各話あらすじ(2019年1月13日 - 3月17日)全10話 平均視聴率 9.69%
第1話 2019年1月13日「家族の裏切り」ラテ欄「16年ぶりの弁護士復帰!!仕組まれた表現の自由…理不尽に立ち向かう逆転劇」※初回25分拡大(21:00 - 22:19)
蓮見杏子 (常盤貴子) は、かつて若手弁護士として活躍していたが、出産を機に引退。専業主婦として、2人の子供と夫である東京地方検察庁・特捜部長の壮一郎 (唐沢寿明) と共に、幸せな日々を送っていた。だが、壮一郎の汚職疑惑、さらに女性スキャンダルまで発覚。記者会見で壮一郎は、汚職は否定したが、女性との関係については認めて謝罪する。しかし、壮一郎は逮捕されてしまう。杏子は深いショックを受けるが、家族のために16年振りの弁護士復帰を決意する。
第2話 2019年1月20日「その男、黒か白か」ラテ欄「有罪確定!!黒い裁判で絶対勝利の命令が!!深まる夫の疑惑と闇…窮地に挑め」※20分拡大(21:00 〜 22:14)
神山(賀来千香子)の父親で、事務所の名誉顧問を務める大輔(橋爪功)が弁護の依頼に来る。大輔は2カ月前に飲酒運転で事故を起こしたとして器物損壊や公務執行妨害などの罪で起訴されているが、器物損壊以外は冤罪だと主張していた。神山は過去のいさかいから大輔に対し冷たい態度を崩さない。そこで、大輔の指名により、杏子(常盤貴子)が弁護をする羽目になる。
第3話 2019年1月27日「隠された罠」ラテ欄「最強妊婦弁護士現る鉄道事故と夫の罠…」
杏子(常盤貴子)や多田(小泉孝太郎)らは、列車脱線事故で死亡した運転士・井口の妻・晴乃(安藤聖)から依頼を受け、事故は井口の過失と主張する鉄道会社側の弁護士・映美(江口のりこ)と対立する。事故原因を探る杏子は、井口の手帳に書かれた「OR」という文字が気に掛かる。そんな中、杏子は壮一郎(唐沢寿明)との面会で、久々に穏やかな会話をし、明るい気持ちになる。
第4話 2019年2月3日「過去との決別」ラテ欄「過去との決別!!親友の息子が殺人!?裏切りの夫と対決」
杏子(常盤貴子)の知人の高校生・翔平(佐藤緋美)が傷害致死容疑で逮捕される。工事現場での喫煙をとがめた警備員が翔平ともみ合い、転落死したという。翔平は転居前の蓮見家の近隣に住み、その母・奈津子(須藤理彩)も杏子と親しくしていた。翔平は容疑を否認するが、目撃証言もあり起訴は免れない状況。杏子は担当する朝飛(北村匠海)の余裕のなさが気になる。
第5話 2019年2月10日「夫婦の条件」ラテ欄「判明!!黒幕の正体…妻VS愛人!!20億を巡る離婚劇」
杏子(常盤貴子)と多田(小泉孝太郎)は人気ロックスター・東城(宇崎竜童)と妻・ちなみ(銀粉蝶)の離婚協議に立ち会う。杏子らはちなみの弁護を担当し、愛人・唯奈(松本まりか)がいる東城に財産分与や慰謝料などで11億円を請求。東城を弁護する多田の元恋人・栗山(芦名星)は6千万円が妥当と主張する。東城が離婚を急ぐこともあり、交渉は杏子達に有利に進むが…。
第6話 2019年2月17日「崖っぷちの選択」ラテ欄「夫の逆襲が始まる!!迫る崖っぷちの選択」
壮一郎(唐沢寿明)の保釈が決まった。多田(小泉孝太郎)は杏子(常盤貴子)に言葉を掛けるが、杏子を困惑させてしまう。直後、杏子は多田が進めていた集団訴訟案件を手伝うことに。だが、原告団の代表が突然、別の弁護士の話も聞いて、どちらに頼むかを決めたいと言い出す。相手は車椅子の三栗谷(春風亭昇太)。彼は、巧妙な戦略で原告団の心をつかみ、多田と杏子は劣勢になる。
第7話 2019年2月24日「消された真実」ラテ欄「狂気の夫が覚醒へ!!反撃!!消された真実を取り戻せ!!」
壮一郎(唐沢寿明)の弁護をすると表明した杏子(常盤貴子)。その会見映像を見ながら、多田(小泉孝太郎)は杏子に電話をかける。会見後、杏子は壮一郎が内閣官房副長官・南原(三遊亭円楽)の汚職疑惑を捜査中、収賄の罪を着せられたと知る。南原の不正を暴くには、情報提供者と接触し証拠文書を入手するしかないという。その一方、杏子は多田の案件のサブに回ることになる。
第8話 2019年3月3日「裏切り者」ラテ欄「激震!!事件が決着へ驚愕の真相と裏切り者の正体とは」
数年後の3月9日。元3年A組の生徒達が教室に集まる。一同の前には三回忌を迎えた一颯(菅田将暉)の遺影が飾られていた。そして現在の3月9日。一颯は郡司(椎名桔平)を人質に取ったまま意識を失う。世間が武智(田辺誠一)を澪奈(上白石萌歌)殺しの犯人と見なす中、ある人物が一颯の作ったフェイク動画をSNSに投稿。一転、真犯人として一颯に矛先が向く。
第9話 2019年3月10日「堕ちた正義」ラテ欄「最終章!!覆る真実…もう一人の裏切り者!!怒涛の逆襲」
