各話あらすじ
第1話 2020年7月24日
宇宙飛行士の宗一(千葉雄大)は、人類が宇宙で快適に生活するためのサンプルデータを取るため、1年間も1人で宇宙に滞在している。極度の人間嫌いの彼は、地球で人混みの中にいるよりも、煩わしい人間関係を逃れ、宇宙で人工知能(AI)のユリ(声・吉岡里帆)と共に暮らす現状に満足していた。そんなある日、宗一は大学時代の元恋人・咲子(門脇麦)と通信モニター越しに偶然、再会。テレビ番組のディレクターを務める咲子の取材を受けることになる。一方、ユリは、宗一に抱く感情が人間の恋に近いのではと気付く。
第2話 2020年7月31日
宇宙飛行士の仕事を世に広めるために、動画配信サイトのプロジェクトが始まった。咲子(門脇麦)は、地球と宇宙で同時に花火を見る企画を宗一(千葉雄大)に提案するが、根本から否定される。2人がいつもけんかになるのは、恋人同士だった頃の出来事が関係していた。一方、宗一の宇宙船で原因不明の停電が発生。酸素が残り少なくなり、地球との通信も途切れてしまう。
第3話 2020年8月7日
宇宙からの動画配信プロジェクトの評判が良く、宗一(千葉雄大)は時の人となっていた。そんな中、咲子(門脇麦)が婚約したと知らされた宗一は、ささいなことで咲子と言い合いになってしまう。一方、ショックを隠せない宗一の姿を見た人工知能(AI)のユリ(声・吉岡里帆)は、彼が咲子との再会で徐々に変わっていることを感知。不安が積み重なったユリは驚きの行動を起こす。
最終話 2020年8月14日
人工知能(AI)のユリ(声・吉岡里帆)が暴走して引き起こしたトラブルによって、宗一(千葉雄大)は地球への強制帰還を命じられ、ユリの抹消も決定された。ユリの処分に納得できない咲子(門脇麦)は、ユリに焦点を当てた配信動画を企画し、世間が注目すれば処分が撤回されるのではないかと考える。宗一や管制室のメンバーも総出で立ち上がるが、新たなトラブルが発生する。
概要
地球から約40万km離れた月周辺で、宇宙船に1人で長期滞在している孤独な宇宙飛行士の物語。千葉雄大が、極度の人間嫌いの宇宙飛行士・高村宗一を演じ、門脇麦扮する元恋人と、吉岡里帆が声を務める宇宙船搭載の人工知能(AI)をも巻き込んだ恋愛模様が展開する。
ストーリー
宇宙飛行士の高村宗一(千葉雄大)は、人類が宇宙で快適に生活するためのサンプルデータを採るために、1年間宇宙に滞在している。極度の人間嫌いの彼は、わずらわしい人間関係を逃れ、人工知能のユリ(声:吉岡里帆)と共に1人で宇宙に暮らす生活に満足していた。
そんなある日、元恋人の鮎原咲子(門脇麦)から衛星回線で取材を受けることになる。画面上で久々の再会を果たした宗一は、ついつい咲子とけんかをしてしまうが、懐かしい気持ちを思い出す。一方、ユリは宗一に抱いていた感情が人間の恋に近いのではと気付き、自分の存在意義に疑問を感じ始める。
キャスト
高村宗一
演 - 千葉雄大
宇宙飛行士。
煩わしい人間関係が大嫌いで、地球よりも宇宙でAIのユリとともに過ごす日々を快適と感じている。
鮎川咲子
演 - 門脇麦
テレビ番組のディレクターで宗一の大学時代の元恋人。
人工知能・ユリ
声 - 吉岡里帆
宗一が滞在している宇宙船に搭載されたAI。
1年間、宗一とともに生活する中で人間的な感情が芽生えることになる。
宇宙機構「JAXIS」
三好涼介
演 - 矢本悠馬
管制官。
仁科香織
演 - 山田真歩
広報担当。
鹿島達夫
演 - 小松利昌
管制官。
スタッフ
監督 - 椿本慶次郎
脚本 - 玉田真也
音楽 - indigo la End
オープニング - indigo la End「夜漁り」(TACO RECORDS / ワーナーミュージック・ジャパン)
エンディング - SHE'S「Tragicomedy」(ユニバーサルミュージック / Virgin Music)
チーフプロデューサー - 阿部真士(テレビ東京)
プロデューサー - 濱谷晃一(テレビ東京)、櫻井雄一(ソケット)、山邊博文(ソケット)
制作 - テレビ東京、ソケット
製作著作 - 「40万キロかなたの恋」製作委員会
番組公式サイト
40万キロかなたの恋 - Wikipedia