2021年10月4日より、続編となる『ラジエーションハウスII〜放射線科の診断レポート〜』が同じく「月9」枠(毎週月曜21:00〜21:54)にて、2021年10月4日から同年12月13日まで放送された。(全11話+特別編1話)
各話あらすじ(2019年4月8日 - 6月17日)全11話 平均視聴率 12.08%
第1話 2019年4月8日「視えない病を見つけ出せ!命をかけた新たな医療ドラマが今始まる!」※初回30分拡大(21:00 〜 22:24)
唯織(窪田正孝)は幼なじみの放射線科医・杏(本田翼)が働く病院に診療放射線技師として勤めることに。新人技師の裕乃(広瀬アリス)は初出勤の途中で出会った唯織が同期と知って驚く。そんな中、頭痛で倒れた写真家・菊島(イッセー尾形)の頭部画像が、体内の金属の影響でうまく写らないと判明。技師長の小野寺(遠藤憲一)らは杏から打開策を求められる。唯織は菊島の担当を志願し…。
第2話 2019年4月15日「天才技師が救う命!彼の秘密が今夜、明かされる!?」 ※15分拡大(21:00 - 22:09)
膝の痛みで来院した少年・健太郎(石田星空)のレントゲン画像を見た杏(本田翼)は、成長痛と診断。その帰り、健太郎の母親・美佐子が病院前で倒れる。美佐子に見覚えがある小野寺(遠藤憲一)の指摘から、唯織(窪田正孝)は美佐子に詳しい検査をするべきだと訴えるが、彼女は聞き入れない。一方、離婚問題を抱える小野寺を訪ねて、息子・大樹(田中奏生)がやって来る。
第3話 2019年4月22日「仲間に迫る、乳がんの危機!?」
裕乃(広瀬アリス)とたまき(山口紗弥加)は結婚を控え乳がん検診に訪れた今日子を担当。乳腺密度が高い彼女はマンモグラフィーによる診断が難しい体質だったが、杏(本田翼)は放射線科科長の鏑木(浅野和之)から病気でなければ異常なしとするよう言われる。だが、唯織(窪田正孝)は別の検査の必要性を今日子に直接訴える。一方、練習でたまきの胸部を撮った裕乃は…。
第4話 2019年4月29日「夢を追いかける患者を救え!!」
唯織(窪田正孝)は杏(本田翼)がある患者の症状を気に掛けていると知る。そんな中、大学生・美月が右肩の痛みで来院。原因不明で様子を見ると話す整形外科医・辻村(鈴木伸之)の診断に杏は迷いを感じるが何も言えない。一方、美月の影響で高校時代を思い出し、暗い気持ちになった裕乃(広瀬アリス)は、仕事で追い詰められていた。裕乃は唯織の勝手な行動にいら立ち…。
第5話 2019年5月6日「絶世の美少年が死亡犯人は誰!?」
遺体をCTなどで検査し死因を探る「死亡時画像診断(Ai)」の要請が入り、小野寺(遠藤憲一)はAiスペシャリストの威能(丸山智己)や唯織(窪田正孝)らと対応。公園で死亡した13歳の直樹(南出凌嘉)に外傷はなく、弟の雄太(斎藤汰鷹)は自分のせいと考えていた。小野寺はAiを拒否する両親・勝彦(三浦誠己)と歩美(森脇英理子)を説得。やがて、意外な死因が分かる。
第6話 2019年5月13日「運命の緊急手術!!この命を守れ」
鏑木(浅野和之)は渚(和久井映見)に、唯織(窪田正孝)の行為は医師法に抵触する可能性があると告げ、問題が起きた場合は渚が責任を取るという言質を得る。そんな中、公園で遊んでいて腹部を強打した女の子・沙里が救急搬送されてくる。腹部のCT画像を見た杏(本田翼)は、脾臓(ひぞう)からの出血を確認。将来、傷口が目立たなくて済むように、画像診断装置で患者の体の中を透かして見ながら治療を行うIVR(画像下治療)による止血を提案するが、鏑木から開腹手術をするよう命じられる。
第7話 2019年5月20日「命を救う者達の選択誇りの行方」
軒下(浜野謙太)は中学校の同級生の志朗(篠原篤)と真貴(松本若菜)夫妻と再会。真貴は乳がんの疑いがあり、再検査を優先してほしいと頼まれた軒下だが、特別扱いはできず心苦しさを覚える。志朗の精神状態が気になる唯織(窪田正孝)は杏(本田翼)に相談。杏は唯織に頼り過ぎだと注意されており、一線を引こうとする。一方、小野寺(遠藤憲一)はあることを調べ…。
第8話 2019年5月27日「二人の約束と暴かれる秘密!!」
