第11話、12話は連続放送。
各話あらすじ
第1話 2019年10月18日「富士山でチーズドッグ」
ひとりでキャンプ場を訪れ、缶詰で料理を作り食べる事が大好きな健人(三浦貴大)。ライターが使えず困っていると、そこには口数が少ない不愛想な男・伊刈(渋川清彦)がいて…。
第2話 2019年10月25日
キャンプに訪れた七子(夏帆)と宏美(朝倉あき)。だが、車の鍵をなくしてしまいメインの肉が車の中に置き去りに。宏美は帰り、1人で一晩過ごした七子は翌朝釣りを楽しむ夫婦と出会う。
第3話 2019年11月1日
健人(三浦貴大)は、焼き鳥の缶詰を使った料理を堪能していたが、周りの騒音が気になりテントを移動。その後眠ってしまい、目覚めてからたき火のための木を拾っていると…。
第4話 2019年11月8日
七子(夏帆)は、キノコ狩りをするおばあさん・みさお(藤夏子)と出会う。その後、みさおが足を痛め動けなくなっていると孫の久丸(坂東龍汰)が駆け付け、無事に救助して…。
第5話 2019年11月15日
台風接近のためキャンプを断念した健人(三浦貴大)は、新しい用具を探しに店へ。テントを買い、家の中で組み立てていると、友人の高田(福士誠治)が訪問してきて…。
第6話 2019年11月22日
七子(夏帆)は、動画を見て釣りに挑戦するもお目当てのメジナがなかなか釣れない…。釣り座を転々としていた時、カニを獲っていた中学生・宗太(青山和也)と出会う。
第7話 2019年11月29日
健人(三浦貴大)は同じ趣味を持つ早希(黒川芽以)と出会い、2人はキャンプデートへ。本格的な料理をする早希を手伝ううちに、健人と早希の距離も近づいていき…。
第8話 2019年12月6日
ヤマメ釣りに苦戦中の七子(夏帆)は、偶然会社の人とキャンプに来ていた由紀(柳英里紗)と、健介(川瀬陽太)に出会う。1人で楽しみたい七子はその場を後にするが…。
第9話 2019年12月13日
休日出勤の後、キャンプイベントに参加した健人(三浦貴大)は、課長の鈴村(田口トモロヲ)に遭遇。気付かれた健人は、課長お手製のチキンカレーを食べる事になり…。
第10話 2019年12月20日
キャンプ道具を持って海岸へとやってきた冬子(山下リオ)と順平(中島歩)。ひとりキャンプを楽しみたい冬子とは違い、何事にも人の意見を求めてくる順平の行動に、冬子は不満を感じ、ついに大げんかをしてしまう。その頃、同じ海岸で釣りを楽しんでいた七子(夏帆)は、昼間に自分で釣ったメジナを調理していた。そこへ、テントを被ったまま歩く謎の男が現れる。
第11話 2019年12月27日 ※2話連続放送(0:33 〜 1:35)
健人(三浦貴大)は、山の頂上にある“天空のキャンプ場”を目指し、険しい山道を登っていた。そんな健人の前に、大きなリュックを持った男・剛田(仲本工事)の姿が。剛田からある依頼を受けた健人は、一緒に頂上を目指すことにする。
最終話 2019年12月27日
七子(夏帆)は、初心者におすすめだというドブ釣りで鮎を狙うが、なかなか釣れず肩を落とす。そんな時、道端に食べられそうな野草を発見し、持ち帰り「雑草うどん」を調理することに。宏美(朝倉あき)から鰻を食べているという報告があり、さらに河川敷で七輪で鰻を焼いている人を発見した七子は鰻を狙うことに! 翌日、仕掛けておいた罠には意外な魚の姿が…!果たして七子は鮎や鰻を食べることができるのか!?
