続編
『四月一日さん家と』(わたぬきさんちと)は、2020年4月6日(5日深夜)から同年6月22日(21日深夜)まで、テレビ東京系(毎週日曜 25:35〜26:05)にて放送された。全12話。
各話あらすじ
第1話 2019年4月19日「四月一日さん家の一周忌」
両親を亡くし、長女・一花(ときのそら)、次女・二葉(猿楽町双葉)、三女・三樹(響木アオ)の3姉妹で暮らしている四月一日家。父の命日に、自宅で一周忌の法要を行おうとする3人だったが、手違いで僧侶が来ないことが発覚する。
第2話 2019年4月26日「四月一日さん家のエンディングノート」
書類捺印のために早朝から印鑑を探していた二葉(猿楽町双葉)は、その音で起きてきた一花(ときのそら)とひょんなことから言い争いになる。2人を横目に父の書斎へ印鑑を探しに行った三樹(響木アオ)は、父の“エンディングノート”を発見する。
第3話 2019年5月3日「四月一日さん家のネタ見せ」
友だちの結婚式の余興で漫才をする予定の二葉(猿楽町双葉)は、相方が病欠のため、一花(ときのそら)に相方役を、三樹(響木アオ)に台本の執筆を依頼する。軽い気持ちで挑んだ一花と二葉だったが、お笑い好きの三樹が鬼コーチへと豹変し…。
第4話 2019年5月10日「四月一日さん家のナマコ」
いつものように残り物で夕食を作ろうとした一花(ときのそら)がピンとくる材料がなく困っていると、冷蔵庫の上の木箱が目に留まる。そこには、父の好物だった干しナマコが入っていたが、その外見にトラウマもある3人は食べる気になれない。
第5話 2019年5月17日「四月一日さん家の恋バナ」
気になっている人がいる三樹(響木アオ)は、一花(ときのそら)と二葉(猿楽町双葉)に恋愛相談をする。中でも、経験豊富な二葉にLINEの返信についてアドバイスを求めるが、優柔不断な三樹にしびれを切らした二葉は…。
第6話 2019年5月24日「四月一日さん家のお届けもの」
一花(ときのそら)と二葉(猿楽町双葉)がリビングでくつろいでいると、差出人不明の荷物が四月一日家に届く。開けてみると中身は大きな鮭で、親戚からの贈り物かと2人は喜んで食べる。しかし、帰宅した三樹(響木アオ)はその荷物を怪しみ…。
第7話 2019年5月31日「四月一日さん家の捧げる」
家事が忙しく、母直伝の夏の名物・梅ジュースを作るのが遅れた一花(ときのそら)。そんな一花を責める二葉(猿楽町双葉)と三樹(響木アオ)だったが、一花に家事を任せっ放しだという自覚はない。そんなある日、一花が夕食を作らないまま姿を消してしまう。
第8話 2019年6月7日「四月一日さん家の名探偵」
一花(ときのそら)はポジティブになるべく自分改造計画を始め、二葉(猿楽町双葉)は結婚式に向けてダイエット中。それぞれが目標に向けて思い思いにリビングで過ごしていた。すると、三樹(響木アオ)が「大事に残していたチョコレートを二葉に食べられた」と主張し、誤解だという二葉と険悪なムードになる。
第9話 2019年6月14日「四月一日さん家のネタ見せ(2)」
二葉(猿楽町双葉)の結婚式で漫才を披露することになった一花(ときのそら)と三樹(響木アオ)。以前、友人の結婚式の余興で満足のいく結果を残せなかったお笑い好きの三樹は、今回も台本を書くため張り切って筆を執る。しかし、自分の世界に入り込み過ぎて…。
第10話 2019年6月21日「四月一日さん家のシナリオ」
声優の仕事をしている一花(ときのそら)は、自分に脇役ばかり回ってくることを不満に思っていた。二葉(猿楽町双葉)はそんな一花を勇気づけるため、一花が主人公の物語を書いてシナリオコンペに応募することを三樹(響木アオ)に提案する。
第11話 2019年6月28日「四月一日さん家のご挨拶」
二葉(猿楽町双葉)の彼氏が、結婚のあいさつで初めて家にやってくることに。張り切って準備をする一花(ときのそら)と三樹(響木アオ)だったが、到着が遅れると連絡が入る。そこで、二葉を彼に見立ててリハーサルを始めた2人は、テンションが上がってしまい…。
最終話 2019年7月5日「四月一日さん家の最後の晩餐」
結婚式前日も婚約者と電話でけんかをしている二葉(猿楽町双葉)に、三樹(響木アオ)は会話の節々でクールにつっこみを入れる。そんな中、3姉妹の“最後の1日”に思いをはせる一花(ときのそら)。そして最後の晩餐に何を食べたいか3人で話し合うが…。
概要
史上初の、CGで描かれた仮想キャラクター“バーチャルYouTuber(VTuber)”が出演するシチュエーションコメディー。すでにVTuberとして活動している、ときのそら、響木アオと、本作がデビューとなる猿楽町双葉が3姉妹に扮し、生活の中で起こるささいな出来事やリアリティーあふれる姉妹の会話などから、笑いあり涙ありのほのぼのした日常を描く。
ストーリー
東京・江東区門前仲町にある四月一日(わたぬき)家の3姉妹、長女の一花(ときのそら)、次女・二葉(猿楽町双葉)、三女・三樹(響木アオ)。3人は、母親が幼少期に他界し、父親も昨年亡くなったため、一軒家を相続して共同生活を送っていた。
母親が亡くなった時にアニメに救われたことで、アルバイトをしながら声優活動をする一花、アパレルショップに勤務し姉妹の恋愛相談にアドバイスする二葉、しっかり者で将来の起業を目指す現役女子大生・三樹の3姉妹の日々の生活で起こる、ささいな出来事や思わぬ事件とは?
キャスト
ときのそら
四月一日一花 役
3姉妹の長女。大学卒業後、アルバイトをしながら声優としても活動している。母親が亡くなった時にアニメに救われてからアニメ好きになり、声優を目指すように。本人はしっかり者のつもりだが、真面目系の天然。「恋愛より仕事」と常に言っているが、本当は男性に対してどう接していいか分からない。
猿楽町双葉
四月一日二葉 役
3姉妹の次女。高卒で、現在アパレルショップに勤務しており流行に敏感。元気はつらつとした見た目と違い、習字と将棋が特技。破天荒で少し大ざっぱな性格だが、コミュニケーション能力が高く、恋愛経験も豊富。姉妹の恋愛相談にも的確なアドバイスをする。
響木アオ
四月一日三樹 役
3姉妹の三女。理工学部に通う現役女子大生。姉妹の中で、一番冷静で責任感が強いしっかり者。YouTuberやVTuberが好きで、IT系会社の起業を目指している。会話の最中に、考え過ぎて主旨から逸脱してしまうことも。幼い時に母親を亡くしたため、実は母親の愛情に飢えている。
スタッフ
脚本:ふじきみつ彦、じろう(シソンヌ)、土屋亮一、堀雅人、熊本浩武
監督:住田崇、湯浅弘章、渡辺武、太田勇
プロデューサー:大和健太郎
エンディング:四月の風/SILENT SIREN
番組公式サイト
四月一日さん家の - Wikipedia