第5話「上空1000メートルで殺人!?ありえない物を握って落ちた美女」
キャミソールを手にした女性が、ビル屋上から転落死する事件が発生した。目撃者によると、彼女はキャミソールにしがみつくように屋上からぶら下がっていたが、しばらくして力尽きた様子で落下。屋上には犯人らしき人物の影も見えたという。臨場した警視庁捜査一課長・大岩純一(内藤剛志) は 、死んでなおキャミソールを固く握りしめている彼女の姿に“執着心”のようなものを感じる。
まもなく、遺体の身元は古着店を営む青崎美枝(内田慈)と判明。彼女が元交際相手の人気デザイナー・灰田民夫(小田井涼平)へのストーカー行為で警察から注意を受けていた事実も浮上する。美枝と灰田は1年前に破局したが、美枝は灰田にデザインを盗まれたと言いがかりをつけては度々、金を要求してきたという。
さらには、美枝が握りしめていたキャミソールが、自身のデザインによるヒット商品だとわかる。彼女はかつて大手アパレル会社で働いていたが、10年前に同僚・赤堀ルリ子(酒井若菜)とランジェリー専門のアパレル会社を設立。その後、美枝のデザインしたキャミソールが大ヒットして会社も軌道に乗り、社長を務めるルリ子との仲も良好だったはずが、なぜか3年前に自主退職したようだった。
事件現場でルリ子を見かけた現場資料班刑事・平井真琴(斉藤由貴)は彼女を怪しむが、新ブランドを立ち上げたばかりのルリ子は事件発生時刻、提携先の社長・黒坂圭一郎(天宮良)と打ち合わせをしていたと主張。黒坂、そして黒坂の秘書・緑沢いづみ(小橋めぐみ)もルリ子のアリバイを証言する。
ルリ子はまた、キャミソールをヒットさせたという過去の栄光にしがみつく美枝のことが嫌いだったが、殺してはいないと、真琴に心情を吐露。「私は何にも執着しない、しがみつかない。自分ひとりで自由に生きていく」とキッパリ断言するのだが…!?
第1話 2020年4月9日「嘘をつくと殺される…帰ってきた最強の刑事VSエイプリールフール連続殺人!!4万年前のマンモスが見た犯人」
第2話 2020年4月16日「レインボーブリッジ殺人ルート!? 24の証言に潜む美女たちの罠」
第3話 2020年4月23日「3割引シール殺人!? 絶対怒らないクレーム処理女の謎」
第4話 2020年4月30日「殺人犯は餃子好き 東京〜九州1000キロ食べ歩く女の謎」
第6話 2020年5月14日「殺人キャンプ!?3人の美女を撃つ水鉄砲と黒大福の謎」
警視庁・捜査一課長2020 TOPへ
2020年春ドラマ(4-6月)TOPへ