概要
約25年ぶりにブームが到来しているといわれるキャンプ。その中でも特に注目されている“ひとりキャンプ”通称・ソロキャンと、キャンプの楽しみでもある“食事”をテーマにした斬新なグルメドラマ。
それぞれ気の赴くままに独自のキャンプを満喫する主人公を隔週で演じるのは、三浦貴大と夏帆。奇数話は三浦と横浜聡子監督のタッグで、カップラーメンや缶詰に手を加えたものを食べて寝るだけの大木健人が主人公。偶数話は夏帆と冨永昌敬監督のタッグで、食材を取って食べることに夢中な七子が主人公。キャンプが舞台であること以外全く別物だが、どちらの主人公も、自分がやりたいことを自然の中で謳歌する物語となっている。
ストーリー
キャンプ場に1人で泊まり、缶詰を使った料理を作って食べることが何よりも好きな大木健人(三浦貴大)。片や、海・山・川に分け入りさまざまな方法で取った食材を、その場で調理して食べることが好きな七子(夏帆)。面識のないこの2人の唯一の共通点は、「ひとりキャンプで食って寝る」、ただそれだけ。
独自の“ひとりキャンプ”を満喫する2人だったが、それぞれ、行く先々で出会う人たちによってさらなる食の世界に魅了されていく。自然の中で展開する知られざる趣味の世界で、キャンプの魅力とアレンジ料理などが続々登場する。
キャスト
三浦貴大
大木健人 役
さまざまなキャンプ場を訪れ、缶詰と簡単な食材でアレンジ調理を楽しんでいる男性。自然の中で、1人で缶詰を食べて寝ることが何よりも好き。(奇数話の主人公)
夏帆
七子 役
あることがきっかけで1人でキャンプをして以来、“ひとりキャンプ”に魅了された女性。大自然の中で、自ら食材を取って調理して食べることが大好き。(偶数話の主人公)
ゲスト
奇数話
伊狩 守
演 - 渋川清彦
健人がキャンプ場で出会った無口な男。健人に火打石とスモークチップで作った燻製料理をおすそ分けする(第1話)。
井上あかり
演 - 北香那
ニンニク農家の娘。大家族の家でマタギの免許有り。訛りが強くギャルの風貌をしている(第3話)。
店員
演 - 宇野祥平
アウトドアショップの店員(第5話)。
高田武志
演 - 福士誠治
健人の友人。台風接近に伴い家で一人キャンプをしている所に押し掛ける。社交的で自分勝手な一面がある(第5話)。
遠藤早希
演 - 黒川芽以
健人が飲み会で知り合い、キャンプデートをすることになる女性(第7話)。
鈴村 徹
演 - 田口トモロヲ
健人が勤務する会社の上司(第9話)。妻と娘のためにカレー作りの腕を磨いていたが、離婚して現在独身。
剛田 巌
演 - 仲本工事
山の上にあるキャンプ場に向かう途中で健人が出会う、大きなリュックを持った男性。妻が亡くなり供養も兼ねて好きだったキャンプに来る、健人と同じく缶詰愛好者(第11話)。
理恵子
演 - 平岡千代
健人の元彼女。第1話・第11話で声のみの出演。かつて同棲し、一緒にキャンプデートをしていた。「貴方には私が決して踏み込めない宇宙がある さようなら」と書き残し去っていった。
偶数話
宏美
演 - 朝倉あき
友人の七子とキャンプに来たところ、車の鍵を失くしたことで車内に置いた肉が食べられず、がっかりして一人帰ってしまう。翌日、荷物の中から鍵を見つけたことで七子に謝罪し迎えに来る(第2話)。
その後もSNSでのやりとりが劇中でみられ、第12話では鰻に釣られ途中参加する。
久丸
演 - 坂東龍汰
大学生。七子が山菜採りの途中で助けたお婆さん(演 - 藤夏子)の孫(第4話)。12話で鰻を逃し宏美と七子から総叩きにあう。
由紀
演 - 柳英里紗
健介の部下。社内では愛想よく振る舞っているため人気があり、「キュートちゃん」と呼ばれている(第8話)。
健介
演 - 川瀬陽太
由紀の上司。必死にコミュニケーションを取ろうとし、由紀からウザがられて無視していいとアドバイスされる。釣りの経験は豊富のようで何かと世話を焼いて来たがるが、言動のわりに実力が伴っていない。(第8話)。
順平
演 - 中島歩
冬子が付き合っている男性。自分がなく、「人が一人で生きていけると思うのか」と彼女に言ったらお前が言うかと返された(第10話)。
冬子
演 - 山下リオ
順平が付き合っている熟練ソロキャンパー。付いてきていちいち聞いてくる順平とケンカになる(第10話)。
スタッフ
脚本 - 冨永昌敬、保坂大輔、飯塚花笑
監督 - 冨永昌敬、横浜聡子
音楽 - 荘子it(Dos Monos)
主題歌 - Yogee New Waves「to the moon」(Colourful Records / ビクターエンタテインメント)
プロデューサー - 大和健太郎、滝山直史、横山蘭平
制作 - テレビ東京、東京テアトル
製作著作 - 「ひとりキャンプで食って寝る」製作委員会
番組公式サイト
ひとりキャンプで食って寝る - Wikipedia