2021年04月01日

リコカツ TOP

『リコカツ』は、2021年4月16日から同年6月18日まで、TBSテレビ系「金曜ドラマ」枠(毎週金曜22:00〜22:54)で放送された。全10話。主演は北川景子。


各話あらすじ 平均視聴率 9.05%
第1話 2021年4月16日「結婚は離婚のはじまり?!」 ※初回15分拡大(22:00 - 23:09) 視聴率 9.7%
5年付き合った彼氏にフラれ、雪山で遭難し、人生どん底の咲(北川景子)は、航空自衛隊の救難員・紘一(永山瑛太)と運命的な出会いを果たす。交際0日婚から幸せな新婚生活が始まると思われたが…自由奔放な家庭で育った咲と、封建的な家庭で育った紘一は価値観の違いから大ゲンカ!新婚早々、“リコカツ”を始めることに…しかし、“リコカツ”しているのは咲と紘一だけでなく…「全員離婚家族」エンターテインメントが幕明ける

第2話 2021年4月23日「夫婦でWブッキング取るのは仕事か家庭か両親もリコカツ?」 視聴率 9.4%
 咲(北川景子)は編集長の大崎(松永天馬)から、‘理想のパートナー’といわれる一流ブランドの吉良夫妻の連載を勝ち取るため、2人を囲むパートナー同伴のパーティーへの参加を促され、紘一(永山瑛太)に協力してほしいと頭を下げる。気が乗らない紘一だが、これも‘リコカツ’だという咲に渋々承諾。一方で紘一は、上官が提案する妻子同伴のバーベキューに咲を誘うが…。

第3話 2021年4月30日「偽装の新婚旅行!?夫の母を連れ戻せ!!そして新たな男の影」 視聴率 7.6%
 キャンプの夜、林の中で道に迷った咲(北川景子)を紘一(永山瑛太)が見つけ出し、背負って帰ってくれた。どんな時も自分を護ってくれる紘一に咲は素直に感謝し、紘一も喜ぶ咲を見てうれしく思う。そんな時、咲の母・美土里(三石琴乃)が2人の新居にやって来て「ここに住む」と言い出す。原因は夫・武史(佐野史郎)の浮気で、美土里は離婚する気らしい。

第4話 2021年5月7日「誕生会が地獄絵図へ全員離婚で動き出した恋の結末とは…!?」 視聴率 8.9%
 咲(北川景子)と紘一(永山瑛太)は、美土里(三石琴乃)が呼んだ人物にぼうぜん。怒りが治まらない咲は、姉の楓(平岩紙)とその娘・梓(夏野琴子)もろとも美土里を追い返す。だがその数日後、美土里が咲と紘一の家で自身の誕生日パーティーを開こうとしていることが判明。2人は美土里を問い詰める。会社では、咲はなぜか人気恋愛小説家・連(白洲迅)と仕事をすることになり…。

第5話 2021年5月14日「ついに新婚生活へ!両親離婚、職場問題で夫婦に波乱の渦が…」 視聴率 9.0%
 正(酒向芳)から連絡を受けた紘一(永山瑛太)は、咲(北川景子)と共に緒原家へ。2人はそのまま1泊するが、翌日、咲の元に武史(平田満)からメールが届いた。緒原家で手が離せない咲に代わり、紘一が水口家を訪問。思わぬ人物に迎えられる。そんな中、今度は連(白洲迅)から呼び出しを受けた咲は、恋愛小説家ながら‘愛なんてこの世にない’と考える連と話をして…。

第6話 2021年5月21日「永遠を誓った二人が別れゆく最後の晩餐…それぞれの進む道へ」 視聴率 9.1%
 紘一(永山瑛太)は咲(北川景子)に、一緒に住む上での新たな決まりを提案し、この先の自分の予定を切り出す。折しも不動産会社からはマンションの内見希望の連絡が入っていた。そんな中、咲は連(白洲迅)から新しい小説のアイデアを求められ、両親や自分達の身に起こった出来事を通して浮かんだ案を口にする。一方、紘一は貴也(高橋光臣)の元を訪ね、ある頼み事をする。

第7話 2021年5月28日「別々に生きる二人がそれぞれ掴む幸福とは次の恋?それとも…」 視聴率 9.0%
 咲(北川景子)のマンションに緒原家と水口家の面々が集まって家族会議が開かれる。咲と紘一(永山瑛太)の決断を認めたがらない正(酒向芳)らに、紘一は気持ちが揺るがないことを告げ、咲もそれに同意する。家族会議の後、咲の姉・楓(平岩紙)に呼び出された貴也(高橋光臣)がマンションにやって来た。楓は、夫と離婚して娘・梓(夏野琴子)の親権を取りたいと貴也に相談する。

第8話 2021年6月4日「離婚からの即再婚!?別れてもなお祈るのはあなたの新しい幸せ」 視聴率 9.7%
 離婚後も咲(北川景子)を気に掛ける紘一(永山瑛太)は、対峙(たいじ)した連(白洲迅)とのやりとりの中で、‘咲にふさわしい人物’は誰なのかを考え込むことに。その連は、咲を思い出の場所に連れ出して自身の過去を告白。そして現在の心境の変化を伝える。一方、貴也(高橋光臣)と話をした紘一は、考えた末に連の元を訪ねるが、仕事でやって来た咲と鉢合わせしてしまう。