腹痛の患者・陽子(佐藤めぐみ)を鏑木(浅野和之)が虫垂炎と診断する。唯織(窪田正孝)は別の病気の可能性を指摘して鏑木を怒らせるが、同意見の杏(本田翼)は再検査を断行。夫・祐一(板橋駿谷)に本音を隠していた陽子は、罰が当たったとつぶやく。そんな中、杏が気に掛けていた小児科の患者・久美(稲垣来泉)がいなくなる。一方、辻村(鈴木伸之)は杏の体調を心配する。
第9話 2019年6月3日「最強の対決!!彼女は俺が守る!!」
倒れた杏(本田翼)が肩を痛め、検査を巡って唯織(窪田正孝)と辻村(鈴木伸之)の意見が対立する。一方、辻村の父で有名医大教授の丈介(名高達男)の依頼で、大物政治家の安野(中村梅雀)が入院。偽装入院の噂を打ち消す‘それらしい診断名’を要求された主治医の辻村は、形だけの検査を小野寺(遠藤憲一)らに指示する。ところが、現れた丈介が検査の中止を命じ…。
第10話 2019年6月10日「もう一人の天才、現れる!?」
病院に杏(本田翼)の父で前院長の正一(佐戸井けん太)が現れる。うつ病の正一は頭痛に悩んでいたが、原因は不明だった。そんな中、辻村(鈴木伸之)が担当する1歳男児の検査が行われ、鎖骨骨折と判明。男児は3カ月前にも腕を骨折し、心当たりがない母親の茜(西原亜希)は困惑していた。唯織や杏らは骨折しやすい病気と見抜くが、さらに深刻な事態が待ち受ける。
最終話 2019年6月17日「命懸けで守りたい約束!!最後の選択と決断とは!?」 ※15分拡大(21:00 〜 22:09)
唯織(窪田正孝)は杏(本田翼)に、正一(佐戸井けん太)の脳の髄液漏れの検査を進言。それが頭痛の原因で、うつ病ではないと考えたのだ。唯織の予想通りの病気だと判明する中、正一が意識を失い、救うためにはある手技が必要と分かる。専門医を待つ時間がない状況に、杏は経験のない手技に臨むと決めるが、父親を前にした杏の手がすくんでしまう。意を決した唯織は、医師免許があると明かして治療を代わる。唯織の行動は裕乃(広瀬アリス)ら技師チームとの間に溝を生み、やがて外部に漏れたことで大問題に発展する。
各話視聴率
原作概要
『ラジエーションハウス』は、原作:横幕智裕、作画:モリタイシによる漫画。『グランドジャンプ』(集英社)にて、2015年22号から連載中。X線撮影などで病変を写す診療放射線技師と画像診断をする放射線科医の活躍を描く。
ドラマ概要
同名コミックを原作に、レントゲンやCT(コンピューター断層診断)で病変を写し出す放射線技師や、画像から病気を診断する放射線科医らの所属する放射線科“ラジエーションハウス”を舞台に、患者の病やけがの根源を見つけ出す、医療を縁の下で支えるヒーローたちの活躍を描く。
ストーリー
レントゲンやCT(コンピューター断層診断)で病変を写し出す放射線技師と、画像から診療上の所見を得る読影をして、病気を診断する放射線科医。放射線科“ラジエーションハウス”では、彼らが患者の病やけがの根源を見つけ出すべく、縁の下の力持ちとなって日夜奮闘している。
アメリカで最も権威ある放射線科医から認められた放射線技師の五十嵐唯織(窪田正孝)は、日本に戻り甘春総合病院で働き始める。そこの放射線科医・甘春杏(本田翼)は、前院長の娘で、医師免許を持たない技師を見下していた。
キャスト
甘春総合病院
五十嵐唯織 - 窪田正孝(幼少期:金井凛空)
レントゲンやCTで病変を写し出す放射線技師。写真には必ず真実が写ると信じている。アメリカで最も権威ある放射線科医から認められ、帰国してから甘春総合病院で働くことに。病の“写真家”として、患者の“視(み)えない病”を見つけ出し、次々と命を救っていく。
甘春杏 - 本田翼(幼少期:大島美優)
甘春総合病院の放射線科医。前院長の娘で、父の愛した病院を守りたいという気持ちから、患者を助けたいと思いつつも病院のルールや効率を優先してしまう。医師免許を持たない放射線技師を見下している。真面目で、プライドが高く勝ち気な性格だが、実は自分に自信がない。
広瀬裕乃 - 広瀬アリス
甘春総合病院の新人放射線技師で、唯織の同僚。患者の役に立ちたいと一生懸命頑張るが、物覚えが悪くて不器用なため空回りしがち。高校時代はバスケットボール部のエースだったので体力に自信はあるが、自由奔放な行動をする唯織に振り回される。次第に、唯織の一番の理解者になっていく。
