2018年12月20日より動画配信サービスParaviで第一湯から第三湯が先行配信。
各話あらすじ(2019年1月17日(1月16日深夜) - 4月4日(4月3日深夜))全12話
第1話 2019年1月16日「草津温泉〜湯畑慕情〜」
群馬の草津温泉の旅館「奈良屋」で働き出した中井田(遠藤憲一)は同僚の仲居・理恵(ともさかりえ)と出会う。中井田は理恵に好意を抱くが、理恵には小学生の息子がいた。
第2話 2019年1月23日「北温泉〜女流官能小説家のスランプ〜」
栃木県・奥那須の秘湯宿「北温泉旅館」で働き始めた中井田(遠藤憲一)は、角部屋にこもりっきりの官能小説家・さやか(山口紗弥加)を心配して声を掛けるが相手にされない。ところがある時、さやかから「一緒にお風呂に入って」と頼まれる。
第3話 2019年1月30日「下部温泉〜アイドルの誓い〜」
中井戸(遠藤憲一)は“信玄公の隠し湯”として売り出している山梨県・下部温泉郷の老舗旅館「裕貴屋」で働き始める。そこには、国民的アイドルグループ「神田川55」のセンターで無期限休養中の大賀みな(大場美奈)が宿泊していた。やがて、みなの卒業を恐れたファンたちが温泉街までやって来る。
第4話 2019年2月6日「渋温泉〜女漫才師の憂鬱〜」
長野県・渋温泉の老舗旅館「金具屋」で働き始めた中井田(遠藤憲一)は、宴会の余興に来た女性漫才師・石原聡美(山崎静代)と出会う。芸人であることを恋人に内緒にしている聡美は、不細工いじりをする相方・ヒロト(木村卓寛)に嫌気が差していた。宿を去ろうとする聡美は、事情を察した中井田に見つかり…。
第5話 2019年2月13日「法師温泉〜73年目のハネムーン〜」
群馬県・法師温泉の旅館「長寿館」で働く中井田(遠藤憲一)は、一人で宿泊している澄恵(佐々木すみ江)に食事の相手をするよう頼まれる。89歳の澄恵は、17歳の時に婚約者と泊まった思い出を振り返ろうと宿を訪れていた。澄恵いわく、中井田はその婚約者に雰囲気が似ているのだという。
第6話 2019年2月20日「箱根強羅温泉〜女優の涙〜」
神奈川の箱根強羅温泉にある「強羅天翠」で働く中井田(遠藤憲一)は、「お風呂のお湯が熱い」と文句を付けるモンスタークレ―マーの多香子(加藤貴子)と出会う。多香子は、30年前の箱根駅伝を題材にしたドラマでヒロインを演じた女優で、妻子持ちの恋人と別れるためにこの旅館に来ていた。
第7話 2019年2月27日「網代温泉〜極上料理対決〜」
静岡県の「南熱海網代山温泉 竹林庵みずの」に派遣された中井田(遠藤憲一)は、女将・和佳奈(酒井若菜)の下で働き始める。和佳奈は美人だが独身で、仕事一筋の人生を送っていた。そんな中、有名な料理評論家・倉本(嶋田久作)が出演するテレビ番組の取材が入る。
第8話 2019年3月6日「伊香保温泉〜卓球少年の悩み〜」
群馬・伊香保温泉の老舗旅館「千明仁泉亭」で働き始めた中井田(遠藤憲一)は、美しい客の若奈(松本若菜)に一目ぼれするが、若奈には小学6年生の息子・達也(中野龍)がいた。がっかりした中井田だったが、若奈がバツイチだと知る。そんな中、達也が宿からいなくなる。
第9話 2019年3月13日「修善寺温泉〜ご令嬢の恋〜 」
静岡県・修善寺温泉の「新井旅館」に派遣された中井田(遠藤憲一)は、白いワンピースを着た清楚な女性・順子(阿部純子)がスーツ姿の男たちに連れ去られそうになっていたところを助ける。順子は有名財閥会長の一人娘で、勝手に縁談を決められて逃げ出してきたという。中井田は順子を応援しようとするが…。
第10話 2019年3月20日「銀山温泉〜父と娘のノスタルジー〜 」
山形県の銀山温泉に派遣された中井田(遠藤憲一)は、優美(伊藤ゆみ)と出会う。優美の亡父は流しの演歌歌手だったが、ここで「やり残したことがある」と言って亡くなったという。中井田が、優美に協力して30年前の歌謡ショーについて温泉中を聞いて回ると、偶然出会ったこけし職人の磯崎(石崎ひゅーい)からヒントをもらう。
第11話 2019年3月27日「養老渓谷温泉〜家族の絆〜 」
千葉県・市原の養老渓谷温泉「もちの木」で働き始めた中井田(遠藤憲一)は、思いつめたような表情で1人宿泊する真歩(野波麻帆)に、ここに泊まることになった経緯を尋ねる。すると真歩は、この地で亡くなった猟師の祖父に育てられたことを中井田に打ち明ける。
