各話あらすじ(2019年1月11日 - 3月8日)全8話 平均視聴率 4.11%
第1話 2019年1月11日「妖精おじさん現る!? 我慢し過ぎの働く人へ痛快仕返しコメディ」 視聴率 5.6%
テレビ番組の制作会社に入社したひかり(岡田結実)は、体当たりロケで知られるバラエティー番組担当のアシスタントディレクター(AD)になる。早速、ひかりはロケ現場へ向かい、声が小さい先輩AD・出渕(小手伸也)やアシスタントプロデューサー・馬場(青木さやか)ら癖のある面々に出会う。ひかりは笑顔で仕事に臨むが、理不尽なことで怒られた上に、カメラのコードを踏んで転び、ディレクター・千葉(城田優)から「帰れ」と言われてしまう。会社に戻ったひかりが落ち込んでいると、目の前に突然、おじさん(遠藤憲一)が現れる。
第2話 2019年1月18日「史上最悪お局VS妖精 パンスト相撲で復讐」 視聴率 4.4%
会議中に居眠りし、馬場(青木さやか)から注意されたひかり(岡田結実)は、馬場を‘お局’と呼び、おじさん(遠藤憲一)相手に愚痴をこぼす。それを馬場が全て聞いていた。翌日から、ひかりに対する馬場の指導は激しさを増し、ひかりは疲弊する。そんな中、馬場の憧れの女優・霞美が出演するロケが行われる。ところが、霞美が出演を拒否した上、ひかりが重大なミスをしてしまう。
第3話 2019年1月25日「40歳でまだAD…超過酷!!お泊り旅ロケで大パニック&キス」 視聴率 4.0%
‘幻のタイ’を捕る旅ロケに行くことになり、浮かれるひかり(岡田結実)とおじさん(遠藤憲一)。ところが九条(戸塚純貴)が体調を崩し、その仕事を任されたひかりはチーフADの出渕(小手伸也)から‘物撮り’を教わるが上手にできない。そんな折、ひかりは出渕がディレクターを目指して書いたメモを発見。迎えたロケ当日、収録を巡って出渕と千葉(城田優)が口論になる。
※2月1日は『テレビ朝日開局60周年記念サッカー・AFCアジアカップ2019・決勝・日本×カタール』(22:55 - 翌1:00)のため、急遽休止予定。
第4話 2019年2月8日「戦争…中間管理職!?とにかく土下座せよ」 視聴率 5.5%
視聴率の悪さを打開するため、千葉(城田優)は‘攻めた企画’を打ち出す。だが企画は通らず、プロデューサーの泉(田辺誠一)は次々と無茶な指示を出すようになる。一方、ひかり(岡田結実)はSNSを任され、意気揚々と投稿。さらにおじさん(遠藤憲一)に促され、初めて母・依子(松本海希)に婚約破棄や仕事について話す。その後、SNSが‘炎上’。泉は事態の収拾に追われ…。
第5話 2019年2月15日「パパADが大号泣!?働き方改革って…何」 視聴率 3.9%
番組で、子どもが苦手なことを克服する企画を行うことに。折しも、九条(戸塚純貴)が既婚かつ3人の子持ちと判明。5歳の娘・真凛(渋谷南那)が出演することになる。自宅を訪れたひかり(岡田結実)らは、九条が家事や育児には熱心だと知って驚く。九条の仕事への情熱のなさに憤るひかりに対し、おじさん(遠藤憲一)は「千葉(城田優)の影響を受けすぎでは」と指摘して…。
第6話 2019年2月22日「濃厚キスの婚約者…引き抜きNY転職!?」 視聴率 3.8%
残業時間が長い千葉(城田優)が泉(田辺誠一)の指示で休みを取ることになり、代わりにディレクターになった出渕(小手伸也)は大張り切り。ひかり(岡田結実)とおじさん(遠藤憲一)は、千葉の前に現れた麗華(ベッキー)が婚約者と知り、仰天する。そんな中、出渕の担当回が高視聴率を記録。一方、別の会社から誘いを受けていた千葉は、その会社で憧れの人物と仕事ができると知り、心が揺れる。
第7話 2019年3月1日「ヤラセ疑惑で大炎上 人の不幸は蜜の味!?」 視聴率 2.5%
出演者のパウダー(JP)も交えた飲み会で、酔ったひかり(岡田結実)は、改めておじさん(遠藤憲一)の存在を不思議に思う。そんな中、番組の‘やらせ’やパウダーとひかりの熱愛、さらにパウダーの暴行疑惑記事が出回る。ひかりはSNSに事実無根と投稿するが、番組は存続の危機に陥る。
最終話 2019年3月8日「サヨナラおじさん…妖精の正体がついに明かされる!」 視聴率 3.2%
泉(田辺誠一)から企画書を書くよう言われたひかり(岡田結実)は悩むが、おじさん(遠藤憲一)からやりたいことができるチャンスだと励まされる。数日後、番組の企画を決める会議にひかりや千葉(城田優)、馬場(青木さやか)ら以前のメンバーが集結。企画が通り、制作を主導することになったひかりだが、要所要所で決断ができない上、肝心のパウダー(JP)から出演を断られてしまう。
