2021年04月01日

生きるとか死ぬとか父親とか TOP

『生きるとか死ぬとか父親とか』(いきるとかしぬとかちちおやとか)は、2021年4月10日(9日深夜)同年6月26日(25日深夜)まで、毎週土曜 0時12分 - 0時52分(金曜深夜)にテレビ東京系「ドラマ24」で放送された。全12話。主演は吉田羊と國村準。


各話あらすじ
第1話 2021年4月9日「結婚とか 独り身とか」
 ラジオ番組『トッキーとヒトトキ』のパーソナリティであるトッキーこと蒲原トキコ(吉田羊)は、毎週リスナーから寄せられる「お悩み相談コーナー」で大人気。しかしそんなトキコにも悩みが…父親の蒲原哲也(國村隼)である。自由奔放な父に振り回されるトキコだが、ある日、父について“エッセイ”を書こうと決める。そこには亡き母の人生と、父への愛憎が入り混じる娘の秘めたる思いがあって…。可笑しくもほろ苦い家族の物語が今、幕を開ける!

第2話 2021年4月16日「老いるとか 思い出とか」
 ある日、父(國村隼)からの提案で叔母(松金よね子)のお見舞いに行くことになったトキコ(吉田羊)。華道の師範としてバリバリと働き、独身を貫いた叔母は自分で用意したケアハウスに入居した。「外の空気が吸いたい」という願いをかなえるため、トキコはスーパーでの買い物に付き合う。自力で動けない叔母のため久しぶりの外出を精一杯楽しく演出するトキコ。しかしスーパーから戻ると叔母の部屋には見知らぬ女の姿があり…。

第3話 2021年4月23日「美容とか 見た目とか」
 父(國村隼)から、食物アレルギーの疑いがあると一報を受けたトキコ(吉田羊)は、病院に連れていくことに。しかし、診断結果は何事もなく、せっかく来たからという理由で突然「顔のシミを取りたい」と言い出す父。呆れたトキコは学生時代からの女友達である北野(中村優子)とミナミ(石橋けい)に愚痴を言う。いまや「男性の美容」は普通のものだと頭ではわかっているはずのトキコだったが…。

第4話 2021年4月30日「時代とか 東京とか」
 トキコ(吉田羊)のエッセイが掲載された銀座のタウン誌『銀座百点』。それを探しに父(國村隼)と二人で銀座を訪れたトキコ。しかし、最近の銀座はすっかり様変わりしてしまい、思い出の店がいくつも移転したり、なくなったりしていた。何とかお目当ての『銀座百点』を見つけ喜ぶ二人は、早めの夕食を取ることに。店に入るなり早速、掲載されたトキコのエッセイを読む父。そこには、父と母(富田靖子)の出会いの話が書かれていて…

第5話 2021年5月7日「嫉妬とか 愛情とか」
 父親について執筆しているエッセイがネタ切れになってきたトキコ(吉田羊)。幼いころ父と楽しく遊んだ思い出がないという話から、東(田中みな実)に「子ども時代をやり直しては」と提案され、父(國村隼)と二人で動物園に行くことに。しかし自由気ままに歩き回る父に振り回されるばかりで良いエピソードなどとても作れそうにない。ところが帰りに寄った昔なじみの店で、トキコの知らない昔の父の仕事話や、幼い頃の2人のエピソードを知らされることに…。

第6話 2021年5月14日「子供とか 夫婦とか」
 トキコ(吉田羊)と父(國村隼)は親戚の結婚・出産祝いに出かけることになった。亡くなった母の姉である伯母(三林京子)とその娘(渡辺真起子)との食事会だが、持っていくご祝儀に新札を用意するのを忘れてしまったトキコは、銀行のATMでキレイなお札を手に入れるべく奮闘。なんとかご祝儀を用意し駆けつけたお祝いの席だが、そこでトキコは伯母たちから、母のつらい過去とそのときの父の振る舞いについて聞かされるのだった…。

第7話 2021年5月21日「不倫とか 友情とか」
 トキコ(吉田羊)は友人の北野(中村優子)とミナミ(石橋けい)の3人で、いつものように楽しくお酒を飲んでいた。しかし突然、ミナミが泣きながらトイレに駆け込んでしまった。なんとミナミの夫が不倫をしているというのだ。落ち込むミナミを前にラジオの人生相談のようにアドバイスをするトキコだったが、それを拒絶されてしまう。そしてその様子をどこか冷めた目で見る北野。仲の良い女友達のそれぞれの人生観がぶつかり合うことに…。

第8話 2021年5月28日「恋人とか キャリアとか」
 トキコ(吉田羊)のもとに、結婚直前で別れた元パートナー・青柳タツヤ(岩崎う大)から「久しぶりに会おう」とのメッセージが。迷ったトキコだったがタツヤが東京を離れることを知り、会うことに。思い出話に花が咲く中、過去の自分の言動を省みるトキコ。仕事がうまくいかず「専業主夫」状態だったタツヤにトキコは心無い態度をとっていたのだ。そして、仕事仲間である東(田中みな実)からも結婚・退社の相談をされ…。

第9話 2021年6月4日「過去とか 娘とか」
 トキコ(吉田羊)と父(國村隼)は母のお墓参りに行く。母(富田靖子)との思い出話をしているうちに、トキコは家族の中で起きたある出来事の始まりを思い出す。時は遡り、20代のトキコ(松岡茉優)。C型肝炎で入院する父を毎日のように見舞う若き日のトキコと母だったが、なんと母自身にも癌がみつかってしまう。トキコにとって父と母を同時に介護する壮絶な日々が始まった。ある日、父の病室に見慣れぬ赤い花が飾られており…。

