当初は4月24日からの放送開始予定であったが、新型コロナウイルスの感染拡大で撮影スケジュールに影響が及び、放送開始が延期となった。
原作概要
『らせんの迷宮-遺伝子捜査-』(らせんのめいきゅう いでんしそうさ)は、夏緑の原作、菊田洋之の作画による日本の漫画。『ビッグコミック増刊号』(小学館)にて2012年6月17日号から2015年10月17日号まで連載された。数億桁の遺伝子配列を記憶する天才遺伝子科学者が、熱血刑事や科捜研の女性研究員とともに未解決事件や難事件を解き明かし、遺伝子捜査を通じてその裏に潜む人間の業に迫るさまを描く。
ドラマ概要
「小学館ビッグコミック増刊号」で連載された人気漫画を原作に、田中圭演じる天才遺伝子科学者・神保仁と安田顕演じる熱血刑事・安堂源次が、豊富な知識と推理力で難事件を解決していくミステリー。
神保は数億桁の遺伝子配列を記憶するという奇人。一方、安堂は、涙もろく直情型の昭和な刑事。そんな正反対の2人がバディを結成し、難事件や未解決事件を解き明かし、遺伝子捜査の裏にある人間の業にも迫る。
ストーリー
都内で、遺体に「X」の痕跡を残す殺人事件が発生。警視庁捜査一課の刑事・安堂源次(安田顕)は事件を担当するはずだったが、かつて自身の妻が被害者となった殺人犯と同一犯である可能性が高かったため、捜査から外されてしまう。そこで安堂は捜査本部には内密に、天才科学者の神保仁(田中圭)に捜査の協力を要請する。
しかし、DNAの研究に没頭する神保は事件の解決に全く興味を示さないばかりか、安堂はその奇想天外な行動と言動に振り回される。そして徐々に息が合い始めた頃、2人のDNA捜査は捜査本部も気付かなかった、ある痕跡を見いだす。
キャスト
神保 仁 - 田中圭
聖ヘリックス大学医学部・細胞医療学科・ゲノム解析学研究室の准教授。DNAの専門家であり、32億ある塩基配列を全て記憶している天才。趣味は個人的なDNAデータベースを作成すること。奇行が目立つ変人学者。
安堂源次 - 安田顕
警視庁捜査一課・七係の安堂班主任。警部補。犯罪を心から憎み、捜査には経験と勘が一番だと思っている熱血刑事。変わり者の神保に何かと振り回される。
乱原流奈 - 倉科カナ
警視庁科学捜査研究所の所員。安堂たち刑事と共に現場にも臨場する行動派。プライドは高いが、神保のことは研究者として非常に尊敬しており、神保と安堂の捜査に進んで協力する。優秀で明るい性格で安堂のことを「ゲンちゃん」と呼んでいる。
栗原四郎 - 渡辺いっけい
警視庁捜査一課・課長。常に上層部を忖度し、上層部の判断を安堂ら現場刑事に押し付けがち。部下となった安堂の勝手な行動にいつも頭を悩ませている。
瓜生夏樹 - 中田圭祐
警視庁捜査一課・安堂班の巡査。安堂と現場で共に行動する若手刑事。昔気質の安堂に暑苦しさを感じているが、なんだかんだ結果を出しているため、心の中では全幅の信頼を置いている。
馬場ゆかり - 松坂慶子
スナック「ゲ呑ム(げのむ)」のママ。神保に店舗の上階にある部屋を間借りさせ、何かと面倒を見ている。「ゲ呑ム」をたまり場とする安堂たちにとっても良き相談相手。おおらかで純真な性格だが、時折物思いにふける姿を見せる。
スタッフ
原作 - 夏緑(原作) 菊田洋之(漫画) 『らせんの迷宮-遺伝子捜査-』(ビッグコミックス / 小学館刊)
脚本 - 黒岩勉、酒井雅秋、福田哲平
監督 - 岩本仁志、西村了、高橋貴司
主題歌 - BTS 「Stay Gold」(Def Jam Recordings)
チーフプロデューサー - 濱谷晃一(テレビ東京)
プロデューサー - 山鹿達也(テレビ東京)、北川俊樹(テレビ東京)、尾上貴洋(AX-ON)
製作 - テレビ東京、AX-ON
番組公式サイト
らせんの迷宮〜DNA科学捜査〜 - Wikipedia