各話あらすじ
第1話 2021年1月16日 ※30分拡大放送(23:00 - 24:00) 視聴率 4.2%
圭佑(生田斗真)はベストセラー作家の妻・奈美(吉瀬美智子)、高校生の娘・絵里花(山田杏奈)、小学生の息子・空(潤浩)と暮らす売れない脚本家兼主夫。その圭佑に突然、連続ドラマの依頼が舞い込む。有名脚本家が降板したからで、プロデューサーの東海林(北村有起哉)によれば、決まっているのは主演が人気俳優の八神(岡田将生)ということだけ。内容は全くの白紙だという。
第2話 2021年1月23日
ゴールデンタイムの連続ドラマのメインライターに抜てきされた脚本家兼主夫・吉丸圭佑(生田斗真)は、『富豪教師』というタイトルで人気俳優・八神隼人(岡田将生)主演作の執筆を始める。第1話の締め切りまで時間がなく、追い詰められた圭佑は突然現れたスキンヘッドの男(浜野謙太)に失敗を予言されるという妄想に取りつかれ大パニック!
第3話 2021年1月30日
4月期の連続ドラマ『富豪教師Q』の第2話を執筆するはずだった若手脚本家・如月翔(小越勇輝)が降板。東西テレビのプロデューサー・東海林光夫(北村有起哉)から、大至急2話も書くよう連絡を受けた吉丸圭佑(生田斗真)は、がく然…。そんな圭佑の前に、またもや不敵に笑うスキンヘッドの男(浜野謙太)が現れて…。
第4話 2021年2月6日
ドラマは無事クランクインしたが、圭佑(生田斗真)は脚本を書くのに精いっぱいで撮影を見に行く余裕などない。連載が終了した奈美(吉瀬美智子)には、早くも次回作の依頼が舞い込む。一方、圭佑が実父ではないことを仙川(菊池風磨)に話した絵里花(山田杏奈)は、顔も知らない実父が気になり始める。
※2021年2月13日に発生した地震による報道特別番組に伴い、第5話の放送は1週間順延。
第5話 2021年2月20日
第1話の視聴率は最悪だった。圭佑(生田斗真)は脳がオーバーヒートしたように感じ、仙川(菊池風磨)が見つけた‘脳冷却療法’のラボへ。そこでスタッフの桜子(土村芳)と話し、がぜんやる気になる。一方、絵里花(山田杏奈)は仙川に、‘村瀬陽太郎’のSNSに友達申請して実父か確かめたいと相談。奈美(吉瀬美智子)は、圭佑と同じ吸血鬼ものでの執筆に書きづらさを感じる。
第6話 2021年2月27日
ドラマの視聴率は右肩上がりだが、主演の八神(岡田将生)が捻挫し、松葉杖が必要になる。折しも、撮影中の第5話は、八神演じる神宮寺と格闘家との戦いが見せ場だ。そこで圭佑(生田斗真)は書き直しを迫られるが、東海林(北村有起哉)に没にされ、気ばかり焦る。一方、仙川(菊池風磨)は絵里花(山田杏奈)から、実父に「会いたい」とメッセージを送ってもいいか相談される。
第7話 2021年3月6日
家族で圭佑(生田斗真)のドラマを視聴する中、空(潤浩)は浮かない顔の奈美(吉瀬美智子)、こそこそメッセージを送る圭佑、仙川(菊池風磨)をにらむ絵里花(山田杏奈)の姿に不穏な気配を嗅ぎ取る。登場人物に桜子(土村芳)の名前を使った圭佑は、次回から役を悪女にするよう指示され、困惑していた。
最終話 2021年3月13日
8話に着手した圭佑(生田斗真)は、東海林(北村有起哉)が9話の執筆をベテランの原口(坂田聡)に依頼したことから、その打ち合せに同席する。一方、原口も執筆を担当すると知った仙川(菊池風磨)は納得がいかない。2日後、完成した原口の脚本を読んだ圭佑は、見事なストーリー展開に圧倒され、次の最終回が書けなくなる。それぞれ悩みを抱える圭佑、奈美(吉瀬美智子)、絵里花(山田杏奈)と全員の秘密を知った空(潤浩)が落ち着かない気持ちで過ごす夕食時、吉丸家に突然の訪問者が。それは、主演俳優の八神(岡田将生)だった。
