各話あらすじ
第1話 2020年1月16日
シロウ(リリー・フランキー)は、ペンション「恋は桃色」を娘・ハル(伊藤沙莉)と営む中年男。イケメンだが人付き合いが苦手で周りから煙たがられていた青年・ヨシオ(斎藤工)は、ひょんなことからシロウに声を掛けられ、そこで住み込みで働くことに。ある日、若い女性が「シロウと付き合いたい」と言い出して…。
第2話 2020年1月23日
同棲している彼・マサト(SWAY)に浮気をされてペンションにやって来たカズハ(筧美和子)。追いかけてきたマサトの話を聞こうともしないカズハは、勢いでシロウ(リリー・フランキー)にキスをする。カズハと付き合うフリをすることになったシロウは「彼女ができた」と喜ぶが…。
第3話 2020年1月30日
ペンションにヨシオ(斎藤工)の両親が訪ねてくる。父の会社を手伝うため、家に帰る約束だという母の言葉に、何も言い返せないヨシオ。そんなヨシオを父は突き放す。一方、キヨシ(細野晴臣)の施設を訪れたシロウ(リリー・フランキー)は、「もう来なくていい」と言われてしまう。
第4話 2020年2月6日
シロウ(リリー・フランキー)は、キヨシ(細野晴臣)に紹介された施設の職員・マキ(三倉茉奈)をペンションに招く。誰もいないリビングで2人でお酒を飲みながら話していると、マキはあることをシロウに打ち明ける。
最終話 2020年2月13日
キヨシ(細野晴臣)の訃報を電話で受けたシロウ(リリー・フランキー)は、ヨシオ(斎藤工)に促されて施設へと向かう。白い布をかけられ、ベッドに横たわるキヨシを目にしたヨシオは、施設員のモリオ(つぶやきシロー)に、亡くなる直前のキヨシの様子を聞く。
概要
東京の外れの少し寂れたペンション「恋は桃色」を舞台に、器用に生きられない人々の日常を描くヒューマンドラマ。経営者の中年男・シロウ役のリリー・フランキーと、ひょんなことからそこに居着くようになった訳ありの青年・ヨシオ役の斎藤工がダブル主演し、シロウの娘・ハル役で伊藤沙莉が共演する。
タイトルは、1973年に細野晴臣がリリースした名曲「恋は桃色」にちなんでおり、本作の主題歌にも起用。細野本人もシロウの父親役で登場する。
ストーリー
東京の外れにあるやや寂れたペンション「恋は桃色」を営む中年男・シロウ(リリー・フランキー)と、足が不自由ながらもテキパキと働く娘・ハル(伊藤沙莉)。そこに、シロウが「暇ならうちで働け」と声を掛けたヨシオ(斎藤工)も住み込みで働くことに。施設にいるシロウの父・キヨシ(細野晴臣)は、妻に逃げられた過去を持つシロウの今後を思案している。
イケメンなのに、人付き合いが苦手で周りから煙たがられていたヨシオは、シロウのプライベートに関わりたくないと思っていたが、次第に巻き込まれていく。ある日、若い女性が「シロウと付き合いたい」と言い出し、ペンションの中はてんやわんやに…。
キャスト
シロウ
演 - リリー・フランキー
ペンション「恋は桃色」の経営者。テキトー中年男で、妻に逃げられた過去を持つ。
ヨシオ
演 - 斎藤工
ワケあり青年。イケメンだが、人付き合いが苦手。ふとしたきっかけでシロウのもとに居着くようになる。
ハル
演 - 伊藤沙莉
シロウの娘。不自由な足でペンションの仕事をテキパキこなす。
カズハ
演 - 筧美和子
ペンションの宿泊客。同棲中の交際相手の浮気が発覚してペンションにやってくる。
マサト
演 - SWAY
カズハの交際相手。
マキ
演 - 三倉茉奈
キヨシが入居する施設の職員。
モリオ
演 - つぶやきシロー
キヨシが入居する施設の職員。
ヨシオ友人
演 - JOY
ヨシオの飲み仲間。
ヨシオ後輩
演 - 安藤ニコ
ヨシオの飲み仲間。
白石和彌
演 - 白石和彌(友情出演)
本人役。
キヨシ
演 - 細野晴臣
シロウの父。施設に入居し、シロウの行く末を案じている。
スタッフ
企画 - 橋爪駿輝
チーフプロデューサー - 小林有衣子
プロデューサー - 野村梓二
脚本 - 清水康彦
主題歌 - 細野晴臣「恋は桃色」(ビクター/スピードスター)
音楽 - 細野晴臣、香田悠真
撮影 - 川上智之
照明 - 佐伯琢磨
監督 - 清水康彦、大内田龍馬
制作 - EAST FACTORY INC.
制作著作 - フジテレビジョン
番組公式サイト
ペンション・恋は桃色 - Wikipedia