各話あらすじ
第1話 2020年11月13日
その日暮らしでふらふらと過ごす光司(前田旺志郎)は、くしゃみをしながら猫を抱くみねこ(小西桜子)と出会う。みねこから「病気で余命宣告を受けていて、いつ死んでもおかしくない」と突然告げられ、条件付きの同居生活も提案された光司。動揺するものの、行き場のない光司はそのままみねこの家に住むようになる。
第2話 2020年11月20日
光司(前田旺志郎)からの告白に戸惑うみねこ(小西桜子)だったが、自身の本当の気持ちと向き合うことを決意する。一方、みねこへの思いを募らせる光司が夕食を食べていると、みねこから「1回でいいからミュージシャンと付き合ってみたかった」と告げられる。その言葉を聞いた光司はある行動に出る。
第3話 2020年11月27日
何げないことを幸せに思う日々を過ごすみねこ(小西桜子)と光司(前田旺志郎)。しかし、突然みねこが倒れてしまい入院することになる。悲しみにくれる光司だったが、自分にできることを考え、みねこのためにそばにいることを決意する。
第4話 2020年12月4日
突然訪れた光司(前田旺志郎)の死。みねこ(小西桜子)は過去に、バス停に迎えに来るはずの光司の姿が見当たらず、死と向き合う日々への恐怖と葛藤でけんかしてしまったことを思い出していた。そんな光司がいない日々を過ごすみねこは、定期健診で再検査が必要だと告げられ…。
第5話 2020年12月11日
余命宣告を受けていたみねこ(小西桜子)だったが、治療を続ければ完治を目指せる状態だと医師に告げられる。そんな矢先、光司(前田旺志郎)の母・直未(石田ひかり)が、光司が亡くなる前の生活を知りたいとみねこを訪ねてくる。
最終話 2020年12月18日
光司(前田旺志郎)がいなくなり、途方に暮れるみねこ(小西桜子)だったが、トキ(酒井若菜)に出会って気持ちを落ち着かせる。そんな時、神社で光司が書いた絵馬を見つけて…。
概要
シンガー・ソングライターのあいみょんが作詞・作曲を担当し、DISH//が歌って大きな反響を得た「猫 〜THE FIRST TAKE ver.〜」を原案とする物語を、地上波連続ドラマ初主演となる小西桜子と前田旺志郎のダブル主演でドラマ化。
小西が脳に腫瘍があり医者から余命宣告を受け自らの死と向き合う女性・金子みねこを、前田がやりたいことや夢もなくその日暮らしの生活を送るフリーター・天音光司を演じ、1匹のネコをきっかけに出会ってカップルとなった2人の“いつもと同じ帰り道”を通して、男女それぞれの視点で切なく温かいラブストーリーを紡いでいく。
ストーリー
ペットのトリミングサロンで働いている23歳の金子みねこ(小西桜子)は、脳に腫瘍があり医者から余命宣告を受けている。一方、20歳のフリーター・天音光司(前田旺志郎)は、親に内緒で大学を辞めてしまい、家を追い出されてその日暮らしの生活を送っていた。
そんな2人は、1匹のネコをきっかけに偶然出会い、みねこの自宅で同居生活を送ることに。みねこが同居の条件として光司に提示したのは、「毎朝、仕事へ向かうバス停まで私を送り、帰りはバス停まで迎えに行き、夕飯を一緒に食べて帰ること」だった。
キャスト
金子みねこ 〈23〉
演 - 小西桜子
ペットのトリミングサロンで働いている23歳。大のネコ好きだがネコアレルギーを持っており、接するとくしゃみが出る。また、脳に腫瘍があり余命宣告を受けている。
天音光司 〈20〉
演 - 前田旺志郎
20歳のフリーター。親に内緒で大学を辞めてしまい、家を追い出されてしまう。特にやりたいこともなく、その日暮らしでふらふらと生きている。
スタッフ
原案 - DISH// 『猫』(作詞・作曲:あいみょん)
脚本 - 金井純一
監督 - 金井純一、松本花奈
音楽 - D-flat
主題歌 - DISH// 『猫 -THE FIRST TAKE Ver.-』(ソニー・ミュージックレーベルズ)
プロデューサー - 漆間宏一(テレビ東京)、加藤伸崇(SDP)、坪ノ内俊也(R・I・S Enterprise)
制作協力 - R・I・S Enterprise
製作 - テレビ東京、SDP
番組公式サイト
猫 (テレビドラマ) - Wikipedia