概要
テレビ朝日の土曜午後11時台に新たに誕生した30分の連続ドラマ枠「オシドラサタデー」の第1弾。同局の連ドラ初主演となる生田斗真とヒットメーカー・福田靖がタッグを組んだマイ・ホームコメディーで、生田演じる脚本家兼主夫の吉丸圭佑に、突然ゴールデンタイムの連ドラの執筆という仕事が舞い込んできたことで起こる騒動と、彼を見守る家族の絆を優しさとユーモアたっぷりに描く。
ストーリー
細々と執筆を続けながら、ベストセラー作家の妻・奈美(吉瀬美智子)や子どもたちのために家事全般を担う、売れない脚本家兼主夫の吉丸圭佑(生田斗真)。ある日、圭佑にゴールデンタイムの連続ドラマの脚本執筆の依頼が舞い込む。けがで降板した有名脚本家のピンチヒッターらしいが、まだ何も決まっていないにもかかわらず、主演俳優だけは決定していると聞き、圭佑はあ然。さらにプロデューサーは「明日までに刑事ドラマでストーリー案を考えてきて」とムチャぶりをする。
大抜てきに大喜びする奈美を横目に圭佑は頭を抱え、なんとか執筆しようとするが何も浮かばない! 家族や家庭教師に見守られながら、悪戦苦闘する毎日が始まる。
キャスト
吉丸圭佑(よしまる けいすけ)〈37〉
演 - 生田斗真
本作の主人公。売れない脚本家。
ドラマ好きが高じ脚本家を目指しコンクールに応募するも落選続きで夢を諦め、不動産業者に就職した過去があり、その際シングルマザーであった奈美が部屋探しで来店し一目ぼれし、交際を申し込み結婚にこぎつけている。奈美が妊娠中に執筆した小説が新人賞を獲得したことを受け、燻っていた脚本家の夢が再燃しコンクールへの応募を再開し、5年前に念願かなってコンクールに入選し脚本家デビューを遂げる。専業脚本家となるべく不動産業者を退職するが、テレビ局からは殆ど仕事が来ないためにベストセラー作家の妻や子どもたちのために家事全般を担っていたが、ある日ドラマのメインライターが急遽降板したことから、連続ドラマの脚本のオファーを受ける。
吉丸奈美(よしまる なみ)〈39〉
演 - 吉瀬美智子
圭佑の妻。「香坂りり子」というペンネームの売れっ子小説家。エッセイストとしても活躍している。
大学3年生の時に妊娠し、その際シングルマザーの道を選ぶが両親の協力もあり大学を無事卒業し書店に就職、部屋探しに訪れた不動産店で圭佑と出会い、交際を経て結婚している。妊娠中に応募した小説で新人賞を受賞したことで売れっ子作家の仲間入りを果たす。
現在では抜群の知名度と収入を誇り一家の家計を支えており、ベストセラー作家になった今も夫に対する愛情は変わらず、脚本家としてなかなか芽の出ない夫を応援している。
吉丸家
吉丸絵里花(よしまる えりか)〈17〉
演 - 山田杏奈
吉丸家の長女。私立の女子高に通う高校2年生で弓道部に所属している。成績優秀で大人びた容姿と性格。実父のことは知らない。3歳の頃に奈美と圭佑が結婚し、初めは圭佑に懐かなかったが今では実の父のように接している。弟の家庭教師・仙川が自分に気があることに薄々気付いているが、そっけない態度を取ってしまう。
吉丸空(よしまる そら)〈9〉
演 - 潤浩(ユンホ)
吉丸家の長男。公立小学校に通う小学4年生。論理的な口調で話をするが、その内容は年相応に幼い。人気小説家の母が自慢であるが作品は難しく読むことが出来ず、母の作品よりも父・圭佑の脚本の方が面白いと評価している。家庭教師の仙川が姉・絵里花から相手にされていない様子を面白がっている。
吉丸家の関係者
篠田家
篠田重幸(しのだ しげゆき)〈69〉
演 - 小野武彦
