各話あらすじ
第1話 2021年4月10日「再臨」
輸入家具や雑貨を取り扱うネットショップで生計を立てながら、郊外の一軒家でひっそりと暮らしていた如月夏奈(本仮屋ユイカ)は、数カ月前に偶然知り合い婚約した佐藤亮(白洲迅)と一緒に暮らすことに。だが幸せな時間も束の間、亮が豹変し、暴力を振るうようになってしまう。情事のあと、ほろ酔い状態の亮を絞殺する。その死体を物置の古い冷凍庫に隠し、自由な生活が始まるはずだったのだが――。
第2話 2021年4月17日「生贄 」
殺したはずの佐藤亮(白洲迅)がなぜか生きている。だが死体は冷凍庫で凍ったまま。「殺すだけじゃ足りない」ーそう考えた如月夏奈(本仮屋ユイカ)は、死体の一部をミンチ状にし、亮に食べさせるという恐ろしい企てを思いつく。ところが翌日、人が変わったかのように「職に就いて、いい夫になる」と言い出す亮。そんな言葉に騙されまいと、夏奈は夜中に仕込んだあの肉のハンバーグを弁当に詰めて、面接に向かう亮に手渡すが…。
第3話 2021年4月24日「聖餐 」
如月夏奈(本仮屋ユイカ)と佐藤亮(白洲迅)の奇妙な生活は、相変わらず続いていた。だが冷凍庫には間違いなく死体が眠っている――夏奈は仕事の帰りにふと心理カウンセラーの母・木芽(浅田美代子)のオフィスへ。話をしている最中、冷凍庫が置いてある倉庫の鍵を閉め忘れたことを思い出す。一方、木芽が依頼した探偵・阿久津誠(おかやまはじめ)は、亮の履歴書を入手。内容を見た木芽は、ある不可解な点に気づく。
第4話 2021年5月1日「告解 」
「知りたいだろ?自分が誰を殺したのか」――佐藤亮(白洲迅)は、如月夏奈(本仮屋ユイカ)の犯行に気づいていた。ならば亮は一体誰なのか?恐怖と混乱が入り混じる中、身の危険を感じた夏奈は隙をついて倉庫に鍵をかけ立てこもる。一方、阿久津誠(おかやまはじめ)の調査で、亮の本名は“久保田奏”だと判明。さらに不動産の転売に手を染める半グレだと知った如月木芽(浅田美代子)は、慌てて夏奈に事実を伝えようとするが…。
第5話 2021年5月8日「禁忌 」
亮(白洲迅)が「久保田奏」だと聞いた木芽(浅田美代子)は、夏奈(本仮屋ユイカ)を守ろうと駆け付け、亮をナイフで刺してしまう。夏奈は「亮と奏は双子だ」と訴えるが、木芽は聞く耳を持たない。幸い孔雀(斉藤由貴)の機転で亮は大事には至らずに済む。夏奈は木芽に、亮と同じ顔の冷凍庫の遺体を見せ、自分が奏を殺したと告白。亮に謝罪した木芽は‘夏奈は普通とは違う子’だと告げる。
最終話 2021年5月15日「覚醒 」
奏の遺体が消えた翌日、不動産仲介業者・唐沢(青柳翔)は木芽(浅田美代子)のクリニックへ。遺体を隠したこと、木芽が夏奈(本仮屋ユイカ)の親ではないことを問い詰め、揺さぶりをかけるが、木芽は何も答えない。業を煮やした唐沢は、木芽との食事に出掛けた夏奈の隙をついて家へ侵入し、殺害の証拠をつかもうとする。一方、亮(白洲迅)は孔雀(斉藤由貴)から夏奈の過去を聞かされる。
原作概要
『私の夫は冷凍庫に眠っている』は、2019年に小説投稿サイト「エブリスタ」に掲載された八月美咲による小説。のちに高良百によってコミカライズされ、2020年4月2日から2021年2月25日にかけてiOS・Android用マンガ雑誌アプリ「マンガワン」(小学館)で配信連載された。
キャスト
如月夏奈 - 本仮屋ユイカ
佐藤亮 - 白洲迅
唐沢幸介(亮が勤務する不動産会社の上司) - 青柳翔(劇団EXILE)
木芽(夏奈の母親) - 浅田美代子
阿久津誠(木芽の依頼で亮の調査をする探偵)- おかやまはじめ
孔雀(夏奈の家の向かいに住むミステリー作家) - 斉藤由貴
スタッフ
原作 - 八月美咲『私の夫は冷凍庫に眠っている』
監督 - 御法川修
脚本 - 大谷洋介、本山久美子、御法川修
音楽 - 木戸崇博、村田有希
エンディングテーマ - MATSURI「金魚すくい」(Being)
プロデューサー - 岡部紳二、佐々木梢、宮田幸太郎
製作協力 - スタジオブルー
製作 - テレビ東京、テレビ東京制作
番組公式サイト
私の夫は冷凍庫に眠っている - Wikipedia