第1章は2018年1月18日から3月15日まで放送。
第2章は2020年4月16日より放送予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で開始日が延期され、6月18日より放送開始した。全7話で7月30日までの放送となった。
初回・最終話は20分拡大(21:00 - 22:14)。第2話・第6話は10分拡大(21:00 - 22:04)。
各話あらすじ(2020年6月18日 - 7月30日)全7話 平均視聴率 15.43%
第1話 2020年6月18日「47歳でフリーに…!? 一人きりの危険な任務 氷点下70度の密室で…凶悪犯の命を守れ!!」 ※初回は20分拡大(21:00 - 22:14) 視聴率 17.0%
「日ノ出警備保障」は劉(仲村トオル)のIT企業に買収され、章(木村拓哉)らは「KICKSガード」の所属に。彼らは国会議員・桑田(小木茂光)のパーティーで不審者を撃退し注目される。直後、服役中の元大学講師・松野(青木崇高)に出所後の警護を頼まれた章だが、社は「政財界のVIP限定」のため断る羽目に。そんな時、あるきっかけで章は退社を決意。単身、松野の警護につく。
第2話 2020年6月25日「最強バディ始動…! 誘拐発生!?盲目の天才ピアニストを守れ!!」 ※第2話は10分拡大(21:00 - 22:04) 視聴率 14.8%
独立した章(木村拓哉)に沢口(間宮祥太朗)が仕事を持ち込む。警護対象は、盲目の天才ピアニストとして注目され、海外でのコンクールを控える恵麻(川栄李奈)。「KICKS」が直前まで担当していたと知った章は降りた理由を尋ねるが、沢口は言葉を濁す。一方、劉(仲村トオル)が高梨(斎藤工)を解雇。章は高梨と共に、依頼主の事務所社長で、恵麻の姉でもある美和(谷村美月)を訪ねる。
第3話 2020年7月2日「狙われた女医!手術までの24時間警護!!」 視聴率 14.4%
章(木村拓哉)と高梨(斎藤工)に旧知の整形外科医・多佳子(市川実日子)から、極秘入院中の実業家・道岡(豊原功補)の警備依頼が入る。投資詐欺で大勢の被害者を出した道岡だが、不起訴となり釈放された直後、詐欺被害者ともみ合い負傷。危険人物ゆえに大手は警備を敬遠したという。道岡は早速、章らを挑発し、担当の理学療法士・湯川(木村了)にも尊大な態度を取る。
第4話 2020年7月9日「たった2キロの警護!?37歳無職…同窓会へ」 視聴率 14.4%
章(木村拓哉)と高梨(斎藤工)は生田という男性から救出依頼を受け、現地へ。しかし監禁の事実はなく、高校2年生の時から20年間引きこもっている生田はすぐに来てほしくてうそをついたと返答。依頼内容は同窓会がある小学校までの警護で、タイムカプセル内の色紙を事前に回収したいという。さらに、「自分は狙われている」と言う生田に、父はいら立ちを隠さない。そして警護当日、親友・谷口が生田に声を掛けてくる。その頃、「KICKSガード」では、まゆ(菜々緒)が劉(仲村トオル)により執行役員に抜てきされる。
第5話 2020年7月16日「狙われた美人秘書! 前代未聞…逮捕禁止のストーカー」 視聴率 14.4%
多佳子(市川実日子)の病院に、章(木村拓哉)を介して沢口(間宮祥太朗)が「KICKS CORP.」社長付サブ秘書・凪子を連れてくる。引ったくりに追い掛けられて転んだと言う凪子だが、多佳子から防犯ブザーを3個も所持していたと聞かされた章はストーカーを疑い、本人もそれを認める。沢口に頼まれ、凪子を警護する章と高梨(斎藤工)は彼女の自宅近くで不審者を発見する。
第6話 2020年7月23日「最終章…カレー屋女店主を守れ!!宿敵の命を守る最後の任務へ」 ※10分拡大(21:00 - 22:04) 視聴率 16.3%
章(木村拓哉)と高梨(斎藤工)の依頼人は雑居ビルで夫とカレー店を営んできた華絵。亡き大家の息子に立ち退きを迫られる中で夫が他界したという華絵は、店とカレーを守ってほしいと訴える。一方、まゆ(菜々緒)や沢口(間宮祥太朗)らは、国会議員・桑田(小木茂光)が開く記者懇親会の警護を担当。同じ頃、多佳子(市川実日子)は、章を狙う男(中村織央)について調べ始める。
最終話 2020年7月30日「命がけの最終任務! 絶対に守る!!東京〜静岡〜海外へ…120キロの逃亡劇!」 ※20分拡大(21:00 〜 22:14) 視聴率 16.7%
「KICKSガード」にもたらされた情報にまゆ(菜々緒)や沢口(間宮祥太朗)が動揺する中、章(木村拓哉)に予期せぬ人物から警護依頼が。それを受けるかどうかで高梨(斎藤工)と決裂した章は単身、依頼人から指定された廃倉庫へ向かう。不穏なものを感じ取った息子の瞬(田中奏生)は高梨を訪ね、「非常に危険な依頼」だと聞かされた。不安に駆られた瞬は多佳子(市川実日子)に現況を伝える。一方、高梨はKICKSガードに出向き、協力を申し出る。その頃、警護しながら目的地を目指す章の前に、加藤(中村織央)が姿を現す。
