各話あらすじ(2019年4月18日 - 2020年3月19日)全34話 平均視聴率 11.65%
第1話 2019年4月18日「科捜研の女VS科警研の女/マリコVS科警研の女 1年続く鑑定バトル」
京都駅の防犯カメラに、逃走中の連続婦女絞殺事件の容疑者・荒木田(鈴木拓)の姿が確認された。同じ頃、芸妓・鶴藤(浦まゆ)が殺され、マリコ(沢口靖子)は直接の死因が窒息ではなく心破裂の可能性を指摘。だが、現場で荒木田の下足痕が採取されたことと首を絞める手口から、府警に現れた警察庁科警研の主任研究員・つかさ(檀れい)は荒木田の犯行だと断言する。
第2話 2019年4月25日「天才画家Xの計画」ラテ欄「時価2億!? イタズラ壁画殺人!! 科学が暴く画家の正体」
廃工場で男性(吉田ウーロン太)の遺体が発見され、壁には描いたばかりの絵画と特徴的なサインが。そこに約束をしていたという美術評論家・雫(真飛聖)が現れ、被害者は街角の壁などにゲリラ的に描くことで有名な画家・実相寺だと証言。だがその正体は不明で、土門(内藤剛志)も雫からわずかな情報しか得られない。マリコ(沢口靖子)は靴の付着物から身元を探ろうとする。
第3話 2019年5月2日「カナダから来た男」ラテ欄「マリコVSカナダから飛んできた銃弾!? 目撃者はカモメ」
マリコ(沢口靖子)らの元同僚でカナダ在住の相馬(長田成哉)から、京都に行くと連絡が。ところが、一足先に到着した相馬の友人でカナダの大学の研究員・遠藤(小堀正博)が射殺体で発見された。彼のスマートフォンを調べると、到着直後、大阪のカウンセリングルームに電話をしたことが判明。一方、宇佐見(風間トオル)は遠藤の論文に捏造(ねつぞう)疑惑があることを知る。
第4話 2019年5月9日「8億円の猫」ラテ欄「マリコVS8億円ネコ 肉球鑑定が暴く緑色の汗の殺人犯」
病院から一時帰宅していた人気絵本作家・由子(室井滋)が撲殺される。余命宣告を受けた由子は、全財産8億円を愛猫・ももの世話をするという条件付きで、ペットシッターの剛(笠松将)に贈与するとしていた。マリコ(沢口靖子)達は、由子の耳とももの頭部から、犯人の物と思われるハンドクリームを検出。土門(内藤剛志)は、担当編集者・水野(小久保丈二)らに話を聞く。
第5話 2019年5月16日「50年前から来た客」ラテ欄「京都スイーツツアー 突然発火する旅行者とおからの謎」
廃倉庫で焼死体が発見され、マリコ(沢口靖子)らの鑑定で、高齢の白人男性と断定される。近くには、セーラー服の少女と2人の青年の古い写真が落ちていた。間もなく、男性は米国在住のリチャード(リチャード・ウィルソン)と判明。彼が写真の3人、寺の跡取りだった後藤(大出俊)、後藤の後輩・平松(寺田農)、その妹・さくら(中田喜子)に会いに来たと分かるが…。
第6話 2019年5月23日「愛される悪魔」ラテ欄「夫4人連続不審死!? 魔性の妻を暴くマリコのクシャミ」
資産家・留蔵(上村厚文)の遺体を、帰宅した40歳年下の妻・聡美(鶴田真由)が発見。実は4年前、聡美の3人目の夫で大手スーパー社長が不審死を遂げ、聡美は連日マスコミに追われたが、証拠が挙がらず事件性なしと処理された。一方で、その前の夫2人も結婚後程なく死亡している。鑑定の結果、留蔵は毒殺されたと判明。マリコ(沢口靖子)らは前夫3人の周辺を探る。
第7話 2019年5月30日「消えたパンダの謎」ラテ欄「逃亡犯がリゾートに潜伏!? マリコとパンダの合同捜査」
和歌山の「アドベンチャーワールド」で休暇中のマリコ(沢口靖子)、亜美(山本ひかる)、呂太(渡部秀)は、両親と来園した桃香(小南希良梨)のリュックを狙う不審な男に遭遇。逃げた男が京都で強盗傷害事件を起こした新浜(小柳友)と判明する。やがて桃香が新浜に連れ去られた。マリコらは上長・富田(小宮孝泰)の方針に盾突く県警刑事・熊谷(平岡祐太)と共に捜査に乗り出す。