第9話 2021年6月11日「あなたが見据えた未来に、私も…」 視聴率 9.0%
 咲(北川景子)は同居中の美土里(三石琴乃)や楓(平岩紙)らにマンションの売却を考えていることを告げる。それを聞いた楓はまたもや勝手に貴也(高橋光臣)に相談。貴也がマンションを訪れる。一方、正(酒向芳)は新たな職に就いて働き始めるが、融通が利かないため再三注意を受ける羽目に。そんなある夜、緒原家で一人、食事をする紘一(永山瑛太)の元に武史(平田満)から電話が入る。

最終話 2021年6月18日「ずっと恋をしていた二人で見つける幸せと新しい夫婦のカタチ」 視聴率 9.1%
 思わぬ研修の話に迷う咲(北川景子)は、なつみ(大野いと)や楓(平岩紙)と飲みながら、改めて自分で結論を出そうと考える。紘一(永山瑛太)は連(白洲迅)から咲の仕事上の近況を聞き、動揺を隠せない。一方、入院準備をする美土里(三石琴乃)の元を里奈(中田クルミ)が訪問。武史(平田満)との関係について切り出した。そんな中、職場の正(酒向芳)を訪ね、その決意を聞いた紘一は…。


概要
交際ゼロ日婚をした夫婦が、結婚生活数日にして離婚を決意するところから始まる大人の“離婚するかもエンターテインメント”。主演は同枠には10年ぶりの出演となる北川景子が務め、自由奔放なファッション雑誌の編集者・水口咲を演じる。その咲と運命的な出会いをし、交際ゼロ日でスピード結婚する生真面目な自衛官・緒原紘一に永山瑛太が扮する。


ストーリー
ファッション雑誌の優秀な編集者・水口咲(北川景子)は、広告代理店勤務だった父と美魔女モデルの母を持ち、現代的で自由な家庭で育った自分に正直な女性。そんな咲は、航空自衛隊・航空救難団のエース隊員で、厳格な自衛官一家で育った堅物の緒原紘一(永山瑛太)と運命的な出会いをして交際ゼロ日で結婚。

正反対な2人だったが、華やかな結婚式を終えて幸せな新婚生活が始まると思われた。しかし、互いの生活習慣や価値観の違いで意見が食い違い、大げんかになった末、離婚を決意。ところが、将来を期待される新婚夫婦は、周囲に離婚の決意を切り出せず、水面下で離婚に向けた活動“リコカツ”を始める。


キャスト
水口咲(みずぐち さき)→ 緒原咲(おばら さき)〈33〉
演 - 北川景子(9歳時:稲垣来泉)
本作の主人公。泉潮社のファッション誌編集部員。誰もが嫉妬するほどの美女。雪山遭難をした際に紘一に助けられ、その縁で彼とデートをした際にプロポーズされ、交際0日にして結婚。しかし、次第に分かってきた彼との価値観や生活習慣の差異に限界を感じ、離婚話を切り出す。後に、文芸部に異動となる。

緒原紘一(おばら こういち)
演 - 永山瑛太(幼少期:盛永晶月)
航空自衛隊・航空救難団のエース隊員。1等空曹。咲が雪山遭難した際に救助に駆けつけ、そこで彼女の笑顔を見て「この人を守るためにこの仕事に就いたんだと思った」と運命を感じ、初デートにして彼女に熱烈なプロポーズを行う。受け入れられて晴れて結婚したものの彼女から不満を漏らされ、自身も「思っていた結婚生活と違う」として離婚協議に乗る。

水口家
水口武史(みずくち たけし)
演 - 佐野史郎(第壱話 - 第参話)[注 1] → 平田満(第四話 - )
咲の父。大手広告代理店に勤務していた。

水口美土里(みずぐち みどり)
演 - 三石琴乃
咲の母。エッセイ本が人気の美魔女モデル。
武史が明確に浮気しているのを認めたことが許せず、離婚するつもりで咲と紘一の新居に押しかける。