概要
岡田結実主演でおくる“働く女性×おっさん”の一風変わったお仕事ドラマ。普段はバラエティー番組に出演している岡田が、バラエティー制作会社「テレドリーム」にようやく入社した新人AD・一ノ瀬ひかりを演じる。
職場の人たちに言いたいことが言えず我慢を重ねるひかりの前に突然現れる、「妖精」を名乗る“おじさん”に遠藤憲一が扮するほか、城田優、小手伸也、戸塚純貴、青木さやか、田辺誠一らがコミカルで軽妙な芝居合戦を繰り広げる。
ストーリー
恋に破れて働き口も失くした一ノ瀬ひかり(岡田結実)がようやく就職したのは、番組制作会社「テレドリーム」。そこでひかりは、超過酷ロケで有名なバラエティー「限界MAX★あなたも私もヤッテミー!!」の番組担当ADに配属される。
ゴミ屋敷のようなデスクで仕事をこなし、「唐辛子1000個探してこい」といきなり言われて途方に暮れるようなAD生活を送るひかりの目の前に、突然「妖精」を名乗るおじさん(遠藤憲一)が現れる。
四六時中ひかりに付きまとい、何かと口を出してきては文句を言い始めるおじさん。自分が口に出せない心の声や本音、愚痴を垂れ流してくれるおじさんの存在に、ひかりは徐々に爽快感を感じるようになる。
キャスト
一ノ瀬ひかり(いちのせ ひかり)
演 - 岡田結実
バラエティ制作会社「テレドリーム」に勤務する新人アシスタントディレクター。結婚を約束していたはずの彼氏にはあっさりとフラれ、働く場所すら見つけられない極限状態に陥る。年末になって、やっとのことでテレドリームに拾ってもらう形で就職し、入社して日が経たないうちにバラエティ番組の担当となる。変にプライドが高いが故に、自分が落ちぶれてしまった事実を周りの人間にはまったく話せていない。
ある日、“妖精”と名乗る怪しいおじさんに出会ったことで、それまで心の内に潜んでいた毒が顔を出すようになる。一方、励まされるときもあり、取材不可の老舗カレー店に再度アタックして許可をもらい、本番前の試食では猛烈な激辛カレーを完食してみせる。
おじさん
演 - 遠藤憲一
自ら“妖精のおじさん”と名乗る怪しい男性。妖精という割には等身大の人間でスーツ姿。見た目は厳つくコワモテで如何にも怪しく、コワモテ故に愛想の悪そうな感じである。いつも何か文句を言ったり、自分にとって嫌な人間に対しては容赦ない行動を取るのが日常茶飯事。他の人間には一切見えず、ひかりだけが見ることができる。いつ、どこから現れるのかがまるで予測がつかない奇妙な性質の持ち主。本人はあくまでも“妖精”と言い張るが、ひかりにはただの幽霊にしか見えていない。“妖精”ではあるが飛ぶことはできず、普通の中年男性同様、ぎっくり腰にもなる。既婚らしい発言もしており、“妖精おばさん”なるパートナーがいるらしく、彼女のほくろに惚れたらしい。
千葉迅(ちば じん)
演 - 城田優
ひかりが担当するバラエティ番組の担当ディレクター。口当たりが悪く、気に入らないことがあるたびに周りの人間を台本で叩く。服装もだらしないものばかりか、髪が伸び放題で背が異様に高く、傍から見れば不審者と思われても全く違和感がない。番組作りに対しては情熱を燃やす熱血漢ではあるが、人間関係を築くのが上手ではなく、言いたいことをはっきりと言うため、周りの人間からはあまり良い印象を持たれていない。
綾織麗華と再会した後で一時的に“妖精のおじさん”が見えるようになる(第5話・第6話)。
出渕輝彦(でぶち てるひこ)
演 - 小手伸也
ひかりが担当するバラエティ番組のチーフアシスタントディレクター。通称「デブチーフ」。大言壮語する癖があるのだが、あまりに声が小さいため、誰も聞き取ることができない。カロリーオフの品物を買って来ると怒る。年下の千葉がディレクターを務めていることに嫌と言うほど劣等感を抱いている日々を送っており、仕事は請け負うものの、それはあくまでも表向きで、仕事はすべて他のアシスタントディレクターに任せっぱなし。自身は遊んでばかりで仕事に意欲を示しているようには見えない。
九条隼人(くじょう はやと)
演 - 戸塚純貴
ひかりが担当するバラエティ番組のアシスタントディレクター。自分のことしか考えない冷めた性格。馬場からは「ポンコツくん」と呼ばれ、出渕からは「宇宙人」と思われている。他人の話を聞かず、基本的には自分に対して任された仕事しか行わない。チャラチャラした発言もするため、周囲から誤解させがち。大事なことは言わず、冷めた性格であるが故、自分の心の内を誰にも理解してもらえていない。異様とも思えるほどにSNSに依存している。既婚者で、3人の子供がいる。
馬場桃花(ばば ももか)