第10話 2021年6月11日「母親とか 懇願とか」
 父(國村隼)のことだけでなく、亡き母(富田靖子)のことについても、ありのままを書こうと決めたトキコ(吉田羊)は、お互い今まで触れてこなかった話を父に持ちかける。20代のころのトキコ(松岡茉優)は父と母を同時に介護する過酷な日々を送っていた。そしてある日、双方に決定的な事件が起こる。事態を1人で抱えることに限界を感じたトキコは、父の元に密かに通う「あの人」を頼るしかないと苦渋の決断をするのだった…。

第11話 2021年6月18日「不在とか 崩壊とか」
 母が亡くなった後、父(國村隼)の商売は上手くいかなくなった。ある日、家賃の催促状が届く。父はトキコ(松岡茉優)に黙って家を手放していたのだ。二人の関係はどんどん悪化していった。引っ越しのための片付けに、トキコは友人の北野(大友花恋)とミナミ(さいとうなり)を呼んだ。着々と作業をする中、3人は母の「秘密」を見つけてしまう。そして、現代のトキコ(吉田羊)はこの話をどうしても書き進めることができなかったが…。

最終話 2021年6月25日「生きるとか 死ぬとか」
 父について綴ったエッセイ本がついに完成!そして、トキコ(吉田羊)と父(國村隼)は、亡くなった母の出刃包丁を研ぎに行く。二人の間にはいつもとは少し違った穏やかな空気が流れているが、トキコはラジオの放送時間の変更を提案され悩んでいた。深夜番組から昼間の帯番組というステップアップの提案だ。トキコは珍しく父に相談を持ち掛ける。その時、父がトキコに贈った言葉とは…?バラバラだった家族がようやく父と母と娘の三人家族になる、心温まるフィナーレ!

 
原作概要
『生きるとか死ぬとか父親とか』は、ジェーン・スーによるエッセイ。文芸雑誌『波』(新潮社)2016年3月号から2017年8月号まで連載され、2018年5月18日に刊行された。決して楽しい記憶ばかりではない、母との出会い、全財産の喪失、そして他の女性の影など父への愛憎や家族の表裏を描く、普遍にして特別な家族の物語。


ドラマ概要
人気ラジオパーソナリティー、コラムニストなど多彩な顔を持つジェーン・スーの著書を原作に、父と娘の面白くて時々切ない家族の愛憎を描く。人気ラジオ番組「トッキーとヒトトキ」のパーソナリティーを務めるトッキーさんこと蒲原トキコを吉田羊が演じ、愛嬌はあるが自由奔放なトキコの父・哲也に國村隼が扮する。


ストーリー
人気ラジオ番組「トッキーとヒトトキ」のパーソナリティー・トッキーさんこと蒲原トキコ(吉田羊)は、20年前に母を亡くし、今では父の哲也(國村隼)がたった1人の肉親。愛嬌はあるが破天荒な70代の父と、独身で勝気な40半ばの娘は、顔を合わせればギクシャクしてしまい、一度は絶縁寸前までいったが、今では時々外食しながら話をする関係になっている。

そんなある日、トキコは父についてのエッセーを連載することに。ネタ集めのため哲也に会い、そのたびにいろいろな家族の思い出を聞くトキコだったが、母との出会い、全財産の喪失、他の女性の影など、それは楽しい記憶ばかりではなかった。


キャスト
蒲原トキコ(現在) - 吉田羊
人気ラジオ番組「トッキーとヒトトキ」のパーソナリティー“トッキーさん”として活躍。40代独身で、20年前に母を亡くし、今は父親の哲也がたった1人の肉親。父についてのエッセーを連載することになり、哲也に会って家族の思い出を聞くことに。

蒲原哲也(トキコの父) - 國村準
トキコの父。昔は破天荒な人生を歩み、今ではすっかり丸くなった。愛嬌はあるが自由奔放な性格で、トキコを振り回す。

蒲原トキコ(20代) - 松岡茉優

トキコの母親(回想) - 富田靖子

東七海(アナウンサー)- 田中みな実

今西(トキコの担当編集者) - DJ松永
トキコを担当する雑誌編集者。物語の鍵を握る人物。

中崎(ラジオディレクター) - オカモト"MOBY"タクヤ
「トッキーとヒトトキ」を担当するラジオディレクター。番組進行の要。

近田(編成作家) - 森本晋太郎
「トッキーとヒトトキ」を担当するラジオ構成作家。

遠山(ラジオ音響) - ヒコロヒー
「トッキーとヒトトキ」を担当するラジオ音響担当。ラジオには欠かせない音楽やBGMをつなぎ、番組をサポートする。

青柳タツヤ - 岩崎う大

岩井勇気 - 岩井勇気

平子祐希 - 平子祐希

レストランのウェイトレス - ジェーン・スー(特別出演)

スタッフ
原作 - ジェーン・スー 『生きるとか死ぬとか父親とか』(新潮社)
監督 - 山戸結希(シリーズ構成)、菊地健雄
脚本 - 井土紀州
OP主題歌 - 高橋優「ever since」(unBORDE / Warner Music Japan)
ED主題歌 - ヒグチアイ「縁(ゆかり)」(ポニーキャニオン)
チーフプロデューサー - 阿部真士(テレビ東京)
プロデューサー - 佐久間宣行 祖父江里奈(テレビ東京)、半田健(オフィスアッシュ)、平林勉(AOI Pro.)
制作 - テレビ東京、オフィスアッシュ
製作著作 - 『生きるとか死ぬとか父親とか』製作委員会


番組公式サイト
生きるとか死ぬとか父親とか - Wikipedia

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