鹿浜楓(しかはま かえで)
演 - 平岩紙(少女期:高丸えみり)
咲の姉。母・美土里と同じく夫との離婚を画策している。

鹿浜梓(しかはま あずさ)〈8〉
演 - 夏野琴子
楓の娘。小学2年生。

咲の関係者
青山貴也(あおやま たかや)
演 - 高橋光臣
弁護士。咲の元カレ。

水無月連(みなづき れん)
演 - 白洲迅(第3話 - )
恋愛小説家。

三本木なつみ(さんぼんぎ なつみ)
演 - 大野いと(第1話 - 第4話、最終話)
泉潮社のファッション誌編集部員。咲の後輩。

大崎哲郎(おおさき てつろう)
演 - 松永天馬(第1話 - 第4話、第9話、最終話)
泉潮社のファッション誌「marie claire mode」編集長。

小松原京子(こまつばら きょうこ)
演 - 濱田マリ(第4話 - )
泉潮社の文芸部長。

岩田三十五(いわた みつこ)
演 - 椿原愛(第4話 - )
泉潮社の文芸部編集員。

緒原家
緒原正(おばら ただし)
演 - 酒向芳
紘一の父。元自衛官。亭主関白。

緒原薫(おばら かおる)
演 - 宮崎美子
紘一の母。
正に結婚指輪と離婚届を残して家出し、箱根の温泉旅館「陣屋」で住み込みの仲居として自立する。

紘一の関係者
一ノ瀬純(いちのせ じゅん)
演 - 田辺桃子
紘一の航空救難団での後輩。救難ヘリコプターの副パイロット。3等空尉のため紘一よりも3つ上の上官にあたる。
紘一へ好意を伝える前に紘一が咲と結婚してしまったため、バーベキューの際に咲を虚偽の理由で森へ誘って作為的に置き去りにしたり、美土里の誕生日パーティーにおでんと筑前煮を持ってくるなど咲に嫌がらせを行なう。

重森敦(しげもり あつし)
演 - 菅原卓磨
航空救難団隊長。救難ヘリコプターのパイロット。2等空佐。

早乙女大(さおとめ だい)
演 - 池田大
航空救難団メディック(救難員)。2等空曹。

狩場学(かりば まなぶ)
演 - 吉田涼哉
航空救難団の機上整備員。空士長。

谷雅樹(たに まさき)
演 - 柴田勇貴
航空救難団メディック(救難員)。空士長。

その他
城木里奈(しろき りな)
演 - 中田クルミ(第弐話・第伍話・第八話・最終話)
咲の父・武史と怪しい関係を持つ女性。

立川誠実(たちかわ せいじ)
演 - 中山麻聖(第弐話・第四話・第九話)
咲の母・美土里の新著を担当するフリーの編集者。

松山あざみ(まつやま あざみ)
演 - 松川星(第弐話・第参話・第九話)
箱根の温泉旅館「陣屋」の仲居。薫の年下の先輩。

ゲスト
第壱話
中谷ユミ(なかたに ユミ)
演 - 武田玲奈(第弐話)
泉潮社の編集部員。咲の後輩。自分の企画が没にされ咲の企画が採用されたことを「咲の見た目がいいから採用された」と逆恨みし、咲からパワハラを受けたと人事部に音声データを送って告発し、編集の仕事から追い払おうとする。

人事部長
演 - 奥田達士
泉潮社の人事部長。ユミの告発をパワハラをしたとまでは言えないと判断しつつも、チームの足並みが乱れているとして会社のために咲に企画を断念するようにと通告する。

まさみ
演 - 天木じゅん
ジムにいた女性。夫が紘一を彼女の浮気相手だと誤認したため、居合わせた貴也が誤解を解いた。

まさみの夫
演 - ねりお弘晃
紘一を妻の浮気相手と誤認し襲い掛かり紘一の首を絞めるが、紘一は微動だにしなかった。

安井
演 - やす子(第弐話・最終話)
紘一の同僚である自衛隊幹部候補生。結婚披露宴の司会をしたほか、バーベキューにも参加していた。

食堂のおばちゃん
演 - 小柳友貴美(第七話・第八話)

八代英輝
演 - 八代英輝(本人役)[注 2]
離婚指南本「リコカツのススメ」の帯に推薦文とともに顔写真が掲載されている[注 3]。

第弐話
吉良尚人/吉良朋美
演 - 谷田歩/月船さらら(第参話)
ラルフ・ローレンのバイスプレジデントとマーケティングディレクターの夫婦。
理想のパートナーのライフスタイルとファッションを紹介する記事の企画を泉潮社からオファーされ、取材を受けるのに記事の担当者を直接会って決めるという条件を提示し、担当者を深く知るために咲と紘一がパーティーに出席することを要請する。

早乙女の妻
演 - 芳野友美

第四話
編集者
演 - コッセこういち
水無月の担当だったがクビにされる。

第六話
新婚夫婦
演 - あかせあかり /宮下兼史鷹(宮下草薙)
紘一が不動産屋を介して部屋を売却する段取りをしたところ、内見に訪れた購入検討者。古いと文句を言いつつも部屋を気に入り手続きを進めたが、引き続き咲が住むことにしたため契約には至らなかった。

第八話
よし邑のホール係
演 - 上埜すみれ
紘一が咲と貴也の「デイト」のためにセッティングした懐石料理屋のスタッフ。

第九話
小山田(おやまだ)
演 - 吉田ウーロン太
箱根の温泉旅館「陣屋」の支配人。

スタッフ
脚本 - 泉澤陽子
音楽 - 井筒昭雄
主題歌 - 米津玄師「Pale Blue」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
特別協力 - 航空自衛隊、航空救難団、百里救難隊、百里基地、航空幕僚監部広報部
雑誌協力 - marie claire
医療監修 - 吉本賢隆
プロデューサー - 植田博樹、吉藤芽衣
演出 - 坪井敏雄、鈴木早苗、韓哲、小牧桜
製作著作 - TBS


番組公式サイト
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