概要
権力や武器を備えた警察官に対しチーム一丸となって“丸腰で護り抜く”ことに挑む民間ボディーガードの姿を描く、木村拓哉主演の連続ドラマ待望の第2弾。今作は、木村演じる島崎章の立場を“組織から独立した私設ボディーガード”へと大幅に変更する。
前シリーズから引き続き、斎藤工、菜々緒、間宮祥太朗らが出演するほか、フリーとなった島崎の“個人”と対比的に扱われる“組織”サイドの登場人物として、勝村政信、仲村トオルらが新たに加わる。脚本は、木村の主演作も多数手掛けてきた井上由美子が前作に続き担当する。
ストーリー
ボディーガードとは、クライアントの依頼を受け、拳銃などを持たずに要人を護るという、常に危険を伴う究極のサービス業。かつて警護ミスでサッカー選手から選手生命を奪ってしまい、長らく身辺警護業務から退いていた島崎章(木村拓哉)は、「日ノ出警備保障」の身辺警護課への異動によりボディーガードとして復帰し、数々の警護任務を全うしてきた。
しかし、会社がIT系総合企業「KICKS CORP.」に買収され、利益優先の経営方針となったことに疑問を抱いた島崎は、もう一度「弱き者の盾になる」という使命を貫くために退社。組織を離れたフリーの私設ボディーガードとして、“人を護る”闘いに挑む。
キャスト
木村拓哉
島崎章 役
卓越したスキルを持つボディーガード。長らく身辺警護業務から退いていたが、「日ノ出警備保障」の身辺警護課に異動となり現場復帰。会社がIT系企業に買収され「KICKSガード」となってからは、依頼主を政財界のVIPに限定する利益優先の経営方針に甘んじていた。再び「弱き者の盾になる」という使命を貫くために退社。現在はフリーで再出発している。私生活では離婚後、反抗期を迎えた一人息子・瞬と2人暮らし。
斎藤工
高梨雅也 役
元自衛隊員のボディーガード。「日ノ出警備保障」に続き、「KICKSガード」の身辺警護課でも章と共に働いていた。章が会社を辞めた本当の理由を知ろうと章を訪ねたことがきっかけで、ある依頼人を一緒に警護することに。ぶっきらぼうで融通の利かない性格だが、ボディーガードという職には熱い使命感を持っている。同僚のまゆと恋人関係にある。
菜々緒
菅沼まゆ 役
「KICKSガード」身辺警護課のボディーガード。「日ノ出警備保障」でも章と共に働いていた。かつては将来を有望視される柔道選手として活躍していたほど、運動神経は抜群。ボディーガードの仕事はお金のためと割り切っている。会社の方針に心から同意しているわけではないが、気持ちを切り替えて従っている。
間宮祥太朗
沢口正太郎 役
「KICKSガード」身辺警護課のボディーガード。「日ノ出警備保障」でも章と共に働いていた。物事をあまり深く考えず、ノリが軽い。かつてはド新人だったが、今は一人前のボディーガードに成長。章が会社を辞めた際に自身も悩むが、最終的には残留することを選択する。仕事を紹介したり、依頼主の情報を伝えたりするなど、会社に内緒で章たちに協力する。
市川実日子
笠松多佳子 役
菊理会・白山総合病院の整形外科医。「日ノ出警備保障」が買収される前から、ずっと身辺警護課の契約担当医をしている。体のケアだけでなく、ボディーガードの愚痴を聞くなど、章たちにとって癒やしの存在。
勝村政信
小俣健三 役
「KICKSガード」の身辺警護課・課長。警視庁・警護課出身。身辺警護に対する姿勢は、「ハートで護るよりも組織の強さで護る」という考えの持ち主。「KICKS CORP.」社長・劉の経営方針に追従し、独立した章たちのことも徹底的に敵視する。
仲村トオル
劉光明 役
IT系総合企業「KICKS CORP.」の社長。ある理由から警備業界に目をつけ、「日ノ出警備保障」を買収した。中国人と日本人の両親に生まれ、ずば抜けた経営手腕を誇る。ビジネス面での成功を重視し、ボディーガードの地位と利益を上げるためにはクライアントも政財界のVIPに限定すべきだと考えている。紳士的な好人物だが、人の命を金銭で量るところも。組織を去った章たちに対して、内心では思うところがある。
スタッフ
脚本 - 井上由美子
音楽 - 高見優
エグゼクティブプロデューサー - 内山聖子(テレビ朝日)
ゼネラルプロデューサー - 三輪祐見子(テレビ朝日)
プロデューサー - 川島誠史(テレビ朝日)、秋山貴人(テレビ朝日)、浜田壮瑛(テレビ朝日 / 第2章)、田上リサ(MMJ)、山本喜彦(MMJ / 第2章)
監督 - 常廣丈太(テレビ朝日)、七高剛
警護・SP監修 - 古谷謙一
制作協力 - MMJ(第2章)
制作著作 - テレビ朝日
番組公式サイト
BG〜身辺警護人〜 - Wikipedia