原作にはドラマの登場人物やストーリーは存在せず、原作の内容・意図に基いて原作者の山アケイとスタッフにより架空のオリジナルストーリー。
各話あらすじ(2019年1月10日 - 3月14日)全10話 平均視聴率 3.01%
第1話 2019年1月10日「ちょうどいいってナニ?」 視聴率 3.8%
ジャストライト物産に勤務する中川彩香(夏菜)、木原里琴(高橋メアリージュン)、皆本佳恵(小林きな子)は、ある晩、流れ星の光に飲まれ、“ちょうどいいブスの神様”(山アケイ(相席スタート))と出会う。神様は、“自己表現下手くそ女子”の彩香、“融通の利かない女子”の里琴、“開き直り女子”の佳恵に、「おめでとう。あなた達は、私に選ばれました。私についてくれば、あなた達は必ず幸せになれます!」と語りかけるが……
第2話 2019年1月17日「シャル・ウィー・ダンス?」 視聴率 3.4%
取引先の外資系企業社長・ベネット(イアン・ムーア)が、約束の時間より5時間も前に来訪。社長の神原(田山涼成)はじめ役員達は別の取引先の接待で不在のため、総務部の彩香(夏菜)、里琴(高橋メアリージュン)、佳恵(小林きな子)らまで掃除やおもてなしに駆り出される。しかし、3人とも役に立たず、会議室に隔離される羽目に。そこに‘ちょうどいいブスの神様’(山崎ケイ)が現れる。
第3話 2019年1月24日「激走!私は間違ってない!」 視聴率 3.2%
取引先の外資系企業社長・ベネット(イアン・ムーア)が、約束の時間より5時間も前に来訪。社長の神原(田山涼成)はじめ役員達は別の取引先の接待で不在のため、総務部の彩香(夏菜)、里琴(高橋メアリージュン)、佳恵(小林きな子)らまで掃除やおもてなしに駆り出される。しかし、3人とも役に立たず、会議室に隔離される羽目に。そこに‘ちょうどいいブスの神様’(山崎ケイ)が現れる。
第4話 2019年1月31日「波乱の予感…大号泣のワケ」 視聴率 3.4%
順調な里琴(高橋メアリージュン)と佳恵(小林きな子)に対し、涼太(和田琢磨)との初デートを控えた彩香(夏菜)はパニック状態。神様(山崎ケイ)から目の前の課題をこなしていけば恋の勇者になれると伝授され、まずは会話力をと、話し上手な営業部の水島(板倉チヒロ)を心の中で「師匠」と仰ぐが…。
第5話 2019年2月7日「わたし透明人間やめます」 視聴率 2.3%
彩香(夏菜)と佳恵(小林きな子)は、失恋の痛手から立ち直るには新しい自分を発見することだと神様(山崎ケイ)から助言され、ショック療法として合コンをすることに。早速、里琴(高橋メアリージュン)が営業部の森(忍成修吾)にセッティングを頼み、退社後、待ち合わせた。しかし、3人がそれぞれ場の雰囲気をしらけさせ、森の友人達は早々に退散。そこに水島(板倉チヒロ)らが現れる。
第6話 2019年2月14日「恋のライバル?強敵出現!」 視聴率 2.6%
人生少し上向いたが、先が見えない彩香(夏菜)、里琴(高橋メアリージュン)、佳恵(小林きな子)。神様(山崎ケイ)は3人に、回遊魚のように止まらず怖がらず前のめりで泳ぎ続けるよう指示する。そんな中、公園で女性(秋元才加)と言い争う涼太(和田琢磨)を目撃した3人は、彼の意外な一面とその女性・尚美との関係を知る。一方で、涼太は新規開拓した酒造会社と契約直前だったが…。
第7話 2019年2月21日「えっ?ブスを長所に?仕事に恋に闘う逆襲編スタート」 視聴率 2.7%
電子決済サービスでクレジットカードが不正利用される騒動が起きる。与田(水川あさみ)は、ネット上でやり玉に挙げられるシステムエンジニアの江梨子が大学の先輩と気付き、協力を申し出る。会社側が育休中だった江梨子の責任にしようとする中、真野(斉藤由貴)の調べで、会社側に原因があると判明。すると、江梨子が脅迫を受ける。一方、氷見(竹内結子)はある人物と接触する。
第8話 2019年2月28日「ちょうどいいブスの3か条」 視聴率 2.9%
神原(田山涼成)の弟・譲吉(阿南健治)が、外部に情報を漏らした犯人は里琴(高橋メアリージュン)だと名指しする。神様(山崎ケイ)の助言により、里琴は吾妻(徳井優)や初美(伊藤修子)らによる追及をはぐらかして様子をうかがい、彩香(夏菜)と佳恵(小林きな子)が真犯人を捜し出すことに。佳恵は社内に盗聴器を仕掛け、彩香は漏えいについて調べている涼太(和田琢磨)に協力を申し出る。
第9話 2019年3月7日「ちょうどいいブス卒業試験」 視聴率 2.6%
神原(田山涼成)が失踪し、かじ取り役となった弟・譲吉(阿南健治)が、八乙女(大浦龍宇一)の会社の傘下に入ると発表。社内に衝撃が走る。一方、彩香(夏菜)、里琴(高橋メアリージュン)、佳恵(小林きな子)は神様(山崎ケイ)から、未来の自分がどうなりたいかを記すよう白紙の巻物を渡された。彩香は‘会社がなくならない未来’にしたいと考え、共感した里琴や佳恵と行動を起こす。
