各話あらすじ
第1話 2021年4月24日
イケメンアナウンサー・真(松坂桃李)は当たり障りのない発言だけを心掛けて来たが人気が低迷。恩師・三芳(松重豊)の誘いで大学の広報マンに転身する。石田(渡辺いっけい)率いる広報課に着任早々、須田(國村隼)、鬼頭(岩松了)ら理事たちに呼び出された真は、スター教授・岸谷(辰巳琢郎)の論文不正を告発した非正規研究者・みのり(鈴木杏)に接触するよう命じられる。彼女は大学でほんの一時期付き合った元カノだった。
第2話 2021年5月1日
真(松坂桃李)の説得が失敗し、元カノで非正規研究者のみのり(鈴木杏)は、岸谷教授(辰巳琢郎)の論文不正を世間に告発。大学当局は本調査に乗り出すことを余儀なくされる。だが、理事の須田(國村隼)らから過小報告のプレッシャーを受けた調査委員・上田教授(国広富之)が倒れてしまい、みのりもなぜか調査への協力を拒み始める。そんな中、大学で一、二を争う変人・澤田教授(池田成志)が調査委員を継ぎ、真を訪ねてくる。
第3話 2021年5月8日
帝都大百周年記念イベントのゲスト・浜田剛志(岡部たかし)の主張が思わぬことからネットで炎上。真(松坂桃李)ら広報課員は連日苦情電話の対応に追われる。爆破予告を機に須田理事(國村隼)たちはイベントの中止を、三芳総長(松重豊)に進言するが、浜田が外国特派員協会の記者会見で「言論の自由」を盾に大学への批判を表明したため、帝都大の立場を説明するべく、三芳も会見することになる。真は想定問答集の作成に燃える。
※2021年5月15日は「プロ野球2021「巨人」対「阪神」」放送のため、休止。
第4話 2021年5月22日
帝都大が命運を賭けた次世代科学技術博覧会が開かれようとしていた。その予定地で謎の虫刺され被害が続出し、真(松坂桃李)も指を刺され発熱する。会場近くには吸血昆虫を飼育する足立准教授(嶋田久作)らの研究室があり、帝都大のその研究施設が疑いの目を向けられるが、内部調査で異常はないと報告される。だが、三芳総長(松重豊)は調査結果に疑念を抱いていた。そんな中、澤田教授(池田成志)が真に衝撃の事実を伝える。
最終話 2021年5月29日
謎の虫刺されが命にも関わると知らされた真(松坂桃李)の元に、みのり(鈴木杏)が励ましの電話をかけてくる。勇気を得た真は、被害の原因が帝都大の施設から流出した蚊だということを三芳総長(松重豊)に報告し、理事たちによる隠ぺいの事実を暴こうとする。だが須田理事(國村隼)を始めとする次世代博覧会の関係者たちは、予定地周辺で謎の蚊による健康被害が起きている事実を認めようとしない。そこで真はある奇策に出る。
概要
NHK連続テレビ小説「カーネーション」を手掛けた脚本家・渡辺あやによる現代社会を斬るブラックコメディー。松坂桃李演じる主人公の大学広報担当・神崎真が、次々に巻き起こる不祥事に振り回され、その場しのぎで逃げ切ろうとして追い込まれていく姿をブラックな笑いとともに描きながら、現代社会が抱える矛盾と、そこに生きる人々の悲哀に迫っていく。
ストーリー
イケメンアナウンサー・神崎真(松坂桃李)は当たり障りのない発言しかしないようにしてきたが、人気が低迷。恩師で大学総長の三芳(松重豊)の誘いで、名門・帝都大学の広報マンに転身する。
石田(渡辺いっけい)率いる広報課に着任早々、須田(國村隼)、鬼頭(岩松了)ら理事たちに呼び出された真は、スター教授・岸谷(辰巳琢郎)の論文不正を告発した非正規研究者・木嶋みのり(鈴木杏)に接触するよう命じられるが、彼女は大学でほんの一時期付き合った元カノだった。
キャスト
松坂桃李 /神崎真 役
名門・帝都大学の広報担当。元テレビ局のアナウンサーで、学生時代の恩師でもある大学総長の三芳に誘われ中途採用された。
鈴木杏 /木嶋みのり 役
非正規の若手研究者。論文不正を内部告発したことで真と関わるように。
國村隼 /須田理事 役
大学理事。みのりが告発した教授の論文不正を隠そうと、真に無理難題を突きつける。裏総長とも呼ばれるリアリストで、国や財界とも太いパイプを持つ。
松重豊 /三芳総長 役
大学総長。真の恩師。知名度、マスコミ出身というキャリアを買い、真を広報担当にスカウトする。優柔不断な性格。
スタッフ
作 - 渡辺あや
音楽 - 清水靖晃
演出 - 柴田岳志、堀切園健太郎
制作統括 - 勝田夏子、訓覇圭
制作 - NHKエンタープライズ
制作・著作 - NHK
番組公式サイト
今ここにある危機とぼくの好感度について - Wikipedia