各話あらすじ(2020年9月10日 - 11月26日)全12話
第1話 2020年9月9日
あるアパートに引っ越してきたばかりの男(高崎俊吾)。天井を見ると、そこには1枚のお札が。気持ちが悪くなりはがそうとすると、向かいのアパートから見知らぬ女がこちらを見つめていることに気付く。(第1話「お札女」) ※ほか「倦怠期」「お隣さん」
第2話 2020年9月16日
「友無洞」
ある洞窟を訪れた高校生の話。
高校生たち(深澤大河、杉江大志)が観光用の鍾乳洞へ入っていく。立入禁止のエリアを見つけ中へ入ってみると、誰もいないはずの真っ暗な洞窟の奥から、何かを囁く人間のような声が聞こえ…。※ほか「闇灯り」「雷客」
第3話 2020年9月23日
「不在票」
マンションに住むある男(一ノ瀬竜)の話。
あるマンションに住む男のポストに、1通の不在票が入っていた。配達員の女性(雛形羽衣)に連絡したが荷物は届かず、数日後、また同じ不在票がポストに入っていた。怒った男は配達員の女性を家に呼び出す。するとそこには、不気味な容姿の女が立っていた。※ほか「枯れない花」「矛盾」
第4話 2020年9月30日
「エレベーターの女」
あるマンションのエレベーターの話。早朝、里美(鹿目凛)がマンションのエレベーターに乗ると、同じマンションに住む哲司(西川俊介)が乗っていた。哲司の手には黒い大きなごみ袋。すると突然エレベーターが急停止する。非常呼び出しボタンを押し、管理会社に連絡を取る二人。すると、エレベーター内のカメラに、乗っているはずのないもう一人の姿が…。※ほか「カセットテープ」「お届け物」
第5話 2020年10月7日
「台所」
恋人の引越し先のマンションを訪れた大学生(北川尚弥)の話。ある日、大学生の悟が恋人のマンションを訪れた。リビングでくつろいでいると、エアコンが効き過ぎている上に、音がとてもうるさい。エアコンの方へ振り返りながら作動音を注意深く聞いてみると、どこか妙な音が混じっている事に気付く。人間の呻き声や囁き声のようなその声は次第に大きくなっていき…。※ほか「舌」「指輪」
第6話 2020年10月14日
「工作人形」
映画サークルに所属しているある大学生の話。カメラマン担当の哲也(北川尚弥)と、女子部員の陽子(中村朱里)、そして監督の英輔(田中稔彦)は映画サークルの仲間達とゾンビ映画の撮影をしていた。しかし小道具があまり凝っていないため、英輔から頼まれ家で小道具探しをしていた哲也は、前の住人が残していった手作りの布製人形を見つける。不気味なその人形を翌日現場へ持っていくと…。※ほか「遠吠え」「黒べべ」
第7話 2020年10月21日
「家族写真」
母親の七回忌に実家へ戻ったある会社員(濱正悟)の話。健次が、アルバムをめくりながら昔を懐かしんでいると、ある一枚の家族写真に目が留まる。健次の隣で顔を伏せて写っている男性に、見覚えがないのだ。父親に、男性が誰なのか尋ねると、「親をからかうんじゃない」と真顔で返されてしまった。その夜、写真を撮影した日の事を必死に思い出そうと再びアルバムをめくっていると…。※ほか「おみにえさん」「挨拶」
第8話 2020年10月28日
「家庭教師」
ある女子高生と家庭教師の話。由衣(中村守里)の家庭教師である鵠沼(宮澤佑)は、家の中を歩く時、見えない何かを避けるように不思議な歩き方をする。由衣がその事について尋ねると、霊が見えるため、霊を避けて歩いているのだという。ある日、由衣が彼氏(世古口凌)と手を繋いで歩いている時に鵠沼と鉢合わせた。由衣が彼氏といた事にショックを受けたのか、鵠沼はその日を最後に家庭教師を辞めてしまったのだが…。※ほか「風知」「惨拝」