第10話 2019年3月14日「幸せ目前恋愛は大波乱!」 視聴率 3.2%
彩香(夏菜)、里琴(高橋メアリージュン)、佳恵(小林きな子)はそれぞれ自分の置かれた状況が受け止められず、その場から逃げ出す。そんな3人が出くわした場所に‘黒いノート’が降ってきて、それに触れた瞬間、神様(山崎ケイ)に関する記憶が戻る。まだまだ力を借りたいと考える3人は、ある人物に神様のところに行く方法を尋ねてみるが、会えたこと自体が奇跡のようなものと言われ…。
原作概要
『ちょうどいいブスのススメ』は、お笑いタレントの山アケイ(相席スタート)によるエッセイ。主婦の友社の情報サイト「Tokyo Cawaii Media〈トウキョウ カワイイ メディア〉」に連載のコラムに書き下ろしパートを加え、2018年4月25日に主婦の友社より書籍化された。自称「ちょうどいいブス」の著者が、「ちょうどいいブス」だからこその恋愛哲学や恋愛メソッドを説く。
概要
「M-1グランプリ2016」のファイナリストにもなった、お笑いコンビ・相席スタートの山崎ケイによるエッセー「ちょうどいいブスのススメ」を原作にドラマ化した生き方指南&共感ラブコメディー。商社で働くイケてない女子3人の元に現れた、“ちょうどいいブスの神様”(山崎)が、幸せになるための手ほどきをする。
ストーリー
商社「ジャストライト物産」の総務部で働く、おとなしく存在感の薄い中川彩香(夏菜)、協調性がなく他の社員とぶつかってばかりの木原里琴(高橋メアリージュン)、バンドマンのヒモ男をつなぎとめることしか考えていない皆本佳恵(小林きな子)。生きづらさを抱える3人の前に、突如、“ちょうどいいブスの神様”(山崎ケイ)が現れる。そして3人は神様から、自分たちがしてきた行いをズバリ指摘されてしまう。3人はそれぞれが抱える現実に落ち込むが、神様はそんな3人に人生が楽しくなるアドバイスをおくる。
キャスト
中川彩香(なかがわ あやか)〈29〉
演 - 夏菜
商社の「ジャストライト物産」総務部に勤務。「自己表現下手くそブス」。存在感が薄く、よく名前を間違えられる。受け身で大人しい性格故に何も起こせないが、内面ではよく喋る。酒が入ると一気に暴走、大胆かつ饒舌になる。涼太に片思いをしている。
木原里琴(きはら りこ)〈31〉
演 - 高橋メアリージュン
彩香の同僚。「融通の利かないブス」。真面目な性格で、一匹狼を貫いているが、協調性は無い。有能だが、他人のミスには厳しい為、周囲からは「面倒で厄介な女」と疎まれている。
皆本佳恵(みなもと よしえ)〈34〉
演 - 小林きな子
彩香の同僚。「開き直りブス」。世話焼きだが、周囲の女性に対しては、やたら厳しく評価し、モテようと頑張る女性を非難する事を楽しみにしている。売れないバンドマン・西野(演 - 内田健司)と付き合っていたが、第4話で別れた。
ちょうどいいブスの神様
演 - 山アケイ(相席スタート)
「モテないブス」を「モテるブス」に変身させるために降臨した。様々なコスプレで出現する。
ジャストライト物産
佐久間涼太(さくま りょうた)〈29〉
演 - 和田琢磨
営業部商品企画班所属。女子社員の人気ナンバー1。彩香とは高校時代の同級生で、彼女が恋心を寄せる。
鴨志田萌(かもしだ もえ)〈26〉
演 - 佐野ひなこ
営業部商品企画班所属。可愛くて人当たりも良いアイドル系の女子。彩香が涼太に恋心を寄せていることを知り、罠を仕掛ける。
水島篤史
演 - 板倉チヒロ
柏木希美
演 - 柳ゆり菜
桜井唯
演 - 中村有沙
小松太一
演 - 遊佐亮介
福田真司
演 - 山本直寛
森一哉(もり かずや)〈35〉
演 - 忍成修吾
営業部営業班所属。里琴とは不仲。
松澤初美(まつざわ はつみ)〈45〉
演 - 伊藤修子
総務部課長。彩香の上司。「ちょうどいいブス」の成功例。
吾妻博和(あずま ひろかず)〈55〉
演 - 徳井優
総務部部長。
神原重吉(かんばら じゅうきち)〈60〉
演 - 田山涼成
代表取締役社長。
その他
コロンブス
声 -
西野龍樹(にしの たつき)
演 - 内田健司
スタッフ
原作 - 山アケイ(相席スタート)『ちょうどいいブスのススメ』(主婦の友社刊)
脚本 - 武井彩 ほか
監督 - 植田泰史 ほか
音楽 - 仲西匡、羽深由理
主題歌 - TANAKA ALICE「Waiting For U」(よしもとミュージックエンタテインメント)
チーフプロデューサー - 前西和成
プロデューサー - 沼田賢治、村本陽介(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)、大沼知朗(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)、森安彩(共同テレビジョン)
制作プロダクション - 共同テレビジョン
制作協力 - 吉本興業
製作著作 - 読売テレビ
番組公式サイト
ちょうどいいブスのススメ - Wikipedia