奈美の父。大企業の役員を定年退職して暇を持て余し、何かと理由をつけては吉丸家に遊びに来る。
圭佑がシングルマザーだった奈美と結婚してくれたことに感謝しているが、奈美が家計を支える大黒柱であることから、普段はテレビドラマを見ないこともあり圭佑の脚本家という仕事に理解が無いため、脚本の仕事より家事をちゃんとしてこなして欲しいと思っている。
篠田芳恵(しのだ よしえ)〈69〉
演 - 梅沢昌代
重幸の妻。暇を持て余す重幸とは異なり、習い事などで充実した毎日を過ごしている。
重幸と同様、圭佑がシングルマザーだった奈美と結婚してくれたことに感謝しており、テレビドラマが大好きなことから、圭佑には人気脚本家になってもらいたいと彼の仕事を応援している。また、娘の奈美には人気作家で忙しいことは理解しつつも絵里花や空に母親らしいことをしてあげて欲しいと思っている。
家庭教師
仙川俊也(せんかわ しゅんや)〈23〉
演 - 菊池風磨(Sexy Zone)
空の家庭教師。絵里花に好意を抱いており、ほぼ毎日、吉丸家に通っている。
東西テレビのドラマ制作班
メイン脚本家がケガで緊急降板したため圭佑にゴールデンの連続ドラマの脚本を依頼する。
東海林光夫(しょうじ みつお)〈45〉
演 - 北村有起哉
適当なプロデューサー。
ノープランで「刑事モノ」と大雑把な脚本を発注し、無謀な締切スケジュールを科して圭佑を苦しめる。「当たってバズればいいんだよ」が口グセ。急なメイン脚本家の降板で、タイトルもプロットもない状態で放送開始まで時間がないことから誰も脚本を引き受けてくれず、無名の圭佑に脚本を依頼せざるを得なかった。
角隆史(すみ たかし)〈35〉
演 - 小池徹平
やる気満々の監督。
初めてチーフ監督を担当する意気込みから、ドラマに多くのアイディアを盛り込もうとして圭佑を苦しめる。
松尾めぐみ(まつお めぐみ)〈28〉
演 - 長井短
やる気のないアシスタントプロデューサー。
圭佑をピンチヒッターに推薦した張本人だが、過去に彼が脚本したドラマをたまたま見たというだけで、圭佑の脚本に思い入れも何もない。もともとはバラエティー番組の制作志望で東西テレビに入社している。内心では上司の東海林のことをバカにしている。
ドラマの出演俳優
八神隼人(やがみ はやと)〈28〉
演 - 岡田将生(友情出演)
注文の多い人気俳優。
発注通り「刑事モノ」で脚本を書き始めた圭佑に「学園モノにしよう」「ラブシーンを入れよう」「大勢の女の子に囲まれたい」と思い付きで次々と注文をつけ圭佑を苦しめる。
その他
秦野ゆかり(はたの ゆかり)〈30〉
演 - 野村麻純
奈美の編集担当者。
スキンヘッドの男
演 - 浜野謙太
「脚本が書けないッ!」と圭佑が窮地に追い込まれると突然現れる圭佑にしか見えない謎の男。
圭佑の気にする痛いところをさんざん突いてくる。圭佑曰く「ツルツルの男」。
スタッフ
脚本 - 福田靖
演出 - 豊島圭介、Yuki Saito
ゼネラルプロデューサー - 三輪祐見子(テレビ朝日)
チーフプロデューサー - 黒田徹也(テレビ朝日)
プロデューサー - 服部宣之(テレビ朝日)、尾花典子(ジェイ・ストーム)、宮内貴子(角川大映スタジオ)
音楽 -
主題歌 -
制作協力 - 角川大映スタジオ
制作著作 - テレビ朝日、ジェイ・ストーム
番組公式サイト
書けないッ!?〜脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活〜 - Wikipedia
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