第8話 2019年6月6日「パンダの中の真実」ラテ欄「マリコの相棒に殺人容疑!? 神出鬼没の爆弾ドローン」
マリコ(沢口靖子)達は和歌山から京都に舞い戻っていた指名手配犯・新浜(小柳友)の足跡を追う。そして、新浜が押し入った会社を訪ね、事件の発端を洗い直す。すると、手提げ金庫を奪われ階段から突き落とされた同社顧問税理士・結城(内野謙太)、逃走用に車を奪われたタクシー運転手・永井(北口ユースケ)と新浜の共通点、さらに、ある人物との関連が明らかになる。
第9話 2019年7月11日「京都爆弾観光ツアー」ラテ欄「マリコの爆弾大捜索…犯人が観光案内するアプリの謎」
榊マリコ(沢口靖子)と土門薫(内藤剛志)のもとに、“京都観光促進センター”の園崎乙弥(松田悟志)から相談が舞い込んだ。園崎らは、京都の名所を訪れた観光客たちに、京都らしさを感じさせる“音”を専用アプリで体験してもらう“京都サウンドAR”というプロジェクトを進めていたのだが、共同で開発に当たっていた音響の研究家・尾藤奏吾(村上新悟)が失踪。さらに、センターのサイトに「プロジェクトを中止しないと恐ろしいことが起きる」という謎の脅迫メールが届いたという。
第10話 2019年7月18日「マリコ寿司を握る」ラテ欄「天才寿司職人殺人!? マリコでも作れる極上にぎりの謎」
寿司店主・若杉(渡辺哲)が絞殺された。カウンターに食べかけの握り寿司があり、宇佐見(風間トオル)が若杉の店とは違う酢が使われていると指摘する。一方、若杉がホテルに依頼され、新規参入する寿司職人の候補者4人を採点していたと判明。マリコ(沢口靖子)達が調べると野田(藤重政孝)が同じ酢を使用していた。野田は寿司職人の養成学校でその酢を教わったと言い…。
※2019年7月25日は『テレビ朝日開局60周年記念 世界水泳 韓国・光州 2019』放送のため休止
第11話 2019年8月1日「殺人遊覧船ツアー」ラテ欄「マリコ激流下り殺人鑑定!! 頭にコンセントがある男!?」
嵐山の空き寺で、住職亡き後、代役を兼ねる別の寺の住職・淳雄(阿部達雄)の遺体を、早朝、清掃に来た幸子(峯村リエ)ら5人の檀家が発見。指定文化財の仏像が消えたことから、土門(内藤剛志)は強盗殺人と断定する。マリコ(沢口靖子)達は被害者から採取した緑色の繊維に注目。防犯カメラの映像と下足痕から緑色のリュックを背負った男を犯人と特定し、捜索を始める。
第12話 2019年8月8日「赤い宝石」ラテ欄「凶器は花束!? マリコVS体内で宝石を作れる殺人犯の謎」
宝石店警備員・春田(モト冬樹)が神社で刺されて意識不明となり、マリコ(沢口靖子)らも現場へ。手にしていた花束を作った生花店店主・めぐみ(大村彩子)は春田を覚えていないという。一方、花に付いた血液が、6年前に殺人事件の重要参考人になった諸星(石垣佑磨)のものと判明。以前は病院の臨床検査技師長だった春田と、けんかで運ばれた諸星との接点が浮上する。
第13話 2019年8月15日「お茶の達人」ラテ欄「マリコVSお茶の達人 究極のブレンドを作る殺人犯の謎」
宇治茶の老舗「久住茶寮」の従業員・橋本(川野直輝)が殺され、店主・久住(藤田宗久)夫婦の証言から、5年前に解雇した角倉(松澤一之)が浮上。マリコ(沢口靖子)らに橋本とは会っていないと言う角倉だが、直後に開催された「宇治茶グランプリ」でも久住の茶筒をすり替えた疑いが…。
第14話 2019年8月22日「予約された死」ラテ欄「被害者が殺人を生前予約!? マリコVS証拠を火葬する女 」
元開業医の一郎(鶴田忍)が、自宅離れで殺害される。一郎は家族に内緒で、自身の葬儀を生前予約していた。マリコ(沢口靖子)は、その依頼先である神城葬儀社の峰子(中島ひろ子)に、‘墓場まで持っていきたい秘密’を遺族にも知られないようにしてくれるとの噂があると聞く。そんな中、家政婦・佐奈(飯島順子)が、堅物で知られた一郎に愛人がいたと証言して…。
