NHK BS4Kにて2019年5月15日から毎週水曜日の19時50分から20時39分に先行放送される。
各話あらすじ(2019年5月18日 - 6月15日)全5話 平均視聴率 5.20%
第1話 2019年5月18日「消せないキズ」 視聴率 4.9%
岩井(高橋克実)は元東京地検特捜部検事。政治家・伊藤(伊武雅刀)を首謀とする疑獄事件を捜査していたが、秘書の自殺で幕を引かれ検事を辞職した。その後、弁護士になった岩井の事務所にユーチューバーのタイガ(瀬戸康史)が来訪する。動画に中傷が殺到した上、駅のホームで殺されかけたという。
第2話 2019年5月25日「セカンドチャンス」 視聴率 4.9%
タイガ(瀬戸康史)が作った岩井(高橋克実)の事務所のホームページを見て、岩井が地方検事時代に扱った痴漢事件の被告人・大野(中村靖日)が来訪。ネット上で事件を蒸し返され、経営する塾の生徒がみんな辞めたという。一方、事件が冤罪だった可能性が浮上する。
第3話 2019年6月1日「キラキラ女子の闇」 視聴率 5.2%
岩井(高橋克実)は、加代(徳永えり)という地味な女性から相談を受ける。美人経営コンサルタントともてはやされるあや子(矢田亜希子)をネット上で中傷したら、慰謝料を請求されたという。一方、兄・壮輔(竹財輝之助)の死の真相を探るタイガ(瀬戸康史)の元に怪文書が届く。
第4話 2019年6月8日「娘の告白」 視聴率 5.2%
テレビ局から内定を得ている早紀(唐田えりか)が男性と一緒にベッドで撮った写真が流出。中傷が広まる中、岩井(高橋克実)は動揺しながらも相手の男性を捜す。一方、早紀への悪意の正体を探ろうとするタイガ(瀬戸康史)だが、「タイガ発見」の報がネット上を駆け巡る。
最終話 2019年6月15日「悪意の向こう側」 視聴率 5.8%
岩井(高橋克実)がタイガ(瀬戸康史)から託されたUSBメモリーには、伊藤(伊武雅刀)の汚職の証拠が記録されていた。岩井が伊藤を訪ね、問い詰める中、タイガがネット上の中継画面に登場していることが判明。そこでは、椅子に縛られたタイガに向けて、何者かが問いを発しては模造銃を撃つ模様が中継されていた。動画の真偽をいぶかしむ伊藤だが、岩井はあることに気付く。
概要
インターネットに疎い50代のヤメ検弁護士と、動画サイトで荒稼ぎする20代のYouTuberがバディを組み、デジタル社会の闇に立ち向かうサスペンス。弁護士・岩井堅太郎を高橋克実が、年に数千万を稼ぐ人気YouTuber・タイガを瀬戸康史が演じる。
“デジタル・タトゥー”とは、インターネット上での誹謗(ひぼう)中傷や個人情報の拡散など、消されることなく刻み込まれた傷を入れ墨に例えたもの。動画投稿が炎上し命の危険を感じて岩井の弁護士事務所を訪れたタイガが、デジタル・タトゥーに苦しむ人々に岩井と共に向き合い、救い出す姿を描く。
ストーリー
東京地検特捜部検事の岩井堅太郎(高橋克実)は、追いかけていた疑獄事件が政治家秘書の自殺によって幕引きされ、失意のなか検事を退職、弁護士になった。
ある日、年に数千万を稼ぐ人気YouTuberのタイガ(瀬戸康史)が岩井の元を訪れる。タイガはある動画投稿をきっかけに炎上、命を狙われ、何者かに駅のホームで突き飛ばされたと訴える。
そして、タイガは殺害予告を出した者の特定を岩井に依頼。岩井が捜査を始めると、タイガが疑獄事件の首謀として岩井が追いかけていた政治家・伊藤秀光の息子であることが判明する。
キャスト
岩井堅太郎
演 - 高橋克実
元東京地検特捜部検事。追いかけていた疑獄事件が政治家秘書の自殺によって幕引きされ、失意のなかで検事を退職。弁護士になる。
タイガ(伊藤大輔)
演 - 瀬戸康史
人気YouTuber。ある動画をきっかけに炎上し、何者かに命を狙われたため、岩井に殺害予告を出した者の特定を依頼する。
岩井早紀
演 - 唐田えりか
岩井の一人娘。大学3年生。
伊藤秀光
演 - 伊武雅刀
代議士。政界の重鎮。タイガの父。
伊藤壮輔
演 - 竹財輝之助
秀光の長男。秘書。タイガの異母兄。
吉川美枝子
演 - 朝加真由美
秀光の前妻。壮輔の母。
高嶋弘一
演 - 飯田基祐
秀光の第一秘書。
田村正義
演 - 八嶋智人
弁護士。岩井と同じ弁護士会所属。
小宮山貴士
演 - 今野浩喜
雑誌記者。岩井の検事時代の情報源。
オケケ
演 - アイクぬわら
カレー店経営。岩井の事務所が入居するビルの1階で営業する。
奥村ミサ
演 - 久保田紗友
早紀と同じ大学の学生。ミスコン準優勝者。
小西達也
演 - 荒井敦史
早紀と同じ大学の学生。早紀の交際相手。
スタッフ
原案 - 河瀬季
作 - 浅野妙子
音楽 - `島邦明
演出 - 梶原登城、橋爪紳一朗
制作統括 - 海辺潔
制作・著作 - NHK
番組公式サイト
デジタル・タトゥー - Wikipedia