演 - 青木さやか
ひかりが担当するバラエティ番組のアシスタントプロデューサー。早口で次々とダメ出しをしてくるうえ、方角や空調管理にうるさい。冷蔵庫の管理にもうるさく、占領している他人の私物は捨ててしまう。堂々たる風貌と性格から「お局様」と呼ばれており、基本的には午後に出社する。「仕事に生きている」という自負がある一方で、様々な苦難を乗り越えて今があるという気持ちも捨て切れていない。メイクアップには余念がなく、化粧は濃いめ。自分に甘いが他人には厳しく、特に平成生まれのひかりにはキツく当たる(ひかりの入社前には九条に当たっていたらしい)。ひかりからは酔った勢いで「ババア」と呼ばれる。
小見彩華(こみ あやか)
演 - 中川知香
ひかりが担当するバラエティ番組のメイク。厳しい性格である馬場と親しく接せられるほど人間関係作りが上手い。
来夢(らいむ)
演 - 玉田志織
ひかりとおじさんが通う居酒屋の店員。ひかりの前で何故かおじさんの姿が見えているかのような行動をとる。
パウダー
演 - JP
ひかりが担当するバラエティ番組のMCの芸人。貝類を用いたギャグを持ちネタとする。子供が苦手。
泉 雅也(いずみ まさや)
演 - 田辺誠一
ひかりが担当するバラエティ番組のプロデューサー。非常におしゃれには気を遣っているようで、いつも裸足に革靴を履いてくる。性格は非常にポジティブだが、言うこと為すことが日ごとに変化するため、周りからは冷めた目で見られがち(部下からは「適当」だと思われている)。正反対の性格である千葉とはよく言い争いになる。
ゲスト
第1話
一ノ瀬依子
演 - 松本海希(第4・7話)
ひかりの母。
パウダーのファンの女性
演 - 宮地雅子
ひかりにパウダーのサインを求める女性。
ひかりがサインを貰うことができなかった事で態度が一変し、勝手に撮影されて迷惑だとクレームをつける。しかし、千葉の機転でパウダーと共演できたことで丸く収まる。
山田
演 - 六平直政
「山田カレー」店主。妻は実家の両親の介護のために北海道におり、現在は孫娘の美亜(演 - 林りんか)と二人暮らし。
昔のテレビ取材時に一般の客を入店させないようにして何時間も撮影されたことで、常連から苦情が多く寄せられた上に、取材がお蔵入りで放送されなかったことでテレビに対して不信感を抱き、それ以来取材を頑なに拒否している。しかし、おじさんからアドバイスを受けたひかりから、「元気に働いている姿を妻に見せよう」と説得され、美亜が欲しがっていたひかりのシュシュを千葉がプレゼントしたことにより、ひかりと千葉の必死さが伝わり、撮影は開店時間の10時までという条件で取材を許可する。番組放送後にはひかりに感謝のメールをする。
第2話
霞美良子
演 - 高橋ひとみ
芸能生活40年の大女優。所属事務所の意向でバラエティーに初出演することになるが、現場到着直後から「聞いてなーい!」と発言したうえ、ロケ弁当に入っていたホタテを見て貝アレルギーだと騒ぎ立てる。
小田島崇
演 - 山崎一
霞美良子のマネージャー。
千葉迅と路上でキスしていた女性
演 - 福島雪菜(第3話)
バンドマン
演 - ひょっこりはん
ひかりに大きな影響を与えることになる人物。
第3話
片瀬五郎
演 - 黒羽麻璃央
一流商社に勤める営業マン。ひょんなことからひかりも参加することになってしまった合コンにいた、たったひとりのハイスペック男子。
第4話
上田
演 - 春海四方
テレビ局の部長。
テレドリーム上層部たち
演 - 大堀こういち
演 - 永野宗典
第5話
綾織麗華
演 - ベッキー(第6話)
千葉迅の婚約者。
九条恵海
演 - 水上京香
九条隼人の妻
九条真凛
演 - 渋谷南那
九条隼人の長女
九条花梨
演 - 雨谷日菜乃
九条隼人の次女
九条未鈴
演 - 不明
九条隼人の娘(三女)
ちぃたん☆
演 - ちぃたん☆
商店街のキャラクター
第6話
神渡真司
演 - 浦井健治
新進気鋭のネットメディア界の寵児。
第7話
星野真実
演 - 金子大地
ゴシップ週刊誌の記者。
最終話
山崎弘也
演 - 山崎弘也( アンタッチャブル)
本人役で出演。
スタッフ
脚本 - 岸本鮎佳、モラル
監督 - 竹園元、Yuki Saito、小松隆志
ゼネラルプロデューサー - 三輪祐見子(テレビ朝日)
プロデューサー - 貴島彩理(テレビ朝日)、本郷達也(MMJ)、布施等(MMJ)
音楽 - 木村秀彬
制作協力 - MMJ
制作著作 - テレビ朝日
主題歌 - aiko「愛した日」(ポニーキャニオン)
番組公式サイト
私のおじさん〜WATAOJI〜 - Wikipedia