第15話 2019年8月29日「女神のぬか漬け」ラテ欄「何でもぬか漬けする殺人犯!? マリコの激旨ナス鑑定!!」
‘ぬか漬けの女王’と呼ばれる料理研究家・雪絵(森口瑤子)の夫で、その本やグッズを販売する会社社長・純一(戸井勝海)が社長室で殺された。専務・三島(武野功雄)の通報で駆け付けたマリコ(沢口靖子)らは、純一が最期に食べたのが社員の彩花(仲村瑠璃亜)のぬか漬けだと突き止める。愛人関係を認めた彩花は、純一と雪絵がライセンス契約を巡りもめていたと証言する。
第16話 2019年9月5日「風岡早月のメッセージ」ラテ欄「衝撃ラスト!! 凶弾に撃たれた風岡先生…骨が暴く真実」
ホテルでの発砲・立てこもり事件に、解剖医の早月(若村麻由美)が巻き込まれた。現場の防犯カメラの映像には、マリコ(沢口靖子)らが見るのを予想して、身振りで「犯人は1人、人質は自分も含めて6人」と伝える早月の姿が。一方、投入された特殊犯捜査係の広橋(合田雅吏)が犯人(忍成修吾)に電話で要求を聞くが、早月は取って付けたような犯人の返答に違和感を抱く。
第17話 2019年10月17日「妻と愛人の事件簿」ラテ欄「マリコの自宅に爆弾犯が居候!? 水漏れする偽夫婦の謎」
京都市内で銀行強盗が発生。犯人の男たちは、赤と青の風船を並べたような不思議な形の爆発物を持って逃走した。一方、榊マリコ(沢口靖子)が休みの科捜研では、橋口呂太(渡部秀)たちが防犯カメラの映像を確認するものの、それだけでは爆発物の特定はおろか本物かどうかも分からない状況だった。
第18話 2019年10月24日「人質志望の女」ラテ欄「人質マリコ救出作戦〜銃撃戦に携帯ゲーム機で応戦!?〜」
榊マリコ(沢口靖子)の住むマンションに、成分不明の爆発物を所持した銀行強盗3人組が逃げ込んだ。現場の部屋に潜入したマリコの機転によって爆発物の種類は特定され、誘拐された杉原夫妻の息子・卓海(浅海翼)がマンション内のごみ集積場で、もう1人の犯人に囚われていることも分かる。
※2019年10月31日は「野球・侍ジャパンシリーズ2019 日本×カナダ」放送(19:00 〜 20:54)のため、休止。
第19話 2019年11月7日「刑事部長の憂鬱」ラテ欄「マリコの部下は刑事部長!? 殺人現場を再現する謎の芋」
焼き鳥店店員・深田(永沼伊久也)の他殺体を、交番巡査・平野(菅原大吉)が発見し、マリコ(沢口靖子)らが臨場する。遺留品の折れたガラス製パイプから、血痕と大麻の成分、深田の唾液に加え、平野の指紋が検出された。だが、平野はパイプに覚えはなく、深田とも面識がないと話す。平野の幼なじみで親友の刑事部長・藤倉(金田明夫)は、捜査の指揮を自ら外れる。
第20話 2019年11月14日「納豆菌の女VS乳酸菌の女」ラテ欄「マリコVS菌活の女!? 空飛ぶ納豆とパン工房殺人の謎!!」
定休日のベーカリーの工房で、店主・長内(小川剛生)の遺体を、パン生地に使うヨーグルト酵母を届けに来た妻・花野(大路恵美)が発見。土門(内藤剛志)、マリコ(沢口靖子)らが臨場する。現場で稲わらが採取される中、長内の前妻・奈津(西尾まり)がCMでも知られる納豆研究家と判明。また、長内が事件直前に焼いた食パンから、パンの天敵である納豆菌が検出される。
第21話 2019年11月21日「ドクターKの失敗」ラテ欄「ぬいぐるみは見た!? 鉄道模型を魔改造する殺人犯の謎」
本城(尾崎右宗)が自宅で刺殺され、マリコ(沢口靖子)らが臨場した部屋では鉄道模型の赤と青の電車が走っていた。本城のおいによると、前日、青の電車は壊れて動かなかったという。また、現場からはおもちゃの車のタイヤが見つかった。その車は、玩具を直すボランティアの久保井(西村まさ彦)に、保育園児の母親・小百合(遊井亮子)が修理のため預けたものと判明する。
