AbemaTVでは、最終回以降の物語を描くフライングドラマ『頼田朝日の方程式。-最凶の授業-』が独占配信。
今作品より「土曜ナイトドラマ」は、23時 - 23時30分へと枠移動し、放送時間もこれまでの50分から30分に縮小する。
各話あらすじ
第1話 2020年10月31日「悪魔教師が名門高校をぶっ壊す!!」
私立高校「帝千学園」3年D組の担任となった新任教師の義澤(田中圭)は、副担任の朝日(山田裕貴)から、優等生の刀矢(高橋文哉)、弓(久保田紗友)、薙(森田想)、力(高橋侃)の‘4C’と呼ばれる生徒の噂を聞く。刀矢以外は親の権力をかさに着てやりたい放題らしい。義澤は笑顔で生徒に向き合うが反発される。さらに嫌がらせを始めた生徒らは、動じない義澤にいら立ち…。
第2話 2020年11月7日「鬼教師VS天才少女!! 命がけの授業」
義澤(田中圭)に憤る刀矢(高橋文哉)が力(高橋侃)らに義澤を消す方法を考えるよう命じる一方で、義澤は恋人の静(松本まりか)にあることを報告。さらに、不登校の生徒・命(秋谷郁甫)が気に掛かり、朝日(山田裕貴)の忠告を無視して命の家を訪ねる。そんな中、クラスメートに‘パパ活’をさせる薙(森田想)の家庭環境に変化が。弓(久保田紗友)の言葉に動揺する薙は朝日に呼び出される。
第3話 2020年11月14日「恋に生きる美人JK VS 瀕死の教師」
義澤(田中圭)を殺せなかったことで、刀矢(高橋文哉)の反応におびえる薙(森田想)。義澤の言葉に衝撃を隠せない朝日(山田裕貴)は、力(高橋侃)と共に悩む薙に「義澤の弱みをつかめばいい」とそそのかす。一方、義澤は静(松本まりか)の元を訪れ、改めて‘敵’に罪を償わせると誓っていた。そんな中、刀矢の役に立ちたいと願う弓(久保田紗友)は秘策を思い付き、薙と力に協力を迫る。
第4話 2020年11月21日「第一章完結!! 先生、さようなら…」
“賢い人”と“賢いと思っている人”の違いについての授業をはじめた担任・義澤経男(田中圭)に、自尊心をえぐられた藤原刀矢(高橋文哉)の怒りは頂点へ。我慢できず、隠し持ったナイフで義澤を刺そうとするが、誰にも気づかれないようにそれを阻止したのは副担任・頼田朝日(山田裕貴)だった。
第5話 2020年11月28日「死んだ先生にまさかのことが…!?」
義澤(田中圭)を刺し、刀矢(高橋文哉)らに埋めさせた朝日(山田裕貴)は、D組で義澤が辞めることになりそうだと話す。さらに義澤の発言を批判し、生徒思いの自分を涙ながらにアピール。校長・佐倉(手塚とおる)から次の担任を任される。刀矢らは自分達の行動に罪悪感を覚えつつも声を挙げることができない。そんな中、朝日は静(松本まりか)の元へ。一方、弓(久保田紗友)は義澤のある話を聞く。
第6話 2020年12月5日「復讐編!! 蘇った先生は誰を消す!?」 ※ドラマスペシャル「逃亡者」第1夜の放送による特別編成のため、放送時間変更(23:40 - 深夜0:10)
死んだはずの義澤(田中圭)がぼろぼろの状態で‘復活’。自らが受けた仕打ちへの憎しみに突き動かされるように歩き出す。学校では、刀矢(高橋文哉)が警察に話そうと提案する弓(久保田紗友)の口封じに動いていた。そこへ義澤が現れたことで、事態は混乱。義澤は逃げ惑う刀矢らを追い詰めていく。一方、朝日(山田裕貴)は静(松本まりか)との過去を思い出しながら、2人の時間を楽しむ。
第7話 2020年12月12日「最終章!! 先生と恋人 死者の授業!?」
義澤(田中圭)の息の根を止めたのが刀矢(高橋文哉)達だと主張する朝日(山田裕貴)は、不審者がいるとうそをつき、警察に校内の義澤を捜索させる。だが、義澤は見つからない。一方、命(秋谷郁甫)の話を聞いた弓(久保田紗友)や薙(森田想)、力(高橋侃)らは、現在の義澤は復讐のために生き返った存在だと考えるように。いら立つ朝日がそれをかたくなに否定する中、義澤が姿を現す。
最終話 2020年12月19日「最終回!! 衝撃ラスト 先生、実は…」
義澤(田中圭)のいる3年D組の教室に、ドレスを着せて機械につながれたままの静(松本まりか)を連れて、朝日(山田裕貴)が現れた。朝日は、静の命を盾に一同を黙らせ、義澤や刀矢(高橋文哉)らを前に、静を階段から突き落とすまでの経緯を語りだす。さらに、朝日は静を突き落としたことで得た、ゆがんだ方程式についての授業を展開する。
