各話あらすじ
第1話 2019年4月11日「移動する死体遺棄現場の謎!?女刑事哀しき過去と連続猟奇殺人の真相!!姫川班VSガンテツ!平成最後の本格派刑事サスペンス衝撃の出会いと別れ」※初回2時間拡大(21:00 〜 22:48) 視聴率 7.8%
玲子(二階堂ふみ)が主任を務める捜査一課第10係‘姫川班’に異動してきた菊田(亀梨和也)は、石倉(宍戸開)や大塚(重岡大毅)ら班員と合流し、公園内のため池での遺体遺棄事件の捜査に臨む。すると玲子が、ため池に別の遺体が沈んでいると主張し、その読みが的中。菊田は玲子の無謀さに驚く。捜査が進む中、玲子は第5係主任・勝俣(江口洋介)に呼ばれ、忠告を受ける。
第2話 2019年4月18日「死体なき殺人謎を呼ぶ真実の連鎖」
別の場所で見つかった手首と血痕が工務店主・高岡のものと判明。変死体遺棄事件として、玲子(二階堂ふみ)や菊田(亀梨和也)は所轄署の井岡(今野浩喜)や葉山(葉山奨之)と捜査を始めるが、10係主任・日下とは初動からぶつかる。工務店で働く耕介にとって亡父の友人・高岡は子どもの頃からの恩人。その耕介には日下が、耕介の恋人・美智子には玲子らが話を聞くが…。
第3話 2019年4月25日「究極の父性!?哀しき殺人者の慟哭」
工務店主・高岡(寺脇康文)の生命保険金の受取人を調べた玲子(二階堂ふみ)と菊田(亀梨和也)、葉山(葉山奨之)らは意外な事実をつかむ。一方、工務店で働く耕介(堀井新太)や恋人・美智子(山谷花純)の亡父の保険担当者を探る10係主任・日下(神保悟志)は、別件で動く勝俣(江口洋介)に取引を持ち掛ける。そんな中、今度は胴体が発見され、その遺体に葉山は違和感を覚える。
第4話 2019年5月2日「取調室緊迫の攻防!姫川VS女子高生私が刑事である理由」
玲子(二階堂ふみ)、菊田(亀梨和也)らは2人の会社員が違法薬物で殺害された事件を調べることに。事件に気付いたのは監察医の國奧(伊武雅刀)だ。そんな中、玲子は、母親の瑞江(菊池桃子)が倒れて入院したと知る。瑞江は、11年前に玲子の身に起きた事件で、自らを責め続けていた。一方、捜査線上に浮かんだ女子高生・美樹と話すうち、玲子は11年前を思い出す。
第5話 2019年5月9日「超能力の殺人奇妙な縁と謎の番号」
超能力者との噂があるマジシャンの吉原が自宅で刺殺され、その携帯電話には入力途中の数字と記号が残されていた。玲子(二階堂ふみ)は所轄署の相楽(宮地雅子)と組み、携帯電話に登録された人物に当たることに。玲子は登録リストに勝俣(江口洋介)の名前を見つけるが、勝俣は吉原との関係を否定する。一方、菊田(亀梨和也)はマジック用品店で、吉原ともめた客がいたと聞く。
第6話 2019年5月16日「新作映像化!通り魔事件の謎を追え姫川班涙の総力捜査」
路上で3人が刺され1人が死亡、身元不明の犯人の男が自殺を図り意識不明に。犯行が無差別か計画的かを探る玲子(二階堂ふみ)らは、最初に襲われて重傷を負った里美を訪問。玲子は彼女の反応に違和感を抱く。2人目の被害者・彩香に会った葉山(葉山奨之)は、同僚を亡くした彩香に過去の自分を重ねる。一方、菊田(亀梨和也)の調べで里美にまつわるある事実が判明する。
第7話 2019年5月23日「第二部突入!インビジブルレイン」
暴力団構成員の刺殺体が見つかり、捜査一課長・和田(羽場裕一)の指揮の下、玲子(二階堂ふみ)らは組織犯罪対策課との合同捜査に臨む。密告電話により柳井という男が浮上するが、警察の過去の失態との関連から上層部はもみ消しを指示。今泉(山口馬木也)は玲子に柳井を追うなと頼む。玲子は菊田(亀梨和也)らを巻き込まないよう一人で柳井を調べ始め、ある男性と出会う。
第8話 2019年5月30日「私に眠る殺意禁断捜査が導く真実」
暴力団員殺害の疑いがかかる柳井(寺西拓人)を追い、暴力団の会長・牧田(山本耕史)と出会った玲子(二階堂ふみ)は、牧田の過去を知る。そんな中、柳井の指紋が付いた拳銃が見つかり、彼に別の殺人容疑が浮上。菊田(亀梨和也)の心配をよそに牧田に会いに行った玲子は、牧田と柳井の関係を探り、新情報をつかむ。牧田に連れ出された玲子は「あんたがほしい」と迫られ…。
第9話 2019年6月6日「姫川班解体!?伝わらない想いと再会への誓い」
警察の過去の失態に端を発した暴力団構成員殺害事件とその関連事件が幕を閉じ、玲子(二階堂ふみ)は単独捜査への処分が菊田(亀梨和也)らに及ぶことを心配する。そんな中、和田(羽場裕一)は刑事部長・長岡(小市慢太郎)の指示に逆らい、過去の失態を公表。姫川班にも懲罰的な人事が下り、菊田は玲子にある思いを明かす。1年後、玲子は派手な姿で詐欺事件を追っていた。