第22話 2019年11月28日「ミステリーの達人」ラテ欄「マリコVS推理作家!? 殺人犯が集うサイン会と葛餅の謎」
工場で働く古田(今野浩喜)の遺体が空き地で発見され、マリコ(沢口靖子)らは付着していた砂と植物片を調べる。また、古田は小説家・高柳(大和田伸也)のサイン入り児童書を所持。前日のサイン会は新刊購入者が対象で、担当編集者・日菜子(吉本菜穂子)はデビュー作の児童書を持参した古田をよく覚えていた。一方、古田を時折、初老の男性が訪ねていたと分かる。
第23話 2019年12月5日「土門刑事の妻」ラテ欄「さらば、土門刑事!! マリコVS1999年から来た殺人犯」
ライターの広辺(森下じんせい)が殺され、落ちていた‘1999年12月31日’の京都タワーの展望券には19年前に死亡した元刑事・火浦(升毅)の指紋が。ところが、広辺の着衣からも同じ指紋が出たため、土門(内藤剛志)の同期だったという火浦の生存が判明する。一方、マリコ(沢口靖子)らは広辺が、2000年になると同時に起きた大学生の集団自殺事件を調べていたと知る。
第24話 2019年12月12日「土門刑事の選択」ラテ欄「土門最後の事件!! マリコVS致死率100%のウイルス」
フリーライターの広辺(森下じんせい)が絞殺され、その遺留品から、元刑事で19年前に死亡したはずの火浦(升毅)が生きていると分かり、広辺殺害の容疑がかかる。1999年の大みそかに起きた大学サークルの集団自殺と不可解な転落死、二つの事件の関連を調べていた広辺に、大学関係者から多額の振り込みがあったことも判明。そんな中、広辺殺害と同じ手口で新たな事件が起こり、マリコ(沢口靖子)と土門(内藤剛志)は真相を探る。
第25話 2019年12月19日「シャンハイ捜査線」ラテ欄「京都〜上海ラーメンバトル殺人!! 20億円寸胴鍋の謎」
年明けに新部署に異動することになった蒲原(石井一彰)は、同僚となる堀切(中村俊介)と、ある撲殺事件の捜査にあたる。その事件で殺害された岡村(長南洸生)は、2年前に起きたラーメンチェーン店の「バイトテロ」の当事者で、同支店は閉店に追い込まれ、チェーン店の株価も大暴落。岡村は2千万円の賠償を求められていた。一方、動画が4年前に撮影されたものだと分かったマリコ(沢口靖子)は、なぜ2年後に投稿されたのか不思議に思う。
第26話 2020年1月16日「待ち人、来る」ラテ欄「初詣おみくじ殺人!? マリコVS裏の顔を持つ美人巫女!!」
マリコ(沢口靖子)らが初詣に訪れた神社で宮司の妻・教子(平井三智栄)が撲殺された。参拝客が住み込みの手伝い・詩帆(高田里穂)の動画をアップし、それを見た人物が神社のホームページに詩帆への脅迫文を書き込んだことが発覚。背格好の似た教子が詩帆と間違われた可能性が浮上する。広域サイバー捜査係の堀切(中村俊介)と蒲原(石井一彰)は捜査に乗り出す。
第27話 2020年1月23日「マリコの動画チャンネル」ラテ欄「No.1フレンチ殺人!! マリコの仰天料理が暴く店の裏側」
有名フランス料理店の総料理長・池住(横堀悦夫)の撲殺体を、出勤した副料理長・八十嶋(丹羽貞仁)らが発見。2代目社長・小畑(浅野和之)は料理の現場を知らず事業拡大に走り、解任に動いた池住の社長就任が目前だった。一方、小畑は料理動画を毎日ノーカットで撮影、更新しており、マリコ(沢口靖子)らは事件当日の動画から、小畑のアリバイ成立を確認するが…。
第28話 2020年1月30日「筋肉は嘘をつかない」ラテ欄「マリコVSダイエット達人!! ㊙︎10キロ減量法が暴く殺人犯」
ダイエット企画に挑戦中のアナウンサー・七海(野呂佳代)が殺された。七海が通うジムのトレーナー・美音(青山倫子)は厳しい指導で知られ、マリコ(沢口靖子)らは事件当日に2人の口論が目撃されていたと聞く。そんな中、亜美(山本ひかる)は七海が辻井(賀集利樹)のジムにも通っていたことを突き止める。そこは美音のジムとは真逆で、ゆったり系を提唱していた。