概要
「おっさんずラブ」シリーズなどで社会現象を巻き起こした、田中圭主演の異色の学園サスペンス。都内の進学校を舞台に、田中演じるいつも笑顔の教師・義澤経男が、担任が次々とメンタルを病み辞めていく3年D組の担任になったことから始まる壮絶バトルを描く。脚本は同局で「奪い愛、冬」「M 愛すべき人がいて」などの話題作を手掛けてきた鈴木おさむが担当する。
ストーリー
東大進学率も高い都内の進学校・帝千学園。特に3年D組には成績優秀者が集められていたが、担任となった教師は皆、短期間でメンタルを病んで退職してしまっていた。実はこのクラスには、大人を追い詰め、自らの手を汚すことなく、担任が壊れていく姿をゲームのように楽しむ生徒たちが集まっていたのだ。
そんなD組の担任として赴任した教師・義澤経男(田中圭)。いつもニコニコしている義澤は、なぜか生徒たちのプライベートな情報を熟知しており、“笑顔”で指導していく。そんな中、生徒たちの行動はエスカレートしていき、恨みを買った義澤は生徒から命を狙われることになる。
キャスト
義澤経男(よしざわ つねお)
演 - 田中圭
本作の主人公。帝千学園3年D組の新担任。担当科目は数学。義澤経男という名前から義経と呼ばれることもある。
過去に何名も退職に追い込まれていた3年D組の担任に自ら志願し就任している。「笑顔でいれば幸せはついてくる!」をモットーに、生徒たちからどんなに意地悪な発言や質問をされても笑顔を絶さず、物理的に攻撃されても怪我をしても何故かニコニコしている。生徒たちのプライベートな情報を何故か熟知しており、生徒たちを笑顔で指導する。
帝千学園
名門私立高校で、東大進学率も高い都内有数の進学校。
3年D組・生徒
帝千学園の中でも特に成績優秀な生徒が集められたクラス。裕福でハイステータスな親を持つ一部の生徒が親の権力を笠に着て好き勝手に振る舞っている。
藤原刀矢(ふじわら とうや)
演 - 高橋文哉
学園一の優等生。教師に反抗的な生徒たちの中で唯一常識的な態度を取り、義澤を追い詰めようとする生徒たちを止めようとする。父親が検察のトップ。
長井弓(ながい ゆみ)
演 - 久保田紗友
人気インフルエンサーの女子生徒。どこか達観したところがある。母親が有名な女医。
大木薙(おおき なぎ)
演 - 森田想
スクールカーストの上位に位置しており、その地位にしがみつこうとしている。D組の女子生徒にマッチングアプリで“パパ活”をさせている。父親が人気飲食チェーンの社長。
剣力(つるぎ りき)
演 - 高橋侃
暴力でほかの生徒を支配しようとする男子生徒。父親が大企業の社長で、おじが政治家。
伊吹命(いぶき めい)
演 - 秋谷郁甫
引きこもりの男子生徒。
宮下加奈(みやした かな)
演 - 榊原有那
薙に促されマッチングアプリで“パパ活”をする一方、内心現状から抜け出したいという思っている。
早川京子(はやかわ きょうこ)
演 - 川瀬莉子
人気インフルエンサーの弓に憧れており、少しでも彼女に近づきたいと思っている。
玉木譲(たまき ゆずる)
演 - 田中亨
暴力でクラスを牛耳る力に逆らえずにいる。
教師
頼田朝日(よりた あさひ)
演 - 山田裕貴
3年D組の副担任。
短期間でメンタルに不調をきたして退職していった歴代の担任を見ており、新担任になった義澤のことを気にかける。
安田町子(やすだ まちこ)
演 - 奥山かずさ
養護教諭。
義澤と副担任の頼田がじゃれあっている姿に萌え、二人の会話に加わろうとする。
その他
前野静(まえの しずか)
演 - 松本まりか
義澤の恋人。高校教師。
結婚を前提に義澤と同棲中。
スタッフ
脚本 - 鈴木おさむ
監督 - 小松隆志 、小野浩司、秋山貴人(テレビ朝日)
ゼネラルプロデューサー - 横地郁英(テレビ朝日)
プロデューサー - 秋山貴人(テレビ朝日)、遠田孝一(MMJ)、小路美智子(MMJ)
音楽 - HAL
主題歌 - 秋山黄色 「サーチライト」(EPIC Records Japan)
医療監修 - 中澤暁雄
数学監修 - 西成活裕
キャラクター協力 - 櫻木俊平
制作 - テレビ朝日、MMJ
番組公式サイト
先生を消す方程式。 - Wikipedia