第10話 2019年6月13日「最終章突入!!姫川玲子VS青い仮面の殺人鬼!」
玲子(二階堂ふみ)は、仮釈放されたばかりの暴力団組長・河村が撲殺された事件を担当。捜査方針に反発する玲子は、久しぶりに会った石倉(宍戸開)らに愚痴をこぼす。玲子は捜査中に抱いた違和感から、暴力団関係者以外の犯行だと推測し始める。そんな中、菊田(亀梨和也)と偶然、再会した玲子は、彼の変化に動揺する。その後、河村の事件のような撲殺事件が続発する。
最終話 2019年6月20日「最凶の正義ブルーマーダー永遠の殺意と愛」
池袋周辺で裏社会の人間達が消える、通称‘ブルーマーダー’による連続殺人事件を巡り、玲子(二階堂ふみ)は鍵を握る元警察官の木野(要潤)を発見。木野と銃撃戦を展開した勝俣(江口洋介)が、玲子と共に取り調べる中、木野の過去を知った玲子は、勝俣の言葉からあることに気付く。一方、菊田(亀梨和也)が追う指名手配犯・岩渕(大下ヒロト)に木野との関連が浮上する。
各話視聴率
概要
累計400万部を突破した誉田哲也のベストセラー警察小説を原作にした、壮大かつ斬新な本格刑事ドラマ。2010年に同系で「ストロベリーナイト」として竹内結子主演でドラマ化された「姫川玲子シリーズ」を、キャスト・スタッフを一新し、まだ映像化されていない原作の最新エピソードを加えて再構成する。
ストーリー
警視庁捜査一課殺人犯捜査第十係の主任・姫川玲子(二階堂ふみ)は、ノンキャリアだが27歳という若さで警部補まで成り上がった女性刑事。そんな姫川班に異動してきたのは、体育会系の刑事・菊田和男(亀梨和也)だ。
ある日、葛飾区の公園内にあるため池付近で変死体が発見される。死因は出血性ショック死で、喉元が致命傷と考えられた。このため池は、人命に関わる危険な寄生アメーバ“ネグレリアフォーレリ”の繁殖で一切遊泳禁止となっていた。1カ月以内にそれに感染し死亡した人間がいることを探り出した姫川は、死体を遺棄する人物のほかに、死体をため池に沈めた人物がいると推測する。
キャスト
姫川班
姫川玲子
演 - 二階堂ふみ
警視庁捜査一課殺人犯捜査第十係主任。ノンキャリアにもかかわらず27歳という若さで警部補に昇任。捜査一課唯一の女性班長として、直感と飛躍した思考、行動力を武器に姫川班を率いて難事件の真相に迫っていく。
菊田和男
演 - 亀梨和也
姫川の年上の部下。生真面目な性格で寡黙だが、強い正義感を持つ体育会系の刑事。姫川班に異動してきた当初は、直感を武器に危険な捜査を繰り返す姫川を懐疑的に捉えていたが、次第に姫川の刑事としての優秀さと人間的魅力に気付いていく。
石倉保
演 - 宍戸開
殺人犯捜査十係所属の刑事で、階級は巡査部長。班長の姫川から絶大な信頼を寄せられており、「たもっつぁん」と呼ばれている。
湯田康平
演 - 中林大樹
殺人犯捜査十係の刑事で、階級は巡査。
大塚真二
演 - 重岡大毅(ジャニーズWEST)
殺人犯捜査十係の刑事で、階級は巡査。姫川からは「一番弟子」として可愛がられている。
警視庁
今泉春男
演 - 山口馬木也
殺人犯捜査十係の係長。階級は警部。
橋爪俊介
演 - 岡田浩暉
管理官。階級は警視。
勝俣健作
演 - 江口洋介
警視庁捜査一課殺人犯捜査第五係主任のベテラン刑事で、姫川の天敵。“ガンテツ”という通り名を持つくせ者で、摘発率は圧倒的トップを誇る。公安に8年間いた経歴を持ち、警察内外の情報収集に長けているが、おきて破りの捜査方法がさまざまな疑惑を招くことも。
亀有北署
井岡博満
演 - 今野浩喜
巡査。
北見昇
演 - 坂東龍汰
新人キャリア警部補。
その他
葉山則之
演 - 葉山奨之
蒲田西署刑事課の刑事。階級は巡査。
辰巳圭一
演 - 猪征大
情報屋。
姫川瑞江
演 - 菊池桃子(特別出演)
玲子の母。
国奥定之助
演 - 伊武雅刀
監察医務院 監察医。
スタッフ
原作 - 誉田哲也 『姫川玲子シリーズ』(光文社文庫刊)
脚本 - 徳永友一、ひかわかよ、関えり香
音楽 - 末廣健一郎
主題歌 - 亀梨和也 「Rain」(ジェイ・ストーム)[12]
オープニングテーマ - ロイ-RöE- 「VIOLATION*」(WARNER MUSIC JAPAN / unBORD)
警察監修 - チーム五社
医療監修 - 堀エリカ
法医学監修 - 内ヶア西作
法律監修 - 佐藤大和、阪口采香
大工監修 - 新岩正人
マル暴監修 - 吉田丸
スタントコーディネート - 橋伸稔
特殊メイク - 松井祐一
編成企画 - 渡辺恒也
プロデュース - 山崎淳子、山内大典
演出 - 石川淳一、山内大典、洞功二、城宝秀則
制作 - フジテレビ
制作著作 - 共同テレビ
番組公式サイト
ストロベリーナイト・サーガ - Wikipedia