第29話 2020年2月6日「銭湯アイドルの秘密」ラテ欄「マリコ銭湯アイドル徹底解剖!! 白骨を贈る熱烈ファン」
‘スーパー銭湯アイドル’政宗(柏原収史)の楽屋に袋に入れた人骨が置かれる事件が起きる。マリコ(沢口靖子)はその人骨がかつて大きな手術を受け、刺殺された男性だと指摘。肋骨の特徴に注目し、早月(若村麻由美)に身元の洗い出しを頼む。袋には政宗と男性の写真もあったが、政宗は心当たりはないと言う。一方、楽屋には政宗のファン・希和(左時枝)の「素足痕」があり…。
第30話 2020年2月13日「100円の殺人!?」ラテ欄「節約名人の殺人計画〜45円ステーキが暴く死体消失!?」
ブログで人気の‘節約の達人’佐江(菊地美香)が殺される。実際の佐江はぜいたく好きで、小遣い稼ぎのためブログを開設していた。マリコ(沢口靖子)らは節約情報を提供していた図書館員・逸子(松岡依都美)を突き止める。逸子は佐江を泊めたことは認めたが、殺害は否定。そんな中、20年前の殺人事件で服役した逸子の母・志乃(筒井真理子)が捜査線上に浮かぶ。
第31話 2020年2月20日「ピンク色の鑑定」ラテ欄「マリコVS色の魔術師 10円でピンクに変わる犯行声明!?」
河原で発見された遺体が、19年前に捜索願いが出された草木染の染色家・後藤(春田純一)と判明。マリコ(沢口靖子)達は、現場に紫色の手拭いと「事件現場」と書かれた手描きの地図を残した古着ショップ店長・夏夫(赤楚衛二)にたどり着く。小学生時代に誘拐された夏夫は、父親に信じてもらえず、事件に便乗すれば警察が調べてくれると考えて地図を置いたと話す。
第32話 2020年2月27日「マリコのネイルサロン」ラテ欄「マリコVS赤い指の女〜脅迫したら変色するネイルの謎」
保険外交員・樹里(佐藤乃莉)が自宅アパートで殺される。爪にはスーツに不似合いな赤いマニキュアが施され、そばにネイル用ストーンが1粒落ちていた。マリコ(沢口靖子)はネイルサロンを営む佐和(佐藤江梨子)の爪のストーンと断定。土門(内藤剛志)らの調べで2人の関係も明らかになる。
※2020年3月5日は『列島警察捜査網THE追跡2020春の事件簿』(19:00 〜 20:54)放送のため、休止
第33話 2020年3月12日「ニューヨークから来た悪魔」ラテ欄「マリコVS後妻業の女再び!! 50億円テリヤキ帝国の殺人」
米国に会社を築いた嘉壱(福本清三)が自宅で死亡。2週間後、長女で大阪にある日本支社の専務・鏡子(美鈴響子)の遺体が京都で見つかり、マリコ(沢口靖子)らが臨場する。嘉壱には子が3人いたが、会社株以外の全資産の80%を聡美(鶴田真由)に遺贈するという遺言公正証書が存在していた。聡美はマリコや土門(内藤剛志)と因縁のある‘後妻業’が疑われる人物で…。
最終話 2020年3月19日「20年目の榊マリコ」ラテ欄「マリコ最後の鑑定!再開の父と最新科学で暴く20年前の密室殺人…シリーズ最大の謎が明らかに!!」 ※最終回スペシャル(20:00 〜 21:48)
20年前の殺人事件の犯人として逮捕された小説家・芳賀(田中要次)が無罪を主張。マリコ(沢口靖子)らが再鑑定を行う。写真家・狩野(比留間由哲)が自身の別荘で銃殺された事件で、宿泊していたのは妻・市香(河井青葉)や友人ら男女6人。狩野と芳賀が口論となった翌朝、市香が狩野の遺体を発見。猟銃から指紋が検出され、姿を消した芳賀が犯人とされたが…。
各話視聴率
※第6話は放送時間を6分拡大、21時までの1時間の放送。後続番組『5夜連続ドラマスペシャル 山崎豊子「白い巨塔」』第2話にステブレレスで接続。
※第7話・第8話と第17話・第18話と第23話・第24話は2話完結(前後編)。
※最終話は2時間スペシャル(20:00 - 21:48)。
