(江口のりこ)は、桜木にこれ以上問題を起こさせないよう、教頭の高原(及川光博)に釘を刺す。
第3話 2021年5月9日「バカでも秀才に勝つ令和最強(秘)勉強法!」 視聴率 12.6%
桜木(阿部寛)は瀬戸(高橋海人)、楓(平手友梨奈)、天野(加藤清史郎)、菜緒(南沙良)に「東大専科」で学ぶ上でのルールを語り、課題を出す。そんな折、理系トップの藤井(鈴鹿央士)が現れ、瀬戸らと口論に。桜木は藤井に、東大に合格するのは藤井ではなく瀬戸らだと宣言する。挑発に乗った藤井は勝負を提案。久美子(江口のりこ)はそれに乗じて専科解散を画策する。
第4話 2021年5月16日「勝利をつかむ10箇条親と友の愛を信じろ」 視聴率 14.3%
桜木(阿部寛)と水野(長澤まさみ)は、瀬戸(高橋海人)の姉・玲(大幡しえり)が営む実家のラーメン店がヤミ金融の非道な取り立てに遭っていることを知る。「東大専科」では菜緒(南沙良)、楓(平手友梨奈)、天野(加藤清史郎)が、学校を休んでいる瀬戸を気に掛けつつ、桜木の指示で‘己の弱点を知る’課題に挑戦。恥ずかしい姿で机に向かう3人を見た藤井(鈴鹿央士)は…。
第5話 2021年5月23日「大人が導く子の未来不可能からの大挑戦」 視聴率 13.8%
東大専科は桜木(阿部寛)が招いた特別講師・柳(品川徹)による数学のスパルタ授業が行われていた。一方、専科の生徒との勝負に負けた藤井(鈴鹿央士)は苛立っていた。一人追い詰められ、殺気立った様子の藤井を案じた理事長の久美子(江口のりこ)は、東大専科と一流大学コースで再度勝負することを桜木に提案する。
第6話 2021年5月30日「成功の鍵は読解力!思いが仲間を動かす」 視聴率 14.0%
桜木(阿部寛)は「東大専科」の生徒の読解力を鍛えるため、国語特別講師の招聘(しょうへい)と3日間の合宿を企画。文系トップの小杉(志田彩良)と、桜木らとの勝負に負けた藤井(鈴鹿央士)も合宿に誘う。合宿1日目。桜木は「自由にしろ」というテーマを出す。藤井や小杉らはすぐに自分で勉強を始めるが、瀬戸(高橋海人)や楓(平手友梨奈)らは何をすべきか戸惑う。
第7話 2021年6月6日「運命の東大模試決戦動き出す陰謀の序章」 視聴率 14.4%
次の模試で合格の見込みがないと判断された生徒は「東大専科」を辞めてもらうと言う桜木(阿部寛)。とりわけ菜緒(南沙良)と天野(加藤清史郎)が焦りを見せる中、水野(長澤まさみ)はその方針に猛反発する。直後、桜木らは久美子(江口のりこ)が前理事長の父・恭二郎(木場勝己)と交わした「東大合格者5人で理事長解任」という約束を知るが、久美子にはさらなる隠し事があり…。
第8話 2021年6月13日「必勝!未来への決意合格のカギは親子愛」 視聴率 14.6%
桜木(阿部寛)の元に匿名で「学園売却計画」のファイルが届く。久美子(江口のりこ)によると、統合型リゾート計画のため学園売却をもくろむ恭二郎(木場勝己)は、断固反対する久美子を退任させたがっているという。一方で、桜木は水野(長澤まさみ)に心配な生徒の名を挙げつつ、「東大専科」で合格のための‘戦略’を伝授。さらに、またもや特別講師を招いたと言い…。
第9話 2021年6月20日「東大&買収W大逆転全編〜驚愕の新事実!?共通一次を突破せよ」 ※15分拡大(21:00 - 22:09) 視聴率 15.4%
大学入学共通テストを控え、「東大専科」の生徒達は着々と力を蓄えていた。彼らを見守る水野(長澤まさみ)は、その一方で学園売却を阻止しようと、久美子(江口のりこ)や高原(及川光博)らと策を練る。そして、ついに共通テスト出願の時が来た。出願書を配布した桜木(阿部寛)は、その後、本番前最後の模試に臨む生徒達に‘共通テストの心構え5カ条’を授ける。
最終話 2021年6月27日「W逆転遂に完結!輝く未来を切り拓け」 ※25分拡大予定(21:00 - 22:19) 視聴率 20.4%
2次試験が迫る中、桜木(阿部寛)はますます厳しい状況に追い込まれていた。学園買収には教頭の高原(及川光博)が関わり、坂本(林遣都)と米山(佐野勇斗)も加担していた。水野(長澤まさみ)は心を痛め、久美子(江口のりこ)は「生徒たちのために奇跡を起こして」と桜木に頼む。共通テストで思うような点数が取れなかった藤井(鈴鹿央士)は、ある決意を桜木に伝える。
第1シリーズ
『ドラゴン桜』(ドラゴンざくら)は、メディアミックス・ジャパン(MMJ)・TBSテレビ制作によりTBS系「金曜ドラマ」枠で2005年7月8日から9月16日まで毎週金曜日22:00 - 22:54に放送された。三田紀房の漫画作品『ドラゴン桜』を原作に、元暴走族の貧乏弁護士が平均偏差値36の高校生を東京大学に現役合格させるまでを描いた作品。阿部寛主演。