第9話 2020年11月4日
「咲暗」
交通事故で田舎の病院に入院することになったある青年(佐奈宏紀)の話。翔太は体が痛く眠れないので起きていると、隣の病室から子供達の声が聞こえる。翔太は壁の向こうの2人と楽しく会話をしていた。翌朝、看護師に友達ができたことを話していると庭に桜の木があることを知る。その日の夜、再び子供たちと病室で話をしていると昨日は話したことのない男性や老婆も会話に入ってきて…。※ほか「袋女」「家訓」
第10話 2020年11月11日
「女のカゲ」
夫の帰りを待っているある人妻の話。深夜に夫(西川俊介)の帰りを待っていた妻(雛形羽衣)は、少し酔って帰ってきた夫のシャツの襟元に口紅が擦れた跡と長い髪の毛などを見つける。さらに夫の携帯には見知らぬ女からのメールも届いていた。夫の浮気を疑った妻が詰め寄ると…。※ほか「空席」「傘神様」
第11話 2020年11月18日
「山曳呼」
登山にやってきたカップルの話。絵梨子(的場華鈴)は渓谷に向かって耳を澄まし、こだまする自分の声を満足げに聞いている。そんな楽しそうな絵梨子の姿に呆れる隼人(白又敦)。すると、自分たちの周りに少しずつ霧が立ち込めてきたことに気付き、早めに下山しようとすると、どこからか「おーい」とこちらを呼ぶ男の声が聞こえてきて…。※ほか「ベランダ」「妹の部屋」
第12話 2020年11月25日
「中身」
ある古ぼけた人形を拾った子供とその家族の話。小学校から寄り道をして帰宅をした雅道が母親のみちるに薄汚れた無表情のマトリョーシカを見せる。気持ちの悪いその人形をみちるは捨てに行った。その日の晩、帰宅した父親の俊也(佐藤貴史)が雅道の話を聞いていると、人形を捨てに行ったはずのみちるがまだ帰ってきてないという。その話をしていた時に、みちるが帰宅してきて…。※ほか「花占い」、「眠れない二人」
概要
同局放送のアニメ「闇芝居」を実写化し、映画「惡の華」「富江アンリミテッド」の井口昇らが監督と脚本を務めるホラードラマ。「お札女」「台所」「お届け物」「女のカゲ」など100話近い原作の中から厳選した物語に、ドラマオリジナルのシナリオも加え、1回の放送を3話のショートストーリーで構成する。
ストーリー
あるアパートに引っ越してきたばかりの男(高崎俊吾)。天井を見ると、そこには1枚のお札が。気持ちが悪くなりはがそうとすると、向かいのアパートから見知らぬ女がこちらを見つめていることに気付く。次の日、仕事から帰ると、かけたはずのアパートの鍵がなぜか開いている。そしてまた同じ場所にお札が。不思議に思いながら、男がお札に手を伸ばしはがそうとすると…。(第1話「お札女」)
キャスト
相沢梨紗
一ノ瀬竜
鹿目凛
北川尚弥
君沢ユウキ
佐藤永典
佐奈宏紀
白又敦
杉江大志
世古口凌
高崎俊吾
田中稔彦
谷佳樹
十味
中村朱里
中村守里
西川俊介
橋本祥平
濱正悟
雛形羽衣
平野良
深澤大河
的場華鈴
宮澤佑
スタッフ(テレビドラマ)
原作 - アニメ「闇芝居」
監督 - 井口昇、熊谷祐紀、大野大輔
脚本 - 井口昇、岸野聡子、熊本浩武、佐々木充郭、山口綾子
ストーリーテラー - 津田寛治(紙芝居屋)
オープニングテーマ曲 - THE PINBALLS『ブロードウェイ』(日本コロムビア) エンディングテーマ曲 - BUCK-TICK『凍える』(JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント)
チーフプロデューサー - 森田昇
プロデューサー - 漆間宏一、船田晃
製作著作 - 「闇芝居(生)」製作委員会
制作 - テレビ東京、ディアステージ
番組公式サイト
闇芝居 - Wikipedia