各話あらすじ(2019年10月21日 - 12月9日)全8話 平均視聴率 4.18%
第1話 2019年10月21日 視聴率 4.5%
国際弁護士資格を持ち、米ビジネス界で活躍していた晴(中谷美紀)は、大手商社「五木商事」に引き抜かれ、経営企画部部長補佐に就任。社内の活気に心躍らせる晴だが、配属先は静まり返っていた。部長・和田(藤木直人)を中心に開かれた会議では、業績が悪い自社のラーメンチェーン店が議題に。撤退という副社長・高山(奥田瑛二)の考えに皆が賛同する中、晴は異議を唱える。
第2話 2019年10月28日 視聴率 3.7%
晴(中谷美紀)と上司・和田(藤木直人)は元夫婦だがその事実は会社に伏せることに。一方、経営企画部にシンガポールの病院の成長性を精査するという新たな仕事が入る。医療産業開発を急ぐ社長は、病院の買収計画案を推進していた。リスクの大きな事業に皆が眉をひそめる中、晴は翌日のシンガポール出張を決める。だが翌朝、晴から和田に出張を取りやめる連絡が入る。
第3話 2019年11月4日 視聴率 4.9%
五木商事の関連会社であるタイヤメーカー・西本工業に対する敵対的買収開始の報が流れた。相手企業の狙いがタイヤの特許にあるとにらむ経営企画部では、和田(藤木直人)が法の知識のある晴(中谷美紀)をチームリーダーに配し、動きを探るよう指示。早速、西本工業社長・西本(松澤一之)に会い、社内の動揺を知らされた晴は、社員の及川(長谷川朝晴)らから話を聞く。
第4話 2019年11月11日 視聴率 3.8%
映画会社・スターバレーは2年前から完全子会社になり、五木商事から飯島(宮川一朗太)が社長に就任。だが、和田(藤木直人)の後輩でスターバレー社員・若林(満島真之介)は、もうけ第一主義の飯島が就任して以来、ヒットの裏付けデータがないと企画が通らないという。和田は、映画作りには感性も必要だと怒りをあらわにする。晴(中谷美紀)は飯島に話を聞きに行く。
第5話 2019年11月18日 視聴率 4.0%
晴(中谷美紀)が涼(寺田心)を連れ、和田(藤木直人)と食事をしているところを川上(加治将樹)が目撃。川上は衝撃を受ける。経営企画部では、グループ会社・五木鉄鋼の名を進出先のベトナムで認知させる戦略を考えることに。矢島(渡辺邦斗)が著名人とのスポンサー契約を提案。晴はベトナム人天才女流棋士・ランを候補に挙げ、代理人の寺尾(野間口徹)相手に交渉を始める。
第6話 2019年11月25日 視聴率 4.6%
晴(中谷美紀)と和田(藤木直人)が付き合っているという噂が広まる中、重役会議で経営難に陥っているアパレル会社を売却すべきとの判断が下る。高山(奥田瑛二)から急ぎその方向で動くよう指示された和田が晴に意見を聞くと「確かに厳しい数字」と意外な反応だ。晴は副社長・久保田(国仲涼子)に経営方針を確認するが、ブランドイメージは簡単に変えられないと反発される。
第7話 2019年12月2日 視聴率 4.2%
晴(中谷美紀)と和田(藤木直人)が元夫婦であることが公となり、高山(奥田瑛二)の耳にも届く。高山は社長が直々に晴を引き抜いたことから、和田が社長派ではないかと疑う。一方、社内公募した新規事業の最終選考に、青柳(白洲迅)の企画が残った。高山は自らの手柄のため勝ち取ることを厳命する。そんな折、週末の勉強会に参加する晴は、父親としての和田にある提案をする。
最終話 2019年12月9日 視聴率 3.7%
和田(藤木直人)は晴(中谷美紀)に預金通帳と印鑑を渡す。離婚直後から8年間、涼(寺田心)のために積み立ててきたのだ。通帳を開き、あることに気付いた晴は涙を浮かべる。一方、青柳(白洲迅)の企画は仕上げの段階に。晴の託児所プロジェクトも順調に進み、経営企画部はさらに活気づく。その頃、ある思惑を着々と進行させる高山(奥田瑛二)は、経営企画部に新たな指示を下す。
※初回は15分拡大放送(22:00 - 23:09)
※第3話は関東地区のみ21:54 - 22:00に『みどころ』を別途放送
概要
