各話あらすじ
第1話 2020年10月26日 視聴率 6.6% ※初回5分拡大(22:00 - 22:59)
テレビ東洋が社運を懸けてスタートする恋愛ドラマ「殺したいほど愛してる」は、‘共演NG’だった元恋人同士の英二(中井貴一)と瞳(鈴木京香)が25年ぶりに共演する、業界騒然の企画だった。制作発表の当日、会場のホテルには多くのマスコミが詰めかけていた。ところが、会場へ向かう車中、英二は瞳との共演に難色を示す。一方の瞳も、英二の名前が自分より先にクレジットされていることに文句を言い始める。そんな危険なドラマが生まれた背景には、作品の実権を握る人気脚本家・市原(斎藤工)の存在があった。
第2話 2020年11月2日 視聴率 4.1%
市原(斎藤工)の策が成功し、英二(中井貴一)と瞳(鈴木京香)が共演する新ドラマの制作発表は注目を集める。次の難関は英二と瞳以外にもいる‘共演NG’のキャストが全員集合する「本読み」。案の定、各所でトラブルが起き、不穏な空気のままクランクインを迎えた。そして早速、大御所俳優・出島(里見浩太朗)と元弟子・小松(堀部圭亮)の衝突で撮影が中断してしまう。
第3話 2020年11月9日 視聴率 4.4%
市原(斎藤工)の画策で、ドラマ「殺したいほど愛してる」の第1話は英二(中井貴一)と瞳(鈴木京香)のキスシーンが話題に。高視聴率が期待されたが、結果は散々だった。そこに追い打ちを掛けるように、既婚者の佐久間(細田善彦)と美里(若月佑美)の不倫スキャンダルが発覚。2人の緊急降板もやむなしの状況だったが、市原から下された指令は、異例の謝罪会見だった。
第4話 2020年11月16日
ドラマ「殺したいほど愛してる」の撮影現場に妻の雪菜(山口紗弥加)が現れ、英二(中井貴一)は激しく動揺する。また、ドラマの好調とは裏腹に瞳(鈴木京香)の様子がおかしい。心配した英二が声を掛けても、「放っておいて」と突っぱねる始末。原因は現場に来た雪菜にあるとにらんだスタッフは、嫉妬だと噂する。その頃、市原(斎藤工)の新たなたくらみが進行していた。
※2020年11月23日は「月曜プレミア8・世界!ニッポン行きたい人応援団」50分繰り下げ・4分拡大(20:50 - 22:48)のため放送休止
第5話 2020年11月30日
医師役に抜てきされた本物の医師の間宮(青木崇高)は、瞳(鈴木京香)の元恋人。彼女に未練があるようで、英二(中井貴一)に対し「まだ瞳を愛している」と宣戦布告する。医師なのに芝居もうまい間宮の登場でドラマはますます注目され、彼の出演シーンも増える。その状況に、英二は納得がいかない様子だ。そんな中、小松(堀部圭亮)は、出島(里見浩太朗)の異変に気付く。
最終話 2020年12月7日 ※10分拡大(22:00 - 23:04)
英二(中井貴一)と瞳(鈴木京香)がW主演の連続ドラマ「殺したいほど愛してる」は紆余(うよ)曲折を経てクランクアップする。最終回の放送を控えたある日、スポーツ新聞の芸能デスク・中川(橋本じゅん)から市原(斎藤工)に独占インタビューをしたいという依頼が。2人をキャスティングした理由や‘共演NG’だらけの訳など、市原のたくらみの謎と真意が明らかになる。
特別編 2020年12月14日
英二(中井貴一)と瞳(鈴木京香)がW主演の連続ドラマ「殺したいほど愛してる」は紆余(うよ)曲折を経てクランクアップする。最終回の放送を控えたある日、スポーツ新聞の芸能デスク・中川(橋本じゅん)から市原(斎藤工)に独占インタビューをしたいという依頼が。2人をキャスティングした理由や‘共演NG’だらけの訳など、市原のたくらみの謎と真意が明らかになる。
概要
“共演NG”だった元恋人の2人が、弱小テレビ局の社運を懸けた大型連続ドラマの主演として25年ぶりに共演することから始まる大人のラブコメディー。業界のタブーに切り込み、ドラマ制作の舞台裏を描きつつも、笑えてキュンとする物語が展開される。
企画・原作は、2019年に「あなたの番です」(日本テレビ系)で話題を巻き起こした秋元康。監督・脚本には、NHK大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺(ばなし)〜」の演出も務めた大根仁。主人公の大物俳優・遠山英二を中井貴一が、ヒロインの大園瞳を鈴木京香が演じるほか、山口紗弥加、猫背椿、斎藤工、リリー・フランキー、里見浩太朗ら多彩なキャストが共演する。
ストーリー
実力派大物俳優・遠山英二(中井貴一)と人気女優・大園瞳(鈴木京香)の“共演NG”は、業界では公然の秘密。かつて2人は付き合っていたが、25年前に恋愛関係のトラブルから破局し、それ以来共演していない。
ところが、そんな2人がテレビ東洋の社運を懸けた大型連続ドラマ「殺したいほど愛してる」の主演として25年ぶりに共演することになる。しかも、他の出演者たちも共演NGばかりだった。癖のあるキャストとスタッフたちのさまざまな思惑が渦巻く中、長年の恨みを越えて2人は息の合った演技ができるのか? そして25年の時を経て、2人が出す答えとは。
概要
“共演NG”だった元恋人の2人が、弱小テレビ局の社運を懸けた大型連続ドラマの主演として25年ぶりに共演することから始まる大人のラブコメディー。業界のタブーに切り込み、ドラマ制作の舞台裏を描きつつも、笑えてキュンとする物語が展開される。
キャスト
遠山英二(とおやま えいじ)
演 - 中井貴一
俳優。
20代から人気を博しており、「結婚したいタレントランキング」でも常に1位を獲得している。主演を務めたドラマ「愛より深く」でその人気は不動のものとなり、その時に共演した大園瞳と恋人関係になる。しかし、二股をかけていたことが判明し、瞳が開いた会見のとばっちりをまともに受けてしまう。これが影響して瞳とは破局した。
大園瞳(おおぞの ひとみ)
演 - 鈴木京香
女優。
天真爛漫な性格でたちまち人気を博し、ドラマ「愛より深く」で共演した遠山と恋愛関係になる。しかし遠山の二股が発覚したことで破局、それ以来遠山とは25年もの間共演NGとなっている。
市原龍(いちはら りゅう)
演 - 斎藤工
脚本家。
英二と瞳が25年ぶりに共演するドラマ「殺したいほど愛してる」の脚本を担当。日本では数少ないショーランナーの肩書を持つ。
遠山雪菜(とおやま ゆきな)
演 - 山口紗弥加
英二の妻。
英二とは25年前のドラマ共演をきっかけに出会う。英二との結婚には何やら深い事情があるらしい。
古川しおり(ふるかわ しおり)
演 - 猫背椿
瞳が所属する芸能プロダクション「オフィスフレンズ」の社長。
瞳の才能に惚れ込み、2人で「オフィスフレンズ」を興した。公私に渡る瞳のよきパートナー。
マーク野本(マークのもと)
演 - リリー・フランキー
英二が所属する芸能事務所「マーク企画」の社長。
元はミュージシャンだったが、全く売れずに芸能事務所を興し経営者に転身した。
小松慎吾(こまつ しんご)
演 - 堀部圭亮
ニューヨーク帰りの個性派俳優。
元は出島の付き人だったのだが、ある事情で付き人を辞めて渡米した。数年後に帰国して名バイプレイヤーとして頭角を現す。
佐久間純(さくま じゅん)
演 - 細田善彦
戦隊もの出身の俳優。
ある理由から今回のドラマには相当な覚悟で挑もうとしている。
加地祐介(かじ ゆうすけ)
演 - 小澤廉
人気絶頂の2.5次元俳優。
かなり生意気な性格で先輩俳優にも突っかかっていくことがある。佐久間とはライバル関係。
篠塚美里(しのづか みさと)
演 - 若月佑美
元アイドル出身の女優。
グループ脱退後に女優になったが、演技力には定評がある。
内田梢(うちだ こずえ)
演 - 小野花梨
現役売れっ子アイドル。
初めてのドラマ出演だが、経歴が浅いためかプロ意識が極度に低い。
前島豊(まえしま ゆたか)
演 - 小野塚勇人(劇団EXILE)
英二の付き人。
俳優志望で英二に憧れているものの、やる気が裏目に出て失敗ばかりしている。
出島徹太郎(でじま てつたろう)
演 - 里見浩太朗
俳優。
昭和から平成にかけて時代劇俳優として人気を博した。英二と瞳が共演する「殺したいほど愛してる」では瞳が演じる田中浩子の義理の父親を演じる。
佐々木信也(ささき しんや)
演 - 森永悠希
局員の新人助監督。
不本意な異動をした。
池田匠(いけだ たくみ)
演 - 岡部たかし
監督。
演出担当。
楠木美和(くすき みわ)
演 - 小島藤子
アシスタントプロデューサー。
是枝育夫(これえだ いくお)
演 - 迫田孝也
テレビ東洋のプロデューサー。
撮影現場での様々な騒動が悩みのタネ。
戸沢寛治(とざわ かんじ)
演 - 岩谷健司
テレビ東洋ドラマ部長。
ドラマの総責任者。
与謝野・マウリシオ・リリカ(よさの マウリシオ リリカ)
演 - 瀧内公美
宣伝プロデューサー。
市原の秘書的存在。
中川(なかがわ)
演 - 橋本じゅん
スポーツ東洋・芸能デスク。
単刀直入に質問をする記者。
スタッフ
企画・原作 - 秋元康
監督・脚本 - 大根仁
脚本 - 樋口卓治
音楽 - 堀込高樹
主題歌 - Novelbright「あなたを求めただけなのに」(ユニバーサルシグマ)
プロデューサー - 稲田秀樹(テレビ東京)、祖父江里奈(テレビ東京)、合田知弘(テレビ東京)、浅野澄美(FCC)
制作 - テレビ東京、FCC
製作 - 「共演NG」製作委員会
番組公式サイト
共演NG - Wikipedia