最終話 2019年4月3日「 薬師温泉〜愛の逃避行〜」
群馬県・薬師温泉の「かやぶきの郷 旅籠」で働き始めた中井田(遠藤憲一)は、建築デザインの勉強で古民家を見るためにやって来たという宿泊客の夕子(笛木優子)と知り合う。ある日、中井田は夕子の腕に残る大きな傷痕を見つける。
概要
名バイプレーヤーの遠藤憲一が身分を隠し、すご腕の仲居“中井田健一”として、日本各地の秘湯・名湯で働く様子に密着するドキュメンタリードラマ。中井田が、各地で出会う訳ありの美女の事情に、毎回首を突っ込み問題解決のために奔走する中で、彼女たちにほれてしまったり、事件に巻き込まれたり…。そこで番組スタッフが目にするのは、風光明媚な景観や名湯と温泉宿で巻き起きる人間ドラマ。それらを、虚実入り混じった新しい形のドキュメンタリードラマとして描く。
ストーリー
「役者引退宣言を発表した」とうわさされる遠藤憲一。真相を探るべく番組スタッフが向かった先で目撃したのは、仲居の“中井田健一”として、全国の温泉宿で働き始めた遠藤の姿だった。
最初に中井田が向かったのは、草津温泉の旅館「奈良屋」。そこで同僚の仲居・富永理恵(ともさかりえ)と出会い、一目ぼれをする。しかし、理恵には小学生の息子・勇介(五十嵐陽向)がいた。理恵の夫は豪華客船の船長をしており、勇介は航海中の父に長らく会えていないのだという。勇介は父に会いたいと理恵に訴えるが…
キャスト
遠藤憲一
演 - 遠藤憲一(本人)
時にはシリアスに、時にはコミカルに、その演技力の高さからバイプレーヤーとしてドラマに欠かせない存在となっている俳優。「俳優引退宣言をした」といううわさが流れる中、なぜか“中井田健一”と名乗り、全国各地の名湯・秘湯で仲居として働くことに。
ディレクター
演 - 橋野純平
テレビ東京のディレクター。冒頭とエンドクレジット後に登場し[注 2]、遠藤にインタビューを試みる。
小西明男
遠藤の友人(中学校の同級生[注 3])。冒頭(複数回登場)でインタビューを受け、遠藤のプライベートを語る。
ゲスト
第一湯
富永理恵
演 - ともさかりえ
富永勇介
演 - 五十嵐陽向
橋本
演 - 大高洋夫
美貴
演 - 松野井雅
ヒトシ
演 - 升水柚希
カズヨシ
演 - 高橋曽良
第二湯
艶口さやか
演 - 山口紗弥加
仙人爺さん
演 - 神戸浩
森本千秋
演 - 鮎川桃果
館林
演 - 日向寺雅人
第三湯
大賀みな
演 - 大場美奈(SKE48)
井上幹雄
演 - 住田隆
工藤明日香
演 - 成宮潤
ファン1
演 - 飯泉博道
ファン2
演 - 小川裕輔
第四湯
石原聡美
演 - 山崎静代(南海キャンディーズ)
ヒロト
演 - 木村卓寛(天津)
幸代
演 - 葉加瀬マイ
達夫
演 - 関ヒロユキ
第五湯
笠木澄恵
演 - 佐々木すみ江
若かりし頃の澄恵
演 - 堀田真由
平蔵
演 - ふるごおり雅浩
久美
演 - 飛鳥凛
加瀬清次
演 - 鷹松宏一
鷲尾美奈子
所属事務所スタッフ。冒頭のインタビューに答える。
第六湯
加納多香子
演 - 加藤貴子
関根
演 - 河野洋一郎
絵里香
演 - 七海なな
瑠美
演 - 椿鬼奴
第七湯
澤井和佳奈
演 - 酒井若菜
倉本淳之介
演 - 嶋田久作
板前
演 - 夙川アトム
仲居
演 - 栗林里莉
第八湯
増本若奈
演 - 松本若菜
増本達也
演 - 中野龍
旅館の女将
演 - 岩本和子
仲居
演 - 黒川サリナ
第九湯
矢部順子
演 - 阿部純子
なちょす
演 - なちゅ
旅館の女将
演 - 並木塔子
第十湯
尾藤優美
演 - 伊藤ゆみ
こけし職人・磯崎
演 - 石崎ひゅーい
ペリー尾藤
演 - 金剛地武志
旅館の女将
演 - 手島優
第十一湯
並野真歩
演 - 野波麻帆
謎の老人
演 - 不破万作
仲居
演 - 藤本かえで
第十二湯(最終回)
植木夕子
演 - 笛木優子
石野晶
演 - 西野翔
湯治客
演 - 平原テツ、冨手麻妙
スタッフ
監督:後藤庸介
脚本:田中眞一
主題歌:石崎ひゅーい「あなたはどこにいるの」(エピックレコードジャパン)
番組公式サイト
さすらい温泉 遠藤憲一 - Wikipedia