各話あらすじ(2020年9月15日 - 10月6日)全4話 平均視聴率 10.50%
第1話 2020年9月15日「私達は日々のお金に振り回されている」 ※初回は15分拡大(22:00 - 23:12) 視聴率 11.6%
中堅おもちゃメーカー「モンキーパス」の経理部で働く玲子(松岡茉優)は、ある過去が原因で、‘清貧’という価値観を胸に生きている。そんな玲子が1年前から狙っていた豆皿を買って‘お迎え’しようと決意。店に行くが、派手な若い男性(三浦春馬)に目の前でその豆皿を買われてしまう。男性はモンキーパスの御曹司・慶太だった。数日後、慶太の度を越した浪費ぶりに激怒した社長で父の富彦(草刈正雄)は、お金の勉強のため、慶太を経理部に異動させる。そして、玲子は慶太の指導係を任されることになる。
第2話 2020年9月22日「その恋、投資する価値アリですか?」 視聴率 9.1%
玲子(松岡茉優)は慶太(三浦春馬)にお金の使い方を助言するが、価値観が違いすぎて一向にかみ合わない。一方、営業部の純(北村匠海)は玲子に共感し好意を抱くように。そんな中、ベンチャー企業代表の山鹿(梶裕貴)がモンキーパスの赤字事業であるスポーツ施設のリニューアルを提案してくる。慶太は、元恋人・まりあ(星蘭ひとみ)の婚約者である山鹿に対抗心を燃やし…。
第3話 2020年9月29日「涙のキス!?運命の人はあなた!!」 視聴率 10.4%
玲子(松岡茉優)は思いを寄せる早乙女(三浦翔平)から15年越しでデートに誘われ、浮かれていた。その早乙女の子連れ姿を目撃してしまった純(北村匠海)は、どうすればいいかと思い悩む。一方、慶太(三浦春馬)はまりあ(星蘭ひとみ)に連れられ、彼女の知り合いと対面。婚約者として紹介され戸惑うことに。そんな中、慶太は初デートを控えた玲子を予行練習に連れ出す。
最終話 2020年10月6日「会いたい…最愛の人涙の再会と恋の結末」※15分拡大(22:00 - 23:12) 視聴率 10.9%
九鬼玲子(松岡茉優)は、猿渡慶太(三浦春馬)からの突然のキスに動揺して、眠れない夜を過ごしていた。一方、慶太も動揺を隠しきれない。そんな中、早乙女健(三浦翔平)が、玲子の家を訪ねてくる。玲子にあることを伝えにきたのだ。さらに、板垣純(北村匠海)も、玲子の家にやってくる。
概要
お金の価値ではなく、物の本質を大切にする“清貧女子”が、金銭感覚が真逆の“浪費男子”とひょんなことから同棲することになり繰り広げられる“じれキュン”ラブコメディーを、「凪のお暇」(同系)などを手掛けた大島里美のオリジナル脚本で描く。
本作は制作中の2020年7月18日に死去した三浦春馬の遺作である。 三浦の死去を受け、TBSテレビでは本作の今後についての協議を7月20日から実施した。当初は関係者の心理的負担や作品の特性上の問題点を指摘する意見もあった。協議中にはお蔵入りも検討されていたが、協議を重ねた結果「三浦の最後の作品をお蔵入りさせるべきではない」との意見が出たことから、三浦の代役も立てずに、全8話予定だった物語を4話完結に短縮すべく台本を練り直すことで決着した。三浦が収録に参加した4話目の途中までのシーンを取り入れ、ドラマとして成立させた。(Wikipediaより抜粋)
ストーリー
中堅おもちゃメーカーの経理部で働く九鬼玲子(松岡茉優)は、過去のある出来事が原因で、“清貧”という価値観で生きるアラサー女子。そんな、めったに物を買わない玲子が買い物をする「お迎えの日」。1年間店に通い、やっと購入を決意した1680円の豆皿をお迎えするため古道具店へ向かうと、女性を連れた玲子の会社の御曹司・猿渡慶太(三浦春馬)が、その豆皿を雑に購入していく姿を目撃する。
数日後、玲子の働く経理部に慶太がやって来る。慶太のひどい浪費ぶりに社長である父・猿渡富彦(草刈正雄)が激怒し、お金の勉強のため経理部に異動になったという。玲子は不本意にも慶太の指導係に任命され、玲子と慶太のお金修行が始まる。