黒羽たまき - 山口紗弥加
唯織の同僚の放射線技師。男勝りな性格の上に、ドSで毒舌。小野寺に代わり、実質的に放射線技師のメンバーを裏で牛耳っている。独身。
小野寺俊夫 - 遠藤憲一
甘春総合病院で働く放射線技師で、唯織の先輩。普段はギャンブル好きでだらしないが、本当は技師としてかなりの腕前を持つ。早くから唯織の天才的な才能に気付く。
辻村駿太郎 - 鈴木伸之
鏑木安富 - 浅野和之
甘春総合病院・放射線科の科長兼診療部長。地位や名声を得ることに貪欲で、院長の座を狙っている。厄介事を起こす唯織を、病院から早く追い出したいと思っている。
大森渚 - 和久井映見
甘春総合病院の院長。同病院の“良心”であり、周りのみんなを優しく見守る母のような存在。
軒下五郎 - 浜野謙太
威能圭 - 丸山智己
悠木倫 - 矢野聖人
南里美 - 浅見姫香
その他
甘春正一 - 佐戸井けん太
辻村丈介 - 名高達男
ゲスト
第1話
天野明 - 春海四方
菊島亨 - イッセー尾形
菊島由美 - 森矢カンナ
第2話
千葉美佐子 - 中越典子
金田会長 - 鶴田忍
金田富恵 - 宮田早苗
小野寺大樹 - 田中奏生(第10話・最終話)
千葉健太郎 ‐ 石田星空
第3話
葉山今日子 - 内山理名
平田公太 - 松下洸平
谷山医師 - 小松和重(第7話)
第4話
坂元美月 - 山本舞香
千秋 - 青谷優衣
監督 - 柾賢志
沙也加 - 華村あすか
美紀 - 豊泉志織
恭子 - 眞嶋優
えみ - 駒澤清華
彩 - 佐藤ノア(suga/es)
数紗 - おりはらまよ(suga/es)
アズサ - 広瀬ちひろ(suga/es)
第5話
藤本勝彦 - 三浦誠己
藤本歩美 - 森脇英理子
藤本直樹 - 南出凌嘉
藤本雄太 - 斎藤汰鷹
山村肇 - 小林喜日
威能理佐子 - 大出菜々子
第6話
樫木香月 - 伊藤ゆみ
田中医師 - 伊藤正之
後藤莉奈 - 安藤聖
後藤沙里 - 中島琴音
第7話
蛭田真貴 - 松本若菜
蛭田志朗 - 篠原篤
ユウカ - 穂志もえか
救急患者 - 山崎画大
第8話
若井陽子 - 佐藤めぐみ
若井祐一 - 板橋駿谷
魚谷久美 - 稲垣来泉
魚谷雅子 - 仲村瑠璃亜
魚谷亮介 - 伊藤祐輝
第9話
安野将司 - 中村梅雀
第10話
嶋田茜 - 西原亜希
嶋田和也 - 椎名一浩
嶋田光 - 高橋好史
鏑木加奈子 - 丸山ゆい
鏑木聡子 - 梅沢昌代
野村医師 - 清水昭博
最終話
新人技師・田中 - 八嶋智人
麗洋医科大学嘱託医師 - 東根作寿英
スタッフ
原作 - 横幕智裕(原作)、モリタイシ(漫画)『ラジエーションハウス』(ヤングジャンプ・コミックスGJ刊)
脚本 - 大北はるか、村上優、金沢達也、横幕智裕
音楽 - 服部隆之
ナレーション - 八嶋智人
医療監修 - 戸ア光宏(相良病院附属プレストセンター)、五月女康作(東京大学 進化認知科学研究センター)
監修 - 松本尚(日本医科大学千葉北総病院)、原義明(日本医科大学)、塩田浩平、糸魚川善昭
医療指導 - 筑波メディカルセンター病院 放射線技術科、日本医科大学千葉北総病院 救命救急センター、太田黒崇信、阪本太吾、久城正紀(日本医科大学千葉北総病院)、川嶋寛(埼玉県立小児医療センター)、河内貞貴、森健作、嶺貴彦、中江竜太(日本医科大学)
技師指導 - 飯島佐織、石橋智通、今関雅晴、中山純一、糸屋沙央梨、小野浩二郎、篠田和哉、小林隆幸、長瀬拓也、小林智哉、櫻井常男、坂井上之、齋藤誠、竹林浩孝、池垣淳也、北川久、寺澤和晶、京谷勉輔
楽器指導 - Kuboty(TOTALFAT)
放射線科医指導・医療指導 - 森健作、齋田司(筑波大学附属病院)
看護指導 - 石田喜代美
プロデュース - 中野利幸
演出 - 鈴木雅之、金井紘、野田悠介、関野宗紀
制作著作 - フジテレビ
主題歌 - MAN WITH A MISSION「Remember Me」(ソニー・ミュージックレコーズ)
番組公式サイト
ラジエーションハウス - Wikipedia
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