原作との違い
テレビドラマ版は、原作にあるような受験テクニックよりも、生徒たちが受験を通して成長していく姿を重点に置いている。シナリオも、人間関係を重視した作りになっている。また、ドラマでは全11話で完結させなければならなかったことなどから、原作とは展開が大きく異なる。原作の登場人物である矢島と水野も、当時の原作ではまだ受験をしていなかったため、独自の結末が用意された。
ドラマ概要
2005年に同系で放送された「ドラゴン桜」の15年後を描く続編。18年から連載中の三田紀房による「ドラゴン桜2」を原作に、今の時代ならではのドラマオリジナルの物語が展開される。主人公で元暴走族の弁護士・桜木建二役は前作に続き阿部寛が務め、桜木がかつて受け持った“東大クラス”の教え子・水野直美役の長澤まさみも出演。弁護士となった直美が桜木と共に新時代の高校生に立ち向かっていく。
ストーリー
第1シリーズ
破天荒な弁護士が落ちこぼれ高校の再建を目指す物語。
元暴走族の弁護士・桜木(阿部寛)は、経営難の三流私立校・龍山高校に債権者代理として乗り込む。教師・真々子(長谷川京子)らを前に、学校の解散と教師の解雇を通達。だが、弁護士としての名を上げるため、桜木は解散ではなく、東大合格者を輩出する進学校にする再建案をブチ上げる。桜木は東大受験のための特別進学クラスを創設し、生徒たちの東大合格のために奮闘する。
第2シリーズ
原作のドラゴン桜2では、進学校となった龍山高校を舞台に偏差値50前後の高校生が1年で東京大学を目指す筋書きとなっている。
テレビドラマ版は、偏差値32で経営破綻寸前の、初期の龍山に匹敵する落ちこぼれ校・龍海学園を新たな舞台としている。
キャスト
阿部寛 /桜木建二 役
桜木法律事務所の経営者で弁護士。元暴走族。かつて東京大学合格のための“桜木メソッド”と呼ばれる勉強法で、倒産寸前・低偏差値の私立龍山高校から東大合格者を出した。
長澤まさみ /水野直美 役
弁護士。桜木がかつて受け持った“東大クラス”の教え子。一浪の末に東大に合格。その後、弁護士資格を取得し、桜木が経営する法律事務所に入所した。桜木と共に、新時代の高校生に立ち向かっていく。
高橋海人 /瀬戸輝 役
龍海学園“東大専科”の生徒。学園近くのラーメン店「瀬戸屋」の息子で、両親を亡くし1人で店を切り盛りする姉と一緒に暮らしている。放課後は店の手伝いをするなど姉思いな一方、将来への夢や希望がなく、なんとなく店を継ぐのだろうと思っている。
南沙良 /早瀬菜緒 役
“東大専科”の生徒。何不自由なく愛情いっぱいに育ってきたが、今まで何かを頑張った経験がない。頑張れる人間になるため、東大専科の門をたたく。
平手友梨奈 /岩崎楓 役
“東大専科”の生徒。全国トップレベルのバドミントン選手として活躍している。何事にも全身全霊で取り組み、周囲の期待に応えようとするがゆえに、大きな壁にぶち当たる。
加藤清史郎 /天野晃一郎 役
“東大専科”の生徒。優秀な弟と常に比較され続けてきたため、劣等感がしみついている。家族を見返したい気持ちはあるが、勇気が持てずにいる。
鈴鹿央士 /藤井遼 役
“東大専科”の生徒。成績は学年トップと優秀なため他人を見下す癖があり、周りから浮いている。
志田彩良 /小杉麻里 役
“東大専科”の生徒。文系トップの成績で偏差値70の頭脳を持つ。優秀だが受験に興味がなく、卒業後は就職を考えている。ほかの生徒とも教師とも距離を置き、ある秘密を抱えている。
細田佳央太 /原健太 役
“東大専科”の生徒。ある問題を抱え周囲から孤立しているものの、昆虫が大好きな優しい性格。
佐野勇斗 /米山圭太 役
桜木の元教え子。
早霧せいな /岸本香 役
桜木法律事務所のナンバー2で、桜木が最も信頼している弁護士。
江口のりこ /龍野久美子 役
龍海学園の理事長。龍野が理事長になったことで生徒たちの学力が著しく低下し、学園の経営もひっ迫しているが、桜木たちに反発し追い出そうとする。
及川光博 /高原浩之 役
龍海学園の教頭。桜木たちに学校再建の依頼をした張本人。生徒たちの教育を一番に考える教育熱心な教師で、桜木たちをサポートする。
キャスト
原作 - 三田紀房『ドラゴン桜2』(講談社刊「モーニング」連載)
脚本:オークラ、李正美、小山正太
音楽:木村秀彬
チーフプロデューサー:伊與田英徳
プロデューサー:飯田和孝、黎景怡
演出:福澤克雄、石井康晴、青山貴洋
製作著作:TBS
番組公式サイト
ドラゴン桜 (テレビドラマ) - Wikipedia