杏子(常盤貴子)と壮一郎(唐沢寿明)は、佐々木(滝藤賢一)が南原(三遊亭円楽)に情報を流していたと突き止める。観念した佐々木は、犯行に及んだ理由を壮一郎に告白。不正の証拠によって南原は逮捕され、壮一郎の起訴は取り消された。だが、佐々木の行動に気付いていたはずの検事正・御手洗(中村育二)は、脇坂(吉田鋼太郎)に責任を負わせる。その後、脇坂は杏子を訪ねて…。
最終話 2019年3月17日「最後の審判」ラテ欄「妻VS夫!!遂に直接対決!!逆転の法廷妻の決断は」
多田(小泉孝太郎)が贈賄容疑で身柄を拘束され、壮一郎(唐沢寿明)や脇坂(吉田鋼太郎)ら検察から追及を受ける。事務所を挙げて多田の弁護に力を注ぐ中、神山(賀来千香子)は杏子(常盤貴子)に、この起訴には壮一郎の多田に対する私情が絡んでいるのではと指摘する。壮一郎の真意を確かめようとする杏子だが、そのかたくなな態度に業を煮やし、必ず多田の疑いを晴らすと宣言する。
各話視聴率
原作概要
アメリカ合衆国・CBSで、2009年9月22日から2016年5月8日まで計7シリーズにわたって放送されたテレビドラマ『The Good Wife』が原作[で、検察官だった夫が汚職により逮捕され、女性スキャンダルも明らかになる中、16年ぶりに弁護士に復帰した妻である女性が様々な困難に立ち向かっていく姿を描いていく。
概要
2009年から7年間アメリカで放送されたドラマ「The Good Wife」が原作のリーガルヒューマンエンターテインメント。常盤貴子が主演を務め、東京地検特捜部長の夫が汚職容疑で逮捕されたことで、専業主婦から弁護士に復職する蓮見杏子を演じる。杏子の夫・壮一郎役は唐沢寿明が務める。
ストーリー
出産を機に弁護士を辞め、専業主婦として子どもを育ててきた蓮見杏子(常盤貴子)。しかし、東京地検特捜部長である夫の壮一郎(唐沢寿明)が汚職の容疑で逮捕され、女性スキャンダルまで明らかになり、人生が一変してしまう。
真相が明らかにならない中、子どもたちを守るために杏子は復職を決意。そして、司法修習生時代の同期弁護士・多田征大(小泉孝太郎)の助けで彼の法律事務所に仮採用され、16年ぶりに弁護士として復帰する。
しかし、スキャンダルの渦中の妻として世間から好奇の目を向けられ、さらに、弁護士としてのブランクもあり悪戦苦闘する日々が待っていた。
キャスト
常盤貴子
蓮見杏子 役
出産を機に弁護士の仕事を辞め専業主婦となるが、東京地検特捜部長を務める夫の壮一郎が汚職容疑で逮捕され、子どもを育てるために復職を決意する。
小泉孝太郎
多田征大 役
弁護士。司法修習生時代の杏子の同期。依頼人の利益を最優先する敏腕弁護士で、神山多田法律事務所を経営する。かつて杏子に思いを寄せていた。
水原希子
円香みちる 役
神山多田法律事務所のパラリーガル。豊富な交友関係を駆使して重要な情報や証言を手に入れる、弁護士たちの右腕。どこかミステリアスな部分もある。
北村匠海
朝飛光太郎 役
新人弁護士。杏子と同時期に神山多田法律事務所に仮採用される。事務所の雇用枠は一つで、その席を巡って杏子と競争することになる。
滝藤賢一
佐々木達也 役
東京地検特捜部員。壮一郎の部下で腹心の間柄だった。壮一郎の失脚により特捜部長に就任した脇坂と、壮一郎を追い詰めることになる。
賀来千香子
神山佳恵 役
弁護士。神山多田法律事務所で多田と共同代表を務める。やり手の弁護士で、16年ぶりに復帰した杏子に厳しい態度を見せる。
吉田鋼太郎
脇坂博道 役
壮一郎が失脚したことで東京地検特捜部長となる。検察内部での出世のために、壮一郎を尋問して汚職事件を暴く。
唐沢寿明
蓮見壮一郎 役
杏子の夫。元東京地検特捜部長。次期検事総長としても期待されていたが、ある日突然、汚職疑惑と女性スキャンダルが持ち上がり逮捕され、一瞬にして家族も地位も名誉も失う。
スタッフ
原作 - 『The Good Wife』(CBS Corporation製作)
脚本 - 篠ア絵里子
音楽 - ワンミュージック
ロケ特別協力 - CROSS DOCK HARUMI
美術特別協力 - ACTUS
法律監修 - 國松崇、一般社団法人リーガルパーク
警察監修 - 石坂隆昌
医療監修 - 中澤暁雄
ナビ番組 - 平野晃司
コミュニケーションディレクター - 梅田悟司
アートディレクター - 田村雪絵
デザイナー - 河内貴春
チーフプロデュース - 瀬戸口克陽
プロデュース - 東仲恵吾
演出 - 塚原あゆ子、山本剛義、松木彩
制作 - CBS Corporation、TBS
主題歌 - BUMP OF CHICKEN「Aurora」(トイズファクトリー)
番組公式サイト
グッドワイフ (日本のテレビドラマ) - Wikipedia