概要
沢口靖子扮する法医研究員・榊マリコら京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)のメンバーが、各々の専門技術を武器に事件の真相解明に挑む姿を描く人気ミステリー。
日本の連続ドラマ史上、最も長くシリーズが継続しており、今作で20周年を迎える。また、テレビ朝日開局60周年を記念して、1年間にわたって放送されるため、京都の四季折々の情景がふんだんに盛り込まれるのも見どころとなる。
ストーリー
京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の法医研究員・榊マリコ(沢口靖子)は、私生活はてんでズボラだが、科学捜査の分野においては常に冷静沈着なスペシャリスト。
マリコ自身の卓越した知見、そして個性的過ぎる科捜研メンバーが持つ法医、物理、化学、文書鑑定などの最新の専門技術を武器に、京都府警捜査一課の土門薫(内藤剛志)と共にさまざまな難事件に挑んでいく。
ある日、連続絞殺事件の犯人が取り調べ中に逃走。マリコらが捜査協力を依頼される。そんな中、絞殺された女性の遺体が発見され、科警研のメンバーは現場の状況から逃走犯の犯行を疑うが、マリコは疑問に思い…
キャスト
沢口靖子
榊マリコ 役
京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の法医研究員。科学捜査には信念とプライドを持っているが、過信することなく真理は科学を扱う人間にかかっていることも心得ている。現在は独身だが、実は一度結婚経験がある。京都府警捜査一課の土門とは強い絆で結ばれており、互いに信頼し合っている。
内藤剛志
土門薫 役
京都府警捜査一課の刑事。警部補。団体行動が苦手な一匹狼タイプで、直情的に突っ走ることが多い。マリコと共に独断で捜査に走ることがあり、藤倉刑事部長から苦言を呈されることもしばしばだが、やり方を変える気はない。妻とは死別、かつての部下の殉職に責任を感じ続けている。
若村麻由美
風丘早月 役
洛北医科大医学部病理学科法医学教室の教授。一男一女の母。のんきで陽気な性格。仕事以外でも何かとマリコの相談に乗っている。マリコとは性格も私生活も正反対だが、仕事に関してはよいパートナーシップで結ばれている。
風間トオル
宇佐見裕也 役
科捜研の化学担当。狭き門の中途採用試験に合格し採用された。以前は国立航空科学研究所の技官として、爆発物や化学兵器の防犯・研究をしていた。気象や海洋など航空安全に関わる知識も豊富で、マリコのよきアドバイザー。
金田明夫
藤倉甚一 役
京都府警刑事部長。警視。土門の上司。以前は鑑識畑一筋で、筋金入りの現場第一主義だった。頑固で曲がったことが嫌いな性格。人にこびたりは絶対にしない。以前は「科捜研はあくまで裏方であるべき」と考え、捜査に過度に介入してくるマリコの行動を非難していたが、最近は一定の理解を示すようになった。
斉藤暁
日野和正 役
科捜研所長。文書鑑定担当。もともとは警視庁の科捜研にいたが、京都府警からの要請で東京から京都へ異動してきた。そのため、妻子は東京在住で単身赴任中。見かけはいい加減だが、意外に正義感も強く、情にもろい。過労で仕事中に倒れて入院して以来、科捜研メンバーの働き方に気を配っている。
スタッフ
脚本:戸田山雅司、櫻井武晴
監督:森本浩史、田崎竜太
プロデューサー:関拓也、藤崎絵三、中尾亜由子、谷中寿成
主題歌:Blue Rain/今井美樹
各シーズンあらすじ
科捜研の女9
科捜研の女10
科捜研の女11
科捜研の女12
科捜研の女13
科捜研の女14
科捜研の女15
科捜研の女16
科捜研の女17
科捜研の女18
科捜研の女20
科捜研の女21
科捜研の女22
科捜研の女23
科捜研の女24
番組公式サイト
科捜研の女 - Wikipedia