中谷美紀演じるシングルマザー・海原晴が大手総合商社で奮闘する爽快ヒューマンドラマ。経営企画部の部長補佐として、晴がさまざまな問題を思いもよらない方法で解決していく姿に加え、ラーメン店の再建から海外の病院の買収、アパレル会社や映画会社の改革など、商社の実態も垣間見ることができる。晴の息子・涼に寺田心、晴の上司で元夫の和田寿史に藤木直人が扮する。
ストーリー
アメリカのビジネス界で活躍していた海原晴(中谷美紀)は、日本の大手総合商社「五木商事」の社長直々のヘッドハントにより同社に転職し、エリート集団である経営企画部の部長補佐に就任する。すると、そこで待ち構えていた上司は、10年前に離婚した元夫・和田寿史(藤木直人)だった。
「ラーメンからロケットまで」と言われるほどありとあらゆるビジネスを取り扱う総合商社で、晴は社内の各部門や系列会社が抱えるさまざまな問題に挑み、日々奮闘する。保守的な副社長一派が牛耳る停滞した空気の中、晴はデータ主義を嫌い、「私は楽しく仕事がしたい!」と公言し、常識を覆すやり方で社内に新風を吹き込んでいく。
キャスト
海原晴
演 - 中谷美紀
離婚歴のあるシングルマザー。
中途採用により大手総合商社である五木商事に転職し、異例ともいえる経営企画部の部長補佐に就任する。
和田寿史
演 - 藤木直人
五木商事の経営企画部部長。
周囲には隠しているが、実は晴の元夫。
青柳悠馬
演 - 白洲迅
五木商事の経営企画部所属の社員。
晴に恋心を抱く。
一乗寺秀人
演 - 忍成修吾
五木商事の経営企画部所属の社員。
大物政治家である父親のコネで入社。父親が副社長兼経営企画部本部長の高山と非常に繋がりがあり、「仕事はしなくて良いから会社に勤務しなさい」と言われている。そのため、仕事に対しては無気力で常にスマホやパソコンでゲームばかりしている。
藤尾勝之
演 - 山中崇
五木商事の経営企画部所属の社員。
危ない橋は渡らないタイプで、働き方の方針で常に晴とは対立する。
川上周平
演 - 加治将樹
五木商事の経営企画部所属の社員。
常に社内の様子を探るほどの噂好き。
矢島智明
演 - 渡辺邦斗
五木商事の経営企画部所属の社員。
藤尾の参謀的存在であり、常に冷静に物事を捉える力がある。
海原涼
演 - 寺田心
晴の息子。
帰国子女のため英語が堪能。海外での暮らしが長いこともあり、年齢の割には少し大人びた性格。
高山雄一郎
演 - 奥田瑛二
五木商事の副社長兼経営企画部本部長。
虎視眈々と社長の座を狙っている。
ゲスト
第1話
田村修(五木商事リテイルビジネス部) - 田口浩正
梶原義之(五木商事航空運輸部) - 小松利昌
松岡一郎(ラーメンチェーン「麺一」創業者) - 田中要次
第2話
小笠原隆一(医療法人「新隆会」会長) - 寺田農
櫻井保(五木商事シンガポール支社) - 桐山漣
熊澤巧(小笠原の秘書) - 小林隆
第3話
西本順造(西本工業社長) - 松澤一之
及川忠志(西本工業社員) - 長谷川朝晴
佐竹潔 - 津村和幸
第4話
金子陽介(フューチャーモビリティ社長) - 淵上泰史
飯島利彦(スターバレー社長:五木商事から出向) - 宮川一朗太
若林隼人(スターバレー社員プロデューサー) - 満島真之介
第5話
寺尾紀之(女流棋士・ランの代理人) - 野間口徹
第6話
久保田英里子(ファンソフィー副社長) - 国仲涼子
上原麻美(ファンソフィー商品開発部主任:五木商事から出向) - 黒川智花
第7話
三田村由妃(五木商事経理部社員) - 南沢奈央
第8話最終回
一乗寺俊太郎(厚生労働大臣、一乗寺秀人の父親) - 山田明郷
スタッフ
脚本 - 龍居由佳里、本田隆朗
演出 - 土方政人、都築淳一(共同テレビ)
音楽 - ワンミュージック
主題歌 - wacci「Baton」(エピックレコードジャパン)
オープニングテーマ - 琴音 「白く塗りつぶせ」(Colourful Records / JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント)
チーフプロデューサー - 浅野太(テレビ東京)
プロデューサー - 稲田秀樹(テレビ東京)、戸石紀子(テレビ東京)、栗原美和子(共同テレビ)、高田良平(共同テレビ)
制作 - テレビ東京、共同テレビ
番組公式サイト
ハル〜総合商社の女〜 - Wikipedia