キャスト
モンキーパス
九鬼玲子(くき れいこ)〈27〉
演 - 松岡茉優(中学生:安藤美優)
東京都内の中堅玩具メーカー「モンキーパス」に勤務する経理部所属のアラサー女子。
鎌倉にある、母・サチが経営する民宿「みずよう館」で親子二人暮らし。お金の使い方にとことんこだわる「清貧女子」。幼少期のある出来事がきっかけで、お金の価値ではなく、愛する“モノ”の本質を大切にしている。
講演会の度に大量の差し入れを早乙女に渡している。
早乙女に振られてはいなかったが、二股をしていたことによって、悔しさのあまり、髪型をロングヘアから短髪にした。
猿渡慶太(さるわたり けいた)〈33〉
演 - 三浦春馬
モンキーパスの御曹司でいわゆる「跡取り息子」。
小さい頃から母・菜々子に甘やかされ育てられたために金銭感覚が“崩壊”したと言える程に欠如しており、浪費癖が尋常ではない「浪費男子」。その影響で社長である父・富彦の怒りを買い、営業部から経理部に異動させられる。
第1話で自宅マンションを解約されたため、みずよう館(=九鬼家)に転がり込む。
板垣純(いたがき じゅん)〈25〉
演 - 北村匠海
慶太の後輩。営業部。
家庭の家計が苦しいうえに自身も大学の奨学金の残債を抱え、25歳にして一家の大黒柱を背負わされている。そのプレッシャーは将来への不安から現在のお金を使うことに恐怖を感じさせ、クーポンやポイントといった節約術に長ける「ドケチ節約男子」へと変貌させた程に重い。
しかしその凄まじいドケチぶりが原因で恋愛と節約の両立に苦心しており、デートでもあからさまに節約を模索し相手の顰蹙を買う、というパターンでの失恋を繰り返している。
自分の清貧ぶりと似ている玲子に対して徐々に惹かれている。
スピンオフでは芽衣子からライブ配信アプリを利用した収益化を提案され、失恋のショックを歌にして配信することで収益を得ることをも目論む。
猪ノ口保(いのぐち たもつ)〈35〉
演 - 稲田直樹(アインシュタイン)
経理部。かつては企画部だったが、上司との関係から異動。
今は企画部の領収書の不備を指摘することを生き甲斐にしている「粘着男子」。
鶴屋春人(つるや はると)〈38〉
演 - 河井ゆずる(アインシュタイン)
企画開発部。「ルーズな男子」。
鮎川美月(あゆかわ みづき)〈23〉
演 - 中村里帆
経理部。入社1年目の「イマドキ女子」。
しばしば先輩らにツッコミを入れる。
鴨志田芽衣子(かもしだ めいこ)〈33〉
演 - ファーストサマーウイカ
入社以来、経理部一筋の「経理部の主」。
スピンオフで純にライブ配信アプリでの収益化を提案した当人。
白兎吉明(しらと よしあき)〈51〉
演 - 池田成志
経理部長。
猿渡家
猿渡富彦(さるわたり とみひこ)〈64〉
演 - 草刈正雄
慶太の父でモンキーパスの2代目社長。
息子・慶太の浪費癖に業を煮やして、お金の使い方を勉強させる為に営業部から経理部へ異動させる。
自身は現場からの叩き上げであり、妻・菜々子との金銭感覚の違いに長年悩まされている。
猿渡菜々子(さるわたり ななこ)〈57〉
演 - キムラ緑子
慶太の母でモンキーパス創業者の娘。
お嬢様育ち故に通常の金銭感覚が欠如しており、息子・慶太の金銭感覚が崩壊した元凶。
一人っ子である慶太を溺愛しており、何かと慶太に小遣いを渡すが、悪気は全くない。
猿彦(さるひこ)
演 - サルー(LOVOT)
慶太のペット。
九鬼家(みずよう館)
九鬼サチ(くき さち)〈55〉
演 - 南果歩
玲子の母でみずよう館の経営者。
夫(玲子の父)とは物語開始前に離婚している。大らかな性格で、ついつい大盤振る舞いをしてしまう「振るまう女」。慶太程ではないものの娘・玲子の目を盗んでは無駄遣いをする節があり、発覚する度に玲子から注意されるが、癖が直る気配はない。
その他
早乙女健(さおとめ けん)〈31〉
演 - 三浦翔平 (少年時代:桜木雅哉)
公認会計士およびファイナンシャル・プランナー(FP)。玲子の初恋の相手。
「お金の専門家」としてテレビ出演することが多く、大学で受け持つ講座も人気を博している「顔面を金に換える男」。
聖徳まりあ(せいとく まりあ)〈29〉
演 - 星蘭ひとみ(宝塚歌劇団)
慶太の元カノ。「投資女子」。
慶太と別れた後は山鹿と付き合い3年かけて婚約にこぎつける。山鹿との価値観の違いは気づかないふりをしていたが、玲子からそれは埋没費用効果だと言われたのをきっかけに婚約を破棄する。
スピンオフではメガネ着用やメイクの変更で変装してライブ配信アプリで恋バナをする一方、板垣の配信を初期から見ていた。
牛島瑠璃(うしじま るり)〈25〉
演 - 大友花恋
早乙女の秘書。玲子の恋敵。「ドライな女子」。
鮫島ひかり(さめじま ひかり)〈18〉
演 - 八木優希(幼少期:吉田帆乃華)
鎌倉のお菓子屋でアルバイトをしている「タダで生きていける女子高生」。慶太が自分の妹だと思い込みお小遣いをくれるので、全くの他人であることを秘密にしている。
本作で最も金銭感覚がしっかりしている。
ゲスト
第1話
山鹿眞一郎(やまが しんいちろう)
演 - 梶裕貴(第2話)
赤字事業の「わくわくスポーツランド」のリニューアルを新規提案するベンチャー企業「ディール」の社長。まりあの婚約相手。
羽鳥茂(はとり しげる)
演 - 遠山俊也
モンキーパスの営業部長。
娘が会社の販促グッズをネットオークションに出品して小遣い稼ぎをしている。
雑貨屋店主
演 - 安斎肇(第2話)
お菓子屋の買い物客
演 - 信川清順、夏川さつき
父
演 - 西森洋一
板垣純の父。工場を営む。
民宿「みずよう館」の宿泊客
演 - SAMY POP
第2話
桃田保男(ももた やすお)
演 - 石丸幹二(最終話)
玲子の父。毎月5万円ずつ10年間仕送りをしている。長年に渡り会社のお金を横領し、玲子が中学生の時に逮捕された。
武内美結(たけうち みゆ)
演 - 岡本莉音
板垣のデート相手。公務員。坂垣とのデートで貯めたポイントを自身のプライベートに利用している。
コメンテーター
演 - トミー(水溜りボンド)(第3話)
早乙女が出演する情報番組のコメンテーター。
MC
演 - 登坂淳一(第3話・最終話)
早乙女が出演する情報番組のMC。
沙世
演 - トラウデン直美(第3話)
まりあの後輩。
加奈
演 - 高橋春織(第3話)
まりあの後輩。
第3話
早乙女三智瑠(さおとめ みちる)
演 - 村川絵梨
健の妻。
早乙女蓮(さおとめ れん)
演 - 嶺岸煌桜
健と三智瑠の息子。
江田麻美(えだ まみ)
演 - 二宮芽生
モンキーパスの営業部社員。
岡田(おかだ)
演 - 谷川功
週刊ペッパーズの記者。
弁護士
演 - 住田裕子
早乙女が出演する情報番組のコメンテーター。
通行人
演 - 松本海希
最終話
和夫(かずお)
演 - 曽我部恵一
ひかりが赤ちゃんの時に離婚して家を出て行った実の父。
会計士
演 - 山田真哉
早乙女の代わりに出演している情報番組のコメンテーター。
いかめし屋店員
演 - 賀屋壮也(かが屋)
漁協直売所店員
演 - 千うらら
スタッフ
脚本 - 大島里美
音楽 - 大間々昂
主題歌 - Mr.Children「turn over?」(TOY'S FACTORY)
おもちゃ特別協力 - バンダイ、GROOVE X、サンエックス
経理監修 - 山田真哉
刺繡監修 - 千葉美波子(クロヤギシロヤギ)
テニス監修 - 杉山愛[9]
ナレーション- キートン山田
プロデュース - 東仲恵吾
演出 - 平野俊一、木村ひさし
製作著作 - TBS
番組公式サイト
おカネの切れ